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ラランテス

ららんてす

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
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データ

全国図鑑No.754
分類はなかまポケモン
タイプくさ
高さ0.9m
重さ18.5kg
特性リーフガード / あまのじゃく(隠れ特性)


ポケリフレ情報

緑の触角(?)
両腕
危険

他言語版の名称

英語 Lurantis
イタリア語Lurantis
スペイン語Lurantis
フランス語Floramantis
ドイツ語 Mantidea
韓国語  라란티스
中国語 蘭螳花


進化

カリキリラランテス(日中にLv34)

ラランテス&カリキリ



概要

初登場は『サン・ムーン』(第7世代)
分類名通りハナカマキリをモチーフとしたポケモン・・・と思いきや、その逆でカマキリ擬態したである。そのためむしタイプは持たず、タマゴグループも「しょくぶつ」のみに属している。

どうしてこうなったのかは定かではないが、一説にはハナカマキリの擬態先であるが非常に多様な進化形態を持つ種族であり、実際に虫に擬態するものさえ存在する事を表現した結果ではないかと考えられている。今後のリージョンフォーム展開に期待が持てそうだ。
ただし、現実のそれら花々が繁殖目的(花粉の媒介)で擬態を行っているのに対し、ラランテスは「花のような姿と香りで敵をおびき寄せて仕留める」と説明されており、技としても「きゅうけつ」を覚えると、食虫植物の一種になっている。
こうした事から、種族名は英語日本語が入り交じる形で「lure(ルアー、おびき寄せる)+蘭+mantis(カマキリ)」で構成されるものと思われる。


外見はカリキリから大きく頭身が上がり、古参のカマキリモチーフポケモンであるストライクに遜色ない体型へと進化した。
両者を比較すると、胸付近の構造に植物らしさが現れており、パンタロンでも履いているかのような太い脚を持っている点も目に付く。もあくまで花弁でそのような形を作っているにすぎず、機能はしていないようだ。

部分も見るからに鋭利だったストライクとは異なり、に納めているような波打ち厚みを持った構造となっている。この鎌もまた、花弁が変化したものである様子で、分厚い鉄板をも切り裂くビームを放つと一般的な鎌とはだいぶ使い方が異なるらしい(→「ソーラーブレード」)。
ただし、「れんぞくぎり」や「シザークロス」といった技も覚えるため、切断能力が皆無というわけではなさそうだ。

頭部からも3対の花弁が伸びており、うち1対は犬耳のように横方向に広がり、1対は緑色をした状で触角のように細く尖っている。また、目の周りは、むしっぽいドラゴンタイプとして有名なフライゴンを思わせる、赤いゴーグル状の構造で覆っている。


色合いはピンク色を基調に各部に赤や白のアクセントが入る鮮やかなもので、優雅な動きと合わせて「最も華やかなくさタイプのポケモン」と言われている。
脚部は他とかなり雰囲気の異なるストライプ模様となっており、「はいてる」感を加速させている。また、先述した蕾部分の他に、付近の丸い突起、首筋、股間、鎌の先端と足先の状になった部分が緑色となっている。
色違いは全体的に黄緑色系統の色合いに変化する。

色ららんてす


その鮮やかな色を保つには非常に手間がかかるため育てるトレーナーを選んでしまうものの、あえてそれを趣味とする好事家も存在するらしい。

ストーリー中の扱い

「しゃらんしゃらんら!」

ラランテス地獄絵図


アーカラ島キャプテンマオの試練において、シェードジャングルぬしポケモンとして登場するのが初陣となる。
オーラによって素早さが2段階上がっており、ほぼ確実に先手を取った状態から「パワフルハーブ」を用いた溜め無し「ソーラーブレード」を叩き込んでくるという圧倒的な初見殺しぶりによって、挑戦者に過剰なまでのインパクトを与えるのである。
おまけに「こうごうせい」で回復するため、長期戦となりがちで一層姿が記憶に残りやすい。アーカラ島のぬしポケモン全体に言える事であるが、新ポケモンのお披露目としては非常によく練られた舞台設定であると言える。

ただし、サブウェポンはむし技のみであるため攻撃範囲はそこまで広くなく、「ソーラーブレード」も挑戦時点で「まもる」のわざマシンを購入可能でるため、2発目以降の攻撃に対しては比較的対処しやすい。
さらに、くさ・むし両タイプを4分の1に軽減できるヒノヤコマが近くに生息しており、存在感を放つ科学者が素早さを抜き返せる「ニトロチャージ」のわざマシンまでくれると、ラランテス自身は他のぬしポケモンに比べると理不尽さは少ない条件となっている。


この試練の真の脅威は、援軍として呼び出してくるケララッパポワルンの存在である。
ケララッパはひこうタイプであるためモクロー系統が強く出られず、サブに「ロックブラスト」を備えているため他のひこうやほのおも撃ち落とされる。いわ4倍のヒノヤコマなどひとたまりもない。どちらも効かない相手にはちょうおんぱ」による運ゲーまで仕掛けてくる。

ポワルンはやはり「みずでっぽう」でほのおタイプ対策をしており、それがいなくなると「にほんばれ」を使ってラランテスの「ソーラーブレード」の溜めターンを無くし、「こうごうせい」の回復量をアップさせてくる
自身も晴れ状態とシナジーのある「ウェザーボール」を覚えているほか、ひるみ効果のある「ずつきによって、遅い相手には容赦無く運ゲーも図ってくる。
結果として何重ものメタコンボが張られた地獄絵図と化し、中途半端なパーティを簡単に全半壊させる、『サン・ムーン』におけるみんなのトラウマとして名高い試練となっているのである。


なお、試練以外に野生の個体は出現しない。手持ちに入れるにはカリキリを育てて進化させる必要がある。

対戦における扱い

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計値
7010590809045480

ストーリー中と対人戦で評価が変わるポケモンは珍しくないが、ラランテスはそのギャップが極端に大きい事でも知られる。
なにしろ、登場直後から第7世代唯一の不遇ポケモンにノミネートされたのである。


わざわざ2段階も素早さを上げていた意味は何かと思いきや、なんと素の「すばやさ」が僅か45しかなかった。これはローブシンガラガラといった鈍足重戦車らと同速、同じくさタイプで言えばぎりぎりユレイドルは抜かせるがモジャンボには負けるというレベルである。
攻撃面も「ソーラーブレード」の使用に最適化されているわけではなく、物理火力は「こうげき」105と今日では決して高いとは言えない水準に留まり、残りを「とくこう」に大幅に回してしまっている。しかも困った事に自力では特殊攻撃技を何も習得しない。遺伝とわざマシン頼りである。

単くさタイプにはありがちな事であるが、サブウェポンの選択肢も少ない。
むし技や「ローキック」・「しっぺがえし」が良いところで、とても相性補完が効いているとは言えない。
かと言って補助技が豊富なわけでもなく、技レパートリーはかなり悲惨な部類に入っている。
擬態設定やビーム設定をほとんど活かせていないのが歯がゆい。

そもそも、単純に「ソーラーブレード」を放つだけでもにほんばれ」と「トリックルーム」の二重の場作りがほぼ不可欠であり、パーティ単位での手厚いサポートが必要になってくる。
ジョウトの太陽神のような超火力を発揮できるわけでもないラランテスのために、果たしてそこまでのお膳立てをする必要があるのかという疑問が持ち上がってくるわけで、ならば攻撃範囲が広く、特性に「ようりょくそ」を持つため晴れかトリルの一方を展開するだけで済むモジャンボで構わないという事になってくる。


一方、隠れ特性(夢特性)は「あまのじゃく」と、それ自体は優秀である。
ただし、最も発動を狙いやすい「いかく」対策としては、タイプと技構成の都合上所有者のほとんどに弱いため、その後が続いていかない。

遺伝で「リーフストーム」を習得できるため、確保してしまった特殊火力を利用して、ジャローダでおなじみの「とくこう」を上げ続けゴリ押しするという戦法にシフトする事も提案されている。
ただし、これもサブウェポンが天候に左右される「ウェザーボール」やフィールドに左右される「しぜんのちから」ぐらいしか無く、機能させるにはポケモン複数体を要する事には変わりが無い。
ジャローダは本来高速で多数の補助技を展開できる優秀なサポーターとして起用されてきたポケモンであり、ゴリ押しはあくまで副業である。補助技が乏しく、むしろ他のサポートを求めるラランテスが攻撃面までそれと大差ない働きしか出来ないのであれば、力不足と言わざるを得ないのである。


ちなみにストーリー攻略においてもカリキリが出現するのとほぼ同じタイミングでアマカジNPCとの交換イベントが用意されているため、カリキリを捕まえて育てる必要はほとんど無い。
進化もあちらの方が早く、ストーリー後半に進化形のアママイコでもう一度交換イベントまで存在している
一応、こちらの覚える「きゅうけつ」や「はなふぶき」を習得しない等、両者の差別化は不可能ではないし、見た目のかわいさの方向性もだいぶ違っているので、スペック上で不利であることを知りながらカリキリを選ぶ人もいないわけではないだろう。

何気に「第七世代の新ポケモン」の中で、「序盤で捕まえられるみねうち使い」はモクロー系統、カリキリ系統のみ(グソクムシャも覚えられるが、進化前は無理であり育て上げる必要あり)。
新ポケモン縛りで旅パを組んでいた人はお世話になったこともあるのではないだろうか。


その後のラランテス

USUM』で復活した技教えシステムでは、最も恩恵を受けたポケモンの一種となった。
なんと「ばかぢから」が習得可能になりカラマネロに次ぐ「筋トレ」勢として頭角を現し始めたのである。華やかに擬態する筋トレってなんだよとか深く考えてはいけない。
元々持っていた「こうごうせい」や「きゅうけつ」とのシナジーも良く、鎌由来の技として新たに「つじぎり」「はたきおとす」「ダブルチョップ」が追加されてもいる事から、物理型の可能性を飛躍的に拡大させている。
「リーフストーム」の特殊型も変わらず健在であるため、両刀ステータスを存分に活かせるようになったという点もポイントで、これらが評価されて見事不遇卒業と相成った。

他方で固有技の「ソーラーブレード」には何も手が入っていない。
今作ではぬしポケモンを手持ちに加えられるようになったものの、当該個体は特性「リーフガード」固定である上、当然試練中に纏っていたオーラも解除されてしまうため、最も役割の無いぬしポケモンとさえ言われる状態が続いてしまっている。欲を言うならこちらの救済にも期待したいところである。

また、公開された設定資料にカリキリ共々「フラワーモード」なる休息形態(下画像左側)が描かれていたが、今の所ゲーム内には反映されていない。「ダルマモード」のようなものが構想されていたのだろうか・・・?

ラランテス・フラワーモード
~


トレーナー側の変化としては、女主人公限定で「ラランファッション」なる着せ替えが追加(上画像右側。なお、男主人公の場合はジャラランガに変わる)されている。『SM』時代から特定のポケモンをモチーフとした服は存在したものの、それらより数段手の込んだデザインがなされており、やはり破格の待遇になっている。
ただし、その分価格も桁違いで、全て揃えると240万円というとんでもない値段設定になっている。また、あくまでモチーフであってコスプレではないため、コンテスト衣装風の大胆なアレンジがなされていてポケモンごっこはできないのであしからず。

アニメのラランテス

CV:清水理沙
サン&ムーン35話で登場。課外授業でアーカラカレーを作る為に必要な食材であるきせきのたねを探しに奥まったジャングルでサトシとマオの前に遭遇。ニャビーがひのこやほのおのキバで応戦するも、ポワルンを呼び出し、にほんばれでソーラーブレードを貯め無しで応酬する。

実際はライチとも知り合いで、サトシの実力を見極める試練を食材探しを隠れ蓑に課していた事が判明する。その実力を認めクサZを手渡している。

関連イラスト

外見的な人気は当初より高く、第7世代くさタイプとしては御三家に次ぐ注目を集めている。と言うか、作品数の上では中間進化のフクスローまで抜いている

試練!!ラランテス&マオ
サンムーンの くさタイプ!【祝いつくす動画】


ピンク!
アローラのひだまり



関連タグ

ポケモン ポケモンSM くさタイプ ハナカマキリ
ストライク ハッサム

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