日本の女優。愛称は「愛菜ちゃん」。子役時代から現在に至るまで様々なテレビ番組やドラマに出演し、その高い演技力が高く評価されており、芸能界では常に最先端の存在感をリードしている。国民的に有名な女優のひとりと言っても過言ではなく、また高学歴で非常に秀才・博識のエリートであることでも有名(詳細は後述)。
人物
2004年6月23日生まれ。兵庫県西宮市出身(ちなみに「芦田」は兵庫県を中心とした関西に多い苗字である)。
ジョビィキッズプロダクション所属。所属レコード会社はユニバーサルミュージック。
3歳から子役として活動を始める。
2010年にドラマ『Mother』での演技が評価され、以降多数の作品でメインを務めるようになる。
翌年の2011年には、ドラマ『さよならぼくたちのようちえん』で、日本のテレビドラマ史上最年少で初主演を務めた。
さらに同年には、ドラマ『マルモのおきて』で、同い年の子役・鈴木福とともに人気を博す。主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」も大ヒットし、『第62回NHK紅白歌合戦』に7歳193日で出演、それまでの最年少出演記録であった大橋のぞみ(藤岡藤巻と大橋のぞみ)の9歳237日を更新して史上最年少での初出場となった。
2013年には、わずか9歳にしてハリウッドデビューし、映画「パシフィック・リム」にてヒロインマコ・モリの幼少期を演じた。
子役から女優に移行してからも様々な作品に出演し、演技力は高い評価を得ている。
また、2010年代後半からは声優としても活動するようになり、アニメ映画や洋画の吹き替え、ナレーションなど広く活躍している。
2017年、都内の複数の難関私立大学を受験、合格した中から、「芸能活動に理解がある」という理由で慶應義塾中等部に進学。この時受けた取材で「将来は病理医になりたい」と発言している。
なお、俳優の安田顕の長女とは同級生であるとのこと。
2019年11月9日には「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」にて、国民代表として和装で祝詞を述べた。当時芦田は15歳で、最年少登壇者となり、彼女の祝辞を賞賛する声が絶えず、さらには「悠仁さまの結婚相手(お妃)にふさわしい人物」の候補にも挙がるほどであった。
エピソード
兵庫県出身ということもあり、私生活では関西弁を話しているという。仕事の関係で、実家のある兵庫と東京を新幹線で行き来しているが、その際、新横浜駅を過ぎたあたりで関西弁から標準語に切り替わるらしい。
芸能活動が多忙になったため、小学校に入学するタイミングで家族で上京しており、荒川区にある第一日暮里小学校に通っていた。その後、難関(偏差値70以上とされる)の慶應義塾中等部、慶応義塾女子高校と進み、2023年4月に慶應義塾大学法学部に進学した。
有名になりすぎて小学2年生の頃から毎日いじめにあうようになり、学校で多くの生徒にちょっかいを出されたり、勉強道具などを持って帰られてしまう・壊されたり盗まれるなど、年間で筆箱を10回以上買い替える羽目になった事もあったと週刊誌で報じられている。
幼少期からしっかり者でお姉さん気質であることから、多くのドラマなどで姉弟の姉役を演じているが(マルモのおきて、OURHOUSE、さよならマエストロなど)、実際には兄弟姉妹はおらず「一人っ子」である。
食に関しては、多くの人が好きなもの(例えばハンバーグなど)よりも割と渋めのものを好む傾向にあり、歌舞伎揚、都こんぶ、キュウリ、野菜炒め、筑前煮、アジのから揚げなどが好きだという。
鈴木福と共演したマルモ時代は非常におてんば(天真爛漫)で、しょっちゅう転んではそのたびに怪我をしていたという。多い時では1日に5〜6回は転んでいたそうで、逆に一度も転ばない日はなかったらしい。その結果、一時は同時に存在した怪我の数が最大で23箇所にも達し、全身が傷だらけになったと語っている。
読書が好きな両親から勧められたことで本に興味を持ちはじめ、大の読書家になった。小学生の頃には年間60冊以上、中学生になってからは年間300冊以上の本を継続して読んでいると語っている。
このことも学力が非常に高い(博識である)ことと関係していると思われる。しかしその一方で運動は苦手であり、特に球技は壊滅的だという。
大の猫好きでもあり、高校生の頃から「こはる」という名前のスコティッシュフォールドを飼っている。また、もし生まれ変わるなら「猫になってみたい」と語っている。
自身のキャッチコピーは「おっちょこちょい・心配性・方向音痴」だと語っており、砂糖と塩を間違えたこともあるという。
2023年4月22日に放送された、フジテレビ「土曜プレミアム・さんまの東大方程式 3年ぶりの復活SP!」によると「東大生137人が選ぶ令和の天才ランキング」の第3位に芦田がランクインした。「月に30冊も本を読む」「若い時から世代の模範」「中国でも大人気」「立派な大人の女性に成長した」などと芦田を称賛する声は絶えない。日本国内ではもちろん、海外でも大人気な芦田のことを「国民の娘」と呼ぶ人もいるくらいである。
2024年6月23日をもって20歳(はたち)になった。この時、2019年からサンドウィッチマンとともにMCを務めているテレビ番組「博士ちゃん」にて、サンドの2人から「20歳おめでとう」とサプライズで祝福された。
主な出演作品
太字は声の出演
ドラマ
映画
- ゴーストの少女@ゴースト もういちど抱きしめたい
- 萩原亜美@阪急電車 片道15分の奇跡
- 鹿賀りん@うさぎドロップ
- アニー@マジックツリーハウス
- マコ・モリ(幼少期)@パシフィック・リム
- 渦原琴子@円卓 こっこ、ひと夏のイマジン
- ラルゴ@劇場版ポケットモンスター みんなの物語
- 安海琉花@海獣の子供
- オオカミさま@かがみの孤城
洋画吹き替え
その他
関連動画
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