概要
2017年5月よりポプラ社から刊行された。
とある共通点を持った不登校の少年少女達が、鏡を通して不思議な孤城に迷い込む。その孤城で狼の仮面をかぶった少女と出会って、城の中に隠された秘密の部屋へ通じる鍵を探しに行く物語。引きこもりという社会問題とファンタジーを上手く結びつけ、ミステリー要素も含まれている。
登場人物
CVは映画/オーディオブックの順
主人公。中学1年生。おとなしく内気な性格。同級生からのいじめによって不登校になっている。
中学1年生。モデル並みのイケメン。日本にはおらず、ハワイにある寄宿学校に通っている。
中学3年生。明るく快活でしっかり者。
中学3年生。そばかす顔。こころ曰く「ハリー・ポッターのロン」
中学2年生。ゲームオタク。青澄と書いて「アース」と読む所謂キラキラネーム。
中学2年生。眼鏡女子。声優にたとえられるほど声が高い。ピアノが上手い。
中学1年生。食べることが大好きなぽっちゃり体系。惚れっぽい性格で当初は煙たがられていた。
狼の仮面をつけた城の案内人。
こころが通っているフリースクール「心の教室」の教師。こころの良き理解者。
こころの二軒先に住んでいる同級生。こころと仲良くなれそうだったが、こころがいじめにあってから距離を置くようになってしまう。父親が大学で児童文学について教えているため、転校が多い。
こころの同級生。クラスの中心的人物だが裏でこころに陰湿ないじめを行い学校に行けなくした張本人。中盤こころに手紙を出すも、それも教師に言われてやっているだけに過ぎない。
こころの担任教師。通称「イダ先」。生徒想いな教師に見えるが、実際は事なかれ主義者であり、こころのいじめに関しても当事者同士の話し合いを優先し向き合おうとしなかった。
こころの母親。不登校なこころを心配していたが、全てを打ち明けられてからは一緒に立ち向かうことを約束する。
メディア
漫画
舞台
2020年、2022年に舞台化。
映画
2022年冬にアニメーション映画が公開。