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ふくがん

ふくがん

ふくがんとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場する特性の一種である。
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データ編集

初出第3世代
効果一撃必殺技以外の命中率を1.3倍にする
手持ちの先頭にいるとき、どうぐを持った野生のポケモンが出やすくなる(『エメラルド』~第8世代)
英語名Compound Eyes

概要編集

第3世代から存在する特性。

命中率に補正がかかり、命中率の低い技が当たりやすくなる。

元が複眼だけあってか所有するのはむしタイプのみ、しかも進化して特性が変わるポケモンも多い。

最終進化形だとバタフリービビヨンデンチュラ辺りは有名か。


勘違いされやすいが、「1.3倍になる(掛け算)」のであって「30%の+補正(足し算)」ではない。従って命中70の技を使っても命中率91%止まりなので注意。

こうかくレンズと組み合わせると、1.3倍と1.1倍の掛け算で1.43倍となり命中70の技も100.1%当たるようになる。


主にデンチュラが「かみなり」、バタフリーとビビヨンが「ねむりごな」と「ぼうふう」の命中率を補強する為に採用することが多い。

特にバタフリーはこの特性のお陰で(能力的には厳しいながら)独自の立場を築いている。第6世代及び第7世代ではビビヨンの存在から完全下位互換に甘んじていたが、第8世代では当のビビヨンがいなくなっただけでなく、キョダイマックスできたりビビヨンが使えない有用な技をもらったりと差別化が進んだ。



『エメラルド』からは野生ポケモンが持ち物を持つ確率が上がるようになり、主に対戦でよく使用されるアイテムの回収に使われるようになった。

但し仕様上大体所有者はひんし状態にされる。嬉しいのか悲しいのか。


一応第7世代の乱入バトルではひんし状態では効果がなくなっているので、そのまま戦わせることも増えてきたが……所有者の攻撃力がそこまで高くない(最大でデンチュラの77)せいで「どろぼう」を使っても倒しきれないこと多々あり。

物理主体でこの特性持ちが出てくれればよいのだが。


第9世代では他の特性と同じくフィールド効果が削除されたが、同時に野生ポケモンからしか手に入らないアイテムもでんきだま、二個目以降のブーストエナジー(とかしらのしるし)ぐらいしか無くなった。

ひんしにされなくてよくなっただけ所持者にはありがたい話かもしれない。



関連タグ編集

ポケットモンスター/ポケモン 特性

複眼

しょうりのほし…自分と味方の命中率が1.1倍になる特性。

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