演:市道真央
概要
気が強く男勝りな性格で、かなりの守銭奴だったり船長のツッコミ役だったりと性格が誰かさんにそっくりな気がするが気にしない。海賊だもの。
ジョーに続いてゴーカイジャーに加入した。
懸賞金の推移は、30万ザギン(当初)→150万ザギン(第19話)→300万ザギン(第39話)。
元々は貧民の出身。ゴーカイジャー加入前にザンギャックの武器倉庫から盗みを働いたことがある。
その時に、軍資金を奪って惑星にいる人を逃がす機会を増やすために乗り込んだマーベラスとジョーに出会い、彼らが宇宙最高のお宝を狙っていることを知り仲間となった。
お宝や金銭に目がなく金に対する執着心はメンバー随一。
金にこだわる理由は心に秘めた夢を叶えるためらしいが、その夢とは「星を買い取ってザンギャックに親を奪われた子供たちが笑顔で暮らせる世界を作る」事だった。『宇宙最大のお宝』を狙っているのも、その宝で宇宙全部を買い取る為である。だが本人は「口に出すと叶わなくなるから」という理由で仲間にも明かさずにいる。また、世の中は金で廻っている、金がないと生きていけなくなるという考えを持っているが、それは自身が日のあたらない場所で貧しい生活をしていたからこその考え。
戦闘スタイルはジョーと同じ2刀流、投げた剣をワイヤーで自由自在にコントロールする戦法を得意とする。
その他、マーベラスやジョーに腕力で劣ることを補うために、夜に流れ星を発見して動体視力を鍛えるトレーニングを行っている。
戦意を表すときに腕をぐるぐると回し、驚くと後ろの仲間に肘打ちを喰らわす癖がある(ジョーはブロックするが、ハカセはモロに喰らう)。
過去に病気で妹を亡くしており、アイムには何かと世話を焼いている。
また、ハカセとの絡みも多く、買い物に荷物持ちとして付き合わせたり、気弱な発言をしたときに肘打ちを食らわしている(ハカセが男気を見せたときは一応見直している)。
ブロッコリーが苦手で、そのことが事件解決の一因となったことも。
また敵にセクハラ被害に遭う事があり、サタラクラJr.に胸を揉まれたり、小さくなったダイヤールがスーツの中に入って、くすぐられ胸を責められそうになった。
容姿
下は主にデニムのミニスカ(ショートパンツのときも)に黒タイツとヒールブーツ。
夏場はジャケットの代わりに同色のスカーフやポンチョを着用。
スーパー戦隊最強バトル!!
BATTLE1冒頭にてガイソーグがゴーカイジャーを襲う場面があるが、そこになぜか彼女の姿はなく、行方不明になっているような描写が見られる。そのうえ、どういうわけかガイソーグが彼女と同じ技を使用しており…。
そしてBATTLE3で、本来は彼女もバトルの参加者であったこと、彼女もガイソーグに襲われたことが判明した。
さらに、彼女がガイソーグ自身の意志により装着者にされたうえ(前述のガイソーグの技は彼女が装着者だったことによるもの)、装着者でなくなった後も捕らわれていることが判明し、バトルに参加していたマーベラスは救出に動く。
FINAL BATTLEではガイソーグの仮面を被り居場所を突き止めたマーベラスにより救出されたが、直後に彼が仮面の影響で苦しんでいるのを見るなり躊躇なくゴーカイガンをぶっぱなして彼を解放、さらには倒れたマーベラスを思いっきり足蹴にして叩き起すというなかなかにワイルドな行動に出た。
その後は戦闘員の襲撃を受けながらも魔法陣を単独で壊し外部との連絡を遮断していたバリアを解除、マーベラスたちによる究極大サタン撃破に大いに貢献した。
だが戦闘後、当のマーベラスは彼女の迎えを完全にすっぽかしており、このことにおかんむりの彼女曰く、「後でお仕置きだな…」とのこと。
余談
DVD/Blu-ray4巻のジャケットでメインを張った際、合成ミスなのか右手が六本指になっている。
海賊戦隊ゴーカイジャーから6年後、市道真央はM・A・Oとして宇宙戦隊キュウレンジャーのラプター283/ワシピンクの声を演じる事になった。
スーパー戦隊シリーズにて複数作で初期メンバーを演じるのは女性では小牧リサ(ペギー松山/モモレンジャー、ダイアン・マーチン/初代ミスアメリカ(日本語吹き替えのみ))以来二人目となる。また、初回から最終回までのレギュラーメンバーとしては史上初。
追加戦士及び番外戦士を含めても木下あゆ美(礼紋茉莉花/デカイエロー、福井優子/二代目キョウリュウシアン)に次いで3人目になる。
『キュウレンジャー』ファイナルステージでは中の人ネタが登場した。そして…。