基礎データ
全国図鑑 | No.0182 |
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ジョウト図鑑 | No.086 |
ホウエン図鑑 | No.091 |
セントラルカロス図鑑 | No.108 |
ガラル図鑑 | No.058 |
ブルーベリー図鑑 | No.065 |
ローマ字表記 | Kireihana |
分類 | フラワーポケモン |
タイプ | くさ |
高さ | 0.4m |
重さ | 5.8kg |
性別 | 50%♂・50%♀ |
特性 | ようりょくそ |
隠れ特性 | いやしのこころ |
おとしもの | ナゾノクサのはっぱ |
タマゴグループ | しょくぶつ |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | キレイハナ | 綺麗+花 |
英語・スペイン語・イタリア語 | Bellossom | belle(美人)+blossom(花) |
ドイツ語 | Blubella | Blume(花)+bella(スペイン語で美しい) |
フランス語 | Joliflor | joli(きれいな、可愛らしい)+flore(植物相) |
韓国語 | 아르코 | 아름다운(areumdaun、美しい)+꽃(kkot、花) |
中国語(簡体字) | 美丽花 | 美丽(měilì、美麗)+花(huā) |
中国語(繁体字) | 美麗花 | 美麗(měilì)+花(huā) |
ロシア語 | Беллосом | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | नासूम | मासूम(Masoom、無垢な) |
タイ語 | คิเรอิฮานะ | 日本語名の音写 |
進化
ナゾノクサ → クサイハナ(Lv.21) ┬→ ラフレシア(「リーフのいし」を使用)
└→ キレイハナ(「たいようのいし」を使用)
概要
『ポケットモンスター 金・銀』(通称:第2世代)より登場した、ラフレシアとは別の進化を遂げた花のポケモン。
頭の横にハイビスカスのような花飾りをつけ、他一族とは雰囲気が変わって強い日差しの場所が似合うフラダンサーのような風貌となり、実際アニメでもゲームでも集団で陽気にフラダンスを踊っていることが多い。
彼女達の踊りは太陽を呼ぶ儀式ともいわれており、十分に光を浴びると下半身の葉が回り始める他、互いの花びらが触れ合うと心地良い音が鳴り響くという。主に晴れの日に行われる様であるが、雨季終わりや、曇り空が続く日にも行われる。
クサイハナ時代が臭ければ臭い程、それが進化した個体が咲かせる花は美しいとされ、日差しを浴びると頭の花がクルクルと回り出す。
太陽の出てない時間帯は大人しくしている様で、夜は花を窄めて寝ていることが多い。
イメージ通り南国に多く生息するポケモンである様であるが、何故かその最たるアローラ地方には進化前共々一切出現しない。ダンスが南国の名物であると解説されているのにどうしたことであろうか。
逆に比較的寒冷なガラル地方には生息している。
元あったどくタイプが消え失せ、タイプはくさタイプのみとなる。
進化するとタイプが単一から複合になったり、複合でも構成が変わる例は多いが、複合から単一ちなるのはこのポケモンとメガボスゴドラ位である。
クサイハナの身長が0.8mなのに進化したら0.4m。クサイハナどころかナゾノクサ(0.5m)よりも小さくなり、可愛らしい外見と少女的な雰囲気(ただし、ちゃんと♂個体も存在する。というか、性別比は50:50)から、一定の人気を集めている。
ちなみにスカート状の下半身を下から覗いても足はない。アニメではピョンピョンと跳ねて移動している。もしかしたら腰ミノ状の葉が足なのかもしれないが、ゲームでは歩行時に空中浮遊しつつも二足歩行で歩くかの如く上下へ揺れる。足跡はないので腰蓑は足扱いではない。つまり、どう観察しても結局は謎である。
色違いのすがたと容姿について
色違いは体が紫色となっている。
なお、昔の公式イラストでは体の色がナゾノクサ同様青い時代もあったが、現在は黄緑色で定着している。
ゲーム中では当時から緑色であり、『ポケモンカードゲーム』でも金銀発売直後の「金、銀、新世界へ…」に収録されたカードイラストは緑色となっていた(イラストを手掛けたのはデザインを手掛けたにしだあつこ氏)。
ゲーム上での特徴
- 『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』と『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』では、殿堂入り後に行くことができるカントー地方でエリカの手持ちとして登場する。彼女は『ポケットモンスター 赤・緑』で分岐進化先であるラフレシアを使用している。
- 『ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド』と『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』では、野生で出現しないが、ナゾノクサかクサイハナから進化させてキレイハナを持っていれば、キナギタウンにいるNPCのサトチンからサニーゴ♀(モモちゃん)を交換で貰うことが可能。
- 『ポケットモンスター ソード・シールド』では最初から登場。ワイルドエリアの「きょじんのかがみいけ」(晴れ・日照り・霧)に固定シンボルで出現する。
- 『Pokémon LEGENDS アルセウス』には未登場。
- 『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、DLC『ゼロの秘宝 後編:藍の円盤』から参戦。テラリウムドームの「コーストエリア」で野生でも出て来る様になった。
性能
種族値(『ポケットモンスター X・Y』以降)
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
75 | 80 | 95 | 90 | 100 | 50 | 490 |
- ステータスは「すばやさ」が低いものの、それ以外は全体的に高めの平均型。ラフレシアと比べるとやや耐久寄りとなっており、「とくこう」と「とくぼう」を入替えた種族値となっている。『ポケットモンスター X・Y』以降はさらに防御力が10強化された。
ポケットモンスター 金・銀
- 進化するとどくが外れるためか、わさマシンで「ヘドロばくだん」を覚えなくなる。進化すると小さくなる、単タイプとなることも併せて珍しい事例。なお、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』以降は使用可能(でも「どくどく」は『金・銀』でも覚える。何が異なるというのか?)。
ポケットモンスター ダイヤモンド・パール
- 『ポケットモンスター プラチナ』からどういう訳か、レベルアップで「リーフブレード」を覚えられる様になった。どうやって斬るのであろうか…。腰のフリフリを刃に変えて斬るのかもしれないが…。キレイハナはどちらかといえば特殊型であるが、「こうげき」種族値も80と低くはなく、「つるぎのまい」も覚えるため、特性「ようりょくそ」と合わせた物理アタッカーというのもなくはないかもしれない。
ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア
- ナゾノクサが「ムーンフォース」を習得出来る様になったため、当然ながらその進化形であるキレイハナも使える。だが『ポケットモンスター サン・ムーン』まではクサイハナ・ラフレシア・キレイハナの時に忘れてしまうともう思い出せなくなるので注意。くさ技を半減するドラゴンに刺さるので有用性は高い。しかし、これにより太陽の石で進化する癖に月の力も使えるというとんでもない矛盾が生じている。…その優遇をムンフォ覚えないフェアリーにも分けてやって下さい。
ポケットモンスター サン・ムーン
- 続く『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』では「ちからをすいとる」を獲得。これにより、物理アタッカー相手には「ちからをすいとる」で耐久し、特殊アタッカー相手には「ちょうのまい」を積むという、高い耐久力と回復力を兼ね備えた積みアタッカーの性能を得ることに成功した。
- 一方のラフレシアも「ちからをすいとる」を取得。こちらは「ちょうのまい」を覚えなかったが、どくタイプであることを生かした物理受け兼特殊アタッカーとして研究され、元々役割が被りがちであった2匹は明確な差別化と強力な技構成を得ることに成功したのである。
ポケットモンスター ソード・シールド
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
- 待望の「アンコール」を習得。「ちょうのまい」で先手を取っておけば、突破出来ない相手が「つるぎのまい」などを使っても起点に出来るため、非常に強力。有利な相手に繰出せばそのまま詰みに追込むことも可能。
- 欠点は1積み程度では追い抜ける相手が少ないため、2積みでどこまで追い抜く相手を想定するか考えておきたい。
使用トレーナー
ゲーム版(トレーナー)
ゲーム版(番外作品)
アニメ版
漫画版
- エリカ(ポケットモンスターSPECIAL)
番外作品
ポケモンGO
クサイハナに「たいようのいし」を使って進化させることでのみ入手が可能。現状野生個体は一切確認されていない(いたとしても超低確率でしか出現しないと思われる)。同作では進化アイテムが非常に入手しづらいこともあり、入手難易度は高い。「たいようのいし」自体も、他にヒマナッツ → キマワリの進化に必要となるため、どちらに使うか悩みどころである。
ポケモン不思議のダンジョンシリーズ
パッチールのカフェにある施設「たんけんリサイクル」のクジ引きで大当たりを当てると、カフェの壁をぶち破ってルンパッパと共に4匹でダンスを披露する。
また、スペシャルエピソード『チャームズさんじょう!』では、財宝を入手しようとするチャームズに「諦めた方がいい」と忠告する個体が登場。しかし、その正体は…。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ(外部出演)
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』以降の作品に登場。モンスターボールから登場すると、「あまいかおり」で近くの相手を眠らせる。
アニメ版
アニポケシリーズ
第1シリーズ(無印)
- ヒカルのレイとハナ
第122話「キレイハナのバトルダンシング」で登場したラフォールタウンで出会ったパフォーマー・ヒカルの手持ちである2匹が登場。ポケモンパフォーマンス大会に向けて練習をしているが、ハナが怖がって最後の決め技・ムーンサルトが出来ずにいた。ヒカルは止むを得ずムーンサルト抜きで出場することとしたが、ポケモンを奪いに来たロケット団との戦闘でムーンサルトが成功してロケット団を撃退。大会でも見事に決めることが出来た。
- 第239話
野生ポケモンとして登場。研究員のサイガによればラフレシアとキレイハナが縄張り争いを毎日繰り広げているという。サトシ達が止めようとしても治まらなかったため、最終的に争いの無意味さを双方に分かって貰うために逆にとことん喧嘩させた結果、両者はようやく争いの無意味さを理解し、ロケット団を撃退したことをキッカケに打解ける。
- 第178話
ポポッコのトレーナー・ミノルの両親が連れていた。
- 第200話
ハーブを自宅でポケモン達と栽培し、サトシのベイリーフを助けた老婦人・ハルノのポケモンで登場。
- 第249話
チアリーダー・ナビのポケモンで登場。
第3シリーズ・ダイヤモンド&パール
- ノアのキレイハナ
第138話で登場。ノアを口説こうとするタケシを気に入らなかったために思わず「しびれごな」で痺れさせる。その後もやたら口説いて来るタケシに遂にキレて怖い形相で睨み付けた。
第6シリーズ・XY
- 第57話
シトロンのハリマロンがナンパしていた相手であるが、ジト目で返してフッていた。なお、トレーナーはユリーカにシルブプレされていた。
第7シリーズ
- 第32話
ゴウの過去回想で登場。ウバメの森にすむ野生の個体でキマワリのいあいぎりで草を切った際に現れるが、怒ってゴウとトキオを襲った。
狂暴だったのか、「かわいい」っていわれたのが気に食わなかったのか、実は♂だったのか、人間が嫌いだったのか、はたまた突然草むらを切られたことにキレたのか…。
その他
無印 | 225話 |
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AG | 11話・14話・15話・35話・63話・74話 |
DP | 28話・86話・171話 |
BW | 127話 |
XY | 136話 |
SM | 42話 |
新無印 | 40話・79話 |
劇場版 | 時を超えた遭遇・超克の時空へ・幻影の覇者・神速のゲノセクト_ミュウツー覚醒 |
第8シリーズ
- 77話:モブで登場。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
3章でエリカの手持ちで登場。前章ではクサイハナであった。良くボール外へ出して連れ歩いていたことから、お気に入りの1匹である模様。
ポケモンローカルActs
福島県いわき市に地域応援ポケモンであるラッキーと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。いわき市はフラガールのショーがあるスパリゾートハワイアンズの所在地であり東北のハワイとも称されている。
関連イラスト
Pixivに投稿された最古のキレイハナ
関連タグ
図鑑番号順
0181.デンリュウ(メガデンリュウ)→0182.キレイハナ→0183.マリル
関連ポケモン+グループタグ等
その他