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ムゲンダイナ

むげんだいな

ポケットモンスターシリーズに登場する伝説のポケモン。ソード/シールドから登場。
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基礎データ

図鑑番号No.890
分類キョダイポケモン
タイプどく / ドラゴン
高さ20.0m
重さ950.0kg
特性プレッシャー


他の言語では

英語Eternatus


概要

Eternatus  (ムゲンダイナ)
ムゲンダイナ


2万年前にガラル地方に落下した隕石の中に潜んでいたという、謎の超巨大ポケモン。
ザシアンザマゼンタに続く、ガラル地方の伝説ポケモンの一体。

竜の骨格そのものという、ウルトラビースト並みの生物としては極めて異質な姿をしており、赤い膜状のエネルギーで包まれた頭部には六個の白目が付いている。

肋骨の様な胸部の中には発光するコアが剥き出しになっており、そこからビームを放つ際は、筒状に吹き抜けている肋骨があたかも大砲のような役割を果たす。下顎に至っては歯と付け根の部分しかない顔が崩壊した様なデザインで、まるで生物というよりはアンデットゾンビ、または骨格で形を保つエネルギー体を彷彿とさせる。

「キョダイポケモン」という分類の通り、全ポケモンの中でも最大の大きさを誇っていたホエルオー(14.5m)をはるかに超える20.0mの巨体が最大の特徴で、並のダイマックスキョダイマックスしたポケモンよりデカい。重さも950.0kgとめちゃくちゃ重い。

ガラルの大地から湧き出すエネルギーを胸部のコアから吸収して活動しており、ガラル独自の現象であるダイマックスの謎にも関係しているらしい。

ウツロイドベベノムアーゴヨンに続くどくタイプの伝説ポケモンであるが、公式大会に出れない禁止級のポケモンではシリーズ史上初となる。

ゲーム上での特徴

伝承

かつてガラル地方を滅ぼしかけた黒い渦「ブラックナイト」を、英雄と伝説のポケモンが退けたという伝承が残っており、その渦を模したような地上絵もあるが、未だ謎は多い。

ブラックナイトの真の名がムゲンダイナだと明かされるのも、ゲーム終盤になってローズ委員長が暴走を始めてからの事である。

戦闘

vsムゲンダイナ


ガラルを未来永劫繁栄させるエネルギーを欲したローズ委員長の計画によって、隕石の中から目覚めさせられる。
しかしその為の触媒である「ねがいぼし」を与え過ぎた事で、ローズの支配下に収まる事無く制御不能に陥り暴走を開始。

ムゲンダイナの意思なのかは不明だが、ダイマックスのパワースポットであるスタジアムのポケモンを強制的に巨大化させて暴れさせる等の混乱を引き起こしたようだ。

エネルギープラント屋上にて駆けつけたチャンピオンダンデが戦いを挑むが、ムゲンダイナの能力なのかダイマックスが封じられてしまい、苦戦を強いられたと語られている。
それでも手持ちポケモンのチームワークを発揮させて応戦し、ムゲンダイナを追い詰めたと見たダンデはモンスターボールを投げるが捕獲に失敗してしまう。
そしてそのままダンデを蹴散し、主人公に襲いかかる。


Lv60、特攻種族値145から繰り出されるダイマックスほうは強烈。
一致技を両受けできる鋼と弱点を突ける氷対策にかえんほうしゃ、対フェアリー用にクロスポイズンを完備。
氷以外にも弱点であるエスパータイプじめんタイプへの対策は薄い為、一致技は半減されないがこれらのポケモンでこちらも一致技で弱点をつけば多少なりとも楽に渡り合える(複合タイプによっては弱点を突かれるポケモンもいる)。

氷技で弱点を突く場合、単こおりタイプを繰り出すより弱点を突かれないみずタイプのポケモン、またはみず・こおりの複合ポケモンにれいとうビームつららばり等をわざマシンで覚えさせ、攻めた方が良かったりもする。
さらにその巨体に似合わず素早さ130族でもあり耐久も良水準なため、レベルやパーティー構成次第では苦戦する可能性もある。

ムゲンダイマックス

チャンピオンタイム


これを辛くも撃破するとムゲンダイマックスという特殊なダイマックスを行う。
キョダイマックス同様、巨大化した上で姿も変化させるのだが、ドラクエなど別ゲーのラスボスと言われても違和感のないおどろおどろしい姿に変貌。

極めて長大な身体がコアを中心に渦を巻いた状態で固定され、その先端に5つの枝分かれした頭部が付いていると言う、まるでひとつの巨大な手、もしくは大の字の様なフォルムである。

元々ダイマックスポケモン並みの巨体を持つ存在だけに、巨大化後の高さはなんと100.0mと、大きな建物をすっぽり覆ってしまうほどの大きさになる。

巨大化したコアから放出されるエネルギーは時空を歪めるとされるほど。それに伴い、周囲は瓦礫が舞い、ガラル地方の様々な場所が映し出される異様な空模様になる。

専用技ムゲンダイビームの説明によるとこれがムゲンダイナの本来の姿らしい。
一方、ポケモン図鑑では「ローズの仕業でオーバーロードした姿」とも語られており、ネクロズマと同様『ポケモン自身も望まぬ形』の姿である可能性もある。
ただ伝承にある「黒い渦(ブラックナイト)」と合致するのはこちらの姿であるため、本人の意志はともかくとして過去に現れた時はこの状態だったようだ。


通常のムゲンダイナと比較してみると、丁度そのネクロズマのように骨格を組み替えたものであることがわかる。渦状の体は元々のそれを引き延ばしたもの、渦の外側の硬そうな部位は元々の翼、コアの周囲に並ぶトゲは元々の手足…といった具合である。
これに当てはめて考えると、枝分かれした頭部は通常時は角だったものが変形していると考えられる。

主人公はホップと共に戦いを挑むも謎の力により一切技を出す事ができず、ムゲンダイナも力を溜め込むのみで、ただターンが経過していく状態が続く。
そこでホップの提案により【朽ちた剣】/ 【朽ちた盾】を掲げると、ザシアンとザマゼンタ(以下「伝説」)が駆け付け真の力を解放。これによりこちらが技を出す事が可能となり、ようやく4対1の最終決戦が始まる。

ムゲンダイマックス状態の時はHP255、攻撃115、防御250、特攻125、特防250、素早さ130、合計1125という、元々の攻撃能力にハピナスとツボツボを足したような防御能力を持つ前代未聞の種族値になっていて、伝説の攻撃や弱点を突ける技でないとろくに通らない。
とは言っても、レイドバトルのような敗北条件、複数回行動、バリアもなく、伝説も強いため負けることはそうそうないだろう。

ただし、ダイマックス技によりこちらの攻撃を下げられたり相手の特攻が上がったりで時間をかけすぎるとどんどんジリ貧となっていくため、やはり全力での集中攻撃が得策。
ターゲットパターンが固定されているようで、主/ホップ→伝説→主/ホップ……となっている。
味方の行動パターンも固定されており、ザシアンはとおぼえ、ザマゼンタはひかりのかべを使った後、対ダイマックス専用技でひたすら攻めていく。ついでにホップもとにかく攻めて攻めて攻めまくる。


HPを削りきると捕獲チャレンジに移行。
これはキャンセルすることができず、どんなボールでも一回で確定捕獲となるので、好きなボールに入れることができる。
ちなみに、この時ボールを1つも持っていなかった場合、モンスターボール1個が自動的に与えられる。

また、手持ちとボックス(この時点で最大31個)が一杯になっていた場合でも捕獲は可能で、捕獲時に32個目のボックスが自動的に作られる。
要はXYゼルネアスイベルタルの捕獲時と同じ仕様である。
また、強制捕獲という性質上、「オシャボ勢」と呼ばれるプレイヤーからは言うまでもなく格好の標的になっているほか、「せっかくの確定捕獲の伝説だから」と普段はボールの種類を気にしないスタイルのプレイヤーが珍しくオシャボへのこだわりを見せるというケースもあるようだ。

なお、捕まえたムゲンダイナはこの形態になることが不可能……というよりダイマックス自体できない。つまり敵専用ポケモンである。一応専用技であるムゲンダイビームを使用する時にのみこの姿になるが、これは技エフェクトの一環であり、フォルムチェンジしているわけではない。


無事捕獲が完了すると空が晴れ上がっていき、2体の伝説は去っていく
何気にマイチェン以外でパケ伝より速くゲットすることになる初の第3伝説なのであった。

シナリオ上で説明された能力からムゲンダイナはダイマックスに関係があると推測されるが、確かな事は不明。
ムゲンダイナの引き起こした被害と混乱はどちらも直接描写が無く、ストーリーも目まぐるしい速度で進行する為、ムゲンダイナについて残された謎は多い。
マグノリア博士によると、ねがいぼしはムゲンダイナの一部だそうだが……。

その後

ダイナくん


捕獲された後は暴走が収まったのか、ストーリーには全く出ないが大人しく主人公の言う事も聞く様になり、ポケモンキャンプでも世界観離れしたその姿のまま、おもちゃで遊んだり、カレーを一緒に食べたりと愛嬌(?)のある仕草を見せてくれる。
本当に問題無く食事が出来ているのか甚だ怪しいデザインであるが…。

前作のネクロズマ同様、力こそ強大なものだが、本来は悪意や凶暴性を持って暴れる存在ではないのかもしれない。

因みにムゲンダイナを手持ちに加えた状態でチャンピオン戦に臨むと、戦闘前にちょっと変わった会話が聞けたりする。

性能

フォルムHP攻撃防御特攻特防素早さ合計
通常形態140859514595130690
ムゲンダイマックス2551152501252501301125
上昇値8530155-201550435


特殊アタッカーとしても非常に整った種族値で、どこにも隙がない。更に合計種族値は多くの禁止級ポケモンの670や680を僅かに上回る690である。
専用技はダイマックスポケモンに対してダメージが倍になる「ダイマックスほう」、反動特大威力技の「ムゲンダイビーム」。

特性はプレッシャーと地味だが、ザシアン&ザマゼンタと違い道具を持たせる必要がなく、こだわりメガネなどで強化可能で、シナリオクリア済みの誰もが捕獲しているという点で即席のレイド要員として人気。マルチでは複数のムゲンダイナが並ぶ事も。

マックスレイドバトル



ただダイマックスほうの演出が長いため、レイド周回を効率よく行うためにウオノラゴン等を連れて行く人もいる他、タイプ相性によってはザシアンやザマゼンタに乗り換えたほうが戦力になる場合もある。
ダイマックスが出来ない為、高難易度のバリアを貼る敵を相手取る場合にバリアを破壊する速度は一般ポケモンの方が速いという点もある。

ソロでは技構成はリフレクターひかりのかべヘドロばくだんダイマックスほう、持ち物にひかりのねんどを持たせる事で紙耐久のサポートポケモンを延命させながら戦闘が可能。
フェアリータイプのダイマックスポケモンに当たったとしてもヘドロばくだんでダイマックスほうと同等のダメージ量を叩き出せるのが強み。耐久もとてつもなく高いため、フェアリー技で弱点を突かれたとしてもそう簡単に力尽きることはない。

このため、ソロだと凶悪な強さを誇るキョダイマックスポケモンにもかなり有効である。

また、そのステータスの高さから、ミミッキュや、同じくダイマックス特効技を持つザシアン・ザマゼンタと並んでバトルタワー周回用のお供としても人気が高い。
ミミッキュを先頭に据え、残りの2枠にザシアン・ザマゼンタのどちらか+ムゲンダイナといった構成にすれば、種族値の高さにものを言わせてある程度のゴリ押しも可能。特にムゲンダイナの場合、ほのお・くさ技に耐性があるので、ダンデのキョダイリザードンと相性が良いのも強みである。

前述した通り、ムゲンダイマックス形態はプレイヤーが使用することはできず、ムゲンダイビーム使用時にその姿を見せるのみである。
その為、この形態を合計種族値1位と呼べるのかはユーザーの判断に任せることになる。

余談

モデル・由来など

名前の由来は恐らく無限大または無限+dyna(英語で力)。
名前の由来となった無限大を記号で表すと∞となるが、それに因んでか8の倍数のレベルで技を覚えるという面白い特徴がある。
海外版ではエターナル(永遠)+タナトス(死、または死神)という名前になっている為、日本語名は無限&die(読みはダイ。意味は死ぬ)もかけた名前になっているのではないかと見られる事もある。
また、ドラゴンタイプが入っているために無限+‟恐”竜(ダイナソー→ダイナ:恐ろしい +ソー(サウルス):トカゲ、竜)という捉え方もできる。

モチーフは、宇宙出身という経歴からアーサー王伝説におけるユーサー王が目撃したと言われる『赤い竜のような彗星』と思われる(ちなみに、この星の出現からユーサー王はユーサー・ペンドラゴンと名乗ったとされる)。
また、ここから派生した赤い竜がモチーフになっているのではないかという説もある。

  • この赤い竜はブリテン島の大地の守護神とされており、現在ウェールズの国旗にもモチーフ(国章)として描かれている(ウェールズの赤い竜)、ウェールズをはじめとするイギリスの人々にとってはとても身近な存在であると同時に、国の象徴としても扱われている重要な存在なのである。
  • 他にもイギリスには竜に関する歴史はあり、児童文学「鏡の国のアリス」にジャバウォックという竜が登場しヴォーパルソードという剣で倒されてしまう展開がある(盾の武器は登場しない)。

どちらにせよ、ガラルのモチーフがイギリスであることを考えれば、伝説ポケモンのモチーフとしてブリテンの伝承や民族史と関わりの深い竜がモチーフに使われたと考えても何ら不自然な話ではない。

ちなみに、ダンデはムゲンダイナを追い詰めてあとは捕獲するのみという口ぶりであったのに、主人公と対峙するムゲンダイナはHPが満タンで、状態異常にもかかっていないのでこのあたりに突っ込みが入る事も。
確定捕獲であるムゲンダイナの捕獲に失敗した事もたまに突っ込まれるが、このあたりは身も蓋もないことを言えば一種の主人公補正なのだろう。
シングルバトルだったであろうダンデの戦闘と、二回もムゲンダイナを倒した上に二回戦では伝説2体まで呼び寄せて4vs1をしていた主人公との戦闘では、後者の戦闘の方がムゲンダイナに生じた疲弊とダメージが大きかったとも考えられる。

体験版のポケモンを含めれば、製品版にはそもそも出現しないぬしジャランゴが、『ポケモン』に限らなければBW2ポケウッドのセットや役者が敵専用としては初である。
なおダークルギアは、リライブするまではスナッチしたデータ内であれば使用自体は可能(最終ボスとのバトル前のダークルギア戦ので手持ちに空きがあればゲットした瞬間に使用可能だったりする)。
また、他に敵専用のフォルムとしてはウツロイドマザービースト形態が挙げられる。
とはいえ、こちらは通常のウツロイドよりも強そうなデザインに反して直接戦闘に参加しないので、ポケモンというよりは背景の様な扱いである(アニメ版ではそれが問題視されたのか、実際に戦闘していたが)。

また、似たようなケースではポニ島から光を奪う事でオーラをまとい、能力をドーピングしたウルトラネクロズマがいる。こちらは捕獲されると光を奪う等の悪さを働かなくなり、オーラは使用不可能になる。つまりオーラは敵専用なのである。

ウルトラネクロズマは強さを追求しすぎたあまり、多くのポケモンを一撃で屠る極端な能力を持つに到ってしまい、活躍するポケモンが限られてしまい、まともに相手をする気を起こさず毒殺で楽に処理という手段に走ってしまうプレイヤーを生じさせてしまう、一方で有効打を撃たれない鋼タイプで挑めば難易度が著しく下がる等の大味な調整になってしまっていたのに対し、ムゲンダイナはザシアンとザマゼンタをいきなり一撃で屠る事無く見せ場を与えており毒殺も無効なので、この点については反省が見られるという声もある。

上述の通りムゲンダイナ戦は負ける事こそ少ないものの、ザシアンの加勢が無ければ厳しい要塞の如き耐久力と、ザマゼンタの壁による支援が無ければザシアンも一般ポケモンも一撃で戦闘不能に追い込まれかねない火力を備えており、低難易度にしつつも強さ自体は表現されていると言えなくもない。

特性・強さに対する考察

「プレッシャー」という特性は比較的戦闘に及ぼす影響が大きくない部類であり、まだムゲンダイナは本気を出しておらず、今後の追加DLCで完全体になるのではないかと推測するプレイヤーもいる。
ただし、現在公開されている「鎧の孤島冠の雪原」の告知にはムゲンダイナへの言及は無く、あくまでもこれらは第一弾と第二弾であって最終アップデートとは言われていないので、あるとしても第三弾以降になる可能性がある。

実際、場に出た瞬間に自身の火力を1.5倍にしてしまうザシアンカイオーガグラードンカプ神など派手な特性を持つ者に比べると、相対的にも地味になっている印象は拭えない。
プレッシャー持ちの伝説のポケモンは多いが、それらの多くは特性の概念が新設された第三世代にて急遽一斉に特性をプレッシャーに設定され、ポケモン達個々の設定や能力を活かす特性を十分に吟味する事が出来ていなかったという節がある(一例としてはカイオーガとグラードンは天候を変える個々の設定を活かした特性を持っているのに対し、三鳥およびミュウツーはタイプも設定も異なっているにも関わらず全員がプレッシャーを配られているので特性面では目立った個性は与えられていない)
BW以降はそれらのポケモンに隠れ特性や新フォルムチェンジ(ブラックキュレムホワイトキュレム)、メガシンカメガミュウツー)といった形で新たな特性が与えられており、こういった傾向が続くとすると、ムゲンダイナの特性がプレッシャーのまま放置されるというのは考え難い。というか、放置されたケースは伝説ではなく幻のポケモンに区分されるデオキシスただ1種類であり、完全に放置されたプレッシャー伝説というのは一例も存在しない。
ただし四世代シンオウ地方のパッケージ伝説に与えられた隠れ特性はダブルバトル専用なので、シングルバトルにおいては放置されていると見れる。
「禁止級の第三伝説」という枠組みの中で何かしらの新形態が用意されなかったという前例も皆無であり、全員が新たな姿を見せている。
しかし強化フォルムを用意されたキュレム、ジガルデ、ネクロズマは未強化状態では通常の禁止級よりも弱く、元々他の禁止級と同等の合計種族値を誇るギラティナは新フォルムが追加された際に合計値は強化されたなかった為、既に並の禁止級と同じくらい強いムゲンダイナが必ずしも強化されるとは限らない。
強いていえばムゲンダイマックスがその立ち位置に値するのかもしれない。
一方でミュウツーは元々最強格であったにも関わらずメガシンカを獲得しているので、今後ムゲンダイナがどちらに転ぶのかは不明。

また、特性だけでなく、パラメータ面でも合計種族値690というのは装備ありのザシアンとザマゼンタの720より低い数値である。
上述したキュレムは、登場当初はパッケージ伝説2匹の680より少ない数値に設定されていて、続編で700となって追い抜いたケースでもあり、ネクロズマは完全版で754とその上をいく数値を叩き出した。
また、尻尾が抜け殻のようになっているキュレムと胴体不在の竜の生首の姿をしたネクロズマは明らかに肉体に欠損があるデザインになっており、その後に案の定失った肉体を補完する形での強化が行われている。
上述されている通りムゲンダイナのデザインも肉体が崩壊したゾンビの様な趣のものであり、今後ムゲンダイナも何かしらの方法で肉体の欠損を補う強化が行われるのかもしれない。
それでも持ち物無しのザシザマよりは合計値が高いものの、ザシザマ側にはプレッシャーとは違いノーリスクでステータスを1.5倍にしてしまう派手な特性もある。特にザシアンのものはタイプを限定せずあらゆる物理攻撃の威力を1.5倍にするというものなので、前代未聞級に強い。
ムゲンダイナのステータス配分は「メガシンカする前の」ミュウツーの680に酷似しており、まだ強化の余地がある。
上述のマグノリア博士の発言をあてにする場合、ねがいぼしを全て集めなければ体のパーツは揃わない事になるので、ムゲンダイマックスが完全体なのかもまだ不明である。
上述の通りウルトラネクロズマの反省として演出上の都合でステータスを決めている節もあり、火力面では通常のムゲンダイナより弱く設定されている。

ちなみに、メガミュウツーの合計種族値は780(持ち物固定。プレッシャー以外の特性が与えられた)、ウルトラネクロズマは754(持ち物固定だが、特定条件で火力を上げる特性を持ち、更に威力200の専用Z技天焦がす滅亡の光を持つ。タイプ一致込みで300。カプ・テテフと組んで更に1.5倍にする戦法もある)、ゲンシカイオーガゲンシグラードン770(持ち物固定だが、HPが残っていれば威力150のタイプ一致技をノーリスクで連射可能であり、その上自身の天候特性で技の威力を1.5倍にしてしまう。タイプ一致込みで337)、メガレックウザは780(持ち物自由で弱点を軽減する特性持ち)である。

ポケモン剣盾のディレクターである大森氏はかかげるテーマとして「最強のポケモン」というワードを挙げた事があり、作中のローズも「最強のポケモン ムゲンダイナは目覚めたんだよ!」という発言をしている。
今のムゲンダイナも強力なポケモンではあるものの、上記の通りポケモンシリーズはインフレ極まる強大なモンスターを次々と産み出して来たタイトルであり、特性と種族値の両面でハンデを抱えている味方のムゲンダイナに最強の肩書きを背負わせるのは荷が重いと言い得るだろう。
一方で、敵専用であるムゲンダイマックス形態は合計種族値1000超えという前代未聞のスペックを用意されてはおり、禁止級伝説二匹を同時に相手取るボスとして登場していた為、最強格らしい雰囲気を漂わせているとは言える。

ダイマックス技は元となった技の威力に影響を受け、威力だけを参照し特殊効果は無視するという仕様であるため、高威力でハイリスクな技(行動不能を伴うはかいこうせん、HPを犠牲にするてっていこうせんだいばくはつ等)を選ぶとリスクを無かった事にして高威力だけを振るう事が出来るという仕様になっている。
高威力ハイリスクであるムゲンダイビームもまたダイマックスしてこそ真価のある技と言えるのだが、現在ではムゲンダイナがダイマックス不能のポケモンであるため、真価を発揮できないというチグハグな状態になっていると言える。

ムゲンダイナはその存在が明かされるまでの伏線がブラックナイトの伝承ぐらいしかなく(ローズが暴走する展開の伏線そのものはいくつもあるが、暴走して何をするかに関する手がかりはナックルシティの揺れやパワースポット化など本当に断片程度しか与えられない)、存在が明かされた後はすぐさま伝説と主人公に倒されるという急ぎ足なもので、設定面においてはまだ明らかになっていない謎は意外に多い。
ムゲンダイナの仕業で暴走をはじめたダイマックスポケモンもキバナやダンデが対処にあたったらしいと説明されるのみで主人公が直接目撃する事は特には無く、ムゲンダイナが発生させた事件についてプレイヤーが実感し難い作りになっていたりもしている。

個体厳選

他の伝説ポケモンにも言えることであるが、厳選はシナリオ中の戦闘時の1回のみしか行えない。ただ、他の伝説とは異なり、ムゲンダイナの戦闘は専用のムービーが流れたり特殊な演出が挟まれたりすることからかなりの長丁場になる上、ステータスも戦闘後に一度シュートシティに戻らなければ確認できないので、厳選にはやや時間と手間がかかる。
さらに、シンクロによる性格固定も効かないという困った特徴がある。

フィラの実×1000000


どうしても手っ取り早くやりたいというのであれば、2戦目(ムゲンダイマックス戦)で一度わざと負けた後、再戦前にセーブしておき、「なげつける」を覚えさせたポケモン(カビゴンマニューラなど)にフィラのみを投げさせ、反応を見る(混乱すれば、現状ムゲンダイナにとって最適の性格であるひかえめかおくびょうである可能性がある)ことで最低でも性格くらいなら選別はできる(より手っ取り早く行いたいのなら攻撃時の演出をオフにしておくと討伐時間をぐっと短縮できる)。
ちなみに、最初の戦闘で性格を判別してもムゲンダイマックス戦で性格が再抽選されるので、ムゲンダイマックスする前に判別をするのは意味が無いので注意。

もっとも、この段階ではまだ個体値のジャッジ機能が解放されていない(慣れてくれば実数値からある程度判別することはできるが)ことに加え、本作では後からミントおうかん等で性格・個体値をある程度カスタマイズできるため、躍起になって厳選する必要があるかと言われると、そうでもなかったりする。
結局のところ、将来的にバトルタワーでアイテムを入手する手間とその場で厳選をする手間のどちらをとるかなので、そのあたりは個々の判断に委ねられるだろう。

他には、別のロムから輸送した育成済みムゲンダイナのダイマックス砲で敵のムゲンダイナを瞬殺し、1ターンで捕獲するという本末転倒気味な捕獲方法も考案されてはいる。
この時点では既に手持ちに加えられるポケモンのレベル制限がなくなっているため、ムゲンダイナを貸してくれる友達や捕獲済みロムを既に所持しているのなら一考の余地あり。

オシャボ関連

確定捕獲のポケモンであるため、どのボールでも必ずゲットできると書いたが、オシャボとして一番似合いそうなウルトラボールは通常ではクリア後でしか入手できないというのが長らくオシャボ勢の悩みの種となっていた。
しかし、2019年12月19日にTwitterで行われた企画「ボールガイチャレンジ」の達成記念に、他のオシャボ共々確定で1個プレゼントするキャンペーンが2020年1月15日まで行われており、これを利用すればムゲンダイナ戦までにウルトラボールを確保しておくことが可能となった

ちなみに、オシャボ勢の中には、頭文字がMで紫色だからという理由でマスターボールを投げるという猛者もいるとか。ただし、こちらは(IDくじの景品として当てない限り)クリア後ロムからの輸送が必須である。

また、DLCの中にはガンテツボールの素材となるぼんぐりの入手という要素が含まれていると告知されているので、今後ムゲンダイナを貴重なガンテツボールに入れたいというプレイヤーへの救済になるかもしれない。

その他

「ムゲンダイ」という単語が含まれているものの、「ムゲンダイエナジー」との関連性については本編中では特に触れられていない。

隕石に乗って飛来したという設定から、ポケモンの舞台となる惑星(若しくは世界)とは別の場所からやってきた、所謂“エイリアン”であることが推測される(ちなみに、エイリアンであることが示唆されているポケモンにはリグレーオーベムデオキシスなど前例がある)。しかし、どこからやってきたのかは公式でも詳しい言及がないため不明である。
ガラルサニーゴの公式サイトの記述では、隕石が落下した際にサニーゴを滅ぼし、海であった場所を陸地に変えるなど、ガラルの生態系に多大な被害と影響を与えた可能性が仄めかされている。ただし、その隕石がムゲンダイナを乗せていたものと同一であるかまでは明言がない。

アニポケのムゲンダイナ

7thシーズン12話で、ガラルの伝説ポケモンでは最速登場。
再びガラル地方へ『ポケモンワールドチャンピオンシップス』決勝戦を見にサトシ達を乗せた飛行機の側を通過しただけで、身体の一部が隠れていたものの、サトシやピカチュウは強い気配を感じ、姿を見た際、ピカチュウは臨戦態勢に入った。飛行機自体は機内灯が一瞬消えたりと嵐の中にいたような状態となっていた。
なお、ムゲンダイナが去った後、サトシは「わくわくした。ガラルにはまだまだ俺たちの知らない謎がいっぱいありそう」と話していた。さすが主人公である。

関連タグ

どくタイプ ドラゴンタイプ ダイマックス キョダイマックス
ポケモン剣盾
ザシアン ザマゼンタ

ドラミドロアーゴヨン:同じどく・ドラゴン複合のポケモン。どちらも特殊アタッカーという点も共通する。

禁止級3体目

ポケモン
レックウザ
ギラティナ
キュレム
ジガルデ
ネクロズマ
ムゲンダイナ


レジギガス…分類が「きょだいポケモン」。だが、意味合いが異なる。
デオキシスウルトラビースト…宇宙または異世界から来たポケモンたち。特にムゲンダイナはそのデザインの特異性から『ウルトラビーストの一種なのではないか?』と推測されている(ウルトラボールが似合いそうだという上記のオシャボ勢の意見もこれに由来する)。

地球外生命体

常闇ノ皇:ゲーム『大神』に登場するラスボス。形態変化する、宇宙から来た、最終形態が機械的な手の形状をしている、世界の生物層に影響を与える、武器を司る狼型の伝説の存在が宿敵、などの点が類似している。ポケモン超不思議のダンジョン似た敵が登場した。

最初からクライマックス


Butter-Fly:ムゲンダイナと聞いて多くのトレーナーが反応したであろうネタ。これをやりたいが為にドリームボールで捕まえたという猛者もいたとか。ニックネームも『ユメノアト』、『ワダコウジ』などの関連ワードを付けるトレーナーが後を立たなかった。

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