データ
初出 | 第1世代 |
---|---|
タイプ | くさ |
分類 | 変化 |
威力 | - |
命中 | 90 |
PP | 10 |
範囲 | 1匹選択 |
直接攻撃 | × |
効果 | ターン終了時、相手のHPの1/8ずつ減らし、減少分のHPを回復する。自分が交換しても有効。 |
英語名 | Leech Seed |
概要
初代のRGBPから登場している技。
種を植えた相手のHPの1/8をターンごとにそのまま吸収できる。
但しやどりぎの種でありながら何故かくさタイプには無効化される。本来宿木は植物にしか寄生しないはずなのだが、気にするのは野暮なのだろう。
しかしアニポケでは、ナエトル等のくさタイプのポケモンでも何故か無効化されず、普通に効いたりする。
表記揺れを起こしやすいが「ヤドリギのタネ」でも「やどりぎのたね」でもない。
補助戦法寄りのくさタイプを支える技と言っても過言では無い技。この技を覚えるか否かでくさタイプの使い勝手がまるで変わるとも言われる。
性能からやはり耐久型への採用が主。「たべのこし」や回復系の特性と組み合わせられることが多いので相手にするとこの上なく面倒な事になる。
回復が追いつけなくなるレベルの火力が無いと突破は困難だろう。
またアタッカーであっても「あくび」のように相手に交代を促したり、後続の味方の起点にするための最後っ屁など様々な理由で採用可能。
分類としては一応回復技として扱われるので、「ヘドロえき」や「かいふくふうじ」の影響も受ける(ダメージは与えられる)。
因みに、初代では「どくどく」と組むとやどりぎの吸収量も一緒に跳ね上がると言う仕様があった。これは当時の「どくどく」が「相手を猛毒の状態異常にする技」ではなく「相手を毒の状態異常+スリップダメージ倍々の状態変化を与える技」であり、やどりぎ(と火傷)もこの状態変化の効果対象だったため。当時は「ふぶき」飛び交う戦場であったため活躍する機会はあまりなかったものの、なかなかえげつない仕様と言えるかもしれない。
実際第7世代頃に配信された初代VCで再研究が進められた結果、当時最強とされた「かげぶんしん」+「ねむる」戦法を崩せる(毒状態は眠れば回復するが威力が倍々になるやどりぎは交替しないと解除出来ないので居座れない)として一定の評価を得ていたりする。
そして第7世代のポケモンSMでは、テッカグヤやキュワワーといった、くさタイプ以外のポケモンも習得可能になった。
但しヒーリングシフトに関してはこの技は対象にならないので注意。
第9世代ではテラスタルが実装され、これに関して注意点が存在する。テラスタルでくさタイプ以外にタイプ変更した場合、ブリムオンやエーフィの特性「マジックミラー」で跳ね返されると自分にやどりぎが植え付けられて相手を回復させてしまうことになる。もちろん相手がテラスタルでくさタイプに変更した場合もやどりぎは無効化されてしまい、サーフゴーに至っては特性「おうごんのからだ」で完全に無効化されてしまう。
余談だが、この技を相手に当てた時の表示文は、「相手の ○○に 種を 植えつけた!」である。
…何だかアレな感じがするのは気のせい…なのか?そのせいか知らないがpixivではR-18絵の方が多い。