基礎データ
全国ずかん | No.087 |
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イッシュずかん(BW2) | No.266 |
英語名 | Dewgong |
ぶんるい | あしかポケモン |
タイプ | みず/こおり |
たかさ | 1.7m |
おもさ | 120.0kg |
とくせい | あついしぼう/うるおいボディ/アイスボディ(隠れ特性) |
進化
パウワウ→ジュゴン(Lv.34)
概要
第一世代から登場している古参のポケモン。パウワウの進化形。
ラフレシアなどと同様に元ネタそのまんまな名前を持つポケモンの一匹。
しかし実在のジュゴンと違い体はスマートで、寒冷地に暮らしているようだ。どちらかと言えば、イルカやシロイルカなどに近い体型である。尻尾は方向転換に役立つように、体は水の抵抗を受けない流線形に進化した。
冷たい海を好み、海底でも地上でもよく眠る。寒さに強く、むしろ寒いほど元気になる。寒冷地に住むがヨワシを食べに温暖な地方にもやってくる。夜行性のポケモンで狩りは基本的に夜に行うらしいが、アローラ図鑑曰く食後には海岸で日光浴もするらしい。昼に狩ってるのか夜に狩ってるのか謎。真っ白な体は冬の海での保護色になっているのだが、如何せん、暖かい地方に来た場合は天敵に襲われやすくなっているような気もしなくはない。
あしかポケモンなのにジュゴンである、あしかなのに。
特に角に対して記述されることはないが、アニメや漫画、ポケモンスタジアム等で見る限り、れいとうビームは角から出る。
また、氷山に佇んでいる姿を昔の人は人魚だと誤認したらしい。なお、実在のジュゴンも人魚と誤認されていたという通説がある。
ゲームでの特徴
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ |
---|---|---|---|---|---|
90 | 70 | 80 | 70 | 95 | 70 |
進化することでこおりタイプがつくようになった。
同期のポケモン達と比べ控え目な能力値で、100を超える能力が一切ない。加えて第2世代でただでさえ微妙だった「とくこう」が削られる羽目に。
その為パワー不足の感が否めず、みず・こおりタイプの中ではマイナー扱いだが、特性が存外優秀で、天候「あめ」「あられ」に対応する他「あついしぼう」なら耐性が増える。
また、「アクアジェット」、「こおりのつぶて」、「ねこだまし」など妙に先制技が多く、複合タイプ両方の先制技を揃えられるのは珍しい。
この他「ほろびのうた」「アンコール」「かなしばり」「なかまづくり」などでのサポートが充実しており、「ぜったいれいど」も覚えられる。
戦術次第でかなり柔軟に動けることだろう。
また、ダブルバトルではその豊富かつ独自性のある補助技があり滅びの歌などを使うパーティではしばしば採用されたりもする。
なお、みずタイプだがレベルアップで覚えるみずタイプの特殊攻撃技が「しおみず」のみであり、当然この技がない初期などの作品では一切覚えなかった。
四天王カンナの先鋒としても有名で、初見でレベル56をいきなり繰り出してトレーナーの恐怖を誘う。
カンナ自身の実力も相俟って印象に残りやすい。
色違いは全ポケモン中トップクラスと言っていいほど分かりづらい。
ポケモンGO
サービス開始時から実装されているポケモンの1匹。
進化元のパウワウの出現率が巣を除けば低めなので、入手率はそこそこ高め。
みず・こおりの複合は現状ライバルが多く、ラプラスとトドゼルガが鎬を削り合う状態になっており、残念ながらジュゴンが使用される機会はあまりない。技の構成が2者と被ってしまい、独自性を発揮しづらいのもネックである。
2018年2月11日以降は不定期でレイドボスにも選ばれている(ランクは★★)が、こうした事情もあり人気があるとは言い難い。
Newポケモンスナップ
雪原ステージにて、ルート分岐した先の氷河地帯に登場する。
同じエリアに生息するタマザラシを頭でボールのようにリフティングする事も。
それアシカ…
余談
山下たかひろ版の4コマ漫画ではダジャレ大好きジュゴンとしてレギュラー入りをしている。ジュゴンはじゅごーーい!(すごーい)
第8世代(剣盾)では残念ながら登場しないが、同作を原作としたショートアニメ『薄明の翼』の第4話に登場。後日公式から「誤解を招く表現をしてしまった」という旨の謝罪がなされた。
(実在の)ジュゴンの飼育で知られる鳥羽水族館のある鳥羽市のポケふたにはミジュマルと共にジュゴンのデザインが入ったポケふたが設置された。
使用トレーナー
関連イラスト