みらいのすがた
みらいのすがた
『ポケモンSV』から登場したパラドックスポケモンの内、「バイオレット」バージョンのみで登場する未来の時代のポケモンたち。
現代のポケモンをロボット化させたようなメカメカしい姿を持ち、全体的に金属やカーボン、プラスチックと思われる物質で体が構成され、肉や皮などの有機物は表面上見受けられない。
体の各所にネオンのような発光体が存在する上、目はLED表示で再現された液晶のようになっており、寝ている際は電源を落としたかのように消灯する。
サイズもミライドンを除き現代のポケモンよりも一回り小さい。そのミライドンも宙に浮いた時の尻尾を含めた高さで測定されている為、実質的には小柄な(原種と大差無い)サイズである。
鳴き声は共通して「モチーフとなったポケモンの声に、機械が立てるようなカチャカチャという金属音が加わる」というもの。
更に色違いはまるで色を塗る前の状態のごとく、発光部以外が銀色で統一されている。
総じて機械生命体じみた生物離れした姿で、人の手で造られたロボットやサイボーグではないかとの説も上がっている。
少なくとも、自然進化の果てに到達した形態とは考えづらく、何かしら科学的なアプローチが入った姿と推察できる。
基本的には心を持たない戦闘機械の如く、冷酷かつ残酷な性質と言われているが、意外にも表情は豊かで、テツノドクガの様に原種があまり表情を変えられない種の場合だと、そのギャップに驚かされるだろう。
ミライドン以外は共通して「クォークチャージ」のとくせいを持ち、種族値は全て偶数となっている。
名称は「テツノ」から始まるが、殆どははがねタイプを持たず、初見でタイプを完全に見抜く事は難しい。また特徴を表す単語は「轍(わだち)」や「腕(かいな)」等、難しい読み方で割り振られていることが多い。
こだいのすがたとは違い、こちらは全種が最終進化or無進化のポケモンをモデルにしているが、当然進化前及びタマゴは確認できない。
便宜上並べて表記するが、ミライドン以外は特定ポケモンの子孫であると確定しているわけではない点には留意。
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2話 平和と秩序を乱す存在
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