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ギンギンに行きますよ!


演:池田純矢


概要編集

第17話「凄い銀色の男」で初登場したスーパー戦隊をこよなく愛する地球人の青年。

自分を仲間にして欲しいとマーベラス達に直談判してきた。


人物編集

一見ただのお調子者だが、実はゴーカイシルバーレンジャーキーとゴーカイセルラーを所有し、更に戦闘でも行動隊長アルマドンの首輪に仕掛けられた爆弾を見抜くなど、その実力は本物である。

料理もハカセ並の腕前を持つが、栄養バランスの考慮という点では一歩劣っており、鎧自身も素直にハカセをリスペクトしている。他にも色々マルチにこなし、それがハカセを追い詰めて鎧との仲がギクシャクしてしまったこともあった...

『ザンギャックを倒し、宇宙に平和を取り戻す』という決意をマーベラスに認められて晴れてゴーカイジャー6人目の仲間となった。


懸賞金の推移は、10万ザギン(第19話)→30万ザギン(第39話)。


後述のようにスーパー戦隊へのリスペクトが凄まじく、ゴーカイジャーのメンバーやレジェンド戦隊に対して丁重な口調や態度で接している。アイムすら呼び捨てにしているナビィにもさん付けかつ敬語、ハカセに至っては「ドンさん」と本名呼びである。後輩戦隊に対しても一時悩んだものの、結局敬語で通すことにしたようだ。

しかし、流石にザンギャックの面々やバスコ等の敵には敬語は使わない他、リスペクトを払っているヒーローに対してもあまりにも度が過ぎた発言をした際にはいつもの敬語が取れて激昂する事も(『スーパーヒーロー大戦Z』より)。市井の子供達にはタメ口を使いつつも丁寧に接している。

また、敬語を使いこそすれどルカに理不尽に叱られたりド突かれたりした際には、不満そうに謝罪したり後ろでアカンベーするなど聖人君子というわけではない。

それでも地球人目線ではかなりの好青年であることに変わりはないのだが。


またゴーオンジャーの様に追加戦士が二人以上いる場合、その力を1つに融合させる能力を持っている事が発覚。その能力で15人の戦士の力を融合するが、その変身した姿はライダーアレよりもシュールになってしまった。

しかしこの能力、何故かどんなキーでもその場のノリで融合させられるようで(例としてゴーカイレッドとゴーカイグリーンキーを合わせたゴーカイクリスマスなど)、ジョーからは「お前は何でもアリだな……」と視聴者を代弁したようなツッコミを入れられた。


年は不明だが、ライブマン活躍当時は生まれていないと発言したため、1989年以降生まれ(本編時点で22歳以下)と思われる。また、ワインを飲むシーンがあるが、成人しているかは不明(演じた池田氏は当時19歳)。

また第40話にて、幼い頃は両親の都合であちこちを転々としていた事が明らかになった。転校した先々では次々に友達を作ったらしい

このせいか、第36話と第46話では関西弁、第41話では博多弁を話す描写があり、結構広範囲を転々としていたらしい。


ちなみに伊狩鎧という名前はまんまゴールドモードの特徴を指したネーミングにもなっている。


生身での戦闘能力もかなり高く、実質ゴーカイジャーナンバー2のジョーとも互角に渡り合えるほど。


容姿編集

茶色とオレンジが混ざったような色の短髪にあのライダーの様なアジアン風の服。

首元に白と黒(または銀色)のストール風のスカーフ。冬場はその上に銀色(グレー)と白のジャンパーを羽織る。


ゴーカイシルバーになった経緯編集

第18話・恐竜ロボットドリルで大アバレにて明かされた。

彼はトラックに轢かれそうになった子供を助けて重傷を負い、病院で生死の境を彷徨っていた。しかしその時アバレンジャー仲代壬琴ドラゴンレンジャータイムファイヤーから、ゴーカイセルラーとジュウレンジャータイムレンジャー・そして自身の大いなる力を託され復活したことが語られている。


スーパー戦隊へのこだわり編集

前述の通りスーパー戦隊には並々ならぬ思いがあり、歴代戦隊達の活躍ぶりをほぼマニア並に熱弁したり、戦隊メンバー本人が登場すると興奮状態になる。

一歩間違えばメタ発言のオンパレードである。


第20話でギンガマンに熱弁を奮い、ヒュウガが登場した時に興奮。

さらに明石暁伊達健太などに至ってはサインまでお願いしていた。


しかし、ハリケンジャーの面々がレンジャーキーを返せと詰め寄った際には、反論するなど締めるところはキチンと締めている。実はハリケンジャー関連の小ネタとしてファンからあまり指摘されないが、ハリケンジャー達の活動は一般人には秘密で黒子ロボが記憶を消しにやってくる筈なのだが、彼はハリケンジャーを始めとした地球忍者やマゲラッパの名前を覚えているという一般人としては何気にすごい快挙を成し遂げている。(ちなみに、忍者以外で黒子ロボに記憶を消されなかったのは抜け忍であるタイショーやスーパー戦隊の面々ぐらいである。)もっとも単純にハリケンジャーが力を失ったことで一般人全体の記憶がもどっている可能性もある。


ハリケンジャー以外にも明らかに「テレビの視聴者」目線でないと知っていなさそうな事まで知っているが、鎧はそういった視聴者の代弁者としての顔も持っているので気にしたら負けである。

戦闘時や名乗りシーンでは進め!ゴレンジャー(#17)、超新星フラッシュマン(劇場版)やハリケンジャー参上!(#26)などのOP曲の歌詞を引用およびパロディする事もあるが、作中でもこれらの曲が存在するのかは謎に包まれている。


彼の戦隊愛エピソードはあまりにありすぎるのでまさにナイス鎧も参照のこと。

特に戦隊のメンバーを揃える事にはかなりのこだわりを持っている。

(第21話で自分がシュリケンジャーだったのに他のメンバーがカクレンジャーだった時の落胆ぶり、キーを間違えない為に歴代スーパー戦隊の年表を作成する事などから窺える)


本編終了後の作品では後輩戦隊にもリスペクトを欠かさない。

特命戦隊ゴーバスターズVSゴーカイジャーでは宇佐見ヨーコに対し「俺の方が先輩なんじゃ?」と漏らしたものの、後にジュウオウジャーに登場した際は子供の姿のトッキュウジャーメンバーに土下座してレンジャーキーを借りるなど、スーパー戦隊が尊敬の対象である事は変わらないらしい。

しかし、そんな彼をもってしても門藤操だけは流石に「面倒くさい」と言わしめた。


ちなみに中の人生粋の戦隊オタクである(笑)

本人はキバレンジャーに憧れており、本作にてキバレンジャーに変身したいという念願が叶えられた。


補足編集

追加戦士では数少ない(戦隊メンバーの関係者でもなければ関連アイテムを拾った訳でもない)第三者出身の人物にしてスーパー戦隊の歴史上、初期メンバーが地球人で追加戦士が人外パターンが多い中で彼は初の逆パターンの人物でもある。


彼の名乗り口上は秘密戦隊ゴレンジャーのOPテーマ『進め!ゴレンジャー』の歌詞に大きく影響を受けている。


また、彼が力を得るきっかけとなった三人はいずれも、


①登場当初は戦隊メンバーと敵対・対立

恐竜ドラゴンといった人間が生きた姿を認識していないとされる大型爬虫類をモチーフにしたマシンを所有

③ストーリーの終盤に死亡した追加枠の戦士である


という共通点がある。


おかげで彼自身はその三人とは逆に最初から友好的ではあったが、当初は彼に死亡フラグが立ってしまったのではないか?と心配する人も少なからずいた。

更に死者である結城凱を一人だけ見れなかったため、実は力を貰った時点で既に死んでいたのでは?という声も一部あった。


だがその心配は杞憂だったようで、最終話で皇帝アクドス・ギルを相手に勇猛果敢に戦った。最終的には彼がゴーカイガレオンバスターを手に持ってアクドス・ギルに突きつけ、それに5人が続いて彼を支える形でライジングストライクをカマして倒した。


そして最後はゴーカイジャーと共に宇宙で二番目のお宝があるとされるザンギャック本星を目指して旅立っていった。


本編後編集

2012年公開の映画「特命戦隊ゴーバスターズVSゴーカイジャー」の前情報では他の五人がなぜか黒服で彼だけ場面写真が出ない、など妙な雰囲気が漂っていた。

しかしいざ公開されると彼は江戸時代にタイムスリップ。怪盗ねずみ小僧の姿で幻のレンジャーキーを捜索する中ヨーコと遭遇、さらにどうしてかあいつと再会も……


2013年、『スーパーヒーロー大戦Z』にてまたしても大活躍。

まずはショッカー戦闘員姿で潜入捜査のため登場。

その後2代目宇宙刑事ギャバンこと十文字撃と共に行動する。


スーパー戦隊が40周年を迎えた2016年、『動物戦隊ジュウオウジャー』のBlu-ray映像特典・『スーパー動物大戦』でも彼の功績が見受けられる。

彼自身は登場しないが、彼が作っていた戦隊スクラップブックが(経緯は不明ながら)ジュウオウジャーの手に渡っており、彼らにスーパー戦隊の歴史を確かに伝えている模様。


そして第28話『帰ってきた宇宙海賊』でマーベラス達と共に地球へ帰還。髪は金髪ロン毛になっている。

後輩かつ子供のトッキュウジャーの面々に、レンジャーキーの一時譲渡交渉の為に土下座を行っていた。


その後、10周年記念作品となる『テン・ゴーカイジャー』で地球復興のための催しであるスーパー戦隊ダービーコロッセオに協力していたことが判明。歴代スーパー戦隊の先輩たち全員からレンジャーキーをまた借りていた模様。しかし…


関連イラスト編集

一番のヒーローになれ!

ファン参加型ヒーローシルバー


関連タグ編集

海賊戦隊ゴーカイジャー ゴーカイシルバー まさにナイス鎧

異世界転生:よく導入部分で『誰かを庇ってトラックに轢かれ、超自然的存在から不思議な能力を授かって勇者になる』という展開が多いが、異世界に転生する要素以外は展開がほぼ同じである。ある意味鎧はそうしたジャンルの先駆けなのかもしれない。


仲代壬琴/アバレキラー:ゴーカイシルバーとしての力を与えてくれたレジェンド戦士。

滝沢直人/タイムファイヤーブライ/ドラゴンレンジャー:それぞれの追加戦士に変身した状態で鎧の前に現れ、壬琴と共にゴーカイシルバーとしての力として『ゴーカイセルラー』と『ゴーカイシルバーのレンジャーキー』そして『三つのスーパー戦隊大いなる力』を授けた。だが大人の事情で直人とブライは壬琴のように変身を解くこともなく、終始無言だった。

ヒュウガ/黒騎士ヒュウガリョウマ/ギンガレッド天火星・亮/リュウレンジャー:戦隊ヒーローとしての心構えや有り方を教わったレジェンド戦士達。

姶良鉄幹/デカブレイク:こちらも初期メンバーの後輩で、初期メンバーに対しては敬語で話す追加戦士繋がり。

赤木信夫/アキバレッド非公認だが、鎧と同じく戦隊オタク。


戦隊シルバー

ゴセイナイト伊狩鎧ビート・J・スタッグ


歴代追加戦士

ゴセイナイト伊狩鎧陣マサト/ビート・J・スタッグ

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