コライドンは ひざしを 強め
古代の鼓動が 暴れだす!!
データ
初出 | 第9世代 |
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効果 | 登場したとき、天気を晴れにする。 日差しが強いと古代の鼓動により攻撃が1.33倍になる。 |
概要
「ひでり」と「こだいかっせい」を足したものであり、事実上特性を2つ持っているようなもの。
パラドックスポケモンの一種であるため「こだいかっせい」を内包しているとも言え、能動的に天候を変えられるあたりは伝説ポケモンに相応しい特性と言える。
ただしこだいかっせいと異なり上昇する能力は攻撃のみのため、完全上位互換とは言えない(代わりに上昇幅は少し高い)。
場に出たときに自分の攻撃が上昇する特性はザシアンの「ふとうのけん」があるが、ひひいろのこどうの攻撃の上昇幅は1.33倍(ふとうのけんは1.5倍)。しかし能力ランク補正ではないため、てんねん相手にも1.33倍で攻撃できたり、つるぎのまいを使うと効果が乗算されて2.66倍になりふとうのけんを上回ったりと、あちらにはないメリットも多い。
なお、ブーストエナジーを使っても能力は上がらないので一応注意。
タイプ上はコライドンと日差しの強さは無関係だが、ほのおタイプの技を多く覚えるためコライドン自身も攻撃上昇以外に活用できる。
とはいえコライドンの一致枠である格闘、ドラゴンタイプは炎技で弱点を突ける草、氷、鋼タイプなどにはそもそも強く、ひでりの恩恵である水技半減もコライドンが元々耐性持ちなので、テラスタルでも絡まない限りはほとんど意味が無い。
炎技も物理技最高火力のフレアドライブは反動ダメージがある。そして便利なほのおのパンチを覚えてくれないため、反動ダメージを嫌う場合はその下のほのおのキバやニトロチャージを選ばざるを得なくなるが、後者は素早さが上がるからまだいいがどちらも威力が低い。特殊技はオーバーヒートやだいもんじ、ねっぷうなどが揃っており、天候補正も含めれば役割破壊としては活かせるか。
他にも晴れパの起動役としては高すぎる素早さも難点。伝説環境では自前のみず半減と合わせてカイオーガ対策の役割に期待が持てるが、対面した場合は基本的に天候を取られてしまう(互いの素早さの振り方次第では逆転する可能性もあるし、カイオーガはこだわりスカーフを持つ場合も多いため一概には言えないが)。
なお、一応はひでりである為、あついいわを持たせれば持続ターンが伸びる。
こだいのすがたなら炎タイプのウガツホムラが一番恩恵を受けられ相性が良い。
また、ダブルバトルでコライドンとこだいかっせい持ちのパラドックスポケモンを並べて炎テラスタルさせれば、炎テラスタルで弱点になる水技をひでりの効果で等倍で受けられ、タイプ一致になった炎タイプの技の威力を更に高める事が出来る。
「ひひいろ」は緋緋色や日緋色とも書き、スカーレットの色にも近いとされる。
ヒヒイロカネは古代には在ったとされるが後世に製法が伝わらなかった伝説の金属であり、
英語名の"Orichalcum Pulse"もまた、同じく古代の金属オリハルコンに由来するものである。
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