コライドン
こらいどん
全国図鑑 | No.1007 |
---|---|
パルデア図鑑 | No.399 |
ローマ字表記 | Koraidon |
ぶんるい | パラドックスポケモン |
タイプ | かくとう/ドラゴン |
たかさ | 2.5m |
おもさ | 303.0kg |
せいべつ | 不明 |
とくせい | ひひいろのこどう |
タマゴグループ | タマゴみはっけん |
各言語版での名称と由来
コライドン
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | コライドン | 古来+ride(英語で乗る)+ドラゴン+don(スペイン語で主)+~ドン(古代ギリシャ語で"歯"を意味する"ὀδούς"に由来し、恐竜に付けられる名前) |
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語 | Koraidon | 日本語名に同じ |
韓国語 | 코라이돈 | 日本語名に同じ |
中国語(簡体字) | 故勒顿 | 故+日本語名の音写 |
中国語(繁体字) | 故勒頓 | 故+日本語名の音写 |
しっそうけいたい
言語 | 名称 |
---|---|
日本語 | しっそうけいたい |
英語 | Sprinting Build |
ドイツ語 | Sprintgestalt |
スペイン語 | Fisonomía Carrera |
フランス語 | Forme de Course |
イタリア語 | Foggia Scattante |
韓国語 | 질주형태 |
中国語(簡体字) | 疾驰形态 |
中国語(繁体字) | 疾馳形態 |
ゆうえいけいたい
言語 | 名称 |
---|---|
日本語 | ゆうえいけいたい |
英語 | Swimming Build |
ドイツ語 | Schwimmgestalt |
スペイン語 | Fisonomía Nado |
フランス語 | Forme de Nage |
イタリア語 | Foggia Nautica |
韓国語 | 유영형태 |
中国語(簡体字)破浪形态 | |
中国語(繁体字) | 破浪形態 |
かっくうけいたい
言語 | 名称 |
---|---|
日本語 | かっくうけいたい |
英語 | Gliding Build |
ドイツ語 | Schwingengestalt |
スペイン語 | Fisonomía Planeo |
フランス語 | Forme de Vol |
イタリア語 | Foggia Librata |
韓国語 | 활공형태 |
中国語(簡体字) | 乘风形态 |
中国語(繁体字) | 乘風形態 |
せいげんけいたい
言語 | 名称 |
---|---|
日本語 | せいげんけいたい |
英語 | Limited Build |
ドイツ語 | Gehemmte Gestalt |
スペイン語 | Fisonomía Limitada |
フランス語 | Forme Limitée |
イタリア語 | Foggia Parziale |
韓国語 | 제한형태 |
中国語(簡体字) | 制限形态 |
中国語(繁体字) | 制限形態 |
ポケットモンスター 第9世代『スカーレット・バイオレット』で初登場した伝説のポケモン。本作におけるパッケージポケモンの一体で「スカーレット」バージョンにのみ登場する。バイオレット版に登場するミライドンとは対をなす。
スカーレットカラーが映える、恐竜のように逞しいトカゲや竜人の様な姿をしたポケモン。PVでは全身がしっかり鱗で覆われていることが分かる。
頭部のウォーボンネットを思わせる羽根状のトサカが特徴的で、そこからは一対の一際長いハンドルの様な突起が生えている。これは巻いてすぼめている翼であり、広げても飛ぶには不足であるが、空中を始祖鳥のように滑空可能。
また喉元にはタイヤを思わせるデュラップ(喉袋)が見られるが、これも硬質化した浮き袋らしく、水上に浮かぶことで活動圏を海や湖にまで広げていた模様。
尻尾の根元半分も同じようなベルト状になっており、こちらも巻くとタイヤを思わせる見た目となる他、腰部分にも生えた羽根はバイクの背もたれを、腿裏の突起はバイクのマフラーを彷彿させる。
自身の強大な力を自覚している威風堂々とした性質で、どんな相手にも危険を感じていないような素振りを見せる一方好奇心も強く、警戒している人間にさえ気まぐれでじゃれ付いて来る場合もある。
名前の由来は「古来+ドン」に「ride on」が組合わさっていると考察され、いわゆる竜人好きにはたまらないデザインや伝説らしからぬ愛嬌で多くのファンより人気を集めている。
白い羽根を持つ爬虫類のような姿、太陽にまつわる能力を持つなどの要素から、見た目や能力のモチーフは、アステカ神話の文化神ケツァルコアトルだと思われる。
ストーリーの問題上もあり、現在ではブロックルーチンがかけられており、ミライドンと共に未登場。
配布の予定も一切無し。
しかし解析によって姿は判明しており、赤い部分が黒色に、青い部分が赤色へ変更されており、色違いの中で特に人気の高い黒系である事がわかっている。
現在は未解禁の色違いが映った動画は公式によって徹底的に削除されている。
かんぜんけいたい(完全形態)
立ち絵では二足で直立しているが、これは「バトルフォルム・かんぜんけいたい」と呼ばれる戦闘形態にして真の姿。20メートル以上もの大ジャンプを可能とする強靭な脚力や、鋭い爪や顎など多彩な攻撃手段と圧倒的なパワーを備えている。
せいげんけいたい(制限形態)
省エネ時には各部羽が纏まり萎んだ「ライドフォルム・せいげんけいたい」となり、四足歩行で活動する様になる。
しっそうけいたい(疾走形態)
喉袋と巻いた尻尾がタイヤに見え、大きく広げた頭と腰部分の羽根がまとまってバイクらしい形態に変化。一方ミライドンのような回転はせず、四足歩行の強靭な脚力で力強く疾走する。
主人公は当然背中に乗り、両肩の青い突起部分が掴むハンドル代わりとなる。また、秘伝スパイスを吸収した後は、前作のオオニューラのように垂直なガケも難なく登れる。
ゆうえいけいたい(遊泳形態)
空気を溜めた喉袋で水上に浮かび上がり、手足の指に膜を張って水を掻き出し高速で泳ぐ。また、秘伝スパイスを吸収した後は、深い部分でも問題なく移動できるようになる。
ミライドン同様、本作におけるポケモンライド枠を一手に担う存在で、序盤で仲間となり一緒に冒険するという、伝説ポケモンとしては異例な経歴の持ち主。
【ストーリーにおいて】
パルデアのとある場所へ衰弱し流れ着いた所で、主人公と運命的な出会いを果たすこととなる。
そのまま共に行動することとなった時点では、戦うどころかライドポケモンとしても本来有する力を十分に発揮できない状態にあり、一緒に冒険をしながら徐々に力を取り戻して行く。
『レジェンドルート』の秘伝スパイスで力を取り戻すシーンでは、主人公に対してペパーが作ったサンドウィッチを欲しがる。伝説ポケモンとしての威厳は感じられないが可愛い。
生物性の強い姿や豊かな表情も相まって、最早ドラゴンやトカゲというより大型犬であり、ミライドンとはまた違った愛嬌を感じさせる。
鳴き声については「アギャス」を参照。
なおバトルフォルムでしか戦闘やレッツゴーはさせられない。
明らかに世界観にそぐわない見た目のコライドンであったが、その正体は…
【ライドわざ】
レジェンドルートの物語を進め、秘伝スパイスを使った料理を食べさせることで取り戻して行く能力。どのわざが解放されるかは、各地のぬしポケモンによって異なる。
ダッシュ | 「ひでん・あまスパイス」によって解放。 | 上述の疾走形態に変形して使う能力。ダッシュしてより素早く移動できる他、ダッシュ中に木にぶつかると木の上のポケモンを落下させて戦うことが可能(過去作の「ずつき」に相当する)。さらに、ダッシュ中にジャンプすることでより遠くまで跳ぶことが可能。下記のなみのり解放前に、エリアを隔てる川を強引に突破するなんて芸等も。 |
---|---|---|
なみのり | 「ひでん・にがスパイス」によって解放。 | 上述の遊泳形態に変形して使う能力。移動速度は地上時と同等で、ジャンプやダッシュも可能。なお、バトル中のわざとしての「なみのり」とは別物で、習得も出来ない。 |
大ジャンプ | 「ひでん・しおスパイス」によって解放。 | ボタン長押しによりジャンプの高度が上がる。短く押すことでこれまでと同じ高さに抑えられるため使い分けが可能。勿論ダッシュ+ジャンプの飛距離も増えるため、下記のかっくう解放まで重宝する。 |
かっくう | 「ひでん・すぱスパイス」により解放。 | 上述の滑空形態に変形して使う能力。内容もほぼ上述通り。空中にいる際は野生ポケモンとぶつかっても戦闘にならないことを利用し、大ジャンプとかっくうを繰返すことで安全に進むなんてことも(避ければ済む話だが)。 |
崖のぼり | 「ひでん・からスパイス」によって解放。 | 壁に向かってジャンプすると壁をつかんで張り付き、そこから上下左右自由に移動可能。前作のオオニューラに相当する能力。 |
ひこう | 上記「かっくう」の上位互換ともいえるライドわざ。 | OPデモでは自在にパルデアの空を駆けていたが、DLC後編「藍の円盤」でプレイヤーが使える形で実装された。原始の翼でオープンワールドの大空を自由に飛び回ることができ、上下方向への操作にも対応している。当初はブルベリーグの四天王チャレンジでのみ一時的に解放されるスキルであるが、ストーリーを進めることで永続的に使用可能となる。また、正式に習得すると、長時間「かっくう」しても大きく下降しなくなる。 |
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100 | 135 | 115 | 85 | 100 | 135 | 670 | |
100 | 196 | 115 | 85 | 100 | 135 | 731 | ひひいろのこどう |
タイプはジャラランガと同じかくとう・ドラゴンの複合。あちらは厳密にはドラゴン・かくとうだが。
見た目通り分かりやすい物理型で、さすがに前作のザシアンには劣るが伝説ポケモンの中でも素早さは上位に位置する。
その他の種族値は特攻以外にバランス良く割り振られており、尖った部分がない代わりに癖がない性能を有する。
対となるミライドンとはやはり素早さは互角で、違いは攻撃と防御が高く、特攻と特防が低いステータスである。
特性「ひひいろのこどう」は場に出た瞬間天気を晴れ状態にし、さらに晴れ状態の時(既に晴れ状態の場合でも可)攻撃力が上がる効果を有する。「ひでり」の上位互換と言える性能。
これを加味した実質攻撃種族値は約196となり、アルセウスよりも実質合計種族値が高くなる。
また晴れによってほのお技をタイプ一致補正と同じ1.5倍の火力で撃つことが可能。
ほのおとドラゴンタイプを合わせた等倍範囲が優秀で、この2つに耐性を有するのは水・フェアリーのマリルリ、アシレーヌ、カプ・レヒレ、岩・フェアリーのメレシー、ディアンシー、特性込みでヒードランとバウッツェル。
この7体のみである。この内ヒードランは格闘技で弱点を突けるので問題ない。
天候特性の取合いという点においてはS135が逆にデメリットにもなり得るが、同じ禁止枠であるカイオーガはこだわりスカーフで追い抜いて来る場合が多いため、天候を取られにくい。バンギラスも格闘技で弱点を突けるためそこまで気にならない。
警戒すべきは、雨天候かつぼうふうで弱点も突いて来るペリッパーや、起点作成を得意とするカバルドンやニョロトノ、フェアリータイプでオーロラベールも展開して来るアローラキュウコンであろうか。
発売当初は「スキルスワップ」を無効化する隠し仕様があったが、アップデートにより取り払われた。
専用技「アクセルブレイク」は威力こそかくとう技としては若干低めの100だが、「インファイト」の様なデメリットがなく、弱点を突くと威力が1.3倍となる効果を有する。
具体的に言うと、陽気A振りでこだわりハチマキを持たせた場合、防御特化したディンルーを確定一発で倒す事が出来る。
ただかくとうタイプは禁止ポケモンには弱点を突きにくく、等倍以下ならインファイトの方がダメージが出るため、環境や役割によってどちらを使うか変わって来るだろう。
技範囲もドラゴン技・ほのお技は完全完備。他のタイプも鋼技の「アイアンヘッド」、撤退の「とんぼがえり」、飛行技の「アクロバット」、マリルリ打点になる「ワイルドボルト」などと幅広く、基本的な攻めにおいて不自由しないだろう。なお設定や劇中の仕草に反し「じゃれつく」は覚えられない。
変化技も「つるぎのまい」で攻撃力を高めたり、相手の変化技を妨害する「ちょうはつ」など十分。
ネックといえるのは、耐性面が悪く伝説ポケモンのほとんどから弱点を突かれること、特に複合タイプの関係上受ける際にフェアリータイプが鬼門となることと、高速物理アタッカーながら麻痺・火傷への耐性もないこと。
特に、自身のひひいろのこどうを利用してこだいかっせいを発動させるハバタクカミは天敵。素早さ種族値は同じな上、素早さにブーストがかかると確実に先手を取られてしまう(事前にねばねばネットを撒いておけばこだいかっせいによる素早さブーストは阻止できる上、ハバタクカミ側の素の素早さも下がりコライドン側が先手を取れるため物理技で簡単に倒せる)。
また技の大半が接触技であるため、ゴツゴツメットやさめはだ、せいでんきやほのおのからだにも弱い(ほのおのからだに関してはほのおテラスタルを切ればカバー出来るが)。
幸い有効打は持っているため、テラスタルを切ることでフェアリー弱点のカバーをしながら応戦することは可能。特にほのおテラスタルと相性が良く、弱点であるフェアリーやこおりを半減とし、やけどへの耐性を得られる。
さらに攻撃面ではテラスタルの1.5倍補正に晴れの1.5倍補正が合わさりその火力は2.25倍。
この状態で放つフレアドライブは今作では未解禁であるが耐久無振りのゼルネアスを確定1発で倒せるほどの威力となる。
技威力や晴れ補正関係で等倍相手ならば、ミライドンのでんきテラスイナズマドライブよりも、コライドンのほのおテラスフレアドライブの方が火力が出る。
ただしフレアドライブで火力が出るということは凄まじい反動ダメージを受けることをも意味し、特にHP特化のハピナスにこだわりハチマキ+ほのおテラスフレアドライブを決めようものなら、HP362の1/3の120もの反動ダメージが入りハピナスがゴツゴツメットを持っていたならさらに29のダメージが追加され、HP無振りのコライドン(175)なら一気にHPがレッドゾーンにまで突入してしまう。
またフレアドライブと比べれば大幅に火力は落ちるが、ほのお打点をニトロチャージで済ませるという手もある。
テラスタルにはテラスタイプと一致した技(連続技や先制技を除く)が威力60以下の場合威力60まで引き上げる仕様があり、威力が大幅に上がる。
晴れ補正と合わせれば威力90。ひひいろのこどうまで加味するとその火力はガブリアスのげきりんを僅かに上回るまでに達する。
無補正でもH156振りまでのザシアンなら確定一発。いじっぱりにすればH252振りでも確定圏内に入る。反動がないため使いやすく、素早さ上昇により抜き性能が大幅に上がる。
ミライドンと比較すると、でんき技が通用しない相手だと途端に火力不足が生じる一芸特化気味なあちらに対し、こちらはほのお技でも上述破壊力を発揮出来る他、電気技に比べて格闘技は効果抜群を取りやすい点で優れている。本作ではテラスタルによって技が通じなくなる場面も多々あるので、この差は大きい。強いていえばゴーストタイプかつもらいび持ちのソウブレイズで止まってしまう可能性があるくらいか。
総括すると電気技ゴリ押しのミライドンに対し、格闘・炎の幅広さが武器のコライドンといったところか。
伝説解禁後の環境ではムゲンダイナやアルセウス、ディアルガなどを相手に大暴れ出来るかが期待されている。
また、ホウオウとはコライドンによって受ける恩恵が多く、コライドンが苦手とするフェアリーに強いので相性が良い。
そして満を持して始まった禁止伝説を一匹のみ使用可能のレギュレーションGの初めのシーズン18では期待されていた通りに黒バドレックスと共に初日において高い使用率を叩き出した。
前述の通り凄まじい火力なので並大抵のポケモンは半減でも受け切れない点や今までのシーズンで使用率がかなり高いハバタクカミと相性が良いことが理由に上がるであろう。
また本来1匹しか禁止伝説が使えないので、制限のない一般ポケモンと比べて使用率が分散するにもかかわらずなんと序盤地点で4位を獲得している。そして炎テラスの使用率は9割を超えている。
実際に上述の性能を踏まえれば初心者にも扱いやすく、コライドンで炎テラスフレアドライブをしてHPを削り、後はこだいかっせいを持つエースポケモンを添えれば大抵のパーティは壊滅させることが可能。
…とはいえ炎テラスタル込みの汎用性を誇るということは、逆にいうとその他のポケモンがテラスタルに頼れなくなることを意味する。そしてその割合が多過ぎるのでもの凄く読まれやすい(格闘タイプのコライドンに岩技を打つなど)。
また、コライドンはこだわりハチマキの採用率が高く、ゴリ押し一辺倒ではあるものの相手の特性を無視する手段を持たないため、ソウブレイズやヒードラン等のもらいび持ちを出されるとうっかり止まってしまうことも多い(特にソウブレイズとシャンデラはゴーストタイプでもあるためかくとう技も無効化されてしまう)。
そして一番事故が多いのが不意のフェアリーテラスからのテラバーストで落とされてしまうこと。元々フェアリー技を持っている相手なら警戒出来るが、コライドンがトップメタになってしまったのでその割合がかなり多いのである。
他にも味方のハバタクカミと相性が良いのは勿論なのであるが、それは相手のハバタクカミにとっても同じこと。
だいたい上にも書いてあるが、フェアリーだから不利というのもそうであるがハバタクカミはパワージェムを覚えるため、うっかり炎テラスタルするとパワージェムをはじめとした不意の抜群技(主にテラバースト)で落とされかねない。またハバタクカミはこだいかっせいで素早さが上がることを考えると、こだわりスカーフを持たないあるいはねばねばネットを展開していない限りはコライドン側は基本的に先手を取られると考えた方が良い。
コライドンにとって、ハバタクカミは最高の相棒にして最大の天敵なのである。
勿論ハバタクカミに対してコライドンも無策ではなく、ハバタクカミの「でんじは」に「ラムのみ」やでんきテラスタルで対処する型も見られるようになった。
そして余りにも増え過ぎた結果シーズン18中盤 - 終盤にかけて上記のポケモンに加えて、ゴツメヘイラッシャや天候を書き換えるカバルドンとペリッパーなど露骨に対策ポケモンが増え続けてしまい、最終的な使用率は少し落ち込んでしまった。
シーズン19ではヘイラッシャやペリッパーに強いでんきテラスタル型が台頭。シーズン20最終1位構築には、超速環境に喰らい付くべく「こだわりスカーフ」を持った方がエントリーされている。
「こだわりスカーフ」型は、トドロクツキのような「こだいかっせい」持ちやテツノワダチのような「クォークチャージ」持ちの素早さブースト型のような生半可な高速型と初手で勝ち合った際に、それを狩ることで数的有利が取れるという利点がある。
シーズン26から「とんぼがえり」でイーユイやウネルミナモなどの晴れエースに繫ぐ型が台頭。またオーロンゲで上から「でんじは」を撃ってくる相手が増えたことからでんきテラスタルの採用率も上がっている。
ダブルバトルでは最初同じ晴れ始動禁止級伝説のグラードンのお株を奪う活躍をしていたが、第二次レギュレーションGではリキキリン軸のトリパが爆増したため、シーズン26では寧ろ「俊足過ぎる」という理由でグラードンと使用率が逆転。
ダブルにおける持ち物の主流は雑にデバフを捌ける「クリアチャーム」だが、第二次レギュレーションGから「スケイルショット」「いかさまダイス」型が台頭。
テラレイドバトルにおいて
テラレイドバトルでは、上記の4倍弱点を物ともしない活躍を見せる。
「いやなおと/つるぎのまい」+「アクセルブレイク」による一撃必殺や、「ドレインパンチ」による持久戦、「ちょうはつ」による積み技封じに、「ワイドブレイカー/バークアウト」によるデバフ等、多彩な戦法を器用にこなす。
スカーレットでは強力なかくとうアタッカーであるテツノカイナが交換でしか入手できないため、代替のかくとうアタッカーとして起用される場面が多い。
とはいえテツノカイナがミライドンと同様に攻撃一辺倒であるのに対し、こちらはデバフ技も揃った攻防一体のポケモンであるため、差別化はできている。また、あちらとは違って素で特殊技にある程度耐性があるのも嬉しい所。
またミライドン使いからは毛嫌いされているオリーヴァも互いに特性を邪魔しないため、問題なく戦える。
現在では「ドレインパンチ/ビルドアップorつるぎのまい/バークアウト/ワイドブレイカー」の構成を基本とし、「にほんばれ」等をオプションで加えるのが主流。
まず被ダメージを抑えて、次に火力を上げ、最後に攻撃しつつ回復するという、テラレイド攻略の基本に忠実なポケモンといえ、高速ワンパンに依存するミライドンとは好対照である。
高速ワンパン至上主義のトレーナー(主にライトユーザー)からは毛嫌いされるが、テラレイドをより深く知るとコライドンの強さが分かるようになる、スルメのような存在といえる。
無論、どんな状況にも対応できるとまではいえず、かくとう技を半減・無効化するテラスタイプの相手は望ましくなく、加えて元タイプがフェアリーの場合4倍弱点を突かれてあっさり倒される危険性がある。
加えて天候晴れを相手に利用されることもなくはない。特に特性「ようりょくそ」や技「せいちょう」には注意すること。
またバイオレットではいくらでも手に入るテツノカイナとは違い1つのソフトで2体しか手に入らないため、型違いのコライドンを複数体用意するのが難しい。とはいえ、基本かくとうタイプのアタッカーとして育てればいいので、型違いをわざわざ用意する必要はないが。
ポケモンマスターズ
- アオイ&コライドン
2025年2月17日、5.5周年記念として実装。
ロールはアタッカーで、EXロールはテクニカル。
パッシブスキルにより天気がひざしがつよい状態の時は味方全員の技やバディーズわざの威力をあげ、自分の攻撃をあげるわざを持つ。
「S・アクセルブレイク」は相手の防御を3段階さげ、効果抜群の時は威力がある。
ちなみにポケマス時空はスカーレット準拠となっており、並行世界から来たハルトの相棒であるミライドンと共演する事となった。
またストーリーやポケモンセンターなどではせいげんけいたい、戦闘時はかんぜんけいたいに変化するなどメガシンカ等バディーズわざの使用前後で姿を変えるケースを除くと、戦闘の有無で姿が変化するかなり珍しい仕様を持っているバディーズである(原作で似た仕様を持つポケモンは複数実装されているものの、ポケマスでは全て戦闘中の姿がデフォルトになっている)。この仕様はミライドンも同様である。
🌟技 | |
---|---|
アクセルブレイク | 効果抜群のときに技の威力を30%あげる |
にほんばれ | 天気をひざしがつよい状態にする |
S・アクセルブレイク |
|
キラキラの思い出!* | 自分の攻撃を6段階あげる+急所率を3段階あげる。天気がひざしがつよい状態のときはさらに自分の素早さを6段階あげる |
🌟バディーズ技 | |
オレンジ実る古来のアクセルブレイク | 追加効果なし
|
🌟パッシブスキル | |
パルデアの闘志 | 味方全員の物理技の威力を20%あげる。味方全員の物理技で攻撃を受けたときのダメージを25%軽減する。この効果は自分のチームにパルデアのタグを持つ味方が多いほどさらに上昇する |
腹ペコのこどう | 天気がひざしがつよい状態のときは自分の攻撃が30%あがる。初めて登場したときだけ天気をひざしがつよい状態にする。天気がひざしがつよい状態になったときにひざしがつよい状態の時間を延長する |
自分だけの宝物 | 初めてバディーズわざをつかったときだけ自分の次回物理技威力ブーストを2段階あげる。初めてバディーズわざをつかったときだけポケモンの変化技の回数を1回復する |
晴れ時P技B技威力↑G2 | 天気がひざしがつよい状態のときは味方全員の技やバディーズわざの威力をあげる |
登場時物理ブースト1 | 専用Pクッキー1ポテンシャルで解放。登場したときに自分の次回物理技威力ブーストを1段階あげる |
ようこそ!ポケモンカフェ〜まぜまぜパズル〜
リニューアル二周年記念として、コライドンを仲間に出来る期間限定イベントが実装された。
期間は2023年10月27日(金)15:00 - 11月10日(金)で、姿はライドフォルムのみ。本編と変わらず無邪気で食いしん坊な姿を見せてくれる。
1話のおまけコーナー「愛と真実の悪を貫くロケット探検団」で初登場。
パルデアにやって来たロケット団トリオがあっさり見つけ捕獲を試みるが、案の定気付かれて追い回され、ぶっ飛ばされた。
一行が持っていた雑誌の内容から、こちらは既に伝説のポケモンとして認知されている模様。それにしてはお手軽な登場であるが、コライドンに限っては"らしい"とおえる。
- アニポケ・第8シリーズ
作中における世界はオレンジアカデミーやスカーレットブックの存在から『スカーレット』を元にした世界であり、今のところコライドンは直接登場していないものの、『テラスタルデビュー編』と『レックウザライジング編』の第71話「てらす池の出会い」における描写と台詞からDLC後の時系列である事がうかがえ、コライドンはSV主人公と共にいるのではと思われる。
ED『RVR〜ライジングボルテッカーズラップ〜』の歌詞や映像で登場。
ED『Let_me_battle』でミライドンと共にシルエットで登場している。
スペックや本編での活躍から伝説のポケモンとして相応しいコライドンだが、前述の正体や複数いることを考えると生態系としては珍しいだけで一般ポケモンと変わらないと考えることもできる。これは他のパラドックスポケモンにも言えることである。
図鑑説明では「凶暴」と書かれているが、それは直接登場しない「バイオレット」の方でのみの記述である。
現時点で「バイオレット」でコライドンを手に入れるには「スカーレット」より交換をしてもらうしかなく、しかも交換可能なのは特定の一個体に限られている。
つまり「バイオレット」内にて図鑑を記述するため調査された対象がその個体のみの可能性が非常に高く、その個体の性格を考えれば、説明文がこのようになった理屈が通っている。
コメント
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コライドン2号と1号が仲直りするまでの長いお話 1号視点5話目。ハルトや仲間たちとの出会いと大穴に戻るまで。 今回から旅パが出てきます。うちの子達大好きなので書くの楽しい。7,719文字pixiv小説作品 - 緋色の傷痕
さいきのいのり
【ポケモンSV二次創作SS『緋色の傷痕』8話】 「俺もポケスペ的二次創作書きてえ~~~!」から始まったポケモンSV二次創作SSシリーズ ペパーいわく「何でもイエスちゃん」な主人公が、もし「3つの頼みを全て断りたがる人物」だったら……というIF物語 ⚠捏造・妄想120%⚠ 世界観やキャラ設定の補完、ストーリーの都合による改変多め ガラルリーグ・ジムチャレンジ周りの捏造&ボタン父=ピオニー説採用 ⚠暴力(いじめ)・ポケモンへの虐待描写あり⚠ ⚠キャラクリ済♀主人公(CP無)⚠ アオイ(公式♀主)と見た目・性格・言動が違う 人物紹介【レティ(スカーレット)】 ガラル地方の学校からの転入生 人間不信で気難しく、他人の視線を気にしがち 幼少期の大怪我により左腕が不自由 かつてジムチャレンジ参加資格を持っていたが、学校でいじめられて引きこもり状態になり、辞退せざるを得なかった経歴がある 現在の手持ちポケモンは相棒・ゲンガーの〈ヴィオレッタ〉♀、ニャローテの〈ニップ〉♀、パモットの〈パチュリー〉♂、ヌメイルの〈コンフリー〉♀、カルボウの〈ジンジャー〉(色違い)♀に加えて、オーリム博士から預けられたコライドン 【あらすじ】 元いじめられっ子のレティは、転入先であるオレンジアカデミーでとにかく目立たず平穏に、かつ過去を知られないように過ごそうとしていた。が、ひょんなことから原作通り3つのルートに誘われてしまい、平穏とは無縁の学校生活を送ることになる。 スター団ほのお組「チーム・シェダル」との戦いを終えたレティは、同じ大作戦メンバーであるボタンから「卑劣ないじめっ子集団」と思われたスター団の真実を告げられた。彼らも自分と同じ「いじめられる側」であったと気付いたレティは、今までの自分の態度、姿勢を深く後悔する。そんな中、ボウルタウンで気まずい別れをしたネモに再会。恐怖心からスター団同様、過剰なまでに苦手意識を抱いていた彼女を理解し、知るべく、レティは初めて自ら彼女にポケモン勝負を挑むのであった。 今回のイメソン ・ChouCho『優しさの理由』 ・sumika『ファンファーレ』 ・UNISON SQUARE GARDEN『君の瞳に恋してない』 ・同上『いけない fool logic』 ・同上『Numbness like a ginger』 ウッヒョー!性癖爆発テラバースト回だぜぇ! 拙者、可哀想な目に遭う女の子/ぐっしゃぐしゃに泣いてる女の子/絶対CPにならないけど互いにクソデカ感情抱いてて距離がナチュラルに近い女の子同士……が大好きです。ヒ〇カとかネタにされてるけど、本来のネモちゃんは強くて優しい良い子だって確信してる。 あと、いじめ描写の解像度がとても低いです。幸いなことに(?)その手の経験が無かったもので……。 いいね・ご感想等ありがとうございます。 特定のキャラへの誹謗中傷、作者への攻撃等のコメントは、削除させていただく場合があります。良識あるコメントをお願いいたします。 おまけ【いじめっ子の末路】 本編で描写するつもりもないので供養がてら。以降、これに関する質問は受け付けません。 主犯の先輩ちゃんは、あの後繰り上がりでジムチャレンジャーになれました。一応チャンピオンカップ予選にまでこぎつけますが、そこでジムチャレンジャーの一人に勝てずに、彼女のジムチャレンジは幕を閉じます。 そのまま学校に戻り、作中の時期には取り巻きたちと一緒に、普通の学校生活を送っています。結局のところ、先輩ちゃんは反省してません。現実でもいじめっ子ってそんなもんです。 別に「ざまぁ」する物語ではないので、レティから直接の制裁・復讐はありません。誰かに依頼して復讐する展開も、何もかもありません。あっても描写する予定はありません(本筋から逸れるため)。 でも、レティは引っ越した先で友達を作って、元気にやってます。「取り巻き」ではない人々に囲まれて、時にぶつかりながらも友情を育み、「正々堂々と」成績を残し、健全な青春を送ることが、何よりも大きな復讐になるのではないでしょうか。34,049文字pixiv小説作品 - コライドン2号と1号が仲直りする話
緋色の暁【4】-開眼-(4)
コライドン2号と1号が仲直りするまでの長いお話 1号視点4話目。オーリムAIとの再会と大穴からの逃亡。 ここのシーン書くために何度も第4観測ユニットとゼロラボ見に行ったけどあそこの作り込みいつ見ても胸がキュってなる・・9,618文字pixiv小説作品 - 行方不明になったジンペイ達の飛ばされた世界
ディンルー、オンジェン、イーユイ、パオジアンコライドン、ミライドン絆変化
今回はオリジナル絆変化の紹介です。使いたい方はコメントかメールをください927文字pixiv小説作品 - コライドン2号と1号が仲直りする話
緋色の暁【8】-変移-(2)
コライドン2号と1号が仲直りするまでの長いお話 2号視点2話目。大穴に飛び込んでから1号が逃げ出すまで。まだ自分の変化が受け入れられない2号。8,842文字pixiv小説作品