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「デデデデリデリデリ・バー」

基礎データ

全国図鑑No.0991
パルデア図鑑No.383
分類パラドックスポケモン
タイプこおり/みず
高さ0.6m
重さ11.0kg
特性クォークチャージ
タマゴグループタマゴみはっけん


他言語版の名称

英語Iron Bundle
イタリア語Saccoferreo
スペイン語Ferrosaco
フランス語Hotte-de-Fer
ドイツ語Eisenbündel
韓国語무쇠보따리
中国語簡:铁包袱 繁:鐵包袱


概要

初登場はポケモンSVデリバードのような姿をしたパラドックスポケモン
名前の由来はまんま「鉄の包」からで、ある意味では仮称に近い。

未来のパラドックスポケモン共通の、金属質のような光沢にモニターのようなドット表示の目、ダメージを受けたり、特殊わざを発動すると壊れかけのおもちゃよろしく頭がハズレて首がバネのようにぼよーんと飛び出るなど、初見ではポケモンはおろか生命体とも思えないだろう。

テツノツツミ



現代のデリバードにもある袋状の尻尾は、袋の形を保ったジェットブースターになり、そこから大量の氷水を噴射して、スキー板じみた形状の足で素早く滑り回る。
この尻尾はワイヤーで繋がっていて、移動させ砲台のように扱う事も可能。特に「れいとうビーム」を放つモーションは動き・表情ともにかなりダイナミック。

月刊オーカルチャー」によると、その正体を考察する数ある説の中で、超古代文明が作った産物説が最有力とされ、テツノツツミらしき機械を設計・使役していた文献が残されていると言う。

エリアゼロのイベントでもバイオレット限定で登場し、普通のデリバードだと思って「かわいい」と近づこうとしたボタンに対して暴走したかのような叫び声を上げ襲いかかり、上記の特徴から主人公たちにも「エリアゼロのポケモンってどうなってるの?」と恐怖を与えた(なお、当イベントのスカーレット版ではサケブシッポが出現するのだが、「見た目も鳴き声も可愛すぎてそんなに危険が感じられない」という評判もあったあちらに対して、こちらは結構怖い)。

大穴では全域にわたって出現する。エンディング前は出現場所が限定されているものの、それでもシナリオ上絶対に通る道に普通に出て来る。
エンディング前にも捕まえられるパラドックスポケモンは数種類いるが、ヌシが縮んだ姿で復活する仕様を知らないと見逃してしまうテツノワダチ、寄り道をしないと出会いづらいテツノコウベと違い、テツノツツミは出会いやすい部類。パーティには入れなかったがゲットはしていたというプレイヤーも多いだろう。

また、水辺の近くではなくても出現するという性質上、サンドウィッチを使った色違い厳選が最も行いやすいみずタイプである。
色違いのカラーリングは他の未来パラドックスと同様全身が銀色で、まるで塗装前のようなカラーリングである。

性能

名前HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
テツノツツミ568011412460136570
デリバード455545654575330


デリバードのひこうタイプがみずタイプに変化した。
珍しくない組み合わせだが、SVのみず・こおり複合は他にパルシェンのみなので意外と貴重。

種族値は一体時代を越えてなにがあったのかと言わんばかりに大幅変化
全ての種族値がデリバードを大幅に上回り、素早さに至ってはみずタイプではカマスジョーと並んで一位タイ、こおりタイプでは単独一位という凄まじい物となっている他、防御・特攻もかなり高水準の高速特殊アタッカーとなっている。
パルデア地方でテツノツツミ以上の速さを持つのはマルマインドラパルトのみ。
一方HPは低いままであり、物理耐久は高い防御とゆきによってそれなりに補えはするが、特殊耐久は相変わらず紙。耐性のない複合タイプであるため受けに回るのは難しいと言っていい。

みず・こおりタイプは主力特殊技が多いため、一致技には困らない。ただしみず技に関してはなみのりのような安定技を覚えず、ねっとうも貰えなかったのでハイドロポンプの技外しとうまく付き合っていく必要がある。
一方特殊のサブウェポンはエアカッターはかいこうせんしかなく、使い勝手のいいサブウェポンはほぼ物理に偏ってしまっているのが困りもの。
攻撃種族値は80と最低限はあるものの、物理アタッカーとして運用するのは流石に難しい。対面操作ができるクイックターン以外の物理技を採用する場面はほぼないだろう。

とはいえフリーズドライが使えるので、それと水技だけでも攻撃面での一貫性は取りやすい。そもそも(特性を除く)全複合タイプの中でフリーズドライと水技の両方を半減以下に抑えられるタイプは無いため、アタッカーとしてはいかなる相手でも最低限の仕事が出来る。

逆に言えば、相性関係なく数値受けしてくる相手はとことん苦手
なまじ壊滅的な特殊耐久に加えて耐性もないため、受けきられると本当にあっさり落っこちる。

デリバードのタマゴ技のみちづれカウンターおきみやげを自力習得できず、ひこうタイプが消えたからかおいかぜも習得できないと、サポート性能と奇襲性能はデリバードより劣る。
とはいえ、ちょうはつやシリーズ1から猛威を振るっているアンコールをその高い素早さから使えるのは明確な強み。うずしおも使えるため、カイリューと同じような戦法も取れる。
ブーストエナジーが場に出ると必ず消えてしまうという性質を利用して、高い素早さを活かしてどろぼうで相手の持ちものを奪ってしまうという戦法も使える。

なお、こんな姿になってもデリバードなのでプレゼントは自力習得できる。


対戦環境では「ハイドロポンプ」「フリーズドライ」を中心に「みがわり」「アンコール」を中心に採用した、自身より遅いポケモンを嵌める型が主となっている。
シリーズDまではほぼ10位以内の常連となっていたが、環境の変遷により「とつげきチョッキ」を活かした数値受けの浸透や碧の仮面における「ねばねばネット」所持者の大幅増加など向かい風が増えていき、ついにシリーズEでトップ10から追い出されてしまった。
やる事がワンパターンになりがちで動きが読みやすいのも裏目に出てると言える。
テラスタイプは一致が多めだが、「しんそく」対策のゴーストや数値で受けてくるはがね対策+でんき対策のじめんも少数存在スル。

ダブルバトルでは高速アタッカー兼「こごえるかぜ」サポーターが主。

余談

上述のオーカルチャーの説が事実である場合、本作の黒幕が未来から呼んできたポケモンの中に超古代文明の産物という異物が混じっていることになり、さらに「超古代文明が作ったのに今のデリバードと同じ姿なのはなぜ?」という疑問も生じる。
とはいえ、未来のポケモンであるという情報はフトゥー博士が語っているのに対し、この超古代文明説自体がオカルト本に書かれた根拠のない胡乱な仮説でしかなく、真に受けても仕方ないかもしれない。

その圧倒的性能から、ポケスペ仮面の男のデリバードや、アニポケロケット団のデリバードの正体がコイツだったんじゃないかとネタにされることも(なおDLCでは悪意を持って動いていたポケモンも現れた為、今作はジャンル問わず外伝から本編に拾われた要素が多いと言える)。

突飛に見える「頭が外れて首が伸びる」設定だが、現実のペンギンも、本来長い首や足を普段S字に折り畳んで胴体に埋もれさせている体型で、伸ばせば思いのほか長く伸びるため、これを意識した可能性がある。

また、ポケモンWCS2023の紹介映像にてヘイラッシャとコンビを組んで登場。マスカーニャカイリューのコンビと戦闘していた。地味に伝説ポケモンを除けば初めて映像作品で動き付きで登場したパラドックスポケモンである。(動きの有無がなければ静止画のこのポケモン達が先)
この映像で登場しているポケモン達は皆、それぞれのジャンルにて特に活躍しているポケモンであり、ランクマッチで成果を出している日頃の行いによる出演だろう。

関連イラスト

デリバードとテツノツツミ
色テツノツツミの生態観察


テツノツツミ
メカデリバード



当然原種であるデリバード共々、クリスマスシーズンとなるとイラストが増える。

関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモンSV
ポケモン一覧 パラドックスポケモン
こおりタイプ みずタイプ デリバード

ゴビット/ゴルーグマギアナ:同じく古代文明によって作られた人工ポケモン(テツノツツミの場合あくまで一説だが)

0990.テツノワダチ0991.テツノツツミ→0992.テツノカイナ

同複合タイプ

ジュゴン パルシェン ラプラス
タマザラシ/トドグラー/トドゼルガ
ウオチルドン

ペンギンポケモン

デリバード ポッチャマ/ポッタイシ/エンペルト
コオリッポ(アイスフェイス/ナイスフェイス)

パラドックスポケモン

No古代種No未来種
0984イダイナキバ0990テツノワダチ
0985サケブシッポ0991テツノツツミ
0986アラブルタケ0992テツノカイナ
0987ハバタクカミ0993テツノコウベ
0988チヲハウハネ0994テツノドクガ
0989スナノケガワ0995テツノイバラ
1005トドロクツキ1006テツノブジン
1007ツバサノオウ1008テツノオロチ
1009ウネルミナモ1010テツノイサハ
タケルライコテツノカシラ


その他

メタッピー:機械の鳥繋がり。首も外れる。





















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