村雨礼二

むらさめれいじ

「私はギャンブラーではない」

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目次 [非表示]

1 概要

2 割り込んで質問させて貰うが貴方、私のプロフィールに何故興味がある？

3 人物

4 経歴

5 その他

6 余談

7 関連タグ

「電球の上にたまたま座ってしまい、ケツから電球が抜けなくなったと語る神父」も

「絶対に貴方の子よと泣いた女」も

「どうして彼女が殺されなきゃならないんだと叫んだ男」も

医学によって、全員嘘を暴かれた

概要

村雨礼二とは「ジャンケットバンク」に登場するギャンブラーである。初登場時のランクは4リンクだったが現在は1/2ライフであり、かつては1ヘッドにも所属していた実力者。ゲーム「サウンド・オブ・サイレンス」にて真経津晨と対戦する。

割り込んで質問させて貰うが貴方、私のプロフィールに何故興味がある？

出演作品	ジャンケットバンク
性別	男性
誕生日	1月6日(29歳・山羊座)
身長	176cm
体重	59kg
血液型	B型
趣味	手術
好物	テンダーロイン(ステーキ)
職業	医師

人物

　カラス銀行行員たちには「異常者」「めっっっっっちゃキモいやつ」「この人、本当に人間か？」などと評されている。

常日頃不満に思っていることが「「絵描きは絵が好き」「サッカー選手はサッカーが好き」で許されているのに「医者は人の為だとかなんとか高尚な理由を求められる」事」である事から分かる通り、彼は本職自体が医者なのだが手術を趣味とし、自宅に設置した手術台にて債権者等の人体解剖を行っている。

「あらゆる苦痛と屈辱に耐えてでも金を返す」と宣った債務者の体内が「血色良く、炎症も無い、なんのストレスも受けていない誠意がかけらもない口先だけの内蔵」である事や「神の贔屓を感じる程の美貌を持った美女の体内が肺はヤニでゴキブリ色、肝臓は酒で死にかけ、胃は薬で穴があく寸前の醜悪な状態」である事など、「喋る糞袋の本性を暴く」事に愉悦を感じる評判通りの異常者である。（ちなみに前者の債務者は別に「麻酔なしで手術を受けさせられる」とか「内蔵を勝手に取られる」とか「そのままなぶり殺しにされる」とかは一切なく、本気で「特になんでもない健康体にメスを入れる」ためだけに手術を受けさせられているため、普通に縫合して治療されている。彼曰く「死んだらまた手術出来ないしな」）

また常にメスを携帯しており、不正を働く者への脅迫や制裁に使用している。

子細な人体観察に基づく読心を得意としている一方、それを応用して「中央に意識が向き過ぎている様な動きをする」等の無意識を装った偽りの仕草で相手の読みを誘導する技術も有する実力者。

自らを「ギャンブラーではない」と評しており、リスクを避けて確実に勝利を狙っていく。

真経津との対戦後は獅子神らと共に真経津の友人となり、お互いの家を行き来する仲になったようだが、真経津に騙されたことについては思うところがある様子。

ちなみにリスクを避けすぎているせいか身体が少し弱い。

本人もそれを多少気にしている模様で、「人体の構造は頭に完璧に入ってるからあとはどこかのマヌケ（獅子神）と同じ屈強な体があれば無敵」と健康体操や健康器具に手を出している。（獅子神とのタッグの後、敵への拷問で電撃を浴びすぎて身体がギシギシ言っていた時にお前は何故平気に動いてるのかと問い「処方箋はプロテインとダンベル」と返されているため、まずは手頃なところから、と参考にした模様）

しかしながら、「日課のヨガ」といいつつ全くポーズが出来ていないことを「（始めて）何日目…」「来週もまだ続いてたら私も禁煙しますよ」と渋谷に突っ込まれている

経歴

　※以下、作中のネタバレ含む為注意！

　真経津と4リンクゲーム「サウンド・オブ・サイレンス（SOS）」にて対戦。

　序盤こそ圧倒的な強さを見せつけるが、途中から「真経津がわざとペナルティを受けている」事が分かると、その真意を読むことが出来ずやや動揺を見せ始める。

　最終的に真経津の張った罠に掛かり敗北。

　ゲーム中における最悪のペナルティ被害を受けた為安否は不明だったが、その後銀行外のゲームである「タンブリング・エース」で再登場。生存が明らかとなった。

　だが「タンブリング・エース」のゲーム時には聴力を失っていたらしく、微妙に周囲の人物との会話がかみ合っていない様子だった。

しかし大した影響は無かったようで、相手のイカサマを見破り対抗策を立てる、近くに居た男女の浮気を匂いだけで当てるなどの余裕を見せた。

ちなみにその後聴力も完全に回復したようである。

聴力があっても話が通じないとか言ってはいけない。

1/2ライフまで戻ってきた後の特別交流戦「ライフ・イズ・オークショニア」では獅子神敬一とタッグを組み、獅子神を強くしながら時雨賢人山吹千晴の警察ペアを圧倒し、

尚且つ山吹千晴に自分達（ひいては銀行や観戦しに来ているゲスト）を脅迫させ、「処置」される事で勝利後の報復を封殺できる様誘導した上で勝利するという異常なまでの強さを見せつける。

　基本的に真経津に敗れた一件以外では、苦戦する様子なく勝利を重ねている。

　見所のある人物にだけ興味を持つ叶黎明も村雨の名前は知っていた程の実力者。

　そもそも「サウンド・オブ・サイレンス」は抹殺戦と作中では言われており、つまり彼は快勝する真経津に銀行側がお灸を据える為の、いわば刺客として選ばれた人物であった。ギャンブラーである叶黎明だけでなく銀行側からも高い評価を受けている事が窺える。

　それもそのはずで、初登場時には不明だったが実はかつてはギャンブラーの最高ランクである1ヘッドに到達していた人物。

　しかし到達したその日に、カラス銀行内で偶然「灰色の目の男」に遭遇。

勝てない事を本能で理解し、即座に自ら口座の金を使い一戦もせずランクを落とした。これが原因で実力者であったにもかかわらず4リンクにいたと思われる。（特に深刻な身体的損傷を受ける事なく、かつ万が一稼ぎ過ぎても1/2ライフで止まれる位置）

その他

現在の担当行員は渋谷蓮十郎。「サウンド・オブ・サイレンス」時点で面識があったようなので、4リンクに降格する以前にも渋谷と組んでいた可能性がある。ただし、村雨が4リンクに降格していたのを渋谷が知らない様子だった事、「担当が変わるのは面倒が多い」と真経津に言っている事から、1ヘッド昇格時は宇佐美班以外の班に所属していたのかもしれない。

兄が一人いるらしく、他人からは「何故自分ほど優秀な人間は孤立しているのに、兄が人の輪に囲まれ幸せなのか分からない」＝「兄が妬ましくて仕方ないんだろ？」と皮肉を言われているが、むしろ村雨本人は兄を指して『素晴らしい人間』『失敗を繰り返しながらも何かを築き上げる人間』と述べ、人として純粋に尊敬している。

その兄も腫瘍が見つかったからと手術を村雨に頼むなど、賢くはないが人好きする兄と賢く孤立しがちな弟という対照的かつ敵対しがちな気質の割に関係性は良好な様子。

が、その「賢くはないが人望があり、過去少しやんちゃをしてやらかしているとはいえ今現在は真面目に人生を送り、忙殺されながらもそれを言い訳にせず家族サービスも欠かさず、世間一般でいう"幸せ"に過ごしている」筈の兄の体が過労やらなにやらでズタボロであることを診てしまって以降「兄ほどの人物がここまで自分を痛めつけないと「幸せ」とやらは守れないのか？こんな悍ましいものを世間は"幸せ"と呼び、こんなものを得るために自分を痛めつける者を褒め称えるのか？もしそうであればこの世界は狂っている」という考えに至ってしまい、それ以降定期的に人の腹を掻っ捌いて中身を看る事で世界が正常である（要領の悪い兄が頑張りすぎているだけで、そうでなくても幸せは得れるし守れる）事を確認しないと気が済まなくなってしまっている。

一方で何が正しい強さなのか迷う獅子神に「強さの源泉」であるこの過去を語った際に「どうだ？私は正しいか？」と笑いながら問いかけており、自分のこの考えが世間一般的には「おかしい」という自覚はある模様。