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ジュゴン(ポケモン)

じゅごん

ジュゴン(Dewgong)とは、『ポケットモンスター』に登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
目次 [非表示]

現実の動物の方はこちら→ジュゴン


基礎データ編集

全国図鑑No.0087
カントー図鑑No.087
ジョウト図鑑No.177
イッシュ図鑑No.266
アローラ図鑑No.116
ブルーベリー図鑑No.144
ローマ字表記Jugon
ぶんるいあしかポケモン
タイプみず/こおり
たかさ1.7m
おもさ120.0kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性あついしぼう/うるおいボディ(第4世代から)/アイスボディ(隠れ特性)
おとしものパウワウのけ
タマゴグループすいちゅう1/りくじょう

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ジュゴンジュゴン
英語・スペイン語・イタリア語Dewgongdew(露、しずく)+dugong(ジュゴン)
ドイツ語JugongJurob(パウワウ)+Dugong(ジュゴン)
フランス語Lamantinelamantin(マナティー)+comptine(童歌)
韓国語쥬레곤日本語名の音写
中国語(簡体字)白海狮白(bái、白い)+海狮(hǎishī、アシカ、トド)
中国語(繁体字)白海獅白(bái、白い)+海獅(hǎishī、アシカ、トド)
ヒンズー語सीगायगर英語名の音写
ロシア語Дьюгонг英語名の音写
タイ語จูกอน日本語名の音写

進化編集

パウワウジュゴン(Lv.34)

白い子


概要編集

第1世代『赤・緑』から登場している古参のポケモンで、パウワウの進化形。ラフレシアなどと同様に元ネタそのまんまな名前を持つポケモンの一匹。


しかし実在のジュゴンと違い体はスマートで、寒冷地に暮らしているようだ。どちらかと言えば、イルカシロイルカなどに近い体型である。尻尾は方向転換に役立つように、体は水の抵抗を受けない流線形に進化した。あしかポケモンなのにジュゴンである、あしかなのに。


冷たい海を好み、海底でも地上でもよく眠る。寒さに強く、むしろ寒いほど元気になる。

とはいえ寒さに打ち勝つ為には最低限の熱が必要らしく、体の中に熱エネルギーを溜め込む。

寒冷地に住むがヨワシを食べに温暖な地方にもやってくる。夜行性のポケモンで狩りは基本的に夜に行うらしいが、アローラ図鑑曰く食後には海岸で日光浴もするらしい。


昼に狩ってるのか夜に狩ってるのか謎。真っ白な体は冬の海での保護色になっているのだが、如何せん、暖かい地方に来た場合は天敵に襲われやすくなっているような気もしなくはない。

泳ぐスピードは8ノット。


角に対して記述されることはないが、アニメや漫画、ポケモンスタジアム等で見る限り、れいとうビームは角から出る。また、氷山に佇んでいる姿を昔の人は人魚だと誤認したらしい。なお、実在のジュゴンも人魚と誤認されていたという通説がある。


球遊びが好きらしく、『NEWポケモンスナップ』ではタマザラシをボールの代わりにして遊んでいた。


なお、実在のジュゴン(Dugong)と区別する為に英名は「Dewgong」、フランス語名は「Jugong」となっている。

フランス語名は「lamantin」(マナティー)+「comptine」(わらべ歌)に由来する。確かにジュゴンはマナティーと同じカイギュウの仲間なのだが…。


色違い編集

パウワウとジュゴン

色違いは全ポケモン中トップクラスと言っていいほど分かりづらい。やや黄色みがかってる感じではあるが…


ゲームでの特徴編集

進化することでこおりタイプが追加された。…というか、進化前のパウワウみずタイプ単体である


初代FRLGピカブイ編集

  • カントー地方ではふたご島に生息。『FRLG』では4のしまいてだきのどうくつにも出現する。ふたご島で野生個体をツモっておくと割と即戦力として役立つ。自身の強化版と言えるラプラスと異なりレベルがそこそこなので育成の手間を考えればこちらに分がある。

  • 『青』では、ガーディを捕獲して手持ちにいれば、グレンタウンにいるNPCからジュゴン(セザンヌ)を交換で貰う事が可能。

  • ストーリーにおいては、四天王カンナの先鋒としても有名で、初見でレベル56をいきなり繰り出してトレーナーの恐怖を誘う。カンナ自身の実力も相俟って印象に残りやすい。ただAIの都合上、タイプ1がかくとうのポケモンを出すと確定で「ねむる」を使うので、「ねむる」を使わせてから本命の攻略要員に引いてそちらに戦闘用アイテムを使って強化して無双すると良い。

金銀クリスタルHGSS編集


RSEORAS編集


DPtBDSP編集


BWBW2編集


XY編集


SMUSUM編集


ソード・シールド / LEGENDSアルセウス編集

  • 未登場。

スカーレット・バイオレット編集

  • DLC『藍の円盤に内定。進化前のパウワウと同様にポーラエリアの水中を中心に生息。本作ではレッツゴーの仕様により色違いの判別を行いやすいため、パウワウ共々ブルレクの稼ぎついでに色違いを入手できることもある。

性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
第1世代9070809570405
第2世代から907080709570475

※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。


初代同複合タイプ比較

パルシェン5095180854570525
ラプラス1308580859560535

  • 同期のポケモンと比べ控え目な能力値で、100を超える能力が一切ない。加えて第2世代でただでさえ微妙だった「とくこう」が削られる羽目に。その為パワー不足の感が否めず、みず・こおりタイプの中ではマイナー扱いだが、特性が存外優秀で、天候「あめ」「あられ」に対応する他「あついしぼう」なら耐性が増える。



  • ダブルバトルではその豊富かつ独自性のある補助技があり滅びの歌などを使うパーティではしばしば採用されたりもする。

  • なお、みずタイプだがレベルアップで覚えるみずタイプの特殊攻撃技が「しおみず」のみであり、当然この技がない初期などの作品では一切覚えなかった。

  • 第1世代ではわずかな素早さの優位点を除いてラプラスとの差別化点が事実上存在せず、通常環境では当然のこと、99カップでも実績は皆無。

  • 第2世代では差別化点として「アンコール」を獲得するが、第3世代で「あついしぼう」「アンコール」耐久型としての強化版と言えるトドゼルガがが登場。以降もトドゼルガの後塵を拝し、第5世代では同複合タイプであるパルシェンへの対策のの巻き添えを受けたりと、踏んだり蹴ったりであった。メガシンカが登場した第6世代、Zワザが登場した第7世代では強豪との差別化以前に、強化版のラプラスやトドゼルガですら食いつけないスペックインフレに飲まれた。一応第6世代以降は「なかまづくり」で相手の「がんじょう」を消して一撃必殺技を有効にする型も組めるようになった。

  • 第9世代にて復帰。テラスタルで水単独になる事で耐久力を補う事が出来る様になった。地味にXD技であった「てだすけ」をマシン技として習得している。第8世代で既にライバルのラプラスも習得しているが、こちらにはあちらにない「ねこだまし」もあるため、ある程度の実用性と差別化には困らない。

使用トレーナー編集

ゲーム版

※1:ポケモンスタジアム2

カントー地方四天王:カンナおじいちゃん


アニメ版

  • スイート(ミュウツーの逆襲)
  • サクラ
  • カンナ(無印99話)
  • ヤナギ(無印236話~)
  • ゴウ

漫画版


番外作品編集

ポケモンGO編集

サービス開始時から実装されているポケモンの1匹。進化元のパウワウの出現率が巣を除けば低めなので、入手率はそこそこ高め。

みず・こおりの複合は現状ライバルが多く、ラプラストドゼルガが鎬を削り合う状態になっており、残念ながらジュゴンが使用される機会はあまりない。技の構成が2者と被ってしまい、独自性を発揮しづらいのもネックである。


2018年2月11日以降は不定期でレイドボスにも選ばれている(ランクは★★)が、こうした事情もあり人気があるとは言い難い。

シーズン15から「ドリルライナー」を使えるようになったことで採用率が一気に上がった。優秀なデバフ技である「こごえるかぜ」も使える優秀なポケモンである。


ポケモンマスターズ編集

ヤナギ&ジュゴン編集

メインストーリーWPM編8章をクリアすると仲間になる。当初はパウワウで、特定のレベルと進化石でバディーズエピソードのバトルをクリアするとジュゴンに進化する。

れいとうビーム
10%の確率で相手をこおり状態にする
クリティカット
自分の急所率を1段階あげる
こごえるかぜ
相手の素早さを1段階さげる
きびしさがたりん
自分の特攻と特防を2段階あげる

バディーズ技

冬の厳しさ教えるオーロラビーム
自分の急所率を1段階あげる

パッシブスキル

抜群時威力上昇2
効果抜群のときに技の威力をあげる
抜群時威力上昇5
専用Pクッキー1ポテンシャルで解放。効果抜群のときに技の威力をあげる。

カンナ&ジュゴン編集

チャンピオンバトル時のカンナのバディで登場。


主人公&ジュゴン編集

報酬で貰えるタマゴから孵化する事があり、主人公のバディにする事が可能。進化させる事もできる。


Newポケモンスナップ編集

雪原ステージにて、ルート分岐した先の氷河地帯に登場する。同じエリアに生息するタマザラシ頭でボールのようにリフティングする事も。それアシカ



アニメ版編集

アニポケ第1~7シリーズ編集

レギュラーの手持ち編集

CV.うえだゆうじ

新無印10話でカイリューの島へ渡るためにゲットされたゴウ初のこおりタイプ(なお1度ではゲットできておらず、ゲットできるまでボールを投げ続けていたためカイリュー用に用意していたボールまで使い切ってしまった)。

カイリューの島へ向かう途中で嵐に巻き込まれ一度はゴウとはぐれてしまったが、偶然にもカイリューの島に流れ着いてゴウの元に戻った。

♀の別個体やサクラビスに惚れるなど、惚れっぽいところがあるが必ず失恋する(後者はハンテールとサクラビスが恋人同士だった為)。

水中移動要員として使われる事が多く、第15話ではマンキーが池の中に落としたカラカラの骨を拾ったり、第46話ではギャラドスによって川に流されたサトシとゴウを助けようとしたり、ポケモンマリンアスレチックではゴウのパートナーとして選ばれたり、第85話ではタマンタと共にキングドラを探そうとしたりしている。

ホシガリスが原因によるポケモンフーズが無くなった事件ではポケモンたちの喧嘩にメノクラゲたち共々巻き込まれるも、マユルドを助ける為にメノクラゲと共に「れいとうビーム」で池を凍らせた。

第84話ではパッチルドン、レジーナのグレイシアミーチェ)、サトシのウオノラゴンと共に氷の遊園地を作っている。


〈ゲストなど〉

  • スイートのジュゴン

劇場版『ミュウツーの逆襲にスイートの手持ちとして登場。水中にいた為にミュウツーに捕まってしまうが、サトシにより助けられる。


  • サクラのジュゴン

ハナダ美人4姉妹の長女でカスミの長姉・サクラのポケモンで登場。当初はパウワウであったが、無印61話でムサシのアーボックとのバトル中にジュゴンに進化した。


  • カンナのジュゴン

無印99話で試合で使用している場面が描写されている。


  • ヤナギのジュゴン

無印236話から登場。サトシ達を襲った赤いギャラドスを「れいとうビーム」で退け、その後サトシのゴマゾウとバトルした時はあっけなく氷付けにした。

無印238話のジム戦で使用し、サトシのヒノアラシと対決。屋内プールであるフィールドを使い、水に潜って攻撃をかわしながら攻撃するが、サトシは何とヒノアラシを水の中に潜らせてジュゴンを攻撃するという奇抜な戦法を取り、ジュゴンは敗北する。


  • DP89話

ポケモンサマーズクールの3日目に湖の水ポケモン達を観察するプログラムでサトシが観察して絵を描いた。


その他

無印65話・151話(イメージ)
DP171話
SM42話・127話(ゾロアークが化けていた)
新無印2話・8話・10話・136話
劇場版水の都の護神裂空の訪問者蒼海の王子キミにきめた!

アニポケ・第8シリーズ編集

  • 1話:冒頭で登場

薄明の翼編集

第8世代(剣盾)では残念ながら登場しないが、同作を原作としたショートアニメ『薄明の翼』の第4話に登場。後日公式から「誤解を招く表現をしてしまった」という旨の謝罪がなされた。


漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

第2章でカンナの主力で登場。こおり技をひとたび放てば辺り一面を凍らせる事ができ、凍らせた地面を滑走することで、水中並みの速度で移動する。更に「れいとうビーム」とパルシェンの「とげキャノン」を合わせると強力な「氷のミサイル」という合体技ができる。


山下たかひろ版の4コマ漫画編集

「寒ければ寒いほど元気になる」という図鑑設定から「いつも寒いダジャレを連発しては自分でウケて陽気にはしゃぐ」という独特なキャラ付けのダジャレ大好きジュゴンとしてレギュラー入りをしている。ジュゴンはじゅごーーい!(すごーい)

何とゲーム本編最新作のスカーレット・バイオレットではさむいギャグという技が本当に実装されてしまった。(今のところジュゴンは使えないが。)


ポケモンローカルActs編集

三重県鳥羽市地域応援ポケモンであるミジュマルと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。

(実在の)ジュゴンの飼育で知られる鳥羽水族館のある為。


関連イラスト編集

ヤナギさんをジュゴンの中に埋もれさせてみたうるおいボディ

ジュゴン♪タイプ別推し 氷 ジュゴン


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物) ポケモン一覧


図鑑番号順

0086.パウワウ0087.ジュゴン→0088.ベトベター(アローラベトベター)


同複合タイプ


関連ポケモン等・グループタグ


その他

モチーフアシカ

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