「ザンギャックに逆らったからには、逃げ続けるか死ぬかだ!」
演:進藤学
概要
ゴーカイブルー/ジョー・ギブケンがかつて所属していた宇宙帝国ザンギャック特殊部隊の兵士で、ジョーからはシド先輩と呼ばれている。彼にとって最も尊敬する先輩であり剣の師匠でもあった人物で、作中でジョーが敬語を使う唯一の相手。左目にレンズの様なものを付けているが38話で(魂の状態で)ジョーの前に現れた時はしていなかった
帝国の正体に気づきジョーと共に脱走を図るもののゴーミン達に追いつかれ、彼を逃がす為に自ら囮になり捕まってしまう。
その後、剣の腕を見込んだワルズ・ギルの命で大科学者ザイエンにより改造手術を施され、今までの記憶を失い特務士官バリゾーグとなってジョーの前に現れた。第11話でワルズは生前の彼を「生意気で気に入らない奴」と称しており、続く第12話の回想でも「俺達はザンギャックに騙されていた…」と思いの丈を吐露していることから、彼自身はまともな感覚の持ち主であり、軍の実態を知りながら仕方なく現実を受け入れ、悪事に手を染めてしまったタイプであることがうかがえる。
超獣戦隊ライブマンの大原丈によると、その人の能力のみを残し身体は殆ど機械化されている為、元に戻すのは不可能とのこと。
第38話でジョーとの激しい戦いの末バリゾーグとしての意識はなくなり、ジョーに行くべき道を示す。
こうしてシドの魂は救われたのだった。