データ
初出 | 第八世代 |
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タイプ | いわ |
威力 | 120 |
命中 | 90 |
PP | 10 |
分類 | 特殊 |
直接攻撃 | × |
範囲 | 単体 |
効果 | 1ターン目に宇宙の力を集めることで特攻が上がり2ターン目に相手を攻撃する。 |
英語名 | Meteor Beam |
概要
第八世代から登場する、鎧の孤島で新しく追加された教え技。
ソーラービームのように宇宙の力を身体に集め、強力なビームとして発射する。
パワージェムから10年以上経って登場した3つ目の特殊いわ技にして、威力120のいわ特殊最強技となった。
加えて溜め技では珍しく、チャージしたターンに特攻が1段階上昇し発射後も戻る事は無い。これは防御が1段階上昇する「ロケットずつき」以来だったりする。
なのでパワフルハーブで即発射すれば実質威力は180という凄まじい威力が出る上、以降の特殊技も上がった特攻のままで放てるので、いのちのたまといった火力補強アイテムの代わりにもなる。
欠点として1つは命中率が90なので時々外すこともある。仮に外してもチャージ中に上がった特攻は上がったままなのだが。
もう1つは2発目以降は必ずターン消費が必要となり、まず撃つ前に潰されるので、どうしても連発したい時は特攻上昇と引き換えにダイマックスしてから「ダイロック」として放つ事をオススメする。これなら外す心配もない。
隕石といえばまずは岩…と思うが、ポケモンの世界においてはあまり当てはまらないようで、宇宙・隕石を用いた技で初めて岩タイプとなった技。
ビームを撃つので名前に反して実際に隕石は落ちてこないのだが…。
鋼の「コメットパンチ」、エスパーの「コスモパワー」、ドラゴンの「りゅうせいぐん」、悪の「ブラックホールイクリプス」、格闘の「スターアサルト」等など。とまぁ色々ある割にはそのどれもが岩ではなかった。
一方でポケモンとしては惑星・星をイメージするポケモンはソルロック・ルナトーン・メテノ…などちゃんと大体岩タイプに分類されている。
習得者についてだがパワージェムよりは緩くいわタイプに多く配られてはいるものの、メテオビームという名前から天体や宇宙と関係する要素を持っている、特にエスパーポケモンの習得者も多い。
意外なところではデンリュウも覚える。しっぽの光が宇宙まで届くという設定が反映されたのだろう。
そして肝心のいわタイプの方は特攻が低いポケモンが多く、DLC第二弾の冠の雪原までは、最も高い特攻種族値は特攻95のルナトーン、次点で特攻80のセキタンザンだった。現在はオムスターやウツロイドが入手&修得可能になったので、晴れてとくこう種族値110以上のポケモンの手に渡った。
なお、バンギラスはどう頑張ってもこの技を覚えない。まあ覚えてしまったら特殊アタッカーとして大きく開花し余計に手が付けられなくなってしまうので無理に与えられないのだろう。そっくりさんは覚えるのに……。
隕石は絶滅の要因として挙げられるためかサニゴーン系統や化石ポケモンもこの技を覚える。
ポケモンGO
2022年9月に開催されるダンゴロのコミュニティ・デイでギガイアスの覚える限定技として初実装。「ブロッキング」に続き第8世代初出の技である。
公式発表でジム・レイドバトルの威力が140、トレーナーバトルの威力が120と「じしん」のいわタイプ版と予測されていたが、その後の内部データ分析により(この技自体が)とんでもないぶっ壊れだったことが判明した。
その特徴はあの「テクノバスター」を彷彿とさせる速さである。ジム・レイドバトルでの硬直はたったの1.9秒、トレーナーバトルは必要量60に加え攻撃バフ効果もご丁寧についている。
習得者のギガイアスは攻撃種族値が226と低めだが、上記の速さと「うちおとす」との組み合わせでテラキオンに並ぶDPSを獲得し、いわアタッカーとして活躍できる。一方トレーナーバトルでは弱点が5つもあり通常技のチャージの低さも相俟って環境上位に君臨するとは言いがたい。一応ファイアローを落とせるが。
一方、何の調整も施されていないストーンエッジは泣いてもいい。