第二世代(金・銀)から登場した技。
あくタイプの登場と共に新たに追加された。
あくタイプの基本的な攻撃技だが全体的にひねくれた効果を持つあくタイプの技の中でこの技も例にもれず何と相手が交代するターンに使うと威力2倍で追撃する。正に追い討ち。
とんぼがえり・ボルトチェンジ・すてゼリフを使ってきた相手に対しても威力2倍で追撃可能。
この場合、交代技でダメージを受けたあと、交代技を使ったポケモンに対してダメージを与える。
ただし、相手よりすばやさが高いと威力40で上から殴るだけになるので注意したい。
シナリオ上では相手が余程の事が無い限り交代しないのでただの威力40の攻撃になりがち。
この技の真髄は通信対戦でこそ発揮される。
弱った相手を引っ込めた相手に使えば、相手の作戦をかき乱せる。
特に悪タイプを弱点とするポケモンは下手に交代を許されなくなる。
とは言え、最大限に発揮するにはやはりトレーナー自身に相当の読みスキルが必要となるのは言うまでも無い。
先述したとおり素は威力40の攻撃技でしか無い。その為相手が交代しなければ思うようにダメージが入らないのである。
また、威力が倍になったとしても威力80とかみくだく程度。弱点を突いたりしない限り、倒しきることは難しい。
あくタイプの技は基本的に読みスキルを求められるが、素の威力が低い分この技は特に顕著なので注意。
また、第四世代以降のダブル以上では狙った相手を必ず攻撃するとは限らず、狙っていない相手が交代した場合、そちらを優先的に攻撃するようになった。
「交代前のポケモンに攻撃する」という唯一無二の効果ゆえかやたらバグが多かったことでも有名。
特に天候変化状態で使用するとおかしな事態を巻き起こすことがある。
不具合が多かった為か第八世代以降では使えない技になってしまった。
ポケダンシリーズの初期ではカウンター技という扱いになっていたが、マグナゲート以降は単なる攻撃技となっており、たたりめと同じ追加効果を持つ(追い打ちの本来の意味はこちらなのだが)。