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ハピナス

はぴなす

ハピナスとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
目次[非表示]
No.242 ハピナス



基礎データ

ずかんNo.242
ぶんるいしあわせポケモン
タイプノーマル
たかさ1.5m
おもさ46.8kg
とくせいしぜんかいふく / てんのめぐみ / いやしのこころ(隠れ特性)


他言語版の名称

英語 Blissey
イタリア語Blissey
スペイン語Blissey
フランス語Leuphorie
ドイツ語 Heiteira


進化

ピンプクラッキーハピナス

再会



概要

ラッキーの進化形。ラッキーが十分なついた状態でレベルアップすると進化する。
かなりのレアポケであるラッキーをなつかせないと手に入らないというかなりレアなポケモン。
語源は「ハピネス+ナース」か。

顔立ちはさほど変わってはいないが、左右についていた耳のような3本のものはカールされており、下半身は白く腰周りと腕にフリルのようなものが付いて、名前どおりナースを思わせる外見となった。
なおそのかわいい外見とは裏腹に強力な戦闘力をもつことから、同じ任天堂キャラクターとしてピンクの体、つぶらな目、鬼畜な戦闘力をもつ地球外生命体とセットでピンクの悪魔との異名で呼ばれる事もある。

ゲーム中での性能

ハピで止まります


HPABCDS合計値
ハピナス25510107513555540
ラッキー250553510550450
進化前比較+5+5+5+40+30+5+90
種族値255という異常なまでのHP135の特防によって、多くの特殊アタッカーが何もできずに撃沈されてきた。特殊攻撃には強いが物理で殴られると痛い、というコンセプトでステータス上の防御力は際立って低いのだが、ポケモンの耐久力はHP×防御or特防が基本式なので防御が低いと言ってもその圧倒的なHPで底上げされてしまう。

その底上げ効果がどれ程かと例えると、防御力に特化させて育成すれば素の状態のゴローニャと同じくらい堅くなってしまう。それほどまでに耐久におけるHPの効果は大きいのだ。
物理がこうなのだから特防の方は言わずもがなで、伝説を含めた全てのポケモンの特殊耐久をブッチギリで超越する鉄壁ぶりを誇る。しかも回復技まで完備。


ただし攻撃手段に関してはパッとせず素早さも決して高くはないため、ドサイドンガブリアスのように「一撃で殺さないとこちらが殺される」といった心配はない。
むしろそのような高火力物理アタッカーが天敵で、アタッカーの召喚を許したり積みの起点にもされやすい。
ハピナスの戦闘は手数の増える長期戦になりがちなので、物理耐久も堅いとはいえ積み重ねれば回復が間に合わず突破されることとなる。

ところが安易に攻めると、受けた物理ダメージを倍にして返す「カウンター」で逆にこちらが一撃で殺されるという事態もあるから気が抜けない。
しかも「カウンター」した直後であればHPが少ないから倒せると思ったら、結構HPを残して耐えていたりするからもう。
何度も言うが、素のゴローニャ程度には固いのである。
そういったトリッキーさも、彼女(?)の対応を難しくしている理由でもある。

なおトリッキーさと言えばまだまだある。
技の追加効果を2倍の確率で起こす特性「てんのめぐみ」と、わざマシンによって覚えられる多彩な特殊技で、麻痺、毒、火傷、ひるみといった状態異常をバラ撒き、機能不全を起こしている間にチャージビームで着実に攻撃力を蓄えるというまさに悪魔のようなネチネチ攻撃が可能である。ダブルバトルにおいては「てんのめぐみ」とふぶきが合わされば、約4割の確率で相手のどちらかを凍らせてしまうという恐怖の存在となる。
もう一方の特性「しぜんかいふく」も、長期戦がメインで状態異常に弱い壁(受け)役が自力で回復できるという点で非常に優秀な防御型特性。
状態異常に対応できる壁役というのは、それだけでもカバー範囲が広くなるのだ。
(ちなみに特性に頼らずとも「リフレッシュ」で状態異常回復、「アロマセラピー」で仲間の状態異常まで回復なんて離れ業もできる)

なお誤解しがちなのは、積みや高火力アタッカーなど天敵は多く、ハピナス単体ではそれほどの脅威ではない。
特にストーリー上で出てくるハピに辛酸を舐めさせられる事はまずないだろう。
むしろ倒したときに得られる経験値が非常に高いため、レベル上げの途中で出会えればプレイヤーもハッピーになれる。

ただしそれは闇雲に突っ込んでくるNPCハピであり、対人戦におけるハピは全く違う存在となる。
持ち前のトリック性能で上手く立ち回り、メインアタッカーが撤退した終盤にコイツを繰り出すと、大変な絶望を相手に叩きつける事となる。
生半可な攻撃では傷つかず専用技の「タマゴうみ」で回復、「めいそう」「ちいさくなる」「まるくなる」で更に堅くなり固定ダメージの「ちきゅうなげ」や状態異常でジワジワと嬲り殺される恐怖は味わった者にしかわからない。

そのため「ハピで止まります」という恐怖の合言葉と共に一世を風靡した。
パーティ構成によっては本当になすすべなく、それまでの形勢に関わらずこの1匹に完封されてしまう。


さすがに開発側もこれはまずいと思ったのか、「ばかぢから」教え技化や「サイコショック」の登場、「ちいさくなる」に対する「ふみつけ」必中ダメ2倍など、次々とハピナスの弱体化を進めているが、それでも中堅アタッカーを震え上がらせるほどの強さは今なお健在である。しかも第5世代では「進化の輝石」というアイテムが出現し、あろうことかハピナスすら凌駕する耐久の化け物も誕生してしまった。

サイコショック」という明らかにハピ対策の特殊技の登場(ただし、威力80程度の不一致等倍では焼け石に水)や、特殊アタッカーの攻撃力インフレ、タマゴグループが「妖精」であるにもかかわらず何故かフェアリータイプではない(もしそうなるとタイプ相性の関係で高火力技の多くが効かなくなり手が付けられなくなる)などの世代変化もあり、実はポケモン界はハピナスを中心に回っているとも言えるのかもしれない。


その他のゲーム中での性能

ORASに登場するスーパーひみつきちにおいても猛威を奮っており、旗目的にひみつきちにやってきた別のトレーナーたちを最大3体のハピナスたちが丁重に返り討ちにしているという…
このようなきちには「ハピナス道場」という名が送られている。
……返り討ちとは名ばかりで、実際は「どくどくだま」を持ち「いやしのねがい」で自主退場を行う完全経験値稼ぎ用道場だったりする。
倒したときの獲得経験値が全ポケモン中最高である上、トレーナー戦なのでその高い経験値に1.5倍という補正までかかる。
Oパワーの「けいけんちパワーlv.3」としあわせタマゴによる補正、仲良し度による補正などが加わるとたった1戦で凄まじい量の経験値を得ることができる。

ポケモン不思議のダンジョン

救助隊、探検隊においては経験値の高いボーナスキャラとして登場。進化系列を通して体力以外の能力は低いためさほど脅威にはならない一方で、探検隊の「悪夢の中」を除いていずれも出現率が低く滅多に戦える機会は無い。

超ポケダンでは本作の99Fレベルリセットダンジョン「ニャンダフルな人生」の序盤に登場しており経験値稼ぎとして狩られまくっている…事は無く、経験値は周囲の敵と変わらない程度まで激減。
これだけでも相当旨味は減っているのだが、今作では体力を筆頭に全体的に能力が高く、レベル技がORAS基準になった関係で30前後のダメージを叩き出す超火力の「すてみタックル」を習得している危険なポケモンと化した。
足止めしようにも運悪く特性が「しぜんかいふく」だった場合は縛り玉などによる硬直状態すら効かなくなる始末。

ポケモンGO

2017年2月17日ポケモンGOアップデートで他の非伝説金銀ポケモン約80種と共に実装。
ラッキーに「ラッキーのアメ」を50個与えるとハピナスに進化するようになった。

野生でも出現するが、出現率は超が付くほど稀。まず進化前のラッキーの出現率自体が非常にレアで、本来の仕様ならハピナスを1匹所持するだけでも相当骨が折れるはずなのだが、バレンタインデーのイベントやタマゴ孵化イベントなどが不定期で開催されるため、手に入る機会はそこまで少なくない(実際実装直前にイベントがあった)。
さらに、現在は大元であるピンプクが7kmタマゴからそこそこの確率で孵化するようになったため、誰でも比較的手軽にハピナスの強力な個体を入手することができるようになった(ただし、ピンプクからラッキーへ進化させるためには相棒ポケモンに設定して15kmの長距離を歩く必要がある。孵化しても即ハピナスへと進化させることはできない点には注意)。

ハピナスは実装前から、ジム戦における活躍を多くのプレイヤーから期待されていた。
というのも、進化前のラッキーが、高レベル帯でもCP1000前後の低いCPでありながら、ジムに置かれると何故か倒すのに時間がかかるしぶといポケモンであるとの印象がプレイヤーの間で強かったからである。
それならばラッキーよりも特防が30上がり、他の能力値もわずかに上昇するので全ポケモン第1位のHPを持つ、そのうえラッキーよりCPが上がるはずのハピナスはどうなるか想像に難くない。
このような経緯があったため、アプデ直後の各地のジムには早速何匹ものハピナスが置かれ始めたのだが……

ハピナスのCPは高レベル帯でなんと3000前後の上位陣。トレーナーレベルが最高の40にもなると3200というカイリューバンギラスに匹敵しかねないとんでもない数値に届く個体も。
CP約2800以上のハピナスをジムに置くと、バトルを挑んできだ挑戦者ポケモンがよほど高CPかつ高火力で、強力な攻撃を効率よく撃てないと、99秒の制限時間を使い切ってもハピナスを倒せずバトルに負けるという事態に陥ってしまう。

また、ハピナスは通常技で「しねんのずつき」を、ゲージ技で「サイコキネシス」「マジカルシャイン」といったかくとうタイプの弱点を突ける技を覚えるため、カイリキーハリテヤマ等の強力なかくとうタイプのポケモンを用意してもまったく油断ができないという点も厄介である。特に危険なのが「マジカルシャイン」で、威力が100とかなり高い上に、分割ゲージ技であるが故に短いスパンで使用してくるので、上手く回避のタイミングを見計らわないと大ダメージを受けてしまう。
かくとうタイプで大変ならミュウツーでどうか……と思うかもしれないが、確かにゲージ技を等倍まで軽減できるのでまだ楽とは言え、それでもきあいだま」を3~4発撃ちこまなければ倒せないので、結果的にかなりの長期戦を強いられることになる。

これが他チームとの対戦なら、ジムが難攻不落の要塞と化すという長所に繋がるのだが、カイリュータワーならぬハピナスタワーがあちこちに築かれる様は正にピンクの悪魔としか言いようがなかった。
2017年6月のジムアップデートでハピナスが複数体置かれることはなくなり、その後ポケモンの種類が増えたことで様々なポケモンでハピナスを倒せるようになった。更に2018年11月最大CPが500近くも下げられ(このアップデートで最大の下げ幅)弱体化と相成った。
とはいえそれでも最も耐久力が高いポケモンであることに変わりはなく、変わったのはCPの数値だけという評価も少なくない。生半可なポケモンで挑むと簡単に時間制限が来てしまう。

そしてこいつは一時期別の問題も引き起こしていた。
原作を知っている方なら想像に難くないがハピナスの火力はそこまで高くない。その為自分がバトルに出す場合相手を倒すのに必然的に時間がかかる。
2017年6月にレイドバトルが実装されたが、このレイドボスを倒す際にハピナスを出すと、相手を倒すのに時間がかかりタイムアップの恐れが出てきてしまう。
これについても現在修正され、技の相性を強く考慮するようになったため、どのタイプの技も軽減できないハピナスが入ることはほとんど無くなった。
その代わり、無駄に耐性ばかり多いポケモンが入りやすくなることになってしまったが、こちらも現在では改善がなされている。

いずれにしても、ハピで止まりますがまさか別媒体で起きようとは……。

アニポケでのハピナス

アニポケでは無印編129話でのムサシとの感動話の他、SM編ではキュワワーと共にジョーイの助手として登場している。

関連イラスト

しあわせポケモン
一日一匹金銀ポケモン描いていこう〜No.242



関連タグ

ポケモン一覧 ノーマルタイプ
ピンクの悪魔
タブンネ

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