モバイレーツ
もばいれーつ
CV:関智一
『海賊戦隊ゴーカイジャー』の携帯型変身アイテム。
初期メンバー5人が使用する他、バスコ・タ・ジョロキアも色違い且つ鍵穴がないものを使用しており、ゴーカイジャーのロゴではなく、バスコのロゴが描かれている為、変形機能はないと思われる。
名前の由来は勿論「モバイル」＋「パイレーツ」。
ゴーカイチェンジ
「ゴーカイチェンジ!」と叫んだ後にレンジャーキーをモバイレーツの鍵穴に差し込むと、上部のロゴマークが展開してレンジャーキーのエネルギーが射出され、「〇〇(戦隊名)」が鳴り響き、そのキーの戦士に変身する。
ゴーカイジャーになる際にはX(胸のロゴマーク)→X(上着)→V(メット)→X(メットのロゴマーク)（※）の順で装着される。変身するタイムは0.1m秒（レンジャーキー挿入から変身完了まで）。
他のレジェンド戦隊になる際にはその戦隊の変身バンクを再現している。
尚、音声はカーレンジャーの名乗りのように戦隊名を伸ばした音になっている(例：ゴレンジャー→「ゴーーーーレンジャー!」)
ゴーカイチェンジ自体はモバイレーツとレンジャーキーさえ持っていれば誰でも可能。そのため、原典では（設定上）本人達のみしか変身できない戦隊にもなれるが、その分変身者の力量も問われる。
モバイレーツとレンジャーキーを別人が持ってそのまま変身するとモバイレーツを持っていた方が変身する。
（※）モバイレーツから射出するのはX→X→X→Vの順であり、ローマ数字で「35」を表す。スーパー戦隊シリーズ第35作であることに因む。
携帯としての機能
他のモバイレーツを持っているメンバーやゴーカイセルラーを持っている鎧、色違いを持っているバスコと通話可能。
2012年には「レジェンドモバイレーツ」としてリニューアル発売。カラーのシルバー部分が金色になっている・ゴーカイガレオンの呼び出しが廃止・VSモードが廃止された代わりに「スーパー戦隊調べモード」が搭載されるなどといった放送当時版（Ver.1）とは仕様が変更されている。また、ゴーバスターズと付属のアカレッドのレンジャーキーにも対応しており、同商品は「Ver.2」といえる存在である。
2021年にはゴーカイジャーが放送10周年を迎えた記念として、「モバイレーツ -MEMORIAL EDITION-」がプレミアムバンダイ限定で発送された。上記のレジェンドモバイレーツに対応していたゴーバスターズまでとアカレッドに加え、キョウリュウジャーからゼンカイジャーまで、更にはアキバレンジャーのレソジャーキー（2014年発送ものではなく〈理由はキーの部分が本編仕様になっている為〉、2022年発送のアキバレンジャー10周年記念セットのもの）にも対応している（後に「MEMORIAL EDITION Anniversary Heroes」に付属するドンブラザーズとキングオージャーのレンジャーキーにも対応しているが、ドンブラザーズはまだ未発表の為か「NEW HERO」扱いとなっており、キングオージャーはスペシャルレンジャーキー扱いになっている）。「Ver.3」といえる存在だが、カラーは放送当時版と同じ。
2024年にはドンブラザーズ・キングオージャー・ブンブンジャーを加えたアップデート版「モバイレーツ -MEMORIAL BEST SELECTION-」がプレミアムバンダイ限定で2025年6月に発送予定。キョウリュウジャーからゼンカイジャーまでのレンジャーキーに加え、ドンブラザーズ・キングオージャー・ブンブンジャーにも対応（アキバレンジャーのレソジャーキーとゴーカイガレオンキーも対応しているかは現時点では不明）。BGMには2021年版（Ver.3）ではゴーバスターズからゼンカイジャーまでのレンジャーキーとゴーカイガレオンキーを刺してないと聞けなかった「スーパー戦隊ヒーローゲッター～テン・ゴーカイジャーver.～」が普通に追加。ゴーカイジャーメンバーとナビィのセリフは2021年版と同じだが、鎧のセリフはある事情で廃止されている。「Ver.4」といえる存在だが、カラーは放送当時版と2021年版（Ver.3）と同じ。
