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ブリムオン

ぶりむおん

ブリムオンとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0858
ガラル図鑑No.243
カンムリ雪原図鑑No.042
パルデア図鑑No.284
キタカミ図鑑No.094
ローマ字表記Brimuon
分類せいじゃくポケモン
タイプエスパー/フェアリー
高さ2.1m
重さ5.1kg
せいべつ100%♀
特性いやしのこころ/きけんよち/マジックミラー隠れ特性
タマゴグループようせい

他言語版の名称編集

ドイツ語Silembrim
英語・イタリア語・スペイン語Hatterene
フランス語Sorcilence
韓国語브리무음
中国語(簡体字)布莉姆温
中国語(繁体字)布莉姆溫

進化編集

ブリム族

ミブリムテブリム(Lv.32)→ブリムオン(Lv.42)


キョダイマックス編集

無題


詳細はキョダイマックスブリムオン


概要編集

テブリムの進化形で、ミブリムの最終進化形。

水色とピンクのロングヘアーで身体を覆う、セクシーな女魔法使いを思わせる外見で、その見た目通り「森の魔女」の異名を有する。


帽子の先からは先端がの様な形となった触手が伸び、これを相手に対しての攻撃手段や、喜怒哀楽を表現する際の腕として用いている。


分類通り静寂を好み、争いやそれを起こす人を嫌う性質はさらに加速。頭痛を引起こすサイコパワーを放って相手を遠ざけたり、箒型触手で敵を引裂くなどして己の身を守っている。彼女が住む森には生物の気配がせず、もし、侵入しようものならばビームで気絶させた上で爪でトドメを刺す恐ろしい性質を有する。


ポジティブな感情に引かれ寄り添い、身を賭して全力で守ろうとするサーナイトとはその点対照的といえる。ミブリムの時点で強い感情を受けるとくたびれたり、テブリムの時には幸せな感情でも騒音に感じると設定されているのであるから、筋金入りであろう。


名前の由来も恐らく「身振り手振り」+「ブリム(帽子のつば)」+「無音」から。

ブリムオンブリムオン(オフのすがた)


一見女性的な丸みのある体型を持つように見えるが、実は顔から下に小さな手足を持つ本当の身体があり、実体部分をサイコパワーで浮かせ髪で隠すことでその様に見せ掛けている。


前述の通り、普段は帽子の触手をメインアームとして使っているため出すことはないが、やられモーションの際のみ、この本体部分やスカート内に薄っすら見える足を一瞬だけ垣間見ることが可能。高さ2.1mに対して、体重が5.1kgという中々異次元の軽さであるのも、これが原因なのであろう。


また、生息域が同じオーロンゲ系統とは共通点が多く、度々話題に上がることがある。詳細はオロブリを参照。


ゲーム上における特徴編集

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
57909513610329510

フェアリーが追加されたため、元より分が悪かったはがねタイプや、本来エスパータイプが得意とするどくタイプに弱点を突かれてしまう点には要注意。その分ドラゴン技は無効、かくとう技は0.25倍まで軽減、むし・あく技は等倍へ持ち込み、その上あくタイプの弱点を突けるようになる等メリットも大きい。


見た目通り特殊面に寄った能力値であるが、意外にも物理側もそれなりにある。その代償として思いっきり素早さをかなぐり捨てた鈍足。防御や特防は高いもののHPは少々心許ないので、大技を食らうと案外あっさり落とされてしまう。

鈍足・高防御ということで、トリックルームを主体とした特殊アタッカーが鉄板構成。トリパのアタッカーとして運用することを考えた場合、厳選目安はれいせい・最遅となるであろう。攻撃がそこそこ高いので、イカサマ対策として攻撃個体値も極力低めを狙っておくのがお勧め。


メインウェポンとしてサイコキネシスマジカルシャイン、サブウェポンとして鋼対策「マジカルフレイム」や対ゴースト「シャドーボール」が有力。

トリパへ組込むのであれば、当然ながらトリックルームは必須となる。トリルで一通り仕事を終えたら自爆技であるミストバーストで自主退場するなんて戦法も可能。

ブリムオンの専用技まほうのこなで相手のタイプをエスパータイプへ変化するという変わった技も有し、その技で生かした戦法で特にダブルバトルではミミッキュや強力な600族さえも倒せるほどのポテンシャルを秘めている。


またイエッサンとの相性は特筆に値する。隠れ特性サイコメイカー」とこのゆびとまれを合わせることによって、ねこだましちょうはつ無効、このゆびとまれでブリムオンを倒させないといった強化が出来、ほぼ確実にトリックルームを成功させられる。

もっとも、相手のブリムオンへの妨害対策ならイエッサンのこのゆびとまれだけで十分である場合もある。


攻撃もそれなりに高くじゃれつくサイコカッターパワーウィップなども覚えるので意表を突いた物理型も一応は可能。

ちなみにどういう訳か、タマゴ技で電気袋組よりほっぺすりすりを遺伝可能。起点作りとしては優秀であるが、絵面にすると見た目とのギャップが激しいこと請け負いである…。


第9世代編集

第9世代では「ミストバースト」を没収されており、技面では若干弱体化。

初期環境ではコータスをエースとするトリパで使われる場合がある。自身の素早さ種族値が丁度初期環境でそこそこ見掛けるクレベースより1勝るため、そちらに対して上からの「マジカルフレイム」を撃ち込めるように控え目SV型も考慮に入る。


しかしこの世代では折角「トリックルーム」を展開してもその後の動きが相手のテラスタルのせいで安定せず、「トリックルーム」のターンをただ空費しかねないことから、トリパ自体が下火である。


使用率自体は振るわないが、アカツキガチグマが登場するとトリパ始動役として一部で使われるようにはなっている。アーマーガアなどの浮いているはがね枠に対してアカツキガチグマは弱いが、ほのおテラスタル「マジカルフレイム」型ブリムオンなら補完となるのが美味しい。「マジカルフレイム」はクレセリアとの差別化点であるが、それ以外にも「ミストバースト」がある。


だがシーズン12辺りとなると「すばやさ」種族値111サケブシッポが「トリックルーム」サポーターとして使われるぐらいとなった。環境を席巻したオーガポンと、それに対抗するポケモンがことごとく俊足なのでこの値でも十分下を取れるという、ある種この時代を象徴する起用であり、そもそもサケブシッポに耐久で劣るフェアリー枠のブリムオンをわざわざ最遅で使う必要がないことの表れでもある。


一応彼女の名誉のためにいっておくと、JCS2023ジュニアカテゴリでは彼女とテツノカイナが組んだトリパが準優勝している。


使用トレーナー編集

ゲーム版


アニメ版


漫画版


アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

  • シゲルのブリムオン
    • 新無印での新たな手持ちで、「さだめのいせき」で行う最後のトライアル・ミッションで使用。

  • めざポケ3話「タケシとデントともりのまじょ!」
    • ルミナスメイズの森を彷彿とさせる深い森に生息する野生のブリムオンが登場。人のマイナスの感情のオーラを浴びようとするという性質があり、失恋で傷心中のタケシを連れ去り、女性にフラれ続ける幻覚を見せてマイナスオーラを搾り取ろうとする森の魔女の別名に違わぬ中々邪悪な個体。
    • 最終的にはサトシ達の懸命な説得によりタケシを解放した…が、説得に応じたというよりは次なる獲物を見付けたためどうでもよくなったというのが正しいかもしれない。最後の笑顔は必見。

放課後のブレス編集


余談編集

モチーフはアーサー王伝説に登場する魔法使いマーリン(塔に死ぬまで幽閉される運命にある。ブリムオンのキョダイマックスの姿も正しく塔に囚われたかのような姿となる)か、グリム童話に伝えられるラプンツェルであると思われる。

ただし、マーリンの性別は男性であるため、女性登場人物という焦点に絞って考察した場合、げきりんの湖周辺に生息する事を考えればアーサー王にエクスカリバーを授けた『湖の乙女』や魔女としての側面を鑑みれば『モルガン』辺りが元ネタか(フォローしておくと、モルガンは本来は今日知られるような悪女ではなく、伝説成立当初はアーサー王を助ける所謂『きれいなモルガン』として描かれることが多かった。元々モルガンはケルト神話の女神であるため、キョダイマックス時の『キョダイテンバツ』という技名にも符合する)。


前述の通り顔の下に本来の小さい体があり、髪のような触手・その下の体のような部分とは繋がっていないのが正しい姿だが、2次絵では普通に人型スタイルで描かれているものが多い。

特に髪の下部分の丁度膨らんだところがおっぱいっぽく見えるため(敢えてそういうデザインなのだろうが(ボインボインな姿で描かれたR-18イラストが多数を占める(現状、投稿されているイラストの約3分の1がR-18という他ポケモンと比較してもブッチギリで高比率を誇っている)。

もっとも、本来の姿と違うからといって一々指摘して回るのは野暮なのでそっとしておくことが望ましいであろう。

逆に、本来の小さい頭身に準じて下のスカート部分を分離した姿で描かれることも少なくはない。


本体は白いがうち顔と四肢(つまり胴体以外の部位)は実はうっすら紫色をしており、真っ白なのは胴体のみ。これらはゲームのモデルや公式イラストがそうであるだけでなく、ぬいぐるみやポケモンカード等グッズでもしっかり守られている。

手足は普段は隠れている上に、顔も陰として捉えられるほどの薄さ。もはや無視しても問題ない程度の色合いのため、ファンアートの場合は無理に再現する必要性は低いであろう。(逆に意識して着色してこだわりをコッソリアピールしてみても良いかも?)


また外見やフェアリータイプであることより隣に女性トレーナーを置くと映えるが、現状のところ一般トレーナー主人公を除くと手持ちとしているポケモントレーナーはアニメや漫画等を含めても男性キャラ限定であり、名前ありの女性キャラの手持ちとして隣に置くと2次創作となってしまう珍しい事態となっている。


関連イラスト編集

ブリムオン魔女

ぽけ絵無題


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン ポケモン剣盾

ポケモン一覧 エスパータイプ フェアリータイプ

ミブリム テブリム


0857.テブリム0858.ブリムオン/キョダイマックスブリムオン→0859.ベロバー


同複合タイプ編集


関連ポケモン等編集



  • その他
    • オーロンゲ:色々と対になる存在。
    • アマージョ:同じく♀しか存在しないポケモンの最終進化系にして非常に凶暴な性質を持つ繋がり。モチーフは別方向なものの名前に「マジョ(魔女)」が入ってるため連想させることも。但しお互いの進化前は共通点があったりする。
    • テールナー/マフォクシー:魔法使い繋がりであるが、こちらは♂もいる(というか、御三家の性別比率が♂8割以上)。
    • ドレディア:同じく女性的な外見かつ擬人化イラストが多いポケモン

CPタグ編集

ポケモン×人間編集

ビトブリ

ポケモン×ポケモン編集

オロブリ ブリサナ

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