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ラプター283

らぷたーにいはちさん

ラプター283とは、「宇宙戦隊キュウレンジャー」のキャラクター。
目次 [非表示]

「私、みんなと戦いたい!!」


プロフィール編集

出身ワシ座系の星
年齢25歳(地球人換算)
誕生日2月8日と午前3時
星座???(作中世界では何座なのか判明していないが、我々の世界では水瓶座になる)
血液型なし
一人称私(わたし)
CVM・A・O
スーツアクトレス五味涼子
テーマソング夢見るアンドロイド

概要編集

キュウレンジャーのメンバー達が乗る宇宙船・オリオン号パイロット司令官ショウ・ロンポー秘書として作られたリベリオン製凡用アンドロイドType283。ワシピンクに変身する。


初期メンバーであるものの当初は自分のキュータマを所持していなかった。


その能力と関連してか前髪や胸元まで延びたおさげ部分には計器のようなパーツがあしらわれている(ちなみにこのおさげは胴体部と一体化しているようにも見えるが、実は上に重なっているだけ)。鷲のモチーフは彼女のスカートに意匠が見て取れる。

メカニックとしても精通しており、ラッキーが始めに乗って壊れてた宇宙飛行機を直していた(しかし彼女が失敗したのかラッキーの運なのかは分からないが、その後に再び故障し惑星ジャグジャグに墜落した)。


夢みるアンドロイド

任務には忠実で口うるさい面もある一方で妄想癖があり、自身の持っているタブレットに「キュウレンジャーのピンチに自らが颯爽と駆け付ける」といった妄想を書いたりしている(これは当初スパーダにしか知られていなかった)。

妄想に奔りやすい、かつ女性的な繊細さを併せ持つ性格からして、感情は結構豊かで人間と遜色ないレベルである事が窺える。

後述のSpace.4直後の時系列に当たるスペシャルムービー第4話では、スパーダとのあられもない光景を妄想していた(ナーガ・レイ「妄想爆発…」)。


オリオン号(の船首像の男性)のことを「おじ様」と呼んでいる。


Space.22~24の間は鳳ツルギの御供(という名の監視役)として、スパーダと共にしばしオリオン号を離れて行動していた。

またこの際にツルギの口から自身が「俺様が作ったアンドロイドの後継機」だと発覚しており、気づかぬ内に故障していた部分をメンテナンスして貰った。


なお完全な機械である彼女だが、一貫してオイル食のチャンプと異なり食事は他のメンバーと同じ食べ物を食べている

彼女が特別製なのか、キュウレンジャーの宇宙ではありふれたものなのかは不明。


夢見るアンドロイド編集

上記の通り戦闘用ではないパイロット兼秘書用アンドロイドとして作られたが、内心では宇宙幕府ジャークマターに立ち向かうラッキー達に憧れ、共に戦いたいと思っていた。


Space.4でショウ司令から「桃を食べたいから買ってくるように」任務と言う名のおつかいを頼まれ、怪盗BN団以外のメンバーと共にチキュウヘ赴く。

ジャークマターに支配され荒廃したチキュウを歩いていると、ダイカーンの一人ユメパックンが子供達の夢を食べる現場に遭遇。

すぐさま戦闘に入るメンバーを見て共に戦いたいという妄想を膨らますも、それが大きな夢として出てきてしまいユメパックンに夢を食べられそうになる。

間一髪スパーダに助けられるが危険に晒すわけにいかないからとスパーダに怒られてしまい、一足先にオリオン号へ帰還した(ちなみに桃は缶詰で買ってきた)。


帰還後タブレットを手に再び妄想を膨らましていると、彼女を連れ戻すために一時帰還したラッキーに見られてしまう。

戦いたいという妄想をやめられない自分は修理してもらった方がいいのかとまで言い出すが、ラッキーは「修理する必要なんかねぇよ。それは“妄想”じゃなくて“夢”だ!」と彼女に語りかけて励まし、再びチキュウへ連れ出す。

そしてユメパックンとの再戦の際、ラッキーの言葉に揺さぶられたスパーダの問いに対し上記の通り自分の夢を強く叫んだ事でワシキュータマが出現、ワシピンクへと変身を遂げた。


正式に戦士メンバー入りしてからは「自分がキュウレンジャーのリーダーとして指揮を執る姿」「アイドルになってステージに立つ自分」など、妄想にも磨きがかかっている。

space.25ではキュウレンジャー全体が時間の歪みに巻きこまれて因縁の相手との対決を迎える中、なぜかラプターは幻影として現れたラッキー、スパーダ、ツルギ、ショウ司令からの同時プロポーズを受けていた。

プロポーズする面々にスティンガーやナーガは入っていないのに、ツルギやショウ司令は入っている辺りにラプターの男の好みが垣間見える。


なおキューレットの出撃選定で彼女が選ばれる確率は低く、space.14まで選定された描写すらなかった。

とは言え同話では(出撃描写はなかったが)2回連続で選定メンバーに選ばれており、本人も連続で選定からハズれたガルに対して「こんなにキューレットでハズれるなんてもはや奇跡ですね」と言えるだけの余裕を見せており、見えないところでは選定されている可能性もある。

ただそうでなくても、選抜対象外になって落ち込んだラッキーやガルと対照的に不満を見せずサポートに徹する所は、自分本来の役割を弁えており流石と言える。


スパーダとの関係編集

前述の通りスパーダ・ハミィチャンプら初期三人の中でもスパーダとはかなり付き合いが長いと思われる。

スパーダかラプターのどちらかが主役を担当する回では基本的にもう一方も目立ちやすい傾向にあり(Space.4、32、40等)、ストーリーが進むごとに互いに少しずつ歩み寄っていた。

明確な恋仲になったかは不明だが、Space.finalの二年後ではスティンガーに後押しされる形で、自分の店を持ったスパーダと微笑ましい会話をしていた。


Vシネマ編集

VSスペース・スクワッド』ではツルギ達スペース・スクワッドに協力する側についている。


コスプレ一覧編集

実は他メンバーと比べて、スーパー戦隊シリーズお約束のコスプレ衣装が多い(以下参照)。

妄想内でのコスプレもある為、実際にラプター本人が着替えた衣装には☆を付ける。



※1…ちなみにバランスも同じエプロンを着用

※2…この回では実際に秘書らしくテキパキと行動していた。ちなみに妄想内だがツルギも社長コスをしている

※3…バランスは猿の着ぐるみを着用していた

※4…Space.38で実際に着用。このシーンではショウ司令を除く他メンバーもアイドル(もしくはそれに近い)衣装を着用していた

※5…ヤキュータマの効果で他メンバーも全員着用(バランス・ショウ司令は野球帽のみ、チャンプは服を肩に掛けていた)

※6…クリスマスキュータマの効果で全員がクリスマス衣装を着用(ショウ司令はすでにサンタクロースの衣装を着用)


余談編集

デザインは久正人が手がけているが、曰く「自身初の眼鏡っ子ヒロイン」とのこと。

名前のラプターは猛禽類を指し、283は「つ(2)ば(8)さ(3)=翼」から取られていると思われる。


ルカ&ラプター

ラプター283/ワシピンクの声を演じるM・A・O氏は海賊戦隊ルカ・ミルフィゴーカイイエロー(女優・市道真央名義)以来、2度目の戦隊初期メンバー出演。

声優としての起用とはいえ、戦隊メンバー経験者が初期メンバーとして再登板したのは平成以降では男女含めて初である(昭和にはモモレンジャーミスアメリカを演じた小牧リサ女史、バトルケニアデンジブルーを演じた大葉健二氏、ゴーグルブラックダイナブラックを演じた春田純一氏がおり、いずれも顔出し)

M・A・Oはハミィ役の大久保桜子との対談で「オファーを受けた時はナビィのようなマスコットキャラだと思っていたところ、マネージャーからピンクに変身すると説明を受け、思わずピンクってあのピンクですか??』と 聞き返した。」 と語っている。


関連タグ編集

宇宙戦隊キュウレンジャー ロボっ娘


弥生ウルシェード…戦隊女性戦士初の眼鏡っ子ヒロイン(ただし伊達の上、戦闘では外す)。闘っているメンバーに憧れを持ち妄想を見られたり、一緒に闘いたいという思いから戦士になる夢を叶えたという部分も共通。


マジーヌゼンカイマジーヌ:着ぐるみの戦隊ヒロインの後輩であり、も共通。実際スーパーヒーロー戦記ではジュランが一瞬見間違えている。


アイちゃん…中の人繋がりの機械のキャラクター。こちらはAI内蔵の小型メカ。

イズ…ニチアサの秘書ロボット繋がり。こちらは大企業の社長の秘書。後にスーパーヒーロー戦記にて社長と共演した際にはイズが本編で度々やっていたことをラプターが担当するという、秘書ロボット繋がりのネタを披露した。


戦隊ピンク

百地霞ラプター283明神つかさ

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