ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

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該当世代初期中間最終強化
第1世代ミニリュウハクリューカイリュー-
第2世代ヨーギラスサナギラスバンギラスメガバンギラス
第3世代タツベイコモルーボーマンダメガボーマンダ
ダンバルメタングメタグロスメガメタグロス
第4世代フカマルガバイトガブリアスメガガブリアス
第5世代モノズジヘッドサザンドラ-
第6世代ヌメラヌメイルヌメルゴン-
(ヌメラ)ヒスイヌメイルヒスイヌメルゴン-
第7世代ジャラコジャランゴジャラランガ-
第8世代ドラメシヤドロンチドラパルト-
第9世代セビエセゴールセグレイブ-
(ジュラルドン)ブリジュラス-

※ジュラルドン及びヒスイヌメイル系は、第8世代から登場。

概要

合計種族値が600になる一般ポケモンの通称(メガシンカポケモンは含まない)。

初代のカイリューに始まり、以降も各世代で1匹ずつ(第3、9世代は2匹)追加されている。ちなみに今までの本編シリーズの中で(全国図鑑を除き)既存と新規含め一番多く600族が図鑑登録されているのは剣盾。

なお該当する連中はドラゴンタイプが多いが、メタグロス(はがね/エスパー)・バンギラス(いわ/あく)は例外。

600族は公式での名称はないものの、2019年10月にポケモンセンターが第七世代までに登場した600族ポケモンの関連グッズを販売した際、ポケモン公式サイトではそのポケモンたちのことを「進化するほど強くなる!「大器晩成」なポケモンたち」と呼んでいる(参照)。

「レベルアップに時間はかかっても、進化を重ねて、とーっても強くなるポケモンたち」との表記があることや選出されているポケモンから「種族値合計が600」の他に「レベルアップ必要経験値が125万以上」「2回進化」が条件に含まれていると思われるが、詳細は不明。

大器晩成型のポケモンは海外では「Pseudo-legendary(擬似伝説)」と呼ばれている。

600族の特徴

  • 合計種族値が丁度600である

※初代のカイリューだけ例外(特攻・特防がワンセットだったため、500相当になる)。なお合計値が600を越える一般ポケモンにはケッキングヨワシイルカマンがいるが、彼らの場合は強烈なマイナス・制約ありの特性を持っている故の数値なので600族には含まない。

 

元々一般ポケモンに対する通称なので、合計が600でもミュウセレビィのような幻のポケモンは含まない。

※俗に準伝説と呼ばれる連中は580、禁止級は基本的に670~700

 

  • 進化前となるポケモンは、シナリオ中では出現率が低く、終盤・クリア後にならないと入手できない、あるいは入手の経路が特殊
  • 剣盾の「ポケモンキャンプ」で顔を近づけたり、カレーの出来がマホミル級以上だと、大半の一般ポケモンと同様笑顔になるが、メタグロスのみカレーの出来が良くても600族で唯一笑わない(ただし、懐いている時に声をかけると笑顔でプレイヤーに近づくようになる)。
  • メタグロスのみ炎タイプを弱点としている。逆にフェアリータイプに耐性があるのはメタグロスのみとなっている(ヒスイヌメルゴンブリジュラスははがね・ドラゴンなので等倍だが)。

600族のポケモン

  • 太字は初のタイプ。
  • 特性の詳細はリンク先参照。

第1世代

分類ドラゴンポケモン
タイプドラゴン/ひこう
通常特性せいしんりょく
隠れ特性マルチスケイル
高さ2.2m
重さ210.0kg
HP攻撃防御特攻特防素早さ
911349510010080

初代600族ながらイマイチ不遇であったが(後述)、第5世代で手に入れた隠れ特性「マルチスケイル」のおかげで弱点を突かれても簡単には倒れない耐久力を手にし、一線級のポケモンと化した。

ほぼ確実に1ターンを確保でき、そのターンに「りゅうのまい」を積んで相手パーティを壊滅状態に追い込む戦法の他、回復技「はねやすめ」を使って居座る戦法も可能。

そして高威力先制技「しんそく」を覚えるため、相手がこおりタイプであっても先制技同士の競り合いには結構強い。「しんそく」の取得経路は第4世代のHGSSのみ(ミニリュウはタマゴ技で覚えられる)に限られたものの、第8世代では基本技としての習得が可能となった。

第6世代では隠れ特性との相性が良い「じゃくてんほけん」と「とつげきチョッキ」が登場したが、ボーマンダのメガシンカ解禁やフェアリータイプの追加が向かい風となってしまった。

第7世代ではフェアリータイプの流行や先制技無効要素が増えたため肩身が狭くなったが、Zワザの登場で物理飛行技が若干使いやすくなったこともあり、爆発力は未だに健在。

第8世代では通常特性の「せいしんりょく」の強化、新要素「ダイマックス」と前述の隠れ特性との相性の良さから採用率を大きく伸ばした。

第9世代では、ノーマルテラスタル神速を放つフィニッシャーから乏しい飛行技をテラバーストで補える飛行テラスアタッカーにアンコールを駆使する型まで、さまざまな型が開発されている。テラスタルとの組み合わせが抜群に良い上に型の豊富さも相まって対策が非常に難しく、SV当初からトップメタとして名を馳せる。

主な使用者備考
ワタル
イブキPWT
ミラーボダークポケモン
クロツグ
アイリスアニポケ
バンジロウホワイト2のみ
リュウキ
サトシアニポケ
スモモBDSP
メリッサBDSP
ハッサク
カキツバタ
スグリ藍の円盤

第2世代

分類よろいポケモン
タイプいわ/あく
通常特性すなおこし
隠れ特性きんちょうかん
高さ2.0m
重さ202.0kg
HP攻撃防御特攻特防素早さ
1001341109510061

タイプの関係上、かくとう4倍を筆頭にくさ・じめん・はがね・みずと弱点が非常に多いのが辛いところ。

だがぼうぎょ・とくぼうとも高い上、いわタイプなので「すなあらし」中ならとくぼう1.5倍になる事で意外に固い(そしてとくせいで登場時にすなあらしを起こせる)。すなあらし状態での特防は種族値換算で160にもなり、ラティオスの「りゅうせいぐん」はもちろん、多くの弱点技もかくとう以外の特殊技なら平然と複数回耐えることも。

物理、特殊共に強力な技を豊富に覚え、「りゅうのまい」や「ステルスロック」といった小技も得意。

まさに万能型と言えるポケモンであり、(第8世代までは)全てのルールでトップメタ=バンギラスがマイナーとなるルールは存在しないことからもその器用さが分かる。

特性「すなおこし」と相性の良いポケモンが世代ごとに徐々に増えていることなども追い風となっている。

後述するガブリアスとのコンビネーションはまさに凶悪の一言。

第7世代では前世代に追加されたフェアリータイプの流行、第8世代ではメガシンカが没収されたものの、それでも600族のトップメタとしての立ち位置をキープし続けている。

第9世代のテラスタルはゴースト等になって4倍弱点の格闘を透かせることに注目されていたが、実際に使用すると岩以外のテラスタルでは特性「すなおこし」の恩恵を捨てることになるので相性が悪い。結果数を大幅に減らすこととなり、過去世代と比べても厳しい立場に陥っている。

タイプいわ/あく
特性すなおこし
高さ2.5m
重さ255.0kg
HP攻撃防御特攻特防素早さ
1001641509512071

XYで登場。砂嵐補正込みならば全ポケモンナンバー2の種族値を得た。

素早さも若干上昇するため、「りゅうのまい」との相性が良い。

ただ、元のバンギラスも十分に優秀なため、メガシンカの出番自体はそこまで多くなかった。

主な使用者備考
ワタルポケスタ金銀
ビシャス時を超えた遭遇
グリーンFRLG
ワルダックダークポケモン
ヤライポケモンレンジャー
ヒョウタ
ギーマSM・USUM
タケシPWT
アランアニポケ
クリフGOロケット団
マクワ
サターンBDSP

第3世代

分類ドラゴンポケモン
タイプドラゴン/ひこう
通常特性いかく
隠れ特性じしんかじょう
高さ1.5m(600最小)
重さ102.6kg
HP攻撃防御特攻特防素早さ
951358011080100

攻撃・素早さが非常に高く、特攻もサザンドラに次ぐ。またタマゴ技として600族で唯一ハイドロポンプ」を覚えたポケモンだった(後にカイリューやヌメルゴンも第8世代でわざレコードを使うことで習得可能となった)。

防御面は低めながら特性「いかく」のおかげで繰り出し性能が高く、物理耐久を補える。

高い火力と高相性な隠れ特性の「じしんかじょう」も強力で、特性が発動すればそのまま3タテコースも狙える。

第5世代でカイリューが躍進、加えて第6世代でフェアリータイプが登場したことで止まりやすくなったりと、シングルでは衰えたかに見えた…が、ORASでメガシンカを獲得。

第8世代でメガシンカを没収された事で弱体化し、同タイプのカイリューが再び躍進しているが、「じしんかじょう」を生かしたダイマックスエースとしての運用も可能なため、差別化は十分可能。

第9世代でも差別化自体は可能だが、同タイプのカイリューが一気にトップメタに躍り出たのでシェアを奪われがち。汎用性では到底及ばず、カイリュー対策のついでに処理されるので動きにくくなってしまった。

タイプドラゴン/ひこう
特性スカイスキン
高さ1.8m
重さ112.6kg
HP攻撃防御特攻特防素早さ
9514513012090120

ORASにてメガシンカを獲得。

特性「スカイスキン」のおかげで物理技だけでもフェアリーでは受けられないという状況になっていた。

もちろん、特殊型や両刀型はメガシンカでも十分可能。

第7世代はフェアリー環境の中、バンギラス・メタグロスと並ぶ600族メガシンカポケモンのトップメタとして活躍した。

ちなみに第9世代では古代種(?)トドロクツキが登場。見た目はそっくりだが無進化ポケモンで、合計値も590なので600族ではない(あと性能がまるっきり別物)。

ちなみにこいつのタイプはドラゴン/あくでサザンドラと同じ。

主な使用者備考
ゲンジ
バトラー七夜の願い星
ワルダック
エルデスダークポケモン
ゲン
ポケモンハンターJアニポケ
ワタルHGSS
アイリスBW2
イブキPWT
シャガPWT
ヒガナ
リラSM
ショータアニポケ
ヒョウタBDSP
アカギBDSP
分類てつあしポケモン
タイプはがね/エスパー
通常特性クリアボディ
隠れ特性ライトメタル
高さ1.6m
重さ550.0kg(600族最重量)
HP攻撃防御特攻特防素早さ
80135130959070

攻撃範囲の広さ、耐久力の高さ、はがねタイプ特有の半減の多さなど、繰り出し性能が高い。

通常特性の「クリアボディ」で能力低下を無効にできるのが強み。

高い攻撃から繰り出される高火力技「コメットパンチ」→先制技「バレットパンチ」の破壊力は抜群で、耐久調整の指標として『(プレート)コメバレ耐え調整』なる言葉が生まれたほど。

600族で唯一「だいばくはつ」を覚えるため、苦手な相手に一矢報いてやることも可能。

第5世代以降は(事実上の)威力が下がってしまったが、それでも強力。

しかし、第6世代であくタイプとゴーストタイプが弱点に加わってしまい、本来2つしかなかった弱点が4つになってしまった上に「コメットパンチ」の威力まで下げられたため、一気に弱体化。

ただしフェアリータイプははがねタイプが苦手で、こちらは弱点を突けて半減もできるので、新たな強みを獲得。依然として強力なポケモンである事実は揺るがない。

第8世代では「だいばくはつ」が過去作限定(ランクバトルでは使用不可)となり、さらにメガシンカも失ってしまった。

しかし新要素のダイマックスの適性の高さ、型の選択肢が増えたことから、600族のエースの一角として引き続き活躍している。

第9世代ではDLC藍の円盤にて登場。

タイプはがね/エスパー
特性かたいツメ
高さ2.5m
重さ942.9kg(600族最重量)
HP攻撃防御特攻特防素早さ
80145150105110110

ボーマンダ同様ORASでメガシンカを獲得。

「コメットパンチ」「バレットパンチ」を含め、接触技の威力を上げることが「かたいツメ」に特性が変化。

素早さも上昇し、その種族値は脅威の110と、あのラティオスやゲンガーと同速である。

第7世代ではバンギラス、ボーマンダ以外の600族がフェアリー環境で採用率を下げる中、メタグロスはそのフェアリーキラーとして採用率を伸ばしていた。

主な使用者備考
ダイゴ
ジャキラダークポケモン
ミカン
パープルアイポケモンレンジャー光の軌跡
カトレア
タダカツポケナガ
アクロマ
ナツメPWT
アランアニポケ
マーレイン
デクシオ
トウガンBDSP
ゲンBDSP
ネリネ

第4世代

分類マッハポケモン
タイプドラゴン/じめん
通常特性すながくれ
隠れ特性さめはだ
高さ1.9m
重さ95.0kg
HP攻撃防御特攻特防素早さ
108130958085102

第4世代での登場以降、壊れ技にも壊れ特性にも頼らない純粋な強さで環境に君臨し続けてきた人気ポケモン(10年も使用率トップに立ち続けていた実績がそれを物語る)。攻撃力、耐久力、素早さの全てが無駄なく高水準な数値をマークし、特に素早さ種族値の102が絶妙。

フェアリータイプが猛威を振るい始めた第7世代以前はひとたび対戦界、特にシングルバトルに足を踏み入れればイヤというほど目にするポケモンであった。そして第7世代以降も以前程の勢いはないものの第一線で戦い続けている(そもそも参戦できなかった第8世代序盤は除く。第7世代における状況については後述)。

タイプ一致の主力技である「げきりん」が強力で、その高い攻撃種族値も相まって、多くのポケモンを葬り去る。

もちろんはがねタイプには半減されるし、第6世代からはフェアリータイプに無効にされてしまうが、多くのはがねタイプや脆いフェアリータイプに対してはタイプ一致の「じしん」で突破できる可能性が高い。さらには両方を受け止められるポケモンに対しても「だいもんじ」や「アイアンヘッド」などの攻略手段を持っており、攻撃範囲に死角が少ないのが強み。

つるぎのまい」を使おうものなら、その攻撃力はもはや手に負えないレベルに。じめんタイプであるが故に「でんじは」が効かないのもポイント。

さらに、特性「すながくれ」がひとたび発動すれば「かわせ!」まで実装されるため難攻不落。

(天候が下方修正された第6世代以降は、隠れ特性の「さめはだ」が主流となっているが)

第8世代は後述のドラパルトの登場によりメガシンカ時を除いた600族最速の座から陥落、素早さを自力で上げる手段がDLCで教え技として追加された「スケイルショット」のみ(ダイジェット媒介の「つばめがえし」は過去作限定かつランクバトルでは使用不可)といった逆風に晒されたりした。それでもお役御免とはならない辺りがコイツの凄さなのだが。

第9世代ではテラスタルで氷やフェアリーを返り討ちにすることができるようになった。耐性の能動的な変更はガブリアスが元来持つ耐久性能とマッチしており、不利対面でも動きやすくなった。

当初「スケイルショット」を失ったのは歯痒かったものの、DLCにて復活。第8世代以降はサブウェポンが重視される運用になりつつある。

タイプドラゴン/じめん
特性すなのちから
高さ1.9m
重さ95.0kg
HP攻撃防御特攻特防素早さ
1081701151209592

XYでメガシンカが追加されたものの、攻撃・耐久面は上昇するが長所である素早さが下がってしまうため、対戦での使用率は高くなかった(メガストーンの使用率はラティオスの次に低い)。

とはいえ砂下なら鉢巻を持たせるよりも火力が高く、奇襲戦法やバトン先としての採用も選択肢に入る辺り、癖はあるが使いこなせば強い。

主な使用者備考
シロナ
アイスポケモンレンジャーバトナージ
ワタルHGSS
パープルアイポケモンレンジャー光の軌跡
サカキPWT
バンジロウブラック2のみ
ミツルランニング王子
リュウキ
プラターヌアニポケ
ゲンBDSP
ウォロ

第5世代

分類きょうぼうポケモン
タイプあく/ドラゴン
通常特性ふゆう
隠れ特性-
高さ1.8m
重さ160.0kg
HP攻撃防御特攻特防素早さ
92105901259098

最終進化レベルは64と、カイリューとバンギラスのレベル55を超えて歴代最高。

600族では珍しく、攻撃<特攻のステータスを持ち、「りゅうせいぐん」は600族最大の威力を発揮する。

あく・ドラゴンでは相性補完できずに弱点が若干多いことと、素早さが中途半端という難点はあるものの、第5世代で唯一対ドラゴン耐性を持つはがねタイプへの対抗策がこれでもかというほど存在するため、総合的な火力ではあくタイプ中最高。

強力なエスパータイプが幅をきかせるダブルバトルでは非常に強力な存在だった。

第6世代では、新登場のフェアリータイプが追加の弱点となってしまい(おまけに4倍)、こちらのメインウェポンも通らないという辛い立場に立たされた。

ただし、サザンドラの弱点であるドラゴン・むし・かくとうを軽減できるポケモンの相方としては逆に相性が良い。

また、同時期に登場したギルガルドとの完璧な相性補完の関係(通称:サザンガルド)、はがねタイプの耐性変更によるあくタイプの通りやすさの向上など、第5世代においてあまり評価されなかったシングルバトルでも復権の道を辿っている。

第7世代ではフェアリー天下の時代、第8世代では初期環境こそ活躍したものの、他の600族や準伝説が復帰した事により、非常に厳しい立ち位置となってしまっている。

しかしサイクル戦で重宝される耐性と豊富な技範囲は健在なので、これをどう活かすかが鍵となるだろう。

ちなみに第7世代当時の対戦環境では前述のメガメタグロスドヒドイデあたりと組まれることが多かった。

第9世代ではテラスタルによって主に鋼や毒でフェアリーをはじめとした弱点を克服しつつ地面弱点を特性ふゆうで透かすといった、1体で前述のサザンガルドな立ち回りが可能になった。ただし強力な悪タイプが増えたので差別化は意識していきたい。

現状、隠れ特性専用技メガシンカを始めとする派生形態も存在しない唯一の600族である。公式からのテコ入れ無しでここまで実績を残している点は特筆に値する。

主な使用者備考
ゲーチス
アイリスBW2
シャガPWT
ワタルPWT
ノブナガ
コテツアニポケ

第6世代

分類ドラゴンポケモン
タイプドラゴン
通常特性そうしょく/うるおいボディ
隠れ特性ぬめぬめ
高さ2.0m
重さ150.5kg
HP攻撃防御特攻特防素早さ
901007011015080

これまでの600族は種族値がアタッカー気質だったが、耐久寄りな種族値という異色なポケモン。

意外にも600族ドラゴン最終進化系で初のドラゴン単タイプで、600族全体でも唯一の単タイプでもある。

それ故に弱点が少なく4倍弱点も存在せず、メタグロスを抜き第8世代までガブリアスと並んで1番弱点の数が少ない600族となった。

特殊技ならば弱点を突かれても平然と耐えてくれるのはもちろん、無視されがちだったドラゴンの本来の耐性を最もうまく使えている1匹であるとも言える。

さらに物理には「カウンター」もあり、低めの防御を逆手に取ることもできる。

特性は、「ほうし」や粉系の草技に対応できる通常特性の「そうしょく」か、相手の物理技を牽制できる隠れ特性の「ぬめぬめ」が一般的。

他の600族と比べると地味で対戦環境ではあまり目立たないものの、技範囲の広さから型が読まれにくいのも強みとも言える。

第8世代では「いのちのしずく」の習得でサポーター役としての運用も可能となり、みずタイプのダイマックス技で「うるおいボディ」の発動機会が増えたことも強み。

因みに他の600族と違って入手難易度は低め(初登場のXYでは中盤に捕獲可能)だが、その代わり進化条件がかなり特殊で、進化させるのも一苦労のポケモンでもある。

第9世代では水テラスタル+「そうしょく」で弱点を減らせるのでテラスタルとの相性自体は良好だが、後述のリージョンフォームが上位互換に近い性能をしていることもあり、600族の中では群を抜いて厳しい立場にある。

主な使用者備考
カルネ
サナ
ヒガナ
サトシアニポケ
キバナ
ネモ
サワロ
分類からこもりポケモン
タイプはがね/ドラゴン
通常特性そうしょく/シェルアーマー
隠れ特性ぬめぬめ
高さ1.7m
重さ334.1kg
HP攻撃防御特攻特防素早さ
8010010011015060

ポケモンLEGENDSアルセウスに登場するヒスイのすがたのヌメルゴン。

巨大な金属質の殻を背負った亜種であり、HPと素早さが下がった代わりに原種の欠点だった防御が向上。タイプもはがね/ドラゴンに変わった事で低下したHPを補える程の特殊耐久と、原種を遥かに上回る物理耐久を獲得した。600族の中で最も弱点が少ない。

習得技も原種由来の非常に豊富なラインナップに「アイアンヘッド」「てっていこうせん」などの鋼技が追加され、新技「たてこもる」をはじめ耐久面を更に強化する積み技も揃っている。ただ、攻撃面は原種同様並程度なため、力技等で補う必要がある。

それでもステータスとタイプが非常に良く噛み合ったポケモンであり、本作に於けるタンクアタッカーとして活躍している。地味にかなりの序盤で入手機会があるので狙ってみる価値はある。

第9世代では「たてこもる」が「とける」と同じ効果になった。そこまで気にならないとはいえPPの少ない分単純な性能面では完全下位互換と言っていい。

一致鋼技の「ラスターカノン」「ヘビーボンバー」を習得し、前述の通り豊富なラインナップと強力な耐久性能も相まって非常に強力な重火力アタッカーとなった。体重が334.1kgに増えたので体重55kg以下の相手には「ヘビーボンバー」が最大威力が出ることもあり、特に軽いポケモンが多いフェアリーへの有効打になりえる。

特殊方面はもちろん物理方面でも積めれば「シェルアーマー」により運要素の突破も許さない難攻不落の要塞となり、攻撃面においても物理特殊どちらも優秀な技が揃い踏みなので型の予測が困難。弱点の地面格闘も無効化手段があるので相性補完となるポケモンも多く、パーティの組みやすさも良好。

原種でも行えた水テラスタル+「そうしょく」も当然可能。それどころか物理技の採用も多く原種以上に効果発動時の攻撃アップが有効活用できるので相性は更にいい。

主な使用者備考
キクイ

第7世代

分類うろこポケモン
タイプドラゴン/かくとう
通常特性ぼうだん/ぼうおん
隠れ特性ぼうじん
高さ1.6m、2.4m(ぬし個体)
重さ78.2kg、207.5kg(ぬし個体)
Zワザブレイジングソウルビート
HP攻撃防御特攻特防素早さ
7511012510010585

今まで居そうでいなかった、初のドラゴン/かくとうの複合タイプ。

どのステータスも概して高めだが、他の600族と比較すると防御以外は平凡に見えてしまう。特に、HPの数値の低さはちょっと気になる。

ドラゴン/かくとうのタイプ複合は7つものタイプに対して耐性を持つ一方、5つものタイプが弱点となり一長一短。特にフェアリータイプが4倍弱点になるのはツラい。

アタッカーとしてのステータスも物理・特殊のどちらかに偏っているわけではなく、良く言えば器用、悪く言えば中途半端。

専用技「スケイルノイズ」等は持っていたが、ダブルはともかくシングルではどうにも他の600族と比較して見劣りしがちという評価が多数を占めていた。

当初は高威力の物理かくとう技を覚えられなかったが、USUMで「インファイト」と「ばかぢから」を新たに習得。

さらに相手2匹同時攻撃かつ自身の全能力を1段階ずつ上昇させる超強力な専用Zワザ「ブレイジングソウルビート」を会得した。

これらの強化により、ダブルではかなり高い地位まで上り詰め、シングルでもかなり戦いやすくなった。

第8世代ではZワザが没収された代わりに、新たに体力を削って全能力を上げる専用技「ソウルビート」を新たに習得したが……(後述)

因みに入手難易度も進化難易度も上記の先輩たちと違ってかなり緩め。

第9世代では碧の仮面で参戦。

テラスタルとの相性が良く期待されている。

主な使用者備考
リュウキ
マスタード
シロナマジコス・アニポケ
ネモキビキビパニック

第8世代

分類ステルスポケモン
タイプドラゴン/ゴースト
通常特性クリアボディ/すりぬけ
隠れ特性のろわれボディ
高さ3.0m(600族最大)
重さ50.0kg(600族最軽量)
HP攻撃防御特攻特防素早さ
881207510075142

ギラティナ以来のドラゴン/ゴーストの複合タイプ。

素早さは142と600族で文句なしの最速。

また攻撃と特攻の双方が高いアタッカー向きの種族値構成をしている。

しかしその反面防御や特防は低く、4倍弱点こそないが5つのタイプが弱点としてあるため、得手不得手がはっきり出る。

特殊技のレパートリーに富み、ゴーストタイプらしく変化技も結構覚える。「りゅうのまい」と「バトンタッチ」双方を覚えるため、バトン役に使うこともできる。

ただし攻撃が高いにも拘らず高威力の物理技はあまり覚えないため、高い能力を活かしにくいという難点も存在する。

そんな彼も剣盾に追加された新要素「ダイマックス」との相性が良く、初期環境のトップ5の一角として活躍した。

冠の雪原以降は準伝説の本格復帰で立ち位置が若干危うくなっているものの、型のレパートリーの多さもあってそれでも安定した使用率を保っていた。

入手難易度も600族指折りの高難度で、出現場所の天候によっては一切出ない場合もあった(天候は日が変わらないと変化しない)ので「ドラメシヤがそもそも手に入らない」と嘆くプレイヤーが当時続出した。

ただ、孵化余りをマジカル交換で流すプレイヤーも少なくなかったので、その辺りの情報に目ざといプレイヤーはマジカル交換を利用してその恩恵に預かることができた。

その後、キャンペーンレイドで高個体値のドラパルトがばら撒かれたこともあり、難易度は急降下。

冠の雪原のダイマックスアドベンチャーでもドロンチが出現することがあるので、インターネットに接続しないでプレイしている子供達も今となっては安心である。

第9世代では、ダイホロウがなくなりゴースト技の貧弱さが浮き彫りに。とはいえテラバーストでカバーも可能であり、何より素早さ142はヒスイマルマイン以外の初登場組より高いので独自の立場は得やすい。

主な使用者備考
ダンデ
オモダカ藍の円盤

第9世代

分類ひょうりゅうポケモン
タイプドラゴン/こおり
通常特性ねつこうかん
隠れ特性アイスボディ
高さ2.1m
重さ210.0kg
HP攻撃防御特攻特防素早さ
11514592758687

キュレム以来のドラゴン/こおりの複合タイプたる怪獣王。

600族としては珍しく、両刀気質ではない。

特筆すべきは物理攻撃力であり、ドラゴンタイプとしてはあのオノノクスに肉迫するほど。

HPも600族最高であり防御、特防も80〜90前後とそれなりのもの。素早さは87と少し控えめではあるものの「りゅうのまい」や「こだわりスカーフ」によって1.5倍にすれば大抵の相手は抜かせるラインであり、あるいは高めの耐久をとつげきチョッキで底上げし、相手の攻撃を受けつつ反撃する中速アタッカーとしても良いだろう。

全体的にマンムーとよく似た種族値の配分となっている。

専用技として「きょけんとつげき」を持つが、高い威力を持つ一方で次の行動までの間相手からの攻撃が必中になり、ダメージも2倍になるという大変大きなデメリットがある。まもるこおりのつぶてによってデメリットを緩和できるほか、交代でもデメリットをなくせるため技構成やパーティ構築によってはほとんどデメリットを受けずに使えるだろう。

専用特性にねつこうかんを持つ。やけどにならないため高い攻撃を「おにび」などで止められずに済む他、ダブルバトルでは味方が「ふんえん」を使うことによって能動的に発動可能になる。炎技を受けると無効にはできないものの攻撃力がアップするので、純粋に等倍の炎技使用を躊躇させる心理効果も期待できる。

また、その高めの耐久を活かし「りゅうのまい」や「つるぎのまい」を積むのも容易。こおりタイプ故によって防御を上げる事も可能。

こおり技のメインウエポンは、「つららおとし」や先制技である「こおりのつぶて」、あるいはタマゴきあいのタスキがんじょうに強い「つららばり」あたりだろう。

一方、威力100を超える習得物理技は「げきりん」「きょけんとつげき」といったドラゴン技以外では「じしん」や「ギガインパクト」程度であり、氷一致技やサブウエポンの基礎威力は80〜90止まり。そのため持ち前の種族値があっても、ある程度耐久力のあるポケモン相手では積み技を使ったり「こだわりハチマキ」や「いのちのたま」を持たせなければ弱点を突いても一撃で倒すのは難しいだろう。

現在「とつげきチョッキ」による耐久を活かした殴り合いか「いかさまダイス」を持たせて「つららばり」及びDLC第1弾解禁と同時に習得した「スケイルショット」の一貫性を確保するアタッカー型がメジャー。

はがねタイプはタイプ一致技両方を半減してしまう天敵。対策に「じしん」を覚えるがそれでも浮いているはがねタイプには効かないため、素直に他のポケモンに対処を任せるべきだろう。

主な使用者備考
ハッサク

ごうきんポケモン ブリジュラスごうきんポケモン ブリジュラスbyユーキ@お仕事募集中それ以外とワンドロそれ以外とワンドロbyいね

分類ごうきんポケモン
タイプはがね/ドラゴン
通常特性じきゅうりょく/がんじょう
隠れ特性すじがねいり
高さ2.0m
重さ60.0kg
HP攻撃防御特攻特防素早さ
901051301256585

藍の円盤より追加されたジュラルドンの進化系。唯一の追加進化且つ1進化。進化方法が特定のアイテムを使用する形であるのも600族ではこのポケモンのみである。

ジュラルドン時代の(ドラゴンとしては)独特な技範囲が純粋なステータス強化と強力な特性により更に多様化しており、何をしてくるか分からないという600族でも随一の汎用性の高さを誇る。

ヒスイヌメルゴンと同じタイプだが、物理受けと特殊受けとして差別化されている。また、ブリジュラスとは直接関係ないのだが、追加進化であるうえに進化前のジュラルドンの合計種族値が535と高く、しんかのきせきを持たせて元々高い防御を更に高めつつ低めの特防をカバーできるようになった為、あちらの採用理由が無くなった訳ではない。

種族値合計自体は600であり、本記事ではブリジュラスも600族に含めて記載しているが、既存ポケモンの追加進化である事やアイテム使用による進化等ステータス以外の例外要素が非常に多い為、ブリジュラスを600族に含むか否かで意見が別かれる事もある。勿論、実力は他の600族と肩を並べる強さである事には間違いないが。

主な使用者備考
カキツバタ

600族の歴史

第1世代

ポケモンの黎明期であるこの時代に600族という概念は存在せず、カイリューは非伝説でありながら種族値が合計500(当時は特攻・特防がまとめて「とくしゅ」扱いであったため)という高い数値に達する点で「密かに」注目を集めていた。

しかし「全体としては」あまり注目されていなかった。というのも、当時はまともな一致技がなく高い攻撃が活かせなかったため。

この頃の大会では、参加するポケモンのレベルは50~55かつ3匹の合計レベルを155以内にしないといけないルールであったこと、そしてこおり技である「ふぶき」が猛威を奮っていたことから、進化レベル55かつこおり4倍弱点のカイリューに居場所がないという、今では考えられない環境。

インターネットが普及しきっていない時代であったこともあり、カイリューやその種族値にあえて着目する者は少なかった。

第2世代

とくしゅ100のパラメータが「特攻100」「特防100」に変化したことで合計種族値が600となったカイリュー。

そのカイリューにとって、こおり状態の弱体化に伴う「ふぶき」の使用率低下は追い風。

しかし、新たに登場したドラゴン技の使い勝手が悪い上、ひこう技もたいしたものがなく、依然として火力に難があった。

そのため、この時代で新しく登場したキングドラを使うプレイヤーの方が多かった。

一方、カイリューと同じ600の種族値を引っ提げてバンギラスが登場。

高い攻撃種族値を誇ったが、当時はあくタイプ全てが特殊技で、弱点もあまりに多いことから扱いが難しかった。

大会のルールも第1世代と同じだったため、進化レベル55しかいないカイリューとバンギラスの影は薄いまま。

……と、ここまではGSC発売当時の話。

バンギラスについては2013年頃から爆発系の技を半減できる点で人気が出始め、55残飯サンダーをいわなだれで2発だったり、55ライコウを地震で2発だったりするのも評価された結果、現在ではカビゴン、サンダー、ライコウ、ミルタンクらと共に55エース5強というような地位を得るに至った。

他の5強に対して殴り合いで強めなのも高評価の一つ。

第3世代

新システム「特性」の登場、攻撃技の選択肢増加により、カイリューバンギラスは大幅に強化された…のだが、レベル50以上は使用不可能という当時の大会ルールのおかげでとんでもないとばっちりを食らってしまう。

その一方、新たにボーマンダメタグロスが登場。

高水準な種族値、高い攻撃性能、優秀な特性…とまさに至れり尽くせりであり、登場当初から使用率が高く、この世代からようやく「600族」という集団に光が当たり始めたと言える。

特にメタグロスは、GBAシングル環境5強のカビグロスサンダーゲンガーラティオスの一角、その中でもトップの座をカビゴンと争い続けるなど、大いに暴れていた。

また、マイナス特性にかなり足を引っ張られているものの、一般ポケモンながら種族値670の化け物も登場した。

ちなみにこの世代から実装されたダブルバトルでもメタグロスが圧倒的に強く、メタグロスを倒せる要素をいくら積んでも積み足りない状態だった。

第4世代

レート戦の主人公ことガブリアスが登場。

優秀な攻撃性能、激戦区100族を超える素早さ、動きの読みにくさという凄まじいポテンシャルを持ち、瞬く間に初心者から上級者まで人気の高いポケモンと化した。

長らく対戦環境の頂点に君臨し続ける覇権ポケモンの誕生であった。

それまで、物理技か特殊技かはタイプごとに決まっていたが、この世代から技ごとになり、「種族値の関係上タイプ一致技が主力にならない」という事態に陥いることが少なくなった。

特に「げきりん」「りゅうせいぐん」などの高威力のドラゴンタイプ技の追加によって、ほとんどの600族は攻撃性能が強化された。

さらに、レベル51以上が自動的にレベル50になるフラットルールが新たに登場し、事実上の出禁を食らっていたカイリューバンギラスの出番が大幅に増えた。

カイリューは前述のドラゴン技の追加と「しんそく」がHGSSのタマゴ技で解禁されたものの、ガブリアスの登場や既存ポケモンの強化もあり相変わらず肩身が狭かった。

バンギラスは「すなあらし」の強化で防御性能が大幅に上がり、ガブリアスの相方としての活躍も光った。

ボーマンダは「りゅうせいぐん」のおかげで特殊型の火力も急上昇し、特にダブルバトルで大躍進を遂げた。

そして、メタグロスはあろうことかタイプ一致先制技「バレットパンチ」を習得し、シングルにダブルにとあらゆるルールで大活躍を見せた。

第5世代

隠れ特性の登場、従来の技・特性の仕様変更など、タイプ間の格差穴埋めや不遇ポケモン救済など、結果的に600族に対抗できるポケモンが増加。

新たにサザンドラが登場したが、弱点となるタイプが多いこと、素早さ種族値がギリギリ100に達しないことなどから、発売当初の評価は微妙なものとなった。

こうして、いよいよ600族にも陰りが見えるようになった…と思いきや、程なくしてそうした雰囲気は吹き飛ばされた。

カイリューは隠れ特性「マルチスケイル」の解禁によって防御性能が大幅に上昇。

バンギラスは砂嵐と相性の良いポケモンが増えたことで「バンギ○○」と呼ばれる多数の組み合わせを生み出した。

ボーマンダは上記カイリューのおかげでシングルでは大きく数を減らしたが、ダブルでは前世代同様の地位を維持し続けた。

メタグロスは攻撃性能や耐性が相変わらず優秀。

ガブリアスも大した逆風がなく「読み間違えたら壊滅的な被害を受ける」という強みを維持。

そしてサザンドラは特にシングルでは最後まで評価されなかったものの、研究が進むにつれ耐性の優秀さや特殊アタッカーとしての地力の高さが見直され、ダブルバトルやトリプルバトルでは対策必須なポケモンの仲間入りを果たしている。

と、いざ蓋を開けてみれば、600族全員が対戦で猛威を振るっていた時代と言えるだろう。

第6世代

新たにヌメルゴンが登場。

600族で初の複合タイプではないポケモンで、アタッカー気質気味な先輩らと比べると耐久寄りの種族値となっている。

フェアリータイプの登場、はがねタイプの相性変更、天候変化特性や一部の高威力技の弱体化などにより、従来の600族全員が下方修正という異例の事態になったが、敵から食らう技(特にめざパ)の威力も下がったので一概に弱体化とも言えない。

全体的な特殊技の威力が下がったことから自前のステータスが物を言うようにもなったので、むしろ「多少弱体化してもなお威力を出せるステータス」を持ち続けていることに意味が見出されている。

また、この世代の新要素メガシンカの登場により、600族のメガシンカポケモンとしてメガバンギラスメガガブリアスが、第3世代リメイクのORASではメガボーマンダメガメタグロスがそれぞれ追加。

メガシンカ後の種族値は700と、凄まじいインパクトを放っている。

カイリューはマルチスケイルと相性の良いが登場したが、メガシンカが与えられなかったことと前述のボーマンダが躍進したことに加えてフェアリータイプの追加が追い風となってしまった。

バンギラスはメガシンカせずとも元々選択肢の多いポケモンのため、メガシンカも使いつつ色々な型で使われていた。

ボーマンダはメガシンカの追加によってXYで一度落ち込んだ使用率を急激に回復させ、再びメジャーの一角になった。

メタグロスはギルガルドの存在が気になるが、安定性、素早さ、同タイプたるはがねへの打撃力でギルガルドを上回り、十分に強い。

一方、ガブリアスはメガシンカすると火力と耐久は上がるものの、最大の強みである素早さが下がってしまうというピーキーな性能のため、メガシンカの使用率はダントツで最低という結果になっている。

しかし元々の完成されたスペックから対フェアリータイプでもそのままで難なく戦えることが明らかになり、なお最メジャーポケモンの位置に鎮座し続けた。

サザンドラはカイリューと同じくメガシンカを持たず、前述の通りフェアリータイプの登場で4倍弱点ができてしまい、弱体化を余儀なくされたものの、ギルガルドという相性補完の良い相方を見つけ、シングルでの道を復権した。

色々と仕様変更が激しかったこの世代の環境でも、600族は対戦で猛威を振るい続けていた。

第7世代

また新たな600族としてジャラランガが登場。

独自のタイプを持っているが環境がフェアリータイプ中心に向き始めていたため、シングルではあまり目立たなかったが、しばらくしてWCSルールで前述通りのある程度高い評価を得た。

またダブルでは前述の専用Zワザによりメジャーになっている。

カイリューはVC版を介する事で「つのドリル」が第2世代以来の復活を果たし(ただし通常のレーティングでは使用不可)、VC版クリスタルで「しんそく」(と隠れ特性)持ちの個体入手が容易となっている。

しかし前世代でファイアローが暴れまわった影響で先制技を封じる特性持ちのポケモンが登場した事と、前述のフェアリータイプの流行で厳しい立ち位置となった。

しかしながら新たな要素であるZワザの登場で物理ひこう技が使いやすくなっており、爆発力の高さは未だに健在であった。

バンギラスギガイアスが新たな「すなおこし」要員として強化されたものの、それでも砂エースとしての座をキープし続けた。

ボーマンダはメガシンカ後の特性こそ弱体化されたものの、メガシンカ時の素早さの適用の仕様変更により性格補正を素早さ以外にかけやすくなっている。

メタグロスも同じように素早さの適用の仕様変更で動きやすくなったほか、フェアリータイプに強いという理由で第6世代以上に採用率を伸ばしている。

その一方で、ガブリアスは初期こそ変わらぬ強さを発揮し、同作に登場した準伝説ポケモンであるカプ神の名をもじってレー島の守り神ガブ・リアスとネタにされるなどその地位は安泰かと思われていたが、強力なフェアリータイプが爆発的に増加したことからその栄光に陰りが見え始める。

ミミッキュカプ神を筆頭としたハイスペックなフェアリーの登場により、従来のように種族値で殴り勝つ事が出来なくなった事に加え、それまで少なかった高速フェアリーの増加・130族がスカーフを巻く超高速環境・前述のメガシンカの素早さ仕様変更などを理由に、102という素早さが「絶妙な数字」から「微妙な数字」へと変貌し、制圧力を持てなくなってしまう。

その結果登場以来キープしてきた使用率No.1という座から陥落しただけでなく、じめんタイプとしての使用率もカバに抜かれた挙句使用率が2桁まで落ちるという惨状となってしまった。

とはいえZワザでサブウェポンを中心に火力の高い技を放つことができるようにもなっており、基本メガシンカ一筋のボーマンダやメタグロスとは別の強さを手に入れている。

最メジャーから陥落したとはいえ、あくまで元から強すぎただけであり、決して中堅やマイナーと呼ばれるような立ち位置にはなっていない(素早さの優位性がなくなった事から、メガガブリアスの使用率も少しではあるが上がってはいた)。

サザンドラはギルガルドだけでなくメガメタグロスやドヒドイデと組まれることが多くなったが、やはりフェアリー環境には逆らえず、しばらく経った後にシングルでの使用率が大幅減少してしまった(今世代でトリプルバトルが廃止されたのも痛い)。

そしてヌメルゴンは特に目立った話はなかった。

また、一定条件を満たせば種族値620になる化け物も登場した。

フェアリータイプ最盛ということもあって一部の600族は立ち位置を脅かされたものの、それでも対戦で一定の活躍を見せていた世代と言えるだろう。

第8世代

今世代は使えるポケモンが著しく制限され、段階を経て増えていくという形式を採っているため、同世代内でも段階によって600族の地位は微妙に変化している。

大まかにまとめるならば、DLC冠の雪原解禁前は新星ドラパルトが大いに暴れ、冠の雪原解禁後は当初連れていけなかったカイリュー、ボーマンダ、メタグロス、ガブリアスの4匹が参戦してそれぞれのフィールドで活躍し始めたといったところか。

なお、「メガシンカ」と「Zワザ」が廃止され、戦法の一部の再考を余儀なくされている点はどの段階でも共通である。

剣盾初期鎧の孤島

既存勢ではバンギラス、サザンドラ、ヌメルゴン、ジャラランガが続投。

バンギラスかくとうタイプの物理アタッカーとなったトップメタの多くが姿を消したことや、ダイマックスとじゃくてんほけんの相性の良さから動かしやすくなってきている。

サザンドラはメジャーなフェアリータイプが減少したことにより格段に動きやすさを増し、鎧の孤島解禁まではあくタイプトップの使用率を誇っていた(600族全体で見てもバンギラスやドラパルト同様に使用率が高かった)。

初期環境では前作までのメガシンカ勢や準伝説、その他の600族も姿を消した影響で全体的な種族値デフレが起こっており、持ち前の種族値から放たれる多彩な攻撃技で高い崩し性能を持つことが評価されていた。

今まで目立った話はなかったヌメルゴンだが、新技「いのちのしずく」を覚えたことで耐久型やサポーターとしての運用もし易くなった。

さらに特性「そうしょく」を持つことから、隠れ特性の解禁やDLC『鎧の孤島』で新技の追加で一気にトップメタに躍り出たゴリランダーに対するストッパーとしての立ち位置も手に入れている。

ジャラランガは前述の専用技「ソウルビート」や、攻撃ではなく防御で威力計算をする「ボディプレス」などを始め新たな技を習得した。

……が専用Z技の没収ミミッキュが未だに環境トップを維持等の逆風も重なり、シングルでは思うように数を増やせていない。

そんな中、新たな600族としてドラパルトが登場。

600族の中ではガブリアスを抜いてトップの素早さと多彩な技を持ち、技の威力と耐久力を補強できる新要素のダイマックスとも相性が良い。

特にこの時期の環境では、ポリゴン2などの不利が予想されるポケモンが登場しないのもあって、対戦での選出率は高かった。

なお、ブリジュラスの進化前となるジュラルドンもこのタイミングで初登場となるが、正式に600族に名を連ねるのは次の世代まで待つことになる。

冠の雪原発売直前のランクバトルシリーズ6では、新たに禁止ポケモンのルールが追加で設けられることになり、その影響でシングルバトルの使用率でTOP10入りしていたバンギラスとドラパルトが使用禁止に。

一時的に環境を離れている。

冠の雪原

カイリュー、ボーマンダ、メタグロス、ガブリアスが復帰。

それと共に全ての600族と準伝説が本格解禁されたランクバトルシリーズ7が始まった。

カイリューは隠れ特性「マルチスケイル」とダイマックスの相性が良好ではあるが、特性「せいしんりょく」に「いかく」無効の効果が追加されたことで物理型としての運用もし易くなった。

ボーマンダは隠れ特性「じじんかじょう」を生かしたダイマックスアタッカーとしての運用も可能となっている。

しかし「いかく」メタの効果が既存の特性に追加されたことと、同タイプのカイリューの躍進が向かい風となっている。

メタグロスは新要素のダイマックスとの相性の良さも追い風となり、様々な型で活躍の場を広げている。

特性「クリアボディ」によってダイマックス技の低下効果を無効化できることも追い風。

ガブリアスは素早さを上げる手段が限られているため、対戦での使用率がさらに低下するという危惧もあったが、ダイマックスとの相性も良好であり、懸念だったカプ神1匹を除いて弱体化、トップメタのランドロスにはない強みもあり、なんだかんだで前世代とほぼ変わらない使用率をキープしている。

他方でそれまで環境に食い込んでいたドラパルトはというと、早いポケモンと不利となるポケモンの登場により使用率を下げたものの、600族トップメタとしての座をキープし続けている。

なお、シリーズ7に続くシリーズ8は禁止級伝説が1匹のみ使用可能という異例のルールに則り行われているが、それでも600族は一定の活躍を見せており600族全体の立ち位置は脅かされていないと言える。

第9世代

新たに、ドラゴン・こおり複合のセグレイブが初登場。

600族の派生ポケモンも登場したがいずれも合計種族値は下がっているほか、ウルトラビーストのように特性が固定でありどのポケモンも600族との差別化は容易。

変わったところではフォルムチェンジする事で種族値650にもなる化け物も登場したが、この手のポケモンに定番の厳しい制限が足枷となり爆発的人気とまではいかなかった。

今回もいわゆる入国制限が課せられたが、剣盾と違ってDLC未発売かつポケモンホーム未開通の時点でジャラランガメタグロスヒスイヌメルゴン以外の全員が登場している。

その後、ヒスイヌメルゴン事前に開示されていた情報によりHOME開通時の入国が確定。メタグロスDLC第2弾解禁と同時に復帰。ジャラランガDLC第1弾解禁と同時に復帰。

発売前から予想されていたことだがダイマックスが没収されテラスタルに置き換えられている。

テラスタル独自の仕様により、「元のタイプの一致技の威力を維持したまま他のタイプに変化する」というテクニカルな戦い方が可能になり、剣盾ともUSUMとも一味違う環境となった。

初期環境(シリーズ1)ではカイリューがテラスタルとマルチスケイルの相性が非常に良いので、今世代でトップの活躍を見せている。特にアンコールの習得が大きく初見で型の判別が不可能と呼ばれる程に環境で大暴れしている。

パラドックスポケモン解禁後はしんそくとドラゴン技無効で上から高火力でぶん殴ってくるハバタクカミテツノツツミの存在が痛く、使用率一位をカミに譲ったものの、そんな逆風もお構いなしにトップメタとして君臨。

四災の解禁、更にHOME解禁された後もその力は健在で、むしろカイリュー以外も警戒すべき強力なポケモンが増えた結果カイリュー自身が動きやすくなるという逆転現象まで発生。

歴代で最もカイリューが輝いた世代と言ってもいい

毎世代安定した活躍をしていたバンギラスは、「すなおこし」との兼ね合い上テラスタイプが実質いわ固定(せいぜいフェアリー対策になる上にすなあらし状態でスリップダメージを受けないはがねに変わるのが関の山)でテラスタイプの融通性が無い事や環境が物理寄りで高い特殊耐久を活かせる機会が少ない事が逆風になっている。

最初期は「今作のバンギラスは活躍の機会がない」とまで言われるほどであったが、パラドックスポケモンが解禁されてからはひでりに対する対策として、更に特殊火力の高いポケモンに対しての受け出しが出来る貴重な存在として(トップとまではいかないものの)少しずつ数を増やす。

…が、四災の解禁により悪タイプのシェアを競合し合う羽目になり、更にHOME解禁にてウーラオスランドロスをはじめ元々相性の悪かった相手が大量に解禁されたことにより、使用率が更に低下。過去世代からは考えられないくらいに凋落したと言える。

ちなみに未来から来たそっくりさんが登場したが、タイプや特性の違いから差別化は容易。むしろあちらはすなおこしがないので耐久面ならバンギラスが上回る

ボーマンダはテラスタルとの相性こそ良いものの、同複合のカイリューがトップメタになっている点や、不意のこおりテラバーストが痛いのが難点。そのためか他の600族ドラゴンと比べると一歩引いた使用率となっている。また、古代から来たそっくりさんの話題が大きく、4倍弱点を持ちの高速物理アタッカーではねやすめを覚えるため、無視できない相手ではある。

トドロクツキが解禁されてからはあちらにシェアを取られ、更に使用率を落としてしまい、環境から凋落した。

ガブリアスは競合相手だったランドロスドリュウズが揃ってリストラされ、イダイナキバテツノワダチが未解禁なこともあり高速地面アタッカーとしてのシェアを独占。シングルでもダブルでも数を増やした。

流石に上述の2匹のドンファンや準伝説ディンルーランドロスとヒスイの注目株ガチグマが解禁されてからはじめんポケモンの選択肢が増えたこともあり、使用率を落としている。

とは言え環境上位の地面とは素早さの差が大きく、差別化はしやすい。環境でも役割を失うほどには至っておらず一定数採用されている。

サザンドラはテラスタルによりネックだったフェアリーの弱点を克服。リストラされたギルガルドに代わり同複合のサーフゴーが登場したため、揃って大暴れ未来から来たそっくりさんは複合こそ違うが配分が似通い、かつ更に無駄が無い上に4倍弱点もない。あくの補完として以外の採用枠を争うケースは少ないだろうが、一応新たなライバルとして意識はしておきたい。

パラドックスポケモンに関しては上記のハバタクカミ、テツノツツミの存在が大きく、流石に使用率を落としているが、逆に新たに開拓されたセグカミラッシャをテラスタルで対処できる事や、相方のサーフゴーやドドゲザンがまだまだ環境にいるのでガブリアス共々十分現役の部類。

四災が解禁されてからも環境に居座る辺り、今作のサザンドラは特に強い。…が、HOME解禁にてウーラオスヒスイヌメルゴンが解禁。前者はテラスタルを考慮しても厳しい相手で、後者は突破が困難な新生600族。

悪タイプ対策が進み、更にハバタクカミの火力を想定した特殊受けの増加により一気に動きにくくなり、前述のバンギラス・ボーマンダ以上に使用率を落とす結果となった。

ヌメルゴンは元々単タイプなためテラスタルの恩恵が薄い他、前世代にて役割対象だったゴリランダーが未解禁な事もあり、明確な採用意義を持たせるのが難しい状態となってしまっている。

ただ、パラドックスポケモンに対してはそこそこやれる部類であり、高い特殊耐久が活かせる機会が増えたため、少しずつではあるものの環境に適応して来ている。

そんな中HOME解禁。ヒスイヌメルゴンというほぼ上位互換のリージョンフォームが解禁。向こうが極めて強力なポケモンでありリージョンなのでどちらかしか使えないのもあり、他の600族とは比較にならないくらいに使用率を落としている。

めぼしい差別化点も「パワーウィップ」しかなく、向こうが弱点の地面格闘にこちらが優位にとれるわけでもないので、歴代から見ても使う意義を見出せない状況に陥っている。

ドラパルトはダイマックス廃止によりゴースト技の使いづらさがより深刻になってしまったものの、実質的に環境最速の素早さからテラスタルで自由にタイプを変えられる様になった事で型の広さを維持しつつより読みづらくなったため、環境トップに位置している…のが初期の話。

パラドックスポケモン解禁後も環境最速のポケモンとして一定数の需要があるが、上記のハバタクカミの存在が重く、使用率を落とした。

更に総じて相性の悪い四災が解禁。火力不足が顕著となり最早トップからは遠く離れたといっていい。

とは言え元の素早さやテラスタルとの相性の良さもあり環境にそれなりに数がいる辺り、ガブリアス同様ポテンシャルの高さは顕在か。

新顔のセグレイブは当初こそ他の600族(特にサザンドラ)に微妙に届かない素早さと耐性の悪さから過小評価されていたが、テラスタルとの相性の良さや環境の頂点に君臨したカイリューより速い素早さ、竜+氷の広い技範囲と特性「ねつこうかん」でやけどにならない高火力物理アタッカーとして急浮上した。

パラドックスポケモン解禁後は比較的高めの耐久が活きる機会が多く、多くの600族が使用率を落とした中使用率を更に上げた

なお、未来パラドックスと戦うと非常に映える光景になる。

同じく新顔のヒスイヌメルゴンは種族値配分のバランスの良さに加えて強力なタイプ複合からセグレイブと違い解禁前から評価が高く、実際解禁されてからもその実力を存分に奮っている。

物理特殊タイプ問わず多すぎて読めない技の豊富さ、物理特殊どちらにも堅牢で弱点を突こうにも飛行テラスで返り討ちにされることもあるのでわかりやすい対処法がない。

パラドックスポケモンにも四災にも不利を取りづらく、解禁当初から高めの使用率を誇っていたが使用率を更に上げている。カイリューを除き並みいる先輩を押しのけて君臨するその実力は疑いようもなくトップクラスと言える。

初期環境ではカイリュー、サザンドラ、ドラパルト、ガブリアス、セグレイブ(偶にボーマンダも)が600族として使われている。

この内カイリューと3体をパーティを詰め込み、後は補完にマリルリと、マリルリの補完にくさ枠を挿した厨パもガチパとして使われることがあるが、テラスタルにより環境が多様化したことから下手な奇襲パを組むよりもパーティパワーで押した方が強いという発想からであろう。ゲーム本編ではないが、ポケモンカードゲームの大型大会でもメタよりデッキパワーを優先した方が予選抜けしやすく、そういう意味ではこの600族ドラゴン4匹編成の厨パは理にかなっている。タイプの偏りがテラスタルである程度何とかなるのも大きい。

藍の円盤

他の面子から遅れてメタグロスが復帰。それと同時に、既存のポケモンであったジュラルドンが進化する形で追加進化及び1進化及び低レベル進化では初の600族となるブリジュラスが登場。

当初は「1進化なので600族の定義から外れるから600族ではない」という意見もあったが、現在では沈静化している。

タイプがまるっきりヒスイヌメルゴンとダブっていること、種族値配分が両刀気味で無駄な部分があるということから実装前は過小評価されていたが、

  • 特殊受けのヒスイヌメルゴンとは違い環境に多い物理受け
  • ジュラルドンの実質機能していない特性ががんじょうもしくはじきゅうりょくと優秀な特性に変化して実用性が大幅にアップ
  • じきゅうりょくと併せててっぺきとボディプレスの組み合わせも習得
  • 技範囲が広くなり、無駄に見えたAへの配分も物理型・両刀型運用も可能なほどになっている
  • 専用技の「エレクトロビーム」はタイプ不一致ながら雨の時に溜め無しでC上昇という優秀な性能

こうした面から強ポケとして評価され、レギュレーションFで解禁されてから常に使用率上位に食い込んでおり、600族の中ではカイリューに次いでいる。

内定表

ポケモン剣盾BDSPLASV
カイリュー×××
バンギラス×
ボーマンダ×××
メタグロス×××××
ガブリアス××
サザンドラ-×
ヌメルゴン-
ジャラランガ-××
ドラパルト-×
セグレイブ-----
ブリジュラス-------

剣盾:ソード・シールド 鎧:鎧の孤島 冠:冠の雪原

BDSP:ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

LA:LEGENDSアルセウス SV:スカーレット・バイオレット

碧:碧の仮面 藍:藍の円盤

○:内定 ×:未内定 ☆:DLCによる内定 △:リージョンフォームのみ内定 -:未登場

関連タグ

ポケットモンスター ポケモン

厨ポケ 大器晩成

130族 種族値完全同値ポケモン

ポケモン組み合わせタグの一覧

顔面600族:本タグから派生しているが、全く異なる意味で使用される「感想タグ」。

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