「わぎぃ!」
基礎データ
通常 | アカツキ | |
---|---|---|
全国図鑑 | No.0901 | 同一 |
地方図鑑 | ヒスイ図鑑No.114 | キタカミ図鑑No.196 |
ローマ字表記 | Gachiguma | 同一 |
ぶんるい | でいたんポケモン | 同一 |
タイプ | じめん/ノーマル | 同一 |
たかさ | 2.4m | 2.7m |
おもさ | 290.0kg | 333.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ | 100%♂ |
とくせい | こんじょう | しんがん |
ぼうだん | ||
きんちょうかん(隠れ特性) | ||
タマゴグループ | りくじょう | 同一 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ガチグマ | 月輪+熊 |
英語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語 | Ursaluna | ursa(ラテン語で熊)+luna(ラテン語で月) |
フランス語 | Ursaking | ursa(ラテン語で熊)+king(英語で王)+Ursaring(リングマ) |
韓国語 | 다투곰 | 달(dal、月)+다툼(datum、喧嘩)+곰(gom、熊) |
中国語 | 月月熊 | 月(yuè)+熊(xióng) |
ヒンディー語 | मूनोरीछ | moon(英語で月)+रीछ(rīchh、熊) |
タイ語 | กาจิกุมะ | 日本語名の音写 |
進化
ヒメグマ → リングマ(レベル30) → ガチグマ(満月の夜にピートブロックを使用)
概要
ヒスイ地方に生息するリングマの進化形。バサギリ同様原種のリングマがそのまま進化する。リージョンフォーム限定を除けばニンフィア以来9年ぶりの正当追加進化のポケモンになる。
元から大きかった体躯はさらに巨大化し、腹部の月輪模様が無くなった代わりに、額へ満月じみた丸模様が出来た。
その身体のあちこちは灰色の物体で覆われているが、どうやらこれは泥や炭らしい。特に額の模様に付いたものは月を隠す雲のようになっており、朧月を思わせる中々オシャレなデザイン。
見かたによっては眉毛にも見えるため、リングマと比べると気だるげな目つきになっており、さながら歳をとり老成した姿にも見える。
しかし、威嚇や攻撃の際にはぼんやりとした目をグワッと開き牙を向く。
ポケモンによく見られるデフォルメされた怒り目ではなく、人間を含む実際の生物たちがそうするような丸く大きく開かれる目のため、初見で大型獣に対する潜在的な恐怖や威圧を感じたプレイヤーも多い。
LEGENDS時点では、目元の描写の関係でプレイヤーからは穏やかな印象を持たれていたが、公式のポケモンずかんで公開された立ち絵では、気だるげながらも眉間にしわの寄ったけわしい顔立ちであることが判明し、それまでの印象が大きく変わることとなった。
自慢の怪力もキテルグマすら上回りかねない程に向上しているが、その巨体を支えるのが辛くなったのか、リングマまでとは違い四足歩行で行動するようになり、持ち前の嗅覚を活かして地中に隠れた食糧を探っている。
ただし、怒って威嚇する時などに二足で立ち上がる事は可能で、身体の泥炭も時にガチグマ自身が資源として活用したりと、小器用さも健在。
総じてどこまでもクマらしさを感じられるリアルさに、早速ファンが続出している。
現代のシンオウ地方で進化できない理由は不明だが、ピートブロックが枯渇して採れなくなってしまったか、現代の各地方に適応したマッスグマやオドシシのように進化の必要がなくなったかのどちらかであろう。
図鑑には「ヒスイの地に 敷かれし 湿地の土こそ」とあるため、時代を経て地質のほうが変わったため進化できなくなった可能性もある。
なお現実の北海道でも実際に泥炭がよく採れ、かつては戦中戦後の物資不足の中で燃料にするためや、その後も土壌改良材として使うため各地で採掘されてきた。
北部に位置するサロベツ原野では、希少な湿地の植生を失うおそれが認識されて現在は採掘が行われておらず、かつて用いられた浚渫船やピートブロックの実物が展示されており、採掘跡の直線的な沼が地形図や航空写真で確認できる。
そして、キタカミの里にはヒスイから逃れてきた一匹のある個体が住んでいるという。
ゲームにおける特徴
ライドポケモンとして
匂いを嗅ぎ分けてお宝採掘する従来の言うダウジングマシンの役割を持つ。それだけでなく一部のサブ任務では行方不明者捜査にも同様の能力で真価を発揮する。
ただし、他のライドポケモンのように他のポケモンから距離を置いたり詰めたりするといった芸当は出来ず、ライドポケモンとしての出番は少なめ。
進化に必要なピートブロックは上記のガチグマライドでの宝探し、あるいはあるサブ任務の報酬で入手できる。
ゲーム中での素早さは遅いものの、ライド中に宝物を嗅ぎつけると爆走する面白い習性を持っている。
そして見つけると のそっと立ちあがり誇らしげにゆったりと踊るように揺れる。かわいい。
もっとも、今作ではライド中は野生のポケモンに気付かれやすいという仕様があるので、ダウンジング中に好戦的なポケモンに見つかり、アイテムを見つけて喜ぶ反応をした途端に攻撃をぶち込まれるということも起こりうるので注意。(しかも、アイテムを発見して掘り出す間も時間が止まるわけではない)
また、お宝採掘の場所は固定であり、採掘した後もエリアに入り直すと再び採掘できるようになる。そのため、採掘場所を発見したら、その場所をマップにマーカーを記せば、次にエリアに赴いた際に発掘場所を探して右往左往する手間が省ける。
9世代においては、HOME連携とともに解禁された。
ただ現状SVではピートブロックが手に入らないため、『LEGENDSアルセウス』か『ポケモンGO』で進化させるか、直接捕まえて輸送するしかない。
性能面
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ガチグマ | 130 | 140 | 105 | 45 | 80 | 50 | 550 |
リングマ | 90 | 130 | 75 | 75 | 75 | 55 | 500 |
変化 | +40 | +10 | +30 | -30 | +5 | -5 | +50 |
500族だったリングマが更に進化を重ねた事により、550族までステータスが向上した(ウルガモスと同じ種族値である)。
上がり幅はたったの50であるが、不要な特攻と元から低い素早さを下げ、その分を他に回したことにより実質的な種族値は大きく伸びている。(下がった分を加味すると+85)
ハードロックこそ持っていないが種族値だけ見ればドサイドンに匹敵しうるほどの堅牢さを誇る。なんなら調整次第ではウーラオスのインファイトを確定で耐える程度には硬くなる上、4倍弱点も無い。特殊面はドサイドンよりも硬い。
「10まんばりき」の他、地面版「インファイト」である新技「ぶちかまし」も習得している。
『LEGENDSアルセウス』はタイプ一致補正などによるダメージ等の計算が従来から大きく変更されたことが有志の検証により発見され話題を呼んだ。
決定的な違いがいくつも見つかった中で、体力に振り切れたポケモンほど耐久があることも判明。
ガチグマは抜きんでた耐久力とパワーを備えた非常に屈強なポケモンとして注目されており、各能力はがんばり系アイテムでおそろしい数値にまで成長可能となり更に重戦車運用に磨きをかけられ、完全強化されたガチグマはその辺のポケモンでは手も足も出ないほど。
今作中でも特に仕様の恩恵を受けたポケモンのひとつとされ、各トレーナー戦や表・裏ボス戦などに今日も悠然と駆り出され易い。
第9世代
弱点が増えて苦手なポケモンが多くなったが4倍弱点はなく、でんきタイプとゴーストタイプの2つのタイプが無効化されるという面白い耐性を持ち、追加されたじめんタイプはノーマルタイプとも相性補完に優れているので両方の一致技が半減以下にされるポケモンは少ない。
使わない特攻の種族値が低いので能力的には600族に等しいかそれ以上で環境に解禁され次第、メタに入りうる素質が高いポケモンとして注目されている。
ただ、じめんタイプはただでさえ強豪が多いので、少なくともガチグマ一強にはならないだろうと予測されている。
特性「はやあし」は「ぼうだん」へ変化。相手の「タネばくだん」や「はどうだん」を無効化出来る点が強く、弱点を補っていると言える。
そして攻撃種族値140から放たれる「こんじょう」+「からげんき」も単純かつ非常に強力で、ここからさらにノーマルテラスタルで数値が跳ね上がる。
特に、「つるぎのまい」1積みで「こんじょう」発動時のA特化ガチグマのノーマルテラスタル「からげんき」はHB特化カイリューを「マルチスケイル」込みで確定1発と言う冗談みたいな火力が出る。
技範囲自体もかなり広い。
一致のノーマル技・じめん技は勿論、インファイトやドレインパンチ等のかくとう技、いわなだれやストーンエッジ等のいわ技に加え、ゆきなだれ、シャドークロー、タネばくだん、ダストシュート、かみくだく、ヘビーボンバー、じゃれつくに三色パンチなどなど様々な物理攻撃技を覚える。そのためテラスタルとの噛み合いも上々だろう。
くさわけによって素早さを上昇させて行く戦法もある。元々が遅いため1回では抜けても中速帯が限度だが、この重戦車がその速度で動いてくるだけでも十分恐怖である。
もちろん、あくび等も覚えるためアタッカーだけでなく耐久を活かしたクッションとしても優秀である。
テラスタイプはパワーを活かせる一致に始まり、かくとう対策のフェアリー、ゴースト、オオニューラの「フェイタルクロー」による事故死を防げるはがねが妥当か。
ランクバトルではシーズン8では使用率10位、シーズン9では8位と、やはりそのポテンシャルの高さを見せつけた。
人気なのはやはり、火力と状態異常対策を兼ねた「こんじょう」型。
からげんきアタッカーやあくび流し型、くさわけ型やビルドレインでとにかく場持ちを良くした型……などなど、意外なまでに型が多い。
ダブルではトリルアタッカーが基本で、あまりにも数が増えた結果ガチグマ対策のゴーストテラスが選ばれる事も多い程(カイリュー対策も兼ねていると思われるが)。
レギュレーションHの公式オフライン大会環境では、相手の交代を読んで「つるぎのまい」を積み、タイプ半減受けで悩む必要が無いほど火力を上げる型が上位続々入賞を果たした。
じめんタイプのライバルとしてはランドロスがおり、競合が懸念されたが
ランドロスは苦手な相手に何もできない事が多く、潔く火力と耐久に特化したガチグマの方が勢いを持つ事になった。弱点は被るが、両立されている事もある。
しかしシーズン10になると、次第に火力に寄せた型のハバタクカミの「ムーンフォース」を、オーソドックスなHA型やAS型では受けきれないことが露呈し、使用率を25位まで落とした。
さらに、シーズン11で特殊個体が解禁・流行すると使用率が暴落。
こればかりは同名のポケモンは併用不可と言う仕様上の問題が大きく、仕方がないと言えば仕方ない。原種サンダーがいればガラルサンダーが同居できないのと似た現象である。
あちらの方が優先されやすい理由としては、先制技を使える点と、その先制技も含めてノーマル・かくとうタイプのわざをゴーストタイプにも通せる一貫性の高さが挙げられる。また、あちらはノーマル、地面どちらにとっても貴重な特殊型というのも大きい。
瞬間火力ではこんじょう+からげんきを使えるこちらの方が上だが、こんじょうの発動までラグがあることもあり、1ターン目から安定した火力を出せるというのも評価された理由。
単純なパワーだけではアカツキガチグマに対抗できなくなりつつあったため、解禁当初は5%程度であった「ぼうだん」型がシーズン17頃になると20%程度に増えた。
ダブルでは範囲攻撃である「じしん」や「いわなだれ」を使えることや、アカツキよりも素早さが低くトリル適性が高いことから、シングルほど使用率に差は無い。特に「ふゆう」持ちかつトリル始動役として人気が高いクレセリアとの組み合わせが主流。
しかしながらレギュレーションGで禁止級伝説が解禁されると、使用率が大きく回復している。
その最大の理由はホウオウを中心とした耐久重視のPTの増加。対物理を「せいなるほのお」の火傷に頼っているホウオウにとって「こんじょう」は天敵であり、例えHBに特化していてもA特化「こんじょう」発動「からげんき」で確定2発で仕留められる。「つるぎのまい」1積みなら当然確定1発。
裏のポケモンで対策しようとしても藍の円盤で「サンダーダイブ」を習得したため、諸共ぶち抜かれてしまう危険性まである。
他のはがね枠や耐久型もこの超パワーを耐えることは難しく、瞬間火力の高さが再評価されることとなった。
レギュレーションHでは従来の禁止級伝説使用不能環境であるレギュレーションE~Fと比べてアカツキガチグマの強さが飛び抜けておらず、こちらが使われるケースも一定数ある。特にようきAS「こんじょう」「かえんだま」型がトレンドの1つ。HB特化のヘイラシャですら、A252ノーマルテラスタル「こんじょう」「からげんき」は13/16の高乱数1発となり、堅牢な受けをも破壊する火力に採用するメリットが集約されている。より大きいのは「てんねん」持ちに対してランク上昇以外の手段でアップした火力を叩き込む方法に恵まれているということである。
シーズン23シングルでは使用率32位と大健闘。シーズン24に至っては使用率27位とベスト30入りを果たした。
シーズン24になると既存の型が余りに研究された影響もあって、一部の特殊な例として「なげつける」型が使われるようになった。
なお、「こんじょう」+「はらだいこ」に「からげんき」や「ドレインパンチ」と揃っている事から、テラレイドバトルへの適性もなかなかに高い。
テツノカイナ同様考えなしにHPを減らして即落ちし、味方に迷惑をかけるユーザーが多いのも相変わらず。上述の通りつるぎのまいを覚えるため、不安要素のあるレイドではこっちに頼るのもひとつの手。
ただ、定期的に行われるハピナスレイドに置いては、かつてのリングマ同様、「こんじょう」+「はらだいこ」+「からげんきorぶちかまし」の超高火力でほぼワンパン出来るのでかなり重宝される。ハピナスの個体値によってはわずかにHPが残ってシールドが貼られることがあるが、ハピナスの「ちきゅうなげ」を耐えてゴリ押しでもう一度殴ればツーパンは可能。
使用トレーナー
番外作品
ポケモンGO
2022年11月12日に開催されたヒメグマのコミュニティ・デイに合わせる形でゲーム内に初実装された。コミュデイに合わせて新ポケモンが追加されるのは同年4月のヌイコグマ系統以来。(奇しくもクマ繋がり)
ステータス的には高火力でじめんタイプが付いたカビゴンといったところ。CPもバンギラスを上回る4358と一般ポケモンでは3位。
肝心の進化条件であるが、「満月の夜にヒメグマのアメ100個を使う」という、原作の仕様に沿わせたもの。ただし、ピートブロックに相当するアイテムは必要ないようである。
もっとも、1ヶ月に一度の満月の夜にしか進化できない(休憩することで意図的に時間を進めることができた原作とは異なり、こちらはリアル時間と完全に同期しているためそうはいかない)ので、そう簡単に入手できないのがネック。
こうした事情を鑑みてか、コミュデイではイベント開催開始から明朝6時までゲーム内の空に満月が出て自由に進化させられ、加えて同日22時までに進化させると、初登場となる技「10まんばりき」を取得できた。
原作では非常に強力なポケモンとなっていたが、実装時点ではじめんタイプの通常技を覚えないため、激戦区のじめんアタッカーに並ぶ事は難しく、「おんがえし」を覚えたライト個体を使ったノーマルアタッカーの方が強いという、育成の難易度が更に跳ね上がる事態になっていた。が、さすがにこれではまずいと判断されたのか、2024年6月からの新シーズン「ひとつながりの空」の開幕に合わせて、ゲージ技に「スピードスター」が追加されたことで、ようやく通常の個体でもノーマルアタッカーとしての活路が開けるようになった。
ステータスからしてジム防衛に充てた方がいいかもしれない。ただしかくとう弱点なので、配置する順番はよく考えること。かくとうが一貫しやすい場合はドンファンやカバルドンに代わりに任せてあげよう。
ポケモンマスターズ
セキ(スペシャル)&ガチグマ
2024年3月14日に実装された、じめんアタッカー。
元々はカイのヒスイゾロアークと共に人工島パシオ内で発生した時空の歪みから出現したポケモンで、当初は警戒心からかボールから出すと暴れていたが…
技
からげんき |
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自分がどく状態やもうどく状態やまひ状態ややけど状態のときは威力が2倍になる。やけどによる攻撃ダウンを無視して攻撃する。 |
キズぐすり |
味方のHPを最大HPの約40%回復する |
シンクロわざ:ぶちかまし・朧 |
【解放条件】自分がやけど状態のとき |
【封印条件】自分がやけど状態でないとき |
攻撃が必ず命中する。自分の残りHPの割合が少ないほど威力があがる。 |
時代の変化だ! |
自分の攻撃を6段階+急所率を3段階あげる。自分をやけど状態にする |
バディーズ技
月明かりの下で踊るグラウンドインパクト |
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★6EX+EXロール解放後:初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる |
パッシブスキル
ダンシングビート |
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自分が状態異常のときは技の威力をあげる。やけど状態による攻撃の低下を無視する。 |
異常時技ゲージ加速3 |
自分が状態異常のときはわざゲージが早くたまるようになる。 |
異常時B技威力上昇9 |
自分が状態異常のときは自分のバディーズわざの威力をあげる |
登場時物理ブースト1 |
専用Pクッキー1ポテンシャルで解放。登場したときに自分の次回物理技威力ブーストを1段階あげる。 |
トレーナー技「時代の変化だ!」で攻撃6段階上昇する代わりに自身をやけど状態になるが、状態異常時に威力が上がる「からげんき」とやけど時に解禁される必中シンクロ技「ぶちかまし・朧」という技構成となっている。また、「キズぐすり」持ちでもある。更にパッシブスキルの効果により、やけど時の威力低下無視・状態異常時にゲージ加速にバディーズ技威力上昇する事ができる。
余談
リングマのモチーフであろうツキノワグマを漢字表記すると「月輪熊」だが、これを読み替えることでガチリングマになったりする。
そこに加えて「ガチ」に「本気」「硬い」「ガチムチ」などの意味を交えた多重ネーミングだろうか。
ちなみに、ポケモンシリーズで「月輪」を「がちりん」と読むのはルナアーラがいる。
三日月(ヒメグマ)、月食(リングマ)ときて今度は満月&朧月になっており、進化系譜で月の満ち欠けを表現している形である。凶暴性が減り、額に模様が移動したのはヒメグマへの原点回帰にも近い。
なお、進化前のリングマはアニポケではやたら強大なポケモンとして描かれている為、ガチグマなら伝説のポケモンも楽勝とネタで言われる事も。(実際はリングマより非好戦的だが)
碧の仮面のストーリーにおける展開から、悪党どもに上記のはらだいこ+こんじょうのコンボをぶちかましたというトレーナーもちらほら。
モチーフ
リングマがツキノワグマをモチーフにしてるのならヒスイ地方(モデルは北海道)に生息しているガチグマのモチーフはヒグマであると考えられる(実際、ツキノワグマよりヒグマの方が体が大きく、それはリングマとガチグマにおいても同様である)。
モチーフについては、ヒスイのモデルである北海道に生息するエゾヒグマか、絶滅種のホラアナグマ、またはアイヌ民話の熊神・キムンカムイではないかと考えられる。
なお、進化前のモチーフであるツキノワグマは北海道に生息していない。
ちなみに、人に懐かず凶暴なイメージのあるヒグマだが、ガチグマのように人に飼い慣らされ家畜になるヒグマは現実に存在する。
ルーマニアやブルガリアの放浪民族のウルサリは、ヒグマを調教して大道芸に用いてきたし、ポーランドには兵隊として従軍したヴォイテクというクマもいる。
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関連タグ
ホルード:同複合タイプ