基礎データ
地方図鑑
アローラ図鑑(SM / USUM)
| No.045/No.052
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進化
アローラニャース→アローラペルシアン(なつき進化、LPLEではLv.28)
※LPLEでは通常種と進化条件が同じ。
その他の姿
それぞれ各記事を参照。
概要
第7世代『サン・ムーン』から登場する、アローラ地方の環境で変化したニャースのリージョンフォーム。正式名称は「ニャース(アローラのすがた)」。
従来の白猫のような姿から、偉そうなジト目が特徴的な灰猫へと変わり、チョロネコと同じ単あくタイプの猫ポケモンとなる。隠れ特性も元の「きんちょうかん」から「びびり」へ変化している。
元々ニャースはアローラにおらず、他地方から王族に献上され、限られた人だけがパートナーに出来た。ニャースが贅沢で甘やかされた生活を送る内に、我がままでプライドが高い性格へ変化したといわれている。王政崩壊と同時に野生化し、アローラ地方で希少であったニャースも現在ではどこでも見られる一般的なポケモンとなった。
性格はずる賢さとプライドの高さが特徴で、気ままで飽きっぽい。小判が汚れることとプライドを傷付けられることを嫌い、狂ったようなヒステリーを起こしてしまう。そのため尽くされるより尽くすのが好きな一部のトレーナーに人気である。
主人公宅にいるカントー地方出身の通常種ニャースがPVに登場していたため、ファン間では当初は「ニャースのリージョンフォームは登場しない」という見方が強かったが、結果的には上手く裏切られた形となる。
色違い
色違いはより濃い青色になる。
ゲームでの特徴
SM・USUM
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- ウラウラ島のしまキング・クチナシは大量のアローラニャースを保護している。USUMのサブイベントでは初心者トレーナーのポケモンとして授けたりしている模様。
Let's Go!ピカチュウ・イーブイ
ソード・シールド
スカーレット・バイオレット
- ポケモンホームから輸入可能。
- 藍の円盤にてセイジ先生との特別授業を終えた際に発生する交換で入手出来るようになった。今作から始めた人やSM等の過去作をやっていないユーザーにとっては格段に敷居が下がったといえる。
性能
種族値
比較 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
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アローラ | 40 | 35 | 35 | 50 | 40 | 90 | 290 |
原種 | 40 | 45 | 35 | 40 | 40 | 90 | 290 |
ガラル | 50 | 65 | 55 | 40 | 40 | 40 | 290 |
増減
原種 | ±0 | -10 | ±0 | +10 | ±0 | ±0 | ±0 |
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ガラル | -10 | -20 | -20 | +10 | ±0 | +50 | ±0 |
原種と比べると「防御」「特攻」が高め、ガラルとは「特攻」「すばやさ」が高め。
数少ない「ものひろい」持ちなため、サン・ムーンで入手困難となったあかいいと探しに駆り出されている。
使用トレーナー
漫画版
番外作品
ポケモンGO
2018年6月22日のフレンド機能追加と併せて解禁された、アローラポケモン第1弾の1匹として登場。7キロタマゴからしか出現しない。
当初、アローラポケモンの中ではアローラコラッタと並んで1番孵化する確率が高かったのであるが、その後7キロタマゴから孵るポケモンが増えたのに応じて、孵化しにくくなった。
進化形アローラペルシアンはポケGOではイマイチ使いにくい存在であり、いなくてもジム戦・レイドバトルでは困らない。現在は図鑑コンプリートのためだけに必要な、そこそこレアなポケモンといえるか。
ポケモンマスターズ
2023年2月22日、猫の日ということでガラルニャースと共に実装(進化後アローラペルシアンはクチナシのバディで既に実装されていた)。イベント内で入手したタマゴから孵化する。
アニメ版
アニポケシリーズ
- ロケット団のアローラニャース
サン&ムーン62話「悪のニャースはアローラニャース!?」で初登場。1匹の野生のアローラニャースがロケット団3人組と偶然出会い、「仕えるべき人を探している」とロケット団のニャース越しに伝え、彼らの仲間となる。そう伝える前にニャースと間違って入れ替わる形でムサシとコジロウに連れ帰られており、すると2人の休憩や趣味を自分から甲斐甲斐しく手伝ったため2人からとても気に入られる。紳士的なお辞儀(ボウアンドスクレイプ)をよくする。
ニャースはその前に沼に突き落とされていた上、ムサシ達からニャースよりも良いと評価されたので、その加入を一切快く思うことが出来ずライバル視することとなる。アローラニャースの方も最初からニャースとの対立を望んでいたようで、わざとニャースの尻尾を踏んだり、彼にムサシのミミッキュの中身をめくって見せたりと隠れて攻撃していた。
言葉こそ喋れないが、ロケット団のニャース同様機械の扱いにも長け、お金も自分で使えるという、同族の中でもズバ抜けて高い知性の持ち主。戦闘能力も高く、ピカチュウとも対等に渡り合った。使用技はフェイントと10まんボルト。ちなみにフェイントは瞬間移動して目の前に現れてデコピンを食らわせるという動作である。
そうしてピカチュウ捕縛に協力していたのだが、最後は隙を見て逃げ出し、ニャースの貯金を使ってカントーに高飛び。何処に行ったのかと思えばロケット団本部から、本部に仕えるポケモンになったと紹介された。実は彼らの基地で自らコンピュータをタイピング操作し、調べた3人組の持つ本部へのコネクションに目を付けていたのだ。
現在はサカキの秘書・マトリの部下となり、虎視眈々とペルシアンポジションを狙っている。その優秀さに気を良くしたサカキからも褒められたムコニャ達であったが、本人らは「自分達は昇進に利用された」とカンカンに怒るのであった。
以後、3人組の本部への定期報告を忙しいマトリ達に替わってやる気なさげに聞く等のシーンで登場。87話以降の「かがやきさま」捕獲作戦における精鋭部隊「マトリ・マトリックス」の飛行艇ではマトリの隣に座ったが、アローラ地方に突入するとネクロズマの影響で団員の人間が全員腑抜けて「帰るか」とまで言い出したので唯一影響がないアローラニャースが部隊に猛抗議していた。この最中に被弾した飛行艇は彼が1匹で修理したと仕草で部隊に伝えている。
第122話でマトリと共にムコニャの様子を監視にやって来るが、その際キテルグマにとんでもない恐怖を植え付けられた。
- ウラウラ島交番の大群
ウラウラ島交番には、ゲーム以上に大量のアローラニャース達が居ついている。こちらの個体達は皆、知性が余りない本来のニャースに近い。サトシやピカチュウにすり寄る人懐っこさがある。
空腹になれば騒ぎ、食べ物を見付ければすぐさま飛びつき、満腹になれば誰かにじゃれついて遊び回り続け、最後は寝る。まさしく猫そのものな生活サイクルを全員で送っている気ままなポケモン達である。普段の世話は交番唯一の警官であるクチナシが担当。
漫画版
性別 | ♂️ | 特性 | テクニシャン | 性格 | 気紛れ | 個性 | ちょっぴり見栄っ張り |
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サンの幼馴染ポケモンであるが、歴代の図鑑所有者の幼馴染ポケモンと違い、後述の通りに少し事情が違う。
スカル団との戦いで登場。ヤトウモリ2匹の同時攻撃を物ともせずに圧倒した。キメ技のネコにこばんは仕事以外での収入源にもなっている。
登場した回ではまだNNは明かされず、次の話で判明したという少し珍しい例。名前の由来はサン曰く、「バトルの時以外はだらーってしてるから」だが、メタ的に元ネタはドルの現地発音「dollar」と思われる。
サン曰く王族の出らしく、プライドが高く額の小判が汚れることを特に嫌う。一度その怒りに触れればサン本人にも手がつけられなくなり、タイプ・体格共に不利のグソクムシャを返り討ちにするほどの力を発揮した。
同じ猫ポケモンであるエン(ニャビー)とは仲が悪く、一緒に出すと直ぐに喧嘩を始めてしまい、未知のポケモンに襲われているような危機的状況でもバトルそっちのけでお構いなし。一応トレーナーの指示のもと連携は取れるが、喧嘩を止めるのは基本難しい。
元々は作中の時点では死亡しているサンの曽祖父のポケモンで、ザオボーに曽祖父の島を乗っ取られた際、サンは1億円稼いで島を買い戻す目論見を曽祖父のポケモンであった3匹のアローラニャースに語るが、それに唯一乗ってくれたのがダラーであった(ペソとセントの2匹は拒否してどこかへ去ってしまった)。
普段はダラけているがバトルでは本気を出すのもそれが1億円を貯める近道だとわかっていたためであるが、エーテルパラダイスが作られ始めても本気で島を返して貰えると思っていたサンとは違い、ダラーはそうは思っていなかった様子でペルシアンに進化しないのも、「オレっちの『バカさ』が分かっていたから、強くなってもなつかない」とサンは分析していた(実際、アローラペルシアンへの進化条件は「なつき」である)。
最終的にザオボーには約束を反故にされ、一緒にいる理由がなくなったため、サンがウルトラホールから無事帰還し、ネクロズマと交戦中に自らの意思でサンの元を去った。
その後、ザオボーへの恨みが相当強かったのかあるいはダラー自身も本気で島を取り戻したかったのかエーテルパラダイスへ単身乗り込み、海外へ逃亡を図るザオボーを襲撃する。が、強い不安や緊張を持つ人間に好んで寄生するウツロイドにザオボーが拉致されるという因果応報の末路を見届けている。
結局は他に行くところもないため、サンのところへ戻り、配達業を手伝っており、新人従業員達を厳しくしごいている。
ポケモンローカルActs
佐賀県佐賀市にニャース達のポケモンマンホールが設置された。「ニャース気球佐賀襲来!~気球の街でサガせ!ロケット団員1000万人!!~」開催地であったため、気球に乗っている。また、ニャースの分類が「ばけねこポケモン」であることから、「鍋島の化猫騒動」の舞台とも結び付けていると思われる。
関連イラスト
関連タグ
Ver | 第7世代 サン・ムーン ウルトラサン・ウルトラムーン |
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タイプ | あくタイプ 単タイプ |
進化・形態 | 未進化ポケモン なつき進化 レベル進化 リージョンフォーム/アローラのすがた アローラペルシアン ニャース ペルシアン ガラルニャース ニャイキング |
図鑑番号順
0051.ダグトリオ(アローラダグトリオ)→0052.ニャース(キョダイマックスニャース/アローラニャース/ガラルニャース)→0053.ペルシアン(アローラペルシアン)
関連ポケモン等・グループタグ