ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

もしかして→どろぼう(かじばどろぼう)、どろぼー


データ編集

初出第2世代
いりょく40(〜第5世代)→60(第6世代)
めいちゅう100
PP10(〜第5世代)→25(第6世代)
タイプあく
わざ分類物理
効果自分が持ち物を持っていない場合、相手の持ち物を奪い取る。
英語名Thief

概要編集

ポケットモンスター 金・銀』(第2世代)から存在する技。第2世代で持ち物の概念が追加されたことで新たに追加された。

初登場から第7世代までの長きにわたって、わざマシン46で覚える技であり続けた。


相手の持ち物を奪い取ると言う面白い、と言うよりあくタイプらしい効果が備わっている。

すりかえ、トリックなどの「相手の持ち物を操作する技」の元祖と言えよう。

「奪い取ったアイテムは自分が持つようになる」仕様上、持ち物なしの状態でなければ相手の持ち物を奪う事はできない。このため当時から対戦で使われる機会はあまり無いが、野生ポケモン(第5世代までは一般トレーナーの手持ちも)から道具を奪うこともできるので、その用途で使われることは多かった。

世代によってはくろいヘドロなど一部道具がフィールドに落ちておらず、野生かトレーナーの持ち物を奪うしかないなど、需要がとても高い場合がある。


特性おみとおしかたやぶりとは相性が良い。

おみとおしの効果で相手の持ち物が分かるので、意味もなく変なものを奪い取る必要が無くなる。

かたやぶりは特性・ねんちゃくの相手の持ち物を無理矢理奪い取る為にも有用。

実は「ハートゴールド・ソウルシルバー』であるトレーナーがねんちゃく+きんのたまをやらかしている。探してみよう。


なお、メガストーンやZクリスタルなど特定の道具はどろぼうを仕掛けても奪えない。

何事にも例外はあるということか。


先述の通り、第4世代まではトレーナー戦のポケモンからも道具が奪う事が出来た。

特に特定のトレーナーのポケモンが持つきんのたましろいハーブかえんだまどくどくだまを奪い取る為にシナリオで採用するのは誰もが通った道だろう。

しかし、トレーナーから道具を奪うという行為が子供に悪影響を与えてしまう可能性を考えたか、第5世代からはバトル終了後に返却するようになった。

「ひとの ものを とったら どろぼう!」


対戦環境においては効果が限定的…と、いうか初めから持ち物を持たないか消費アイテムを持たせる必要があり、威力も低いためあまり活躍の機会が無い。投入される場合もこれしか悪物理技を覚えないとか、テクニシャン補正により悪物理最大火力になる場合に補完技として投入するのがほとんどであり、アイテムを奪う効果が生かされる機会は中々訪れない。

一応、軽業+ノーマルジュエル猫だましを利用するサポート型レパルダスなど、場をかき乱すのが目的でアイテム消費を前提とするポケモンの場合は相手の持ち物を奪い、後続のアドバンテージを保つことができるため、本来の目的を期待して習得させるケースもなくはない。もっとも、この場合こだわり系アイテムを奪ってしまうと自分が機能停止して積みやサポートの起点にされかねないため、最後っ屁として使用することも多いが。


各世代・外伝作品ごとの違い編集

第2世代編集

初登場。何故か「どろぼう」で相手を倒してしまうと持ち物を奪うことが出来ないという変な仕様になっていた。次の第3世代で「どろぼう」で相手を倒してもちゃんと持ち物を奪えるように修正され、以降はこの仕様はなくなる。


第5世代編集

第3世代に登場した同じ役割の技ほしがるが威力60になり、差をつけられる。

尤もあちらはゴーストタイプに無効化されるため、差別化は可能。


第6世代編集

どろぼうの威力も60に上昇し、威力面の格差がなくなった。


…と同時にかみつくと威力とPPが同一となり使いやすくなったが、同時にはたきおとすがそれ以上に強化された為、対戦ではあちらが使われる。

但しハッサムペルシアン等、特性・テクニシャンのポケモンは威力の補正により90に強化される為、その点では貴重なあくタイプの技として使える(はたきおとすはアイテムを落とさせると威力が65に戻る)為、エスパー・ゴースト対策として採用される場合もある。


第8世代編集

無補正性格にして、せいかくミントで性格補正することで、フィラのみ等を奪った時の混乱を防げるように。


第9世代編集

道具を奪った際にモーションが変わるようになった。

又、野生戦で奪った場合バトル終了後に自動的にバッグに送られる仕様が追加され、いちいち画面を開く手間がなくなった。

なお、どろぼう後に逃げても道具はバッグに入る。

また、今作はシンボルエンカウントであり逃げた後もそのポケモンがその場に残り続ける。

そして、逃げた後の野生ポケモンは再び道具を持った状態になる

つまり、エンカウント→どろぼう→逃げる→エンカウント→どろぼう→逃げる→エンカウント……で無限にアイテムを奪うことが出来る。泥棒とかいう次元じゃない。


ポケダンでは、敵が使うと風来のシレンに出るぬすっトドみたいにアイテムを盗んだらワープして逃げるという厄介な技になっている。


余談編集

グレンジムかじばどろぼうにバトル後に話しかけると「どろぼう ポケモンが いりゃ ぜひ つかって みたいねー!」というセリフを発し、わざとしてのどろぼうは次の第二世代で登場した。ポケモンの分類としては未登場。



関連タグ編集

ポケモン わざ(ポケモン) ポケモン技一覧

泥棒(本来の意味)/かじばどろぼう

わざマシン一覧

ほしがる トリック(ポケモン) すりかえ

あくタイプ

関連記事

親記事

物理技 ぶつりわざ

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 470898

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました