データ
初登場 | ポケットモンスター ダイヤモンド・パール |
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効果 | 威力60以下の技の威力が1.5倍になる |
概要
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』で初登場した特性。
元の威力60以下の技が強化されると言うダメージ系の特性。
威力の低い技は先制技であったり、優秀な追加効果を持つことが多く、そのサポートに向いている。正に技巧者と言った特性。
威力の変動によって60を超えてしまった場合は乗らないので注意。
この特性を最大限活かすならば、やはり威力60に近い技で固めたいところ。
但し特性が乗っても最高威力は90にしかならないので、威力90以上の技が欲しい場合は大人しく高威力技を採用したほうが良い。連続技なら総ダメージが1.5倍されるので優秀な高威力技になるのも注目。
この特性を活かしているポケモンと言えばやはりハッサムである。
使える技だけでも「バレットパンチ」「むしくい」「おいうち」「どろぼう」「でんこうせっか」…とより取り見取り。素で覚える技の威力が低くなりがちなのが功を奏していると言えるだろう。
勿論それは進化前のストライクにも言える。こちらでは上に記述した「バレットパンチ」以外のわざや、タイプの関係で「つばさでうつ」や「つばめがえし」、「ダブルウイング」と言ったひこうタイプのわざの威力を補強できる。
キノガッサもマッハパンチやタネマシンガン、がんせきふうじなど優秀な対応技を多数習得。一致のローキックに至っては強過ぎたのか威力が65に強化(弱体化?)されてしまった。
またイッカネズミは専用技ネズミざんが非常にヒット数の多い連続技であるため、テクニシャンと大変相性が良い。最大数ヒットすればだいばくはつをも越える超ダメージとなる。
他にもペルシアン、エテボース、ロズレイド、チラチーノ等も所持しており、低威力技と侮れば痛い目を見る事は確実である。
『ポケットモンスター X・X』では「めざめるパワー」が60固定になったため、確実に特性の対象になれるようになった。
と言っても、特殊寄りのポケモンは少ないが。
余談だが、当特性を持つドーブル以外のノーマルタイプ組(エテボース、チラチーノ、ペルシアン、イッカネズミ)は、なぜだか皆種族値が(ペルシアンとイッカネズミのこうげき以外は)ほとんど同じような値であり(ぼうぎょ・とくこう・とくぼうは60か65)、特にすばやさは全員110代である。また、ペルシアンとイッカネズミ以外は特性「スキルリンク」持ちでもあり、「スイープビンタ」を覚える事も共通している。