概要
主にポケモンの対戦上においてだいたい命中率70~95%の技に対する蔑称として扱われる。
特に対戦で使われやすい技(じゃれつく、とびひざげり、ストーンエッジ、アームハンマー、りゅうせいぐん、オーバーヒート、だいもんじ、ハイドロポンプ、かえんボール、かみなり、ふぶき、ぼうふう、リーフストーム、コメットパンチ、クロスチョップ、ダブルウイング、きあいだま、つららおとし、マグマストーム、スケイルショットなど)や、汎用性の高い変化技のおにび、でんじは、さいみんじゅつ等がこう呼ばれやすい。
これらの技は不思議にもここぞという場面で外すことが多く、それが原因で負けてしまった場合はストレスマッハであろう。
ふいうちも命中こそ100%であるものの、相手が変化技や交代を出していた場合は失敗してしまうという意味ではこれに当てはまるといえる。さらにこの後相手にアンコールなんてされた場合はそのままふいうちのPPが枯れるまでハメられ続けて最終的に上から殴られて負ける、なんてこともザラにある。
一見負けたプレイヤーの言い訳にも聞こえるが、命中率90や95の技でも2~3回連続で外す事は決して珍しい事じゃなかったりする。しかし一撃必殺技(命中率30%)は結構当たる。
かみなり(命中率70%)が外れるのと同じ確率(30%)だよ。
と言われたら
そりゃそうだ、と納得してしまいそうだが。
命中率は100以外信用できないというのももっともな話である。
……のだが、相手が「ひかりのこな」でも持っていた日には命中率100でも外れることもある。ここまで来るとあまりの理不尽さにゲーム機をブン投げたくなったり、疑心暗鬼になってつばめがえし・スマートホーン・マジカルリーフ・はどうだん・どげざつき・ドゲザンと言った必中技やZワザ・ダイマックス技等しか信じられなくなったり、果てには上記の必中技をこころのめやロックオンをしてから撃つのもわかる気がする。確率の女神とは何とも恐ろしい…
対策
………さて、ここまで技の命中率について話してきたが、当然この対策も無い訳では無い。
最近では小さくなっていると踏み潰されて致命傷を負ったり、回避率もがくっと下げられる様になったため、回避戦法も弱体化している。メタゲームの典型であろう。具体的な例を上げると
- Zワザでお構い無しに倒す(第7世代)。
- ダイマックス技でお構い無しに倒す(第8世代)。
など。
命中率を上げる道具も存在しており、ワザに頼らず対策できる・・・と思いきや補正が低すぎたり条件が厳しすぎたり、と対策になっていないのが現状である。せいぜいネズミざんのような一発ごとに命中判定が行われる連続攻撃ワザの強化に使われる程度。
まとめ
確率要素に苛々する気持ちも分かるが、上記のように対策方法はいくらでもある訳で、ある意味ではその対策をして来なかった自身が悪いとも考えられる。また、その苛々は対戦相手も感じている以上は、確率要素は苛々を与えるだけでなく恩恵を与えるモノでもある訳だ。なので、あまり苛々せず、「運も実力の内」「確率は収束する」等の言葉を頭の隅に置き、くれぐれも切断行為やリアルファイト等は行わないようにしよう。
余談
上記の通り、対戦を行っていればまず間違いなく体験するのがクソ外しである。
ゆえに、対戦をエンターテイメントとして視聴者に見せるポケモン実況者たちは味方・敵のクソ外しもしっかりネタにするべく気を遣っている様子。(「外しさえしなければ勝ち」「唯一の負け筋は外す事」と盛大にフラグを立てておくなど)
中には味方のポケモンがクソ外しをした時専用のSEを用意しているなどという猛者もいる。
役割論理においては命中率70%以上であればヤーティ神への信仰によって得られる必然力により、これらのクソ外しは起こらないものと考えられている。
詳細はあちらの項目を参照。
クソ外しとは逆に、元々の命中率が低い割に意外と当たるイメージの技も存在する。