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アローラガラガラ

あろーらがらがら

アローラガラガラとは、アローラ地方におけるポケモン「ガラガラ」のリージョンフォームである。
目次 [非表示]

基礎データ編集

全国図鑑No.0105
英語名Alolan Marowak
分類ほねずきポケモン
タイプほのお / ゴースト
高さ1.0m、1.7m(ぬし個体)
重さ34.0kg、98.0kg(ぬし個体)
特性のろわれボディ/ひらいしん/いしあたま(隠れ特性)

進化編集

カラカラアローラガラガラ(アローラ地方で夜・深夜にLv.28以上)
【PS練習】ポケモン轉蛋+後製2


概要編集

サン・ムーン』から登場した、アローラ地方の環境に適応するために姿を変化させたガラガラリージョンフォーム。正式名称は「ガラガラ(アローラのすがた)」。


タイプは単じめんから「ほのお・ゴースト」の複合となった。図鑑説明にも「子を想う母の無念は炎となってガラガラを守る」と書かれており、まさに初代のホラー要素だった「ゆうれい」が本物になったと言える。


従来のガラガラに比べ体重が減って痩せ細っており、カラーリングは全体的に黒っぽく、背中には背骨から骨盤を彷彿とさせる模様があるなど、風貌もより怨霊に近いものとなっている。アローラ地方の人々はこの姿を「魔術師」と例えて恐れているようだ。


骨を額に当てて勢いよく擦ることで、先端に青緑色の不思議な炎をまとわせ、威力は小さいが追尾性がある火の玉を放って戦うことができる。この炎は呪いにより水を掛けても消える事はないという恐ろしい特性がある。


アローラ地方はガラガラやカラカラにとっては、天敵のくさタイプのポケモンが多く生息している過酷な環境であり、仲間と結束して生きていくうちに霊感に近いものを得て、姿を変化させたらしい。


しかし同時に図鑑説明でバルジーナが彼らの新たな天敵だということが判明。タイプ変更で弱点まで突かれてしまうという始末。

おかげでアローラに住むガラガラはバルジーナに対しては復讐心を燃やしており、ホネブーメランを投げつけて復讐を果たすという。じめん技だから効果がないのではと突っ込まれがちだが、前世代ではカラカラがうちおとすを覚える事が出来た為、別に矛盾はしない。

しかしバルジーナの方も、愛する子供たちの為にカラカラを狩らなければならないのが、自然界の厳しさと無情さを表している。


また、仲間を弔う程に文化が発達しているポケモンでもあり、道の片隅に不自然に土が盛られていたらそれはガラガラのなのだという。


ゲームでの特徴編集

  • カラカラに関しては今までに確認された個体と特に変化は無く、進化する事でタイプが丸々変化するのは現時点ではイーブイとコイツだけ(第3~5世代ではルリリマリルもそうだった)。また、進化条件は上記のとおりだが、朝や昼の時に上記の条件に達してもアローラ地方では通常ガラガラに進化しないので注意。

SMUSUM編集

  • このガラガラが「シャドーボーン」を覚えるレベルは、何故か進化直前のレベルである27に設定されている。当然進化前は覚えず、自身はそれ以外の物理ゴースト技を覚えない。

  • 同様に物理ほのお技も「かえんぐるま」を習得するレベルを通り越してしまっている為、覚えられるのはレベル53で習得の「フレアドライブ」か、このポケモンとはミスマッチな「ニトロチャージ」のみ。

  • つまり『SM』のシナリオで物理の一致ウェポンを使おうと思ったら、「ハートのウロコ」で思い出させるか、50以上のレベルにまで育てあげるという、必然的にポケモンリーグ直前の終盤までお預けになってしまう事を意味していた。対戦では優良なポケモンだが、シナリオではかなり使いづらいどころかぶっちゃけ大外れなのである……せっかくの目玉要素だというのに。
  • 流石にミスだったのか、Ver.1.1の更新以降や『USUM』では無事進化と同時に習得できるように改善された。

  • USUMでは、ウルトラスペースで通常のガラガラに進化させることができる。また、同作では晴れてカキの試練のぬしポケモンに抜擢された(後述)。

ピカブイ編集

  • セキチクシティのポケモンセンターで原種ガラガラと交換する事で入手可能。

ソード・シールド編集

  • DLC『鎧の孤島』解禁と同時に登場したが、同ゲーム内では通常種にしか進化できないため、ゲーム内での入手方法はアローラガラガラを持っているNPCとポケモン交換して手に入れる(何度でも可)・ディグダ集め50匹の報酬(一度のみ)・『冠の雪原』内にあるダイマックスアドベンチャーで出てくる個体を捕まえる(何度でも可)の3パターンである。交換での入手は、どこにNPCが出てくるか分からず、希望のポケモンを持ち掛けてくれるかは運である。特性は必ず通常特性(ひらいしんorのろわれボディ)になる

  • ディグダ集めの報酬とダイアドでの入手の場合は必ず隠れ特性になる。確実に欲しい特性のアローラガラガラを手に入れたいのであれば過去作から連れてくるか、『ポケモンGO』で捕まえたアローラガラガラ(通常特性固定)を連れていく必要がある。

性能編集

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
6080110508045425

※原種と同じ


  • 通常のガラガラと種族値の変更はない。特性は少し変化しており、「いしあたま」が隠れ特性に移動し代わりに「のろわれボディ」が通常特性に入った。


  • ほのおタイプに変化したことによりやけど状態にならなくなった為、欠点のうち一つを克服した形となる。代わりに「はたきおとす」で「ふといホネ」どころか命まで一緒に持っていかれかねない。一方じめんタイプでなくなったことで、「ひらいしん」がシングルでも有効に働くようになった。


  • 尤も、攻撃力は充分確保されているため努力値を耐久にガッツリ振る選択肢もあり、特化すればかなり硬くなる。「おにび」「ステルスロック」「ほろびのうた」といった変化技も豊富なためあえてふといホネ以外の持ち物を持たせサポート役にするのもいいだろう。

  • SM期にはダブルバトルを中心に使われ、シングルバトルでも対ギルガルド兵器として利用された。シールドフォルムのギルガルドがHB特化してもA特化「フレアドライブ」で確定1発にできる火力が魅力であった。


  • 設定の割にレベルアップでは一切ほのおタイプの特殊技を覚えない珍しい存在だが、ガラガラ自体の異様な技範囲の広さは健在。その為、純粋なほのおタイプで唯一「れいとうビーム」・「ふぶき」を習得できるというとんでもない個性が出来てしまった。特攻がたった50なのでネタでしかないが。

ぬしアローラガラガラ編集


  • レベルは通常ではあり得ない「22」(まぁ、よくある事)。オーラをまとっている為すばやさが2段階上がった状態で戦闘となる。
  • 仲間呼びで現れるポケモンから「どく状態」にされる事もあるので呼び出されたら早めに対処しても良いだろう。

  • 「みずタイプ」「いわタイプ」「あくタイプ」で挑むのがオススメで、ぼうぎょが比較的高いので特殊技で攻めたほうが戦いやすくなる。また、自分以外のすべてのポケモンを攻撃する「じならし」を覚えるドロバンコ・ゴースト技に耐性があり、あくタイプの「かみつく」で弱点をつくことが可能なアローラベトベターも攻略にオススメ。

使用トレーナー編集

ゲーム版


アニメ版


漫画版


番外作品編集

ポケモンGO編集

2018年7月20日に満を持して実装。アローラナッシー同様「進化形のみがアローラのすがたになるポケモン」であるため、同ゲームでは基本的に既存の個体から進化させて入手することができなかった。ただし、2022年5月末に開催されたアローライベント・ファイナルにおいて、一時的にではあるがカラカラから直接進化できるように設定されたことがあった。こういった事情があるため、入手するには進化形を直接手に入れる必要がある。


だが野生の個体はこれまた特定のイベント以外では野生出現せず、不定期でジムにレイドボスとして襲来してくる個体を倒した上で、ゲットチャレンジでゲットしなければならないという、アブソルクチートと同じ仕様となっている

レイドの難易度は★★★★(難易度削減前)→★★★(現在)。


性能編集

ジム・レイド攻略で使用するとなるとお世辞にも一線級とは言えないものとなってしまっている。確かに同ゲーム初の「ほのお・ゴースト」であり、特にむしタイプ相手には割と強い。


だが同ゲームに「ふといホネ」はないので攻撃力の低さを補うことができず、利点と言えば多少耐久力が高いくらい。しかもほのお・ゴースト双方でより火力が高く使い勝手の良い種族が多数おり、かなり肩身が狭い。そもそも根本的に種族値が低く(最大強化してもCPが2000に届かない)後に実装された同じタイプのシャンデラにCPで大きく差を付けられてしまっているのも痛手。


このように一見するとコレクション用のポケモンだが、低めのCPと珍しいタイプ、覚える技が優秀なので対人戦のスーパーリーグでは活躍が見込める(タイプが同じシャンデラは攻撃力が高すぎてscp(pvpでの総合ステータス)が非常に低くなってしまうので、スーパーリーグにはあまり向かない)。入手には難があるが育成は楽な部類であり、アローラガラガラの雄姿が見たい人はパーティに組み込むのもいいだろう。マックスアウトシーズンでは、技が2つも強化され、一線級のポケモンとなった。



ポケモンマスターズ編集

カキ&アローラガラガラ編集

2021年6月13日にカキのバディで実装されたほのおタイプのサポート。確定B↓のシャドーボーンを持ち、物理アタッカー補助性能も高い。また、カキは「キズぐすり」持ちである為、非常に優れたヒーラーとしての役割を担える。

ニトロチャージ自分の素早さを1段階あげる
キズぐすり味方のHPを最大HPの約40%回復する
シャドーボーン20%の確率で相手の防御を1段階さげる
踊り続けるぞ!味方全員の攻撃と特攻と急所率を1段階あげる

バディーズ技

寡黙なダンサーのダイナミックフルフレイム
★6EXアップ後、初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる

パッシブスキル

攻撃時素早さアップG5技での攻撃が成功したときに60%の確率で味方全員の素早さを1段階あげる
ダウン確率上昇4技の追加効果で能力値をさげるときの成功率をあげる
初登場時場に技ゲージ加速初めて登場したときだけ味方全体の場をわざゲージ加速状態にする
異常妨害無効専用Pクッキー1ポテンシャルで解放。状態異常やひるみ状態やこんらん状態やバインド状態にならない

アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

カキ & スイレン



余談編集

  • デザインモチーフはサモア発祥の「ファイヤーナイフダンス」。その世界大会は毎年ハワイで開催するため取り入れたと考えられる。


関連イラスト編集

アローラガラガラリージョンガラガラ

Alola MarowakNO.105(アローラ.ver)


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン SM USUM

ポケモン一覧 ほのおタイプ ゴーストタイプ

リージョンフォーム アローラのすがた

ぬしポケモン


0104.カラカラ0105.ガラガラ(アローラガラガラ)→0106.サワムラー


関連ポケモン等編集

同複合タイプ編集


夜進化仲間編集


進化前が原種仲間編集


アローラ地方のぬしポケモン編集


ご友人編集


他ポケモン関連等編集

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