演:山田裕貴
概要
モバイレーツを使ってゴーカイブルーに豪快チェンジする。
懸賞金の推移は、100万ザギン(当初)→400万ザギン(第19話)→800万ザギン(第39話)。
元々は宇宙帝国ザンギャックの特殊部隊に所属していたが、ザンギャックが悪の帝国だと知って逃亡しキャプテン・マーベラスに出会う。
剣の腕に絶対の自信を持つゴーカイジャー一の剣士であり二刀流の使い手。
剣にこだわる理由は語らないが、ルカはかつての師匠との因縁を推測している。
一人称は「俺」。感情をあまり表に出さないため無愛想に見えるが、根は優しい性格。
真面目な性格の為か度々散々な目にあったり、ヘンな所に突っ込みを入れたりする。
常に武器の手入れと鍛錬を欠かさず、少しでもノルマに達していなかったらたとえ食事中であろうとも筋トレを始める。第19話では骨抜きにされても(結局サボるものの)筋トレの時間は覚えていたり、ちょっとした時間でも腕立て伏せなんかをやっている場面が多く登場する。
また序盤でタロット占いをやっていたり、スイーツ系の料理が得意(?)らしき所から一部で乙男説が浮上している。ただし、ハカセが加入する前のゴーカイジャーがまともな料理を食べられていなかったことから料理全般ができるわけではないらしい。好物は手羽先。
ちなみに、トイレから出たときはきちんと手を洗う(口にハンカチを咥えながら)。
その他、強運の持ち主でカードゲームが強い描写があるが、本人曰く「本気を出したルカには勝てない」とのこと(彼女が巧みにイカサマを行うため)。
容姿
青色の上着に黒に近い紺のインナーとデニムのパンツ。夏場は基本上着を脱いだだけ。
腰まで届く長髪を後ろで一つに束ねている。髪留めはゴムだったり紐だったり。
本編外での活躍
基本的にゴーカイジャーが全員登場する際はジョーも登場する。
本作では海東大樹と並んで主役クラス。というより、この映画を見ると大抵の人は彼らに同情する。
バクアゲ43に登場。
ブンピンク「誰?!」
「誰だっていい。…派手にいかせてもらう。」
サプライズゲストとして登場。
まさかの出演に多くの視聴者の度肝を抜かせた。
『ブンブンジャー』では客演回のメインがどちらもレッドだったことから、多くの視聴者の間ではゴーカイジャーの客演者もマーベラスだと予想されていた。
そんな中で、まさかのブルーことジョー、それも演者が多忙な山田氏の顔出し出演を実現させた事は大きな話題となった。
どういう訳か単独で地球に赴き、ブンブンジャーたちの動向を見守っていた。その後、タカラバコグルマーの能力と鳴田射士郎の裏切りによりピンチに陥っていたブンブンジャーを援護するためゴーカイブルーにチェンジ。
射士郎のブンブンチェンジャーを奪還した後それが変化したブンブルーのレンジャーキーでブンブルーにゴーカイチェンジ。ブンブンチェンジャーを範道大也に返却し、射士郎の説得に悩む大也を後押しした。また、巨大戦の際にはゴーカイガレオンキーを使用しビュンビュンマッハーロボをカスタマイズした。
また、1人でゴーカイチェンジするのは今回が初だったりする。
大也「何故俺達を助けた?」
「ウチの船長ならそうすると思ってな。……『世界の全てを敵に回しても、自分の道を征く』んだろ?」
なお、今回ブンブンジャーに手を貸したのは「たとえ世界を敵に回しても自分のハンドルを握る」という大也達にマーベラスと似たものを感じたことに加え、以前ブンブンジャーが出会ったニコーラ・キードアーから「自分のペンダントを彼らに届けてほしい」という依頼を受けたからである。
因みに、偶然にも上記の『スーパーヒーロー大戦』が客演回の放送直前に公式から無料配信されていたが、奇跡的にジョー客演回時の大也とシャーシロの関係そのもの(しかも、ジョー自身『スーパーヒーロー大戦』時の出来事に対して割と触れられている)だったので、「ある意味名采配」と感心された。
今回登場した怪人もある意味今回のジョー同様名采配と考えられる。
余談
今をときめく人気俳優、山田裕貴は今作がデビュー作である。それ故に特別な愛着感があるらしく、『ブンブンジャー』での客演では(制作陣曰く)忙しい合間を縫って二つ返事でOKしている。
劇中ブンレッドが初対面なのに「初めて会った気がしない」と言ったのは、ブンレッド/大也役の井内悠陽と事務所の先輩後輩の関係から来る中の人ネタと思われる。
実は彼の人物モデルは元中日ドラゴンズの高木守道で、初期案での名前は「ケン・ギブジョー」だった。(ちなみに全くの偶然だろうが、現在の名前も某野球漫画に登場する某メジャーリーガーの一字違いである。)
これは高木の出身校である「岐阜県立岐阜商業高等学校(県岐阜商=ケン・ギフショウ)」に由来するもので、その為ファンの愛称である『岐阜県』はここから来ていると思われる。
これは本作のメインライターの趣味からきている。
また、第17話での伊狩鎧の妄想にてジョーは「野球が大好きで力持ち!」と自己紹介したが、恐らくこの名前の由来が元ネタ。ちなみに演者の父親は広島と中日に在籍した山田和利。そのためか、スニークブラザースの兄者をバットで地上に打ち返した際に、一部のファン達から「このスイングは父親譲りかな」とネタにされた事もあった。
また、とある宇宙海賊はジョー・ギリアンというよく似た偽名で野球が元になっているらしい競技に出場したこともあるが、それとの関係は定かではない。
組織のNo.2で剣の道をゆくクールな求道者ということで、同じ海賊を題材にした日曜朝のアニメの主人公チームのNo.2を思い出す視聴者は多いと思われる。(後に、演者がゲスト声優として『ONEPIECE FILM RED』に出演し、見事中の人との共演を果たすこととなった。偶然とはいえ恐ろしすぎる…。)
関連イラスト
関連タグ
彼を語る上での重要人物:シド・バミック