「待ってろ叔父貴!。俺はもうすぐ……アンタを超える!」
cv:土師孝也
概要
『特命戦隊ゴーバスターズVSゴーカイジャー』に登場した宇宙帝国ザンギャックの残党である。
ザンギャックの皇帝アクドス・ギルの甥であり、滅亡寸前のザンギャックを立て直し新たな支配者になった。ザンギャック復興の為、配下のワレドナイヤーと共にヴァグラスと結託し、エンターの提案で幻のレンジャーキーを狙う。
アクドスの息子のワルズ・ギルと違い、王族のような高貴な振る舞いはなく、酒好きで豪快な性格だが、確かな判断力で武勲を挙げ“生粋の武将”として実力で成り上がってきた。また、アクドスは「叔父貴」、ワルズは「ボンボン」と呼んでいた。
ザンギャックの本星に乗り込んできたゴーカイジャーを敗北させ、ゴーカイジャーを従える。
レッド以外の幻のレンジャーキーを入手し、最後のレンジャーキーを入手して、地球を壊滅させようとやって来た。
2大戦隊の戦闘中に最後のレンジャーキーをエンターが発見するが、5つのレンジャーキーの力が暴走し、2大戦隊は別々の場所と時代に飛ばされてしまう。
各時代でイエロー以外のレンジャーキーを回収し、最後の1つを入手すべく江戸時代に自ら出陣して、エンターもメガゾードεで江戸時代に乗り込む。
5つのレンジャーキーを揃えた後、黒いゴーカイガレオンの柱にレンジャーキーをセットし、その力で亜空間の拡大と地球の壊滅が目前に迫る。
その後、亜空間の広がりを阻止しようと集結した2大戦隊を迎え撃つ。
持ち前の戦闘力で圧倒するが、酒を攻撃で落とされるとオールレッドに豪快チェンジしたゴーカイジャーの攻撃に押され、ライジングストライクを受け敗北。
その直後、酒を一気飲みして巨大化する。
ゴーカイオーと豪獣神を劣らぬ戦闘力で追い詰めるが、幻のレンジャーキーが姿を変えたレンジャーキーの力により、レジェンドロボに豪快チェンジした2大戦隊の巨大ロボの攻撃に押され、最期はゴーカイオーが豪快チェンジしたダイボウケンのアドベンチャードライブを受けたバッカスは「俺は結局、叔父貴と同じなのか……」と遺して爆散した。
余談
- 名前の由来は酒の神バッカス+「馬鹿すぎる」と思われる。
- アクドスの甥である為、アクドスに兄弟の存在が浮上した。
- また、従兄弟のワルズ・ギルとは対照的な司令官でもある(ワルズの方は一応、頭も切れるものの基本は戦闘もダメダメであるが、一方のバッカスの方は頭も切れ、ゴーカイジャーを苦戦させたり、ゴーカイガレオンバスターを直撃にも耐えると戦闘力も高かった)。
- 中の人の土師孝也氏は『超電子バイオマン』の第26、51話で若き日の蔭山秀夫(後のドクターマン)を顔出しで演じた。他に特撮では『宇宙刑事シャリバン』『巨獣特捜ジャスピオン』『仮面ライダーBLACK』『美少女仮面ポワトリン』『ULTRASEVEN X』に顔出しで出演している。
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