基礎データ
全国図鑑 | No.0045 |
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カントー図鑑 | No.085 |
ジョウト図鑑 | No.085 |
ホウエン図鑑 | No.090 |
セントラルカロス図鑑 | No.107 |
ガラル図鑑 | No.057 |
ブルーベリー図鑑 | No.064 |
ローマ字表記 | Ruffresia |
分類 | フラワーポケモン |
タイプ | くさ/どく |
高さ | 1.2m |
重さ | 18.6kg |
性別 | 50%♂・50%♀ |
特性 | ようりょくそ/ほうし(隠れ特性) |
おとしもの | ナゾノクサのはっぱ |
タマゴグループ | しょくぶつ |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | ラフレシア | Rafflesia(ラテン語でラフレシア) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Vileplume | vile(下劣な)+plume(羽毛、羽飾り)+bloom(花) |
ドイツ語 | Giflor | Gift(毒)+flor(スペイン語で花) |
フランス語 | Rafflésia | 日本語名に同じ |
韓国語 | 라플레시아 | 日本語名の音写 |
中国語 | 霸王花 | 霸王花(bàwánghuā、ラフレシアの別名)+覇王(bàwáng、暴君、横暴者)+大王花(dàwánghuā、ラフレシア) |
ロシア語 | Вайлплюм | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | वाइलप्लूम | 英語名の音写 |
タイ語 | รัฟเฟรเซีย | 日本語名の音写 |
アイスランド語 | Grimmdarfjöður | grimmdar(獰猛さ、猛烈)+fjöður(羽、ばね) |
リトアニア語 | Vilaplamas | 英語名より |
進化
ナゾノクサ→クサイハナ(Lv.21)┬→ラフレシア(リーフのいし)
概要
初代『ポケットモンスター 赤・緑』から登場する、クサイハナにリーフのいしを用いて進化した赤く鮮やかな花を持つ、初代ジムリーダーのエリカのトレードマークとなるポケモン。
名前の通り、世界最大の花ラフレシアがモチーフ。モチーフ同様にジャングルなどに生息しているらしい(ただし、ジャングルでの生態については特に記述なし。「ジャングルで うつくしい はなを みつけても うかつに ちかよらない ほうが いいよ」という妙にぼかした説明となっている。対のウツボットもジャングルにいるが、あちらは…)。
愛嬌ある見た目からは想像がつかないかもしれないが、こう見えて肉食性であり、大きな花弁からアレルギー性の猛毒花粉を大量にばら撒き、吸い込んで動けなくなった獲物を捕食するという。花粉が増える季節になるとばら撒く数が増えて空気が黄色くなってしまう。
性別により花弁の模様に違いがあり、♀の方が花弁の白い斑紋が大きいという特徴がある。
作中世界でも世界最大クラスの花びらを持つと解説されており、花粉をばらまく際には大きな音が響く。しかし、大き過ぎて本人は疲れてしまうこともある。一応、蕾の時期があるらしい。
図鑑説明から、どうやら作中世界では美しい花として扱われているが、クサイハナの分岐進化がキレイハナなのでラフレシアが美しいかと聞かれるとちょっと首を傾げてしまうかもしれない。
ゲームでの特徴
- 『ソード・シールド』では、ワイルドエリアに他の石進化ポケモンたち同様野生で登場。本来の住処に近い森の中に登場するが、何故か高い丘の上、ナックルシティへ続くゲートのすぐ近くを徘徊する個体もいる。しかも晴れや雨の時のみならず砂嵐でも元気に活動。どうなってるんだ。
- 『LEGENDSアルセウス』では未登場。
- 『スカーレット・バイオレット』では、DLC『藍の円盤』で内定。ブルーベリー学園にあるテラリウムドーム・コーストエリア(コーストスクエア付近)に出現する。シナリオクリア後は、ジムリーダー・コルサの新たな手持ちで登場。性別は勿論♀。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初代 | 75 | 80 | 85 | 100 | ※ | 50 | 390 |
第5世代まで | 75 | 80 | 85 | 100 | 90 | 50 | 480 |
第6世代以降 | 75 | 80 | 85 | 110 | 90 | 50 | 490 |
※第2世代以前の「特攻」・「特防」は「特殊」へ纏められていた。
高めの特攻を有する鈍足アタッカー。耐久も中々に高く、また攻撃も並程度あるので物理技が使えないという訳ではない。
鈍足とはいっても特性「ようりょくそ」があるので、「晴れ」下では高速アタッカーとなる。これを考慮へ入れたラフレシア単体の性能には大きな欠点はないのであるが、同タイプ・同特性のフシギバナに劣ってしまうのがネックとなる。他にも同タイプウツボット、タイプこそ異なるが積み技持ちのドレディアと、「ようりょくその特殊アタッカー」にはライバルが多い。
しかし第6世代においてマジカルシャイン(XY)・ムーンフォース(ORAS)を習得。かくとうタイプやドラゴンタイプへの打点を得て、晴れて差別化要素を手に入れた。また自身の「とくこう」も110に強化された。数値上はフシギバナを上回ったものの、「ようりょくそ」を活かした高速アタッカーとして扱う際にはおくびょうのラフレシアよりもひかえめなフシギバナの方が火力素早さどちらも上回ってしまう点は注意が必要。
前述の通り「ドレインパンチ」などの珍しい技も使えるので物理型という選択肢もあるが、それでようりょくそアタッカーをするにも火力不足は否めず、「つるぎのまい」前提の火力である。ひこうタイプ相手には、「すてみタックル」と「しぜんのめぐみ」程度しか対抗できる物理技がない。こちらも「パワーウィップ」が使えるウツボットや一致ノーマル技や「とびげり」の範囲の広さでメブキジカの方が扱いやすいか。
隠れ特性は「ほうし」。接触技で発動する特性である。くさ・どくの複合なのでかくとうタイプやギャラドス、マリルリなどの物理みずタイプに繰り出して行き、「あまえる」や回復技を使って特性発動を粘ったり、自分から各種粉を撒いて行くという戦い方になる。何気に「キノコのほうし」を覚えないポケモンでは唯一の「ほうし」所有者で、同タイプにモロバレルがいるが技の面で差別化は可能。
ポケモンUSUMでは、自身の特徴とマッチングしている「ちからをすいとる」を習得したため、今後の耐久面での強化が期待されている。
ポケモン剣盾では遂に「やどりぎのタネ」を習得し、救済と言えるレベルの強化を経た。同時に、クサイハナも一気に強化され、採用が一気に増えた。
- ポケモンホーム解禁前は最速の「ようりょくそ」+「ねむりごな」型として替えが効かなかったため、ダブルバトル使用率40位台から60位前後と健闘した。
- だが結局は「替えが効かないので弱いが使わざるを得ない」というポジションに過ぎなかったので、「ようりょくそ」+「ねむりごな」型として複合タイプが同じ上に基礎スペックが遥かに優秀なフシギバナの解禁を機に一気に環境から死滅。
使用トレーナー
ゲーム版
- エリカ:ジムリーダー(カントー)
- カツラ:ジムリーダー(カントー)※1
- カリン:四天王(ジョウト)
- アテナ:ロケット団幹部
- シン:LPLEライバル
- ショウコ:ラフレシアマスター
- カフ:ジムチャレンジャー
- コルサ:ジムリーダー(パルデア)※2
※1 ポケモンスタジアム金銀
※2 藍の円盤クリア後
アニメ版
漫画版
- エリカ(ポケスペ)
- アテナ(ポケスペ)
番外作品
ピカチュウげんきでちゅう
モエギそうげんにいるナゾノクサにみずをあげるとクサイハナに進化する事があり、更に水をあげるとラフレシアに進化する事がある。
ポケモンGO
くさタイプの中では中堅どころの性能で、通常技ではっぱカッター、ゲージ技でソーラービームを覚えるので、実戦ではそれなりに使える。他にはヘドロばくだんやはなふぶき、さらになぜかフェアリー技であるムーンフォース等も覚えられる。正直これらの技は余り使い道はないが。……とはいえ、最近はハードプラントを習得したフシギバナの躍進が目覚ましいため、残念ながら採用率は高いとはいえない。
一応、進化元のナゾノクサの出現率がかなり高めで、進化・育成に必要なアメを確保しやすいというメリットはあるので、進化マラソンには使える…かもしれない。
ポケモンマスターズ
エリカ&ラフレシア
『メインストーリー・WPM編第4章』をクリアすると仲間になるバディーズ。
ナゾノクサの頃からエリカと共にいるパートナー。トレーナーに似たのかマイペースな所があるが、道を覚えるのが得意で、よく街を散歩する際に遠回りしてしまうエリカを道案内してくれるとの事。また、エリカの活け花が好きで活け花をすると寄ってくる。
技
エナジーボール |
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10%の確率で相手の特防を1段階さげる |
スペシャルガード |
自分の特防を2段階あげる |
しびれごな |
相手をまひ状態にする |
お手入れします |
自分の特攻を1段階+防御を3段階あげる |
バディーズ技
しぜんをあいする はなびらのまい |
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相手がまひ状態のときは威力があがる。★6EXアップ後、威力が1.5倍になる |
パッシブスキル
必中化 |
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技が必ず命中する |
主人公&ラフレシア
報酬で貰えるタマゴからナゾノクサが生まれる事があり、バディーにして育てる事でラフレシアまで進化させる事が可能。
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
- ルミカのラフレシア
- 無印83話
- 無印110話
- 野生の個体がサトシとケンジに痺れ粉を浴びせたことで彼らの治療の為に薬草探しをすることになり、結果的にカスミがニョロモと出会うきっかけを作った。
- 無印239話
- 野生ポケモンとして登場。研究員・サイガによればラフレシアとキレイハナが縄張り争いを毎日繰広げているという。サトシ達が止めようとしても治まらなかったため、最終的に争いの無意味さを双方に分かって貰うために逆にとことん喧嘩させた結果、はようやく争いの無意味さを理解し、ロケット団を撃退したことをキッカケに打解ける。
- AG52話
- セキドーのポケモンの1匹で、応援といいながら太鼓の中に潜んで依頼人を有利に立たせるイカサマを行っていた。
- AG150話
- 育て屋の娘・シロミのポケモンで登場。
- DP
- ナタネが手持ちに入れてることが判明している。
- DP14話
- 千年樹の下で寝ていたため、落ちて来たコノハナが上に乗ったことで驚いてしまう。
- 新無印76話
- そのコジロウ自身もロケット・ガチャットでラフレシアを使用した。サトシ達を「ねむりごな」で眠らせるも、ゴウのサルノリは「くさタイプ」であったために効かなかった(が、ムサシが出したトロピウスの木の実に夢中であった)。ゼンリョク兄弟のジャラランガのZワザ「ブレイジングソウルビート」によって敗北した。
- 劇場版『水の都の護神』
- 怪盗姉妹のリオンは幼い頃にクサイハナをラフレシアに進化させたことを未だに根に持っているらしく、そのことを姉ザンナーにからかわれている。
無印 | 40話・88話(ピンカン島)・110話・115話・225話・228話・250話・272話 |
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AG | 73話 |
DP | 181話 |
XY | 57話・59話・60話 |
SM | 42話 |
新無印 | 1話・133話・136話 |
SP | 遥かなる青い空 |
劇場版 | 裂空の訪問者・超克の時空へ・ココ |
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
第1章ではエリカの手持ちでレッドとのジム戦で使用。第9章ではアテナの手持ちが登場している。
関連イラスト
関連タグ
0044.クサイハナ→0045.ラフレシア→0046.パラス