基礎データ
全国図鑑 | No.1007 |
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パルデア図鑑 | No.399 |
ぶんるい | パラドックスポケモン |
タイプ | かくとう/ドラゴン |
たかさ | 2.5m |
おもさ | 303.0kg |
せいべつ | 不明 |
とくせい | ひひいろのこどう |
タマゴグループ | タマゴみはっけん |
各言語版での名称
英語 | Koraidon |
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ローマ字表記 | " |
ドイツ語 | " |
スペイン語 | " |
フランス語 | " |
イタリア語 | " |
韓国語 | 코라이돈 |
中国語(簡体字) | 故勒顿 |
中国語(繁体字) | 故勒頓 |
概要
第9世代『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』で初登場した伝説のポケモン。本作におけるパッケージポケモンの一体で「スカーレット」バージョンにのみ登場する。バイオレット版に登場するミライドンとは対をなす。
スカーレットカラーが映える、恐竜のように逞しいトカゲや竜人の様な姿をしたポケモン。PVでは全身がしっかり鱗で覆われていることが分かる。
頭部のウォーボンネットを思わせる羽根状のトサカが特徴的で、そこからは一対の一際長いハンドルの様な突起が生えている。これは巻いてすぼめている翼であり、広げても飛ぶには不足であるが、空中を始祖鳥のように滑空可能。
また喉元にはタイヤを思わせるデュラップ(喉袋)が見られるが、これも硬質化した浮き袋らしく、水上に浮かぶことで活動圏を海や湖にまで広げていた模様。
尻尾の根元半分も同じようなベルト状になっており、こちらも巻くとタイヤを思わせる見た目となる他、腰部分にも生えた羽根はバイクの背もたれを、腿裏の突起はバイクのマフラーを彷彿させる。
自身の強大な力を自覚している威風堂々とした性質で、どんな相手にも危険を感じていないような素振りを見せる一方好奇心も強く、警戒している人間にさえ気まぐれでじゃれ付いて来る場合もある。
名前の由来は「古来+ドン」に「ride on」が組合わさっていると考察され、いわゆる竜人好きにはたまらないデザインや伝説らしからぬ愛嬌で多くのファンより人気を集めている。
形態
かんぜんけいたい(完全形態)
立ち絵では二足で直立しているが、これは「バトルフォルム・かんぜんけいたい」と呼ばれる戦闘形態にして真の姿。20メートル以上もの大ジャンプを可能とする強靭な脚力や、鋭い爪や顎など多彩な攻撃手段と圧倒的なパワーを備えている。
せいげんけいたい(制限形態)
省エネ時には各部羽が纏まり萎んだ「ライドフォルム・せいげんけいたい」となり、四足歩行で活動する様になる。
しっそうけいたい(疾走形態)
喉袋と巻いた尻尾がタイヤに見え、大きく広げた頭と腰部分の羽根がまとまってバイクらしい形態に変化。一方ミライドンのような回転はせず、四足歩行の強靭な脚力で力強く疾走する。
主人公は当然背中に乗り、両肩の青い突起部分が掴むハンドル代わりとなる。また、秘伝スパイスを吸収した後は、前作のオオニューラのように垂直なガケも難なく登れる。
ゆうえいけいたい(遊泳形態)
空気を溜めた喉袋で水上に浮かび上がり、手足の指に膜を張って水を掻き出し高速で泳ぐ。また、秘伝スパイスを吸収した後は、深い部分でも問題なく移動できるようになる。
かっくうけいたい(滑空形態)
頭部にすぼめていた翼を大きく広げて風を捕まえ、高所からオープンワールドを滑空可能。長時間滑空していると大きく下降していく。
DLCのストーリーを進めると自由に飛行できるようになる。
前作のヒスイウォーグルに相当する能力。
ゲーム上での特徴
スカーレット・バイオレット
ミライドン同様、本作におけるポケモンライド枠を一手に担う存在で、序盤で仲間となり一緒に冒険するという、伝説ポケモンとしては異例な経歴の持ち主。
ストーリーにおいて
パルデアのとある場所へ衰弱し流れ着いた所で、主人公と運命的な出会いを果たすこととなる。
そのまま共に行動することとなった時点では、戦うどころかライドポケモンとしても本来有する力を十分に発揮できない状態にあり、一緒に冒険をしながら徐々に力を取り戻して行く。
『レジェンドルート』の秘伝スパイスで力を取り戻すシーンでは、主人公に対してペパーが作ったサンドウィッチを欲しがる。伝説ポケモンとしての威厳は感じられないが可愛い。
生物性の強い姿や豊かな表情も相まって、最早ドラゴンやトカゲというより大型犬であり、ミライドンとはまた違った愛嬌を感じさせる。
鳴き声については「アギャス」を参照。
なおバトルフォルムでしか戦闘やレッツゴーはさせられない。
ライドわざ
レジェンドルートの物語を進め、秘伝スパイスを使った料理を食べさせることで取り戻して行く能力。どのわざが解放されるかは、各地のぬしポケモンによって異なる。
- ダッシュ
「ひでん・あまスパイス」によって解放。
上述の疾走形態に変形して使う能力。ダッシュしてより素早く移動できる他、ダッシュ中に木にぶつかると木の上のポケモンを落下させて戦うことが可能(過去作の「ずつき」に相当する)。
さらに、ダッシュ中にジャンプすることでより遠くまで跳ぶことが可能。下記のなみのり解放前に、エリアを隔てる川を強引に突破するなんて芸等も。
- なみのり
「ひでん・にがスパイス」によって解放。
上述の遊泳形態に変形して使う能力。
移動速度は地上時と同等で、ジャンプやダッシュも可能。
なお、バトル中のわざとしての「なみのり」とは別物で、習得も出来ない。
- 大ジャンプ
「ひでん・しおスパイス」によって解放。
ボタン長押しによりジャンプの高度が上がる。短く押すことでこれまでと同じ高さに抑えられるため使い分けが可能。
勿論ダッシュ+ジャンプの飛距離も増えるため、下記のかっくう解放まで重宝する。
- かっくう
「ひでん・すぱスパイス」により解放。
上述の滑空形態に変形して使う能力。内容もほぼ上述通り。空中にいる際は野生ポケモンとぶつかっても戦闘にならないことを利用し、大ジャンプとかっくうを繰返すことで安全に進むなんてことも(避ければ済む話だが)。
- 崖のぼり
「ひでん・からスパイス」によって解放。
壁に向かってジャンプすると壁をつかんで張り付き、そこから上下左右自由に移動可能。
前作のオオニューラに相当する能力。
- ひこう
上記「かっくう」の上位互換ともいえるライドわざ。
OPデモでは自在にパルデアの空を駆けていたが、DLC後編「藍の円盤」でプレイヤーが使える形で実装された。
原始の翼でオープンワールドの大空を自由に飛び回ることができ、上下方向への操作にも対応している。
当初はブルベリーグの四天王チャレンジでのみ一時的に解放されるスキルであるが、ストーリーを進めることで永続的に使用可能となる。
また、正式に習得すると、長時間「かっくう」しても大きく下降しなくなる。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100 | 135 | 115 | 85 | 100 | 135 | 670 | |
100 | 196 | 115 | 85 | 100 | 135 | 731 | ひひいろのこどう |
タイプはジャラランガと同じかくとう・ドラゴンの複合。
見た目通り分かりやすい物理型で、さすがに前作のザシアンには劣るが伝説ポケモンの中でも素早さは上位に位置する。
その他の種族値は特攻以外にバランス良く割り振られており、尖った部分がない代わりに癖がない性能を有する。
対となるミライドンとはやはり素早さは互角で、違いは攻撃と防御が高く、特攻と特防が低いステータスである。
特性「ひひいろのこどう」は場に出た瞬間天気を晴れ状態にし、さらに晴れ状態の時(既に晴れ状態の場合でも可)攻撃力が上がる効果を有する。シングルバトルに於いては「ひでり」の上位互換と言える性能。
これを加味した実質攻撃種族値は約196となり、アルセウスよりも実質合計種族値が高くなる。
また晴れによってほのお技をタイプ一致補正と同じ1.5倍の火力で撃つことが可能。
ほのおとドラゴンタイプを合わせた等倍範囲が優秀で、この2つに耐性を有するのは水・フェアリーのマリルリ、アシレーヌ、カプ・レヒレ、岩・フェアリーのメレシー、ディアンシー、特性込みでヒードランとバウッツェル。
この7体のみである。この内ヒードランは格闘技で弱点を突けるので問題ない。
天候特性の取合いという点においてはS135が逆にデメリットにもなり得るが、同じ禁止枠であるカイオーガはこだわりスカーフで追い抜いて来る場合が多いため、天候を取られにくい。バンギラスも格闘技で弱点を突けるためそこまで気にならない。
警戒すべきは、雨天候かつぼうふうで弱点も突いて来るペリッパーや、起点作成を得意とするカバルドンやニョロトノ、フェアリータイプでオーロラベールも展開して来るアローラキュウコンであろうか。
ちなみにひでりやおわりのだいちとは異なり、スキルスワップを無効化する隠れ仕様があるため、ダブルバトルでは書き換えられた天候を味方スキスワで再展開する戦法を取ることができない。
専用技「アクセルブレイク」は威力こそかくとう技としては若干低めの100だが、「インファイト」の様なデメリットがなく、弱点を突くと威力が1.3倍となる効果を有する。
具体的に言うと、陽気A振りでこだわりハチマキを持たせた場合、防御特化したディンルーを確定一発で倒す事が出来る。
ただかくとうタイプは禁止ポケモンには弱点を突きにくく、等倍以下ならインファイトの方がダメージが出るため、環境や役割によってどちらを使うか変わって来るだろう。
技範囲もドラゴン技・ほのお技は完全完備。他のタイプも鋼技の「アイアンヘッド」、撤退の「とんぼがえり」、飛行技の「アクロバット」、マリルリ打点になる「ワイルドボルト」などと幅広く、基本的な攻めにおいて不自由しないだろう。なお設定や劇中の仕草に反し「じゃれつく」は覚えられない。
変化技も「つるぎのまい」で攻撃力を高めたり、相手の変化技を妨害する「ちょうはつ」など十分。
ネックといえるのは、耐性面が悪く伝説ポケモンのほとんどから弱点を突かれること、特に複合タイプの関係上受ける際にフェアリータイプが鬼門となることと、高速物理アタッカーながら麻痺・火傷への耐性もないこと。
特に、自身のひひいろのこどうを利用してこだいかっせいを発動させるハバタクカミは天敵。素早さ種族値は同じな上、素早さにブーストがかかると確実に先手を取られてしまう(事前にねばねばネットを撒いておけばこだいかっせいによる素早さブーストは阻止できる上、ハバタクカミ側の素の素早さも下がりコライドン側が先手を取れるため物理技で簡単に倒せる)。
また技の大半が接触技であるため、ゴツゴツメットやさめはだ、せいでんきやほのおのからだにも弱い(ほのおのからだに関してはほのおテラスタルを切ればカバー出来るが)。
幸い有効打は持っているため、テラスタルを切ることでフェアリー弱点のカバーをしながら応戦することは可能。特にほのおテラスタルと相性が良く、弱点であるフェアリーやこおりを半減とし、やけどへの耐性を得られる。
さらに攻撃面ではテラスタルの1.5倍補正に晴れの1.5倍補正が合わさりその火力は2.25倍。
この状態で放つフレアドライブは今作では未解禁であるが耐久無振りのゼルネアスを確定1発で倒せるほどの威力となる。
技威力や晴れ補正関係で等倍相手ならば、ミライドンのでんきテラスイナズマドライブよりも、コライドンのほのおテラスフレアドライブの方が火力が出る。
ただしフレアドライブで火力が出るということは凄まじい反動ダメージを受けることをも意味し、特にHP特化のハピナスにこだわりハチマキ+ほのおテラスフレアドライブを決めようものなら、HP362の1/3の120もの反動ダメージが入りハピナスがゴツゴツメットを持っていたならさらに29のダメージが追加され、HP無振りのコライドン(175)なら一気にHPがレッドゾーンにまで突入してしまう。
またフレアドライブと比べれば大幅に火力は落ちるが、ほのお打点をニトロチャージで済ませるという手もある。
テラスタルにはテラスタイプと一致した技(連続技や先制技を除く)が威力60以下の場合威力60まで引き上げる仕様があり、威力が大幅に上がる。
晴れ補正と合わせれば威力90。ひひいろのこどうまで加味するとその火力はガブリアスのげきりんを僅かに上回るまでに達する。
無補正でもH156振りまでのザシアンなら確定一発。いじっぱりにすればH252振りでも確定圏内に入る。反動がないため使いやすく、素早さ上昇により抜き性能が大幅に上がる。
ミライドンと比較すると、でんき技が通用しない相手だと途端に火力不足が生じる一芸特化気味なあちらに対し、こちらはほのお技でも上述破壊力を発揮出来る他、電気技に比べて格闘技は効果抜群を取りやすい点で優れている。本作ではテラスタルによって技が通じなくなる場面も多々あるので、この差は大きい。強いていえばゴーストタイプかつもらいび持ちのソウブレイズで止まってしまう可能性があるくらいか。
総括すると電気技ゴリ押しのミライドンに対し、格闘・炎の幅広さが武器のコライドンといったところか。
伝説解禁後の環境ではムゲンダイナやアルセウス、ディアルガなどを相手に大暴れ出来るかが期待されている。
また、ホウオウとはコライドンによって受ける恩恵が多く、コライドンが苦手とするフェアリーに強いので相性が良い。
そして満を持して始まった禁止伝説を一匹のみ使用可能のレギュレーションGの初めのシーズン18では期待されていた通りに黒バドレックスと共に初日において高い使用率を叩き出した。
前述の通り凄まじい火力なので並大抵のポケモンは半減でも受け切れない点や今までのシーズンで使用率がかなり高いハバタクカミと相性が良いことが理由に上がるであろう。
また本来1匹しか禁止伝説が使えないので、制限のない一般ポケモンと比べて使用率が分散するにもかかわらずなんと序盤地点で4位を獲得している。そして炎テラスの使用率は9割を超えている。
実際に上述の性能を踏まえれば初心者にも扱いやすく、コライドンで炎テラスフレアドライブをしてHPを削り、後はこだいかっせいを持つエースポケモンを添えれば大抵のパーティは壊滅させることが可能。
…とはいえ炎テラスタル込みの汎用性を誇るということは、逆にいうとその他のポケモンがテラスタルに頼れなくなることを意味する。そしてその割合が多過ぎるのでもの凄く読まれやすい(格闘タイプのコライドンに岩技を打つなど)。
また、コライドンはこだわりハチマキの採用率が高く、ゴリ押し一辺倒ではあるものの相手の特性を無視する手段を持たないため、ソウブレイズやヒードラン等のもらいび持ちを出されるとうっかり止まってしまうことも多い(特にソウブレイズとシャンデラはゴーストタイプでもあるためかくとう技も無効化されてしまう)。
そして一番事故が多いのが不意のフェアリーテラスからのテラバーストで落とされてしまうこと。元々フェアリー技を持っている相手なら警戒出来るが、コライドンがトップメタになってしまったのでその割合がかなり多いのである。
他にも味方のハバタクカミと相性が良いのは勿論なのであるが、それは相手のハバタクカミにとっても同じこと。
だいたい上にも書いてあるが、フェアリーだから不利というのもそうであるがハバタクカミはパワージェムを覚えるため、うっかり炎テラスタルするとパワージェムをはじめとした不意の抜群技(主にテラバースト)で落とされかねない。またハバタクカミはこだいかっせいで素早さが上がることを考えると、こだわりスカーフを持たないあるいはねばねばネットを展開していない限りはコライドン側は基本的に先手を取られると考えた方が良い。
コライドンにとって、ハバタクカミは最高の相棒にして最大の天敵なのである。
勿論ハバタクカミに対してコライドンも無策ではなく、ハバタクカミの「でんじは」に「ラムのみ」やでんきテラスタルで対処する型も見られるようになった。
そして余りにも増え過ぎた結果シーズン18中盤 - 終盤にかけて上記のポケモンに加えて、ゴツメヘイラッシャや天候を書き換えるカバルドンとペリッパーなど露骨に対策ポケモンが増え続けてしまい、最終的な使用率は少し落ち込んでしまった。
シーズン19ではヘイラッシャやペリッパーに強いでんきテラスタル型が台頭。シーズン20最終1位構築には、超速環境に喰らい付くべく「こだわりスカーフ」を持った方がエントリーされている。
「こだわりスカーフ」型は、トドロクツキのような「こだいかっせい」持ちやテツノワダチのような「クォークチャージ」持ちの素早さブースト型のような生半可な高速型と初手で勝ち合った際に、それを狩ることで数的有利が取れるという利点がある。
テラレイドバトルにおいて
テラレイドバトルでは、上記の4倍弱点を物ともしない活躍を見せる。
「いやなおと/つるぎのまい」+「アクセルブレイク」による一撃必殺や、「ドレインパンチ」による持久戦、「ちょうはつ」による積み技封じに、「ワイドブレイカー/バークアウト」によるデバフ等、多彩な戦法を器用にこなす。
スカーレットでは強力なかくとうアタッカーであるテツノカイナが交換でしか入手できないため、代替のかくとうアタッカーとして起用される場面が多い。
とはいえテツノカイナがミライドンと同様に攻撃一辺倒であるのに対し、こちらはデバフ技も揃った攻防一体のポケモンであるため、差別化はできている。また、あちらとは違って素で特殊技にある程度耐性があるのも嬉しい所。
またミライドン使いからは毛嫌いされているオリーヴァも互いに特性を邪魔しないため、問題なく戦える。
現在では「ドレインパンチ/ビルドアップorつるぎのまい/バークアウト/ワイドブレイカー」の構成を基本とし、「にほんばれ」等をオプションで加えるのが主流。
まず被ダメージを抑えて、次に火力を上げ、最後に攻撃しつつ回復するという、テラレイド攻略の基本に忠実なポケモンといえ、高速ワンパンに依存するミライドンとは好対照である。
高速ワンパン至上主義のトレーナー(主にライトユーザー)からは毛嫌いされるが、テラレイドをより深く知るとコライドンの強さが分かるようになる、スルメのような存在といえる。
無論、どんな状況にも対応できるとまではいえず、かくとう技を半減・無効化するテラスタイプの相手は望ましくなく、加えて元タイプがフェアリーの場合4倍弱点を突かれてあっさり倒される危険性がある。
加えて天候晴れを相手に利用されることもなくはない。特に特性「ようりょくそ」や技「せいちょう」には注意すること。
またバイオレットではいくらでも手に入るテツノカイナとは違い1つのソフトで2体しか手に入らないため、型違いのコライドンを複数体用意するのが難しい。とはいえ、基本かくとうタイプのアタッカーとして育てればいいので、型違いをわざわざ用意する必要はないが。
外伝作品
シンボルが「古代」という人間や文明より切り離された概念であるためか、ミライドンと比較するとSV発売開始より1年以上が経過した現時点でも各種メディアでの取扱に乏しい。
- TVアニメ「めざせポケモンマスター」
1話のおまけコーナー「愛と真実の悪を貫くロケット探検団」で初登場。
パルデアにやって来たムコニャがあっさり見つけ捕獲を試みるが、案の定気付かれて追い回され、ぶっ飛ばされた。
一行が持っていた雑誌の内容から、こちらは既に伝説のポケモンとして認知されている模様。それにしてはお手軽な登場であるが、コライドンに限っては"らしい"とおえる。
リニューアル二周年記念として、コライドンを仲間に出来る期間限定イベントが実装された。
期間は2023年10月27日(金)15:00 - 11月10日(金)で、姿はライドフォルムのみ。本編と変わらず無邪気で食いしん坊な姿を見せてくれる。
関連イラスト
関連タグ
1006.テツノブジン→1007.コライドン→1008.ミライドン
関連ポケモン等
同複合タイプ
禁止級・対となるポケモン
世代 | ポケモン | ポケモン |
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第2世代 | ホウオウ | ルギア |
第3世代 | グラードン | カイオーガ |
第4世代 | ディアルガ | パルキア |
第5世代 | レシラム | ゼクロム |
第6世代 | ゼルネアス | イベルタル |
第7世代 | ソルガレオ | ルナアーラ |
第8世代 | ザシアン | ザマゼンタ |
第9世代 | コライドン | ミライドン |
スカーレット版ネタバレ注意
明らかに世界観にそぐわない見た目のコライドンであったが、その正体はパルデアの大穴の力で完成したタイムマシンで送られて来たパラドックスポケモンであり、容姿が似ていたモトトカゲの遥か古代の姿であった。
また、古い書物によると「ツバサノオウ」という2つ名を持ち、拳で大地を引き裂いたと記されている。
1万年前には既にモトトカゲは現在の姿であったことを裏付ける壁画がある様で、それより遥かに大昔の存在と分かる。
本来はモトトカゲと比べて非常に凶暴な気質で、人間と絆を結んでライドすることなど出来ないポケモンらしい(上記アニメでもその様子が窺える)。
しかし主人公と行動を共にする個体は、例外的にかなり人懐っこく心優しい性格で、このような個体が人慣れしやすい現代のモトトカゲの系譜へと繋がっていったのではと推測できる。
また、『スカーレット』作中においては2体登場。
1匹の主人公が連れる個体はクリア後に正式に手持ちとなるが、相棒ピカチュウ/相棒イーブイの様にボックスに入れたり手放したりすることはできない。もう1匹の個体はボックスに入れたり他ソフトに送ったりすることは可能。
詳細は以下のリンクにて。
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