データ
初出 | 第4世代 |
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効果 | フィールドに出た際に、対戦相手の所持している「もちもの」を知ることができる。相手ポケモン全てに有効(第6世代) |
概要
相手の持っている「もちもの」を見破ってしまう特性。
習得者はゴーストタイプに偏っているが、オドシシや「ぎょうし(凝視)ポケモン」であるゴチム系統、ベロバー系統も所有している。
面白いところではプクリンとアローラナッシーも。前者は目が大きく、後者は首が長すぎるからか…。
野生ポケモンの持ちものには特に貴重なものが多く、それを入手する手間を軽減するのに役立つ特性。
おみとおしによって持ち物所有が判明する為、「どろぼう」や「ほしがる」のPPの節約に繋がるのである。
主に持ち物の所有率を上げる「ふくがん」と組み合わせる事が多い。
対戦では優秀な効果に反して扱いづらい。
というのも、相手目線から見てもこちらの特性がおみとおしと分かってしまうからである。
もう片方がプレッシャーのサマヨールとヨノワールのような他の特性との択が迫れないポケモンはともかく、かそく、かげふみ、かちきなど、場に出ただけでは判明しない優秀な特性を持ったポケモンの場合はデメリットの方が上回ってしまう。
特にオーロンゲの場合はこだわりハチマキ型などのフルアタ構成かつ消耗しない持ち物を持たせる場合であっても、いたずらごころを偽造するために、唯一効果を発揮するはずのおみとおしが避けられることもザラ。
とはいえ、相手の持ち物を知ることができれば、相手の戦術をある程度予測出来るようになる。
相手からすれば型がばれるのはいい気がしないだろう。
効果自体は相手の持ち物を知ることしかできないため、基本は偵察用のポケモンや「トリック」・「すりかえ」・「はたきおとす」(広義で見れば「さしおさえ」や「マジックルーム」)と組み合わせた型が主流。
特に技との組み合わせは下手な行為で自身をピンチに陥らせる事が少なくなる為かなり有用である。
第6世代以降は対象が相手全体になった為、さらに使いやすくなった。
相手にトレースされると、逆にこちらの所持している「もちもの」を見抜かれてしまうため注意。
ポケダンでも同様だが、分かったとしても結局倒して取るだけなので正直役に立たない。
せめて道具感知状態にでもなってくれれば…