概要
2007年初頭に20世紀アニメーションとブルースカイ・スタジオの社長を退任したクリス・メレダンドリが退社後に設立。
2010年から年に1-2本の映画を製作するNBCユニバーサルのファミリー・エンターテインメント部門としてイルミネーション・エンターテインメントを位置づけた契約が発表された。
この契約には、イルミネーションがクリエイティブ・コントロールを保持し、ユニバーサルが映画を独占的に配給することが含まれている。
以前の社名は「イルミネーション・エンターテインメント」だったが、現在は「イルミネーション」に改名。
日本においては電飾の「イルミネーション」のイメージが強いためか、「ユニバーサル製作のアニメ」として宣伝される場合が多い。
2016年8月22日、NBCユニバーサルは競合スタジオのドリームワークス・アニメーションを買収し、メレダンドリを両スタジオの監督に任命した。(その後、メレダンドリはドリームワークスの方では監督は辞退してコンサルタントとなった)
また、任天堂とのコラボレーションとしてスーパーマリオを原作としたアニメ映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を制作。2023年に公開された。
メレダンドリは、「厳格なコスト管理とヒットアニメは互いに排他的なものではない」との認識を掲げており、コンピュータグラフィックスの費用とレンダリング時間を削減するなど、低予算(他の企業の映画の製作費は1億ドルを優に越えており、参考として『怪盗グルーの月泥棒3D』は6900万ドル、『イースターラビットのキャンディ工場』の6300万ドルであり、一番製作費の高い『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でさえも1億ドル)で映画を制作しており、それでいて、どの映画も記録的なヒットを叩き出している辺り、いかにアニメ映画制作会社と優れているか、うかがえる。
作品一覧
- 怪盗グルーの月泥棒
- イースターラビットのキャンディ工場
- ロラックスおじさんの秘密の種
- 怪盗グルーのミニオン危機一発
- ミニオンズ
- ペット
- SING/シング
- 怪盗グルーのミニオン大脱走
- グリンチ
- ペット2
- SING/シング:ネクストステージ
- ミニオンズ フィーバー
- ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
- FLY!
- 怪盗グルーのミニオン超変身