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ジェラシット

じぇらしっと

海賊戦隊ゴーカイジャー第14話および第24話に登場した宇宙帝国ザンギャックの行動隊長。
目次 [非表示]

「ジェーーーラシットォォォーーーーー!!」(第14話)

「暴力は止めなさい!暴力を止めないと暴力するぞ!」(〃)


CV:櫻井孝宏スーツアクター佐藤太輔


データ編集

プロフィール:なし

強化改造:なし

特殊任務:陣内恭介生け捕り作戦


概要編集

ザンギャック行動隊長。その名の通りに嫉妬深い性格をしている。

インサーンの高校時代の同級生で、特に改造手術も施されていない宇宙人。

初登場の第14話では2人の高校時代を描いた回想シーンが描かれているが、その風景は地球と大差ない物であり、更に2人は古き良き学ランセーラー服をそれぞれ着ている所から、2人の故郷の惑星は環境、文明共に地球と酷似している様だ。


尚、行動隊長である彼は上級士官クラスのインサーンより階級は下だが、彼女に対しては今でもタメ口を利いている。 高校時代からインサーンに好意を寄せていたが、ずっと告白出来ずにいた。一方、当のインサーンの方は彼の好意に気付いていた様だが、内心では「根性の無い奴」と見下していた模様。いずれにせよ、最初から2人の間に脈は無かったのは確かである。


能力編集

一応は行動隊長だがインテリ派で、強化改造手術も受けておらず武装もないただの生身の宇宙人であるが、嫉妬の感情をジェラシーパワーとして炎に変換し攻撃できるという特殊能力を持つ(上記の台詞はその時の物)。必殺技はその炎を纏った手刀で切り裂くジェラシー炎斬り。

ただし特筆すべきはその嫉妬の感情のコントロールよりもむしろ異常なまでの「打たれ強さ」であり、ゴーカイジャーの必殺技を受けても平然と復活するわ、巨大化した状態でゴーカイオーの必殺技の連発を受け宇宙空間まで吹き飛ばされ、巨大な戦艦に衝突しても元のサイズに戻るだけで済んだり、行動隊長センデンが放ったザンギャックバズーカの直撃を受けてもあっさり起き上がったりと、防御力(もしくはもっと単純に生命力)が並外れている。

後者の事態が起こった際にはゴーカイブルーにも、「お前、実はすごく強いだろ…」と呆れられながらツッコまれた。

繰り返すが、彼は強化改造手術も何も受けていない非武装のただの生身の宇宙人である

…もしかして異能生存体だったりするんだろうか?


劇中の活躍編集

第14話編集

ザンギャック内の前回の行動隊長の「信号無視を注意されていた」という取るに足らない報告で画面に映っていた元レッドレーサーこと陣内恭介インサーンは惚れてしまっていた。そこへジェラシットが現れ、インサーンはジェラシットから昔っから自分のためなら何でもしてくれると言われていたため、彼を捕まえてくるように指示。ジェラシットは締まらない返事だったが、紙芝居で子供たちに交通安全を教えていた恭介が閑古鳥になったところへゴーミンたちともに現れ、生捕りにしようと差し向ける。当然恭介は抵抗して逃亡し、そこへ次の大いなる力を探すヒントが「交通安全」とナビィから知らされて地球の交通安全を守りながら探していたゴーカイジャーが目撃し介入、ジュウレンジャーの大いなる力でゴーミンたちを一掃され、ジェラシットも「暴力はやめなさい!暴力をやめないと、暴力するぞ!」と言って攻撃するも、結局一斉攻撃を受けた上レッドの攻撃の白羽どりに失敗してぶっ飛ばされ、その場は撤退した。


その様子を見ていたインサーンは根性のないジェラシットに頼んだことを後悔。そんな艦隊に逃げ帰った彼が見ていたのは恭介の様子を見てますます恋してしまい踊っている彼女の姿だった。学生時代から片思いし続けていたジェラシットは彼女が恭介に惚れてしまい、自分を利用したことを知り嫉妬心を爆発。再び地球へ降り立って、恭介とハカセが居合わせていたところを炎のジェラシーパワーで襲撃して攻撃を仕掛けるも、その様子を見ていたインサーンも地球に降り立って阻止する。


インサーン「やめなさい。誰が炎のジェラシーパワーで倒せと言った?私は捕まえろと言ったはず」

「俺のジェラシーが、その男を倒せと言っている!インサーン、そこをどけ!」

インサーン「どかない」

「あーーーーー!!俺の愛を知りながら…!可愛さ余って憎さ千倍!インサーン!!お前も…ジェラシーパワーーーーー!!」


恭介を庇うインサーンを見てますます嫉妬心を燃え上がらせたジェラシットはなおも攻撃を仕掛け、インサーンは恭介を抱えて逃げ出すという追いかけっこへと発展。その様子をよくわかっていないゴーカイジャーはその様子を「レッドレーサーの陣内恭介をめぐってのザンギャックの内部分裂」 「カーレンジャーの大いなる力はすごいもの」と推測しながら見ていたが、ジェラシットを止めるようにインサーンに助けを求められたため、已む無く変身してやりにくいと思われながらもインサーンを追いかけるジェラシットと交戦。ジェラシットは炎のジェラシーパワーの体当たりとジェラシー炎斬りで圧倒するが、カーレンジャーに豪快チェンジした彼らに逆に圧倒され、レッド以外の4人のゴーカイクルマジックアタックとレッドのドライビングスラッシュを受けて敗北。


その間にその様子を見ていた恭介にインサーンが寄り添うも、そのアプローチを拒絶しようとする恭介にインサーンが強引にキスしようとするが、「こういうのは男から」という言葉で恭介は油断させて彼女を巴投げをして逃亡。インサーンはなおも追いかけ回し、ゴーカイジャーから攻撃を受けたはずのジェラシットも平然と復活してなおも彼女を追いかけ回して三つ巴の展開となり、事態は余計にややこしいことに。


その惨状を戻ってきたワルズ・ギルたちが呆れながら見ていたが、「終わらせてやる」とワルズが放った巨大化ビームによってジェラシットは巨大化。なおもインサーンを探し求めるジェラシットに彼女が足を止めて彼を見たことによって二人が見つめ合う。そこへ恭介が「恋は叫んでいても通じない、もっと心を込めるんだ!」と指導したことによって、インサーンと「アイラブユー」と愛を叫び合い想いを通じ合わせる。片思いをしている彼女に想いが通じ合って喜んだジェラシットは大暴れし出したため、ゴーカイジャーはゴーカイオーを出撃させて攻撃。「人の恋の邪魔をするな!」と激怒して襲い掛かるジェラシットだが、ゴーカイスターバーストとゴーカイ激走斬りを立て続けに受けた後に、シンケンゴーカイオーに圧倒されて最後はゴーカイ侍斬りを受け、「愛は…儚く……燃え尽きた……!」と言いながら宇宙空間へと叩き出された。


そのままザンギャックの艦隊に激突しながらも、等身大に戻って命からがら生還したジェラシットだが、そこへ戻ってきたインサーンは恋の熱に冷めてしまっており、「こんなに簡単にやられるなんて、やっぱり根性のない男」 「粗大ゴミとして捨てちゃってください」とこき下ろされてしまうのであった。


第24話編集

前回の失態のためか、冒頭で地球のゴミ捨て場に粗大ゴミとして本当に投棄されており、民間人には生ゴミ扱いされたりもしたが、伊狩鎧がマーベラス達に薦めたたこ焼き屋の店主・田中ノブユキ(演:宮崎吐夢)に拾われ彼のペットとなっていた。

紆余曲折を経てたこ焼き屋の弟子となるべくノブユキの母親(演:大島蓉子)との交渉に赴くも、宇宙人に対し一方的な偏見を持つ母親に反対されてしまう。しかもこの母親、冒頭でジェラシットを生ゴミ扱いした民間人でもあった。

更にそこへ何とも間の悪いことに行動隊長センデンが現れ、「『元』とはいえ、ザンギャック構成員の癖に地球人如きのペットになってんじゃねぇ!」と激昂して大暴れし、事態はこじれる一方に。

どうしてこうなった

ペットにもたこ焼き屋にもなれず悩むジェラシット。

そして戦闘中、センデンの放ったザンギャックバズーカからノブユキの母親を庇い死亡したかと思われたが……


ジェラシット「まだ…生きてます…」


持ち前の強靭な生命力で生き延びた挙げ句「ここで死ねればドラマチックだったんですけど」等とのたまう。ゴーカイブルーからは呆れ口調で「おまえ本当はすごく強いだろ」と言われていた。


事態収束後、ゴーカイジャー一行がたこ焼き屋を訪れるとそこにはたこ焼き屋の弟子として郷田龍司ばりにせっせと修行に励む彼の姿が……無かった

ノブユキによるとあの一件以降、相思相愛の仲となったジェラシットと彼の母親は、事も有ろうに息子(及び師匠)を差し置いて駆け落ちした勢いで入籍。とある田舎で温泉旅館に勤めつつ幸せに暮らしている模様。

あと近々子供が産まれるかのような描写まであった。


余談編集

モチーフはウミウシピエロ


第14・24話の脚本担当は、「激走戦隊カーレンジャー」のメインライターだった浦沢義雄氏だったと言えば、納得していただけるかと思う。第24話は宇宙人に対する偏見・差別・奴隷・迫害などの重いテーマをさりげなくちりばめてはいるものの、全編を通しての浦沢節は健在であった。


その後、第42話で雑誌「女星セブン」にインタビューが掲載されているのが確認できる。因みにその表紙に写っているのは中の人である櫻井氏本人


因みに当の櫻井氏は『救急戦隊ゴーゴーファイブ』で夢幻サイマ獣バハムーを演じて以来、実に12年ぶりにスーパー戦隊シリーズに帰って来た。


その後編集

劇場版『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』にて再登場。

何と魔空監獄に投獄されていた。地球人と仲良くしていた事がアクドス・ギルの目にとまってしまったのだろうと思われる。完全な出オチ要員ではあったが、ファンを喜ばせた。


また、その一年後に公開された映画『特命戦隊ゴーバスターズVSゴーカイジャー THE MOVIE』では1772年の江戸時代で登場する。何故そんな時代にいたのかは不明。魔空間獄の脱出の際にタイムスリップしてしまい居ついてしまったという説もある。

バッカス・ギル襲来の際には「バッカスだああああああああああ!!」と悲鳴を上げていたが、その後どうなったかは不明。

さらに、なんと関連グッズとしてキーホルダー化された。ゲスト級のキャラクターでありながら根強い人気を保っていることが窺える。


ついには5作後の『動物戦隊ジュウオウジャー』のBlu-ray特典映像「スーパー動物大戦にもその姿を現す。

アカレッドと共にスーパー戦隊の何たるかを教える……?

成長した息子と共にスーパー戦隊を見ていたため、いつのまにか詳しくなったとのこと。


…『宇宙戦隊キュウレンジャー』第14話の「宇宙竜宮城」内にてよく似た人が女性従業員(メイド)をナンパしている姿が目撃されたが、彼本人なのかは不明。(キュウレンジャーと歴代スーパー戦隊では舞台である宇宙が異なるため)


そして『ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー』にも…と思いきや、彼ではなく息子のジェラタロウが登場。(劇中での明言はないが、特撮雑誌や映画パンフレットにて息子であることが判明している)

ホシ★ミナトのマネージャーであり、作中ではナーガ・レイが彼に変装した(ミナトにはナーガの相方が扮した)。

何故彼が『キュウレンジャー』の宇宙にいるのか、そもそも『スーパー動物大戦』で登場した息子と同一人物なのか、あるいは並行世界の同一人物なのか、仮に後者だとしたらこちらの彼にも地球人の血が入っているのだろうか。

様々な謎を残したまま、ジェラタロウはファンの記憶に刻みつけられた……。


関連タグ編集

海賊戦隊ゴーカイジャー 宇宙人 宇宙帝国ザンギャック 行動隊長 公式が病気

ゴーマ3ちゃんズアクタガミ(ギャグ要員、巨大化状態から生還、所属組織から離脱など類似点が多い)


ビクトリーム:ふざけているのに強い、顔が似てるなど共通点が結構ある。ちなみに、中の人はこいつと戦っている


しっとのほのお:彼の能力はまさにこれ。

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