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実際の会話編集

「スレンダー、来たか。敵のモビルスーツの後ろへ」

「しょ、少佐、武器が違います。あの武器は自分は見ていません」

当たらなければどうということはない援護しろ」


概要編集

機動戦士ガンダム第2話「ガンダム破壊命令」にてシャアの発言した台詞。


ザクマシンガンが直撃しても何ともない防御性能やザクⅡのスピードにも平気で追いつく機動性能を併せ持つガンダムに焦燥するシャアは部下のスレンダーに援護を要請。だがその際、部下は初めて見るビームライフルに怯えるのに対して返答した。

そのシンプルながらもインパクトのある文面から数あるシャア・アズナブルの有名な台詞の中でも特に人気が高い。


なお、その部下ことスレンダーは最終的に当たって戦死した

そして、その様を見てシャアは持っているのが持ち運び可能な銃の形状をしていながら、戦艦の主砲並みの威力を持つ…つまり「当たってしまえばおしまい」であるガンダムのビームライフルの火力と、こちらは何発当ててもビクともしないという装甲の差にただただ戦慄するのであった……


「か…火力が…違いすぎる…!」


誤用編集

誤解されがちだが、決して攻撃を当てられないアムロを嘲っての台詞ではない

しかしネット上では「いくら強力な兵器を持とうが使い手が命中させられるほどの技量がなければ意味がない」という小馬鹿にした意味合いの方で使われがち。


実際に本編を見てみればわかるように、むしろシャアは動揺しながらこの台詞を言っているので、その場で部下を諫めるための半ば屁理屈に近い回答である。その場の空気を分かりやすく例えるなら、まさに語尾に(震え声)と付けるのがぴったりなシチュエーションになる。


このような誤用が発生したのはもちろん分かりやすいのもあるが、後代のガンダムシリーズにおけるシャアポジションのキャラクターがやたらメンタルが強く、ビームライフルよりもっといかれた威力のバスターライフルの光軸を見て怯えるどころか「面白い!」とさらに闘争心を刺激させて余裕で回避したり、自分が乗ってる機体より何世代も先の技術を持ったガンダムに単騎で挑みその斬撃を「その得物では当たらんよ!」と煽って見せたりと、いかにもミーム通りの意味合いで「当たらなければどうということはない」と言いそうな連中ばかりだからでもある。

何かと思い出補正強さで美化されがちなシャアだが、実際の彼は人並みに脆いのである…。


…しかしファーストから24年後、「忍風戦隊ハリケンジャー」でシャアと同じ池田秀一氏演じる七の槍 サンダール轟雷旋風神の攻撃を赦悪彗星刀の斬撃で完封しながらこの台詞を言うというネットミームの用法通りに使う事例が発生してしまった。

このため、「当たらなければどうということはない」をシャアは嘲りの意味では使っていないが、池田氏は別のキャラでネットミーム通りの意味で使っているというなかなかややこしいことになっている。

関連タグ編集

シャア・アズナブル 若さ故の過ち


ビュン・ディーゼル:『爆上戦隊ブンブンジャー』に登場するキャラクター。キャラクターモデルの一人がシャアであるため、パロディとしてこのセリフがそのまま使われた。

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