概要
前作『キミにきめた!』同様、他のTVシリーズや劇場版とは一切繋がっていない、独立したオリジナルストーリーが展開される。
タイトルにポケモンの名が入っていないのも前作と同様だが、本作では第2作のキーキャラクターだったルギアが再びメインに起用される。またもう1匹のメインポケモンとして新規幻であるゼラオラが登場。登場するポケモンはゼラオラとトリトのラランテス以外はほぼ第二世代までで占められている。
「みんなの物語」というタイトルやあらすじの通り、歴代の作品では群像劇の作風が色濃くなっている。
制作体制に変更があり、監督は前作まで一貫して務めた湯山邦彦氏からXYの監督矢嶋哲生氏に交代。
湯山氏はアニメーションスーパーバイザーに引いた。交代は『キミにきめた!』制作時点からすでに予定されていた。
他にも、キャラクターデザインには金子志津江氏を起用、アニメーション制作はシリーズお馴染みのOLMに加えて『進撃の巨人』等を手掛けたWIT STUDIOが参加するなどの変更点がある。それに加え、サトシのデザインも変更されている。
公開日は7月の土曜日が通例だったが、今作は金曜日に公開されている。
平成最後のポケモン映画である。
あらすじ
人々が風とともに暮らす街・フウラシティでは、1年に1度のお祭りである「風祭り」が開催されていた。
お祭りの最終日には、伝説のポケモン・ルギアが現れて「恵みの風」をもたらすという古くからの言い伝えが残る中、街に集まった人々はそれぞれに想いを抱きながら風祭りに参加していた。
ポケモン初心者の女子高生「リサ」
ウソがやめられなくなってしまったホラ吹き男「カガチ」
気弱なポケモン研究家「トリト」
ポケモン嫌いで有名なおばあさん「ヒスイ」
森の中で一人佇む謎の少女「ラルゴ」
サトシとピカチュウが彼らと出会い、みんなの物語が動き出す。
ゲストキャラクター
ポケモンにあまり詳しくない、ポケモン初心者の女子高生。
ケガをしている弟・リクの頼みを聞き入れ、イーブイをゲットするために風祭りへやって来る。
好きな人の前では、自分をよく見せようとしてついウソをついてしまうホラ吹き男。
姪のリリィを楽しませるために、妹のミアと3人で風祭りへ遊びに来る。
気弱なポケモン研究家だが、ポケモンに関する知識とポケモンへの愛情は誰にも負けない。
主にポケモンの特性やわざの研究を行っており、研究発表会を開くために風祭りに参加する。
フウラシティに住んでいる、ポケモン嫌いのおばあさん。
過去の出来事が原因でポケモンを避けるようになったが、なぜかたくさんのポケモンに好かれている。
フウラシティに住む少女で、オリバー市長の娘。しっかりしていて芯のある、優しい性格のお嬢様。
幻のポケモン・ゼラオラと何か関わりがあるようだが…。
ポケモンが大好きなリサの弟。明るい性格でクラスの人気者。足のケガで入院している。
- オリバー市長(CV:山寺宏一)
フウラシティの市長であり、ラルゴの父。厳格だが責任感の強い性格。風祭り成功のために忙しく動き回っている。
カガチの妹であり、リリィの母。嘘を重ねているカガチのことを心配している
カガチの姪であり、ミアの娘。伯父のカガチのことが大好き。もともと体が弱い。
映画イラストpixiv部門
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Vivy-FluoriteEye'sSong-:梅原英司(構成)と長月達平(構成補佐)が原案・脚本・シリーズ構成を務めるテレビアニメ。なお、作画協力をしたWIT_STUDIOがアニメーション制作を行っている。
キミにきめた!←みんなの物語→ミュウツーの逆襲EVOLUTION