基礎データ
全国図鑑 | No.088 |
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英語名 | Alolan Grimer |
分類 | ヘドロポケモン |
タイプ | どく/あく |
高さ | 0.7m |
重さ | 42.0kg |
特性 | どくしゅ/くいしんぼう/かがくのちから(隠れ特性) |
進化
アローラベトベター→アローラベトベトン(Lv.38)
※通常種と進化条件は同じ。
概要
『サン・ムーン』から登場する、アローラ地方の環境に適応するために姿を変化させたベトベターのリージョンフォーム。正式名称は「ベトベター(アローラのすがた)」。
(彼らにとっては好ましい)体の汚染化が進んだ結果、体の色が紫から緑色に変化し、口周りには黄色の模様がある。
人口増加の影響でアローラ地方のゴミ問題が深刻化してしまい、問題解決のために海外から連れてこられた従来のベトベターがそのゴミを主食としていくうちに、姿が変化した。
現在はゴミ処理場に多数生息し、アローラ地方中から出たゴミは全て彼らが平らげているという、ある意味現地の美しい自然と消費文明の両立を維持している立役者といっても過言ではない。
そうして食べ続けた多種多様なゴミや人工物は、体内で100種以上の有害な毒素として蓄積し、それらが絶えず繰り返している化学反応が生きる為のエネルギーとなっている。
その為、体内には常に新しい毒素が生み出されており、歯のように見えるのも体内で強まり続けた毒性が固まって結晶となった物。
触れるだけでも死に至る凶悪なもので、分解方法は解明されていない。しかしこの歯のおかげでどくどくのキバやかみつくを使えるようになっている。
また、体内に毒素を凝縮するという性質上、近付いても悪臭はしないらしい(特性からも「あくしゅう」が無くなっている)。
あくタイプが追加されているが、気質はむしろ従来のベトベターより大人しく、実際ゲーム内でもアローラ地方のあちこちで(ゴミ箱代わりのごとく)人や他のポケモンと共存しているベトベターを確認できる。
このように、あらゆる点で原種のベトベターの上位互換である生物となっている。
図鑑説明によると、工場から垂れ流される廃液を主食とした原種は近年環境の整備に伴い数を減らしているようで、いずれ全てのベトベターがこちらの姿へと変わってゆくだろうと言われている。
また、似たような境遇のヤブクロンも彼らに追い回されているのだとか。
一方、常に空腹でいくら食べても満腹になることがなく、周りにゴミが無くなると家具などの大事な人工物も壊して食べ始めてしまうらしい。
その為、アローラのゴミ処理場で働く人間は、彼らの食欲を上手くコントロールする手腕が不可欠なのだとか。
デザインは漫画家のありがひとし氏が担当した。
色違いは緑色の部分が通常種のような紫色に戻る。
ポケモンGO
2018年6月22日のフレンド機能の追加と併せて解禁された、アローラポケモン第1弾の1匹として登場。
孵化する確率はそこそこといったところ。
他のアローラポケモンと同様、通常のベトベターとアメは共有されているが、如何せんベトベターの出現率が低すぎるもので、入手できても進化するまでに膨大な時間と手間がかかってしまう。
焦らず地道にコツコツアメを集めていくのが吉だろう。
なお、通常のベトベターと比べてグラフィックがかなり小さく表示されるようになっている。バグなのか仕様なのかは不明。
漫画版
性別は♂。ムーンがリーリエに代わって急遽出場することになったゼンリョクバトルに備えて捕まえたポケモンで、グラジオのポリゴンとのバトルで使用。
ムーンはアローラ地方に来て日が浅く、初めリージョンフォームのことを知らなかった為にあくタイプを持っているとは知らずに相手のエスパー技を警戒させていたが、そのことをグラジオに教えられる。反撃には出たもののゼロ距離の「ほうでん」を受けて倒れた。
なお、ムーン曰く「アローラのベトベターの色なんてもうサイコ~」との事。(ど…毒女byサン)
ムーンがサンと共にウルトラディープシーで過ごしていた半年間にベトベトンに進化していた。
関連イラスト
関連タグ
ポケモン ポケモン一覧 どくタイプ あくタイプ
アローラ リージョンフォーム アローラのすがた
087.ジュゴン→088.ベトベター/アローラのすがた→089.ベトベトン/アローラのすがた