『着装!』
「ゴーレッド!」
「ゴーブルー!」
「ゴーグリーン!」
「ゴーイエロー!」
「ゴーピンク!」
「人の命は地球の未来!」
「燃えるレスキュー魂!」「救急戦隊!」「ゴー!」「ゴー!」『ファイブ!』
「出場!!」
概要
スーパー戦隊シリーズでは初のレスキュー戦隊。メインスタッフは東映メインプロデューサーに日笠淳、メインライターに武上純希という、後に『百獣戦隊ガオレンジャー』・『炎神戦隊ゴーオンジャー』でも組んだ布陣。
- 放送年が1999年で、いわゆるノストラダムスの大予言などの影響で「何か災厄が起こるのでは」と一部で不安視されていたことや、1995年の阪神淡路大震災以降災害救助や救命に従事する職業への注目が高まっていたことがテーマに影響している。戦隊名の「救急」も「99年」に引っ掛けたもの。『人の命を守る』=『地球の未来を守る』という特撮ヒーローの原点的作品でもある。
- 作中で使われる用語は救急戦隊らしさを演出するために、随所随所で消防隊用語を使っている点が特徴。「着装」「出場」「現場(げんじょう)」「要救助者」などが該当する。
- マスクののぞき窓部分がかなり大きく取られ半透明になって中の表情が見えるという、シリーズ通してもかなり特徴的な作りとなっている。これは「人を救うのは人である」というメッセージの強化のため。またこの作りのために、変身前を演じたキャスト達が、本来ならスーツアクターに任せる格闘シーンに数多く挑戦した。
- 戦隊側・悪役側が共に兄妹となっている。なお主人公側である巽一家の名前は子供にも読みやすいようにカタカナで表記される事が多い。
- ちなみに『宇宙戦隊キュウレンジャー』まで、戦隊を主人公に据えたVシネマが2作品以上販売された作品はこれが唯一だったりする。
コンセプト
そもそも、作品の企画がスタートしたきっかけは超力戦隊オーレンジャーまでさかのぼる。オーレンジャー放送当時、阪神淡路大震災が発生、宇宙戦争物として企画されたオーレンジャーはソフトな内容へと路線変更を迫られる事態に至った。一方で、大震災からの復興の現場で、さまざまな人命救助やレスキューと言った職業の人々に注目が集まる事となり、東映ではこれらを題材とした戦隊企画を立ち上げることとなりこれがゴーゴーファイブの企画へとつながる事となった。当時、レスキューを題材とした特撮としてはメタルヒーローシリーズのレスキューポリス三部作が挙げられるが、戦隊でのレスキューネタは本作品がはじめてである。
かつて東映に所属していた鈴木武幸Pによると『ゴーゴーファイブ』という名称は既に『大戦隊ゴーグルファイブ』のタイトル案に挙がっていたという。しかし、ホンダが「ゴーゴー」という名詞の入った商標を登録していた為に当時は使用できなかったが、1999年には該当商品の生産が終了していて晴れて使用が可能になったとの事。
なお、ファイブを『V』の字で表現するという発想もこの頃に既に存在している(理由は番組表の文字数節約の為)。
(出典:双葉社より2004年7月30日に刊行された・安藤幹夫編『ゴーグルV・ダイナマン・バイオマン大全 東映スーパー戦隊大全2』P10より)
作品コンセプトとして特徴的なものとして次のものが挙げられる。
魔法VS科学
これまでの戦隊では、敵が魔法やファンタジー系であった場合、戦隊サイドも魔法的なコンセプトであったり、理論的な裏づけがあいまいなままであったりすることが多かった。ゴーゴーファイブでは侵略者である災魔一族は完全に魔法系の侵略者であるが、それに対抗する救急戦隊は完全な科学技術をバックボーンとした戦隊であり、しかも宇宙由来や出自由来の不明なテクノロジーの無い、現代科学技術のみをバックボーンとしている。ストーリー的には毎回の災魔一族の侵略行為を、救急戦隊とその協力者が科学的に分析、対抗策を打ち出し、自らの編み出した科学のみを用いて災魔一族の侵略行為を打破するというパターンがある。ここまで明確に侵略者の魔法を現代科学が打破するというパターンは戦隊ではゴーゴーファイブが端緒である。(このパターンはボウケンジャーなどでも見られることとなる)
ただし、災魔一族の持つ力を『マイナスエネルギー』、それに対抗する力として巽博士によって編み出された概念を『プラスエネルギー』と称して作中に度々出てくるが、これが具体的に何を意味するのかは作中では明確な説明はされていない。作中描写から読み取るなら、マイナスエネルギーが災魔一族の発する霊的魔的な精神エネルギーであるとするなら、プラスエネルギーは人間の生命活動が発することのできる精神的霊的な波動の類だと考えられる。
家族VS家族
救急戦隊は地球戦隊ファイブマンなどと並び数少ない兄弟戦隊である。しかも、侵略者である災魔一族もメイン幹部が兄弟であるため、ゴーゴーファイブは兄弟VS兄弟と言う珍しい設定の戦隊である。また変身こそしないものの父親である世界がレギュラーであることから、ある種の家族戦隊とみなすこともできる。
ストーリー開始時は、災魔一族の側が兄弟の結束は非常に強固であり兄弟幹部が母である大魔女グランディーヌを慕う家族愛は極めて強烈である。むしろ、ゴーゴーファイブの側は巽博士と息子たちとの絆も含めて相互信頼関係はバラバラであり、息子たちが巽博士を煙たがったり、長男であるマトイが兄弟たちに疎まれたりする話はしばしば出てくる。
災魔一族に対抗するためとはいえ巽博士は息子たちを見放して失踪しており、長男マトイも両親とも失踪されて若いながらも弟妹たちをまとめ養う親代わりをしなければならなかったため意思疎通が難しかったという事情がある。
しかし、ストーリーを追うごとにゴーゴーファイブたちの結束は強固になりお互いを信頼する家族の絆は再生されていく。そして、最後まで行方不明であった母親が存命であるとの確信が得られるに至って家族再生のドラマはピークに達する。
反対に、災魔一族は互いに結束し合いながらも母たる大魔女グランディーヌを蘇らせるも、母としての情愛は微塵もなく末弟であるドロップ=サラマンデスを溺愛、他の兄弟を捨て駒にする始末。最後には組織としての結束を維持できなくなり、ゴーゴーファイブからの猛攻に耐えられなくなり自滅することとなる。
災害VS救急活動
そしてもう一つ重要なのが、作品の冠である「救急戦隊」と言う言葉に必然性が盛り込まれていると言う点である。
災魔一族は封印された大魔女グランディーヌを復活させるため、その封印を打ち破るため人間の命を生け贄として捧げるという目的を持っている。その人間の命を生け贄にするために人命殺害のための手段として用いるのが災害である。
救急戦隊はそれを阻止するために救急活動やレスキュー活動に奔走することとなるのだが、その災害を引き起こすのは災魔一族の配下のモンスターであるサイマ獣であり、サイマ獣が災害を引き起こす前に災魔獣を倒してしまえば、災魔一族による災害は発生しないことになる。このため、救急戦隊にとって敵であるサイマ獣を戦隊として倒すことは救急活動に繋がることとなり、作品タイトルの「救急戦隊」に意味と必然性が生まれることとなるのである。
これらの複雑なコンセプトが盛り込まれていながら致命的な破綻は見られないと言う点においても優れた作品と言える。この戦隊が放送された1999年は、9月9日の救命の日のポスターが厚生省(現・厚生労働省)とのコラボによって採用されたことがある。
あらすじ
世紀末の地球に五人のレスキュー兄妹がいた。江戸火消しを祖先に持つ巽家の五人兄妹である。彼らは命を守る自らの仕事に誇りを持っていたが、ある日出勤したら何故か全員退職した事になっていた。
退職届けを出した人物が8年前に行方不明となった父・巽世界であることを知った兄弟がその理由を問い詰めると、突如空が暗雲で覆われた。それは父・世界が何年も前に予測した世界の大災害・大魔女グランディーヌを降臨させようと、災厄をもたらす悪の一族、災魔一族が飛来してきたからだった。地上は天変地異にあふれ、やがて大混乱に陥る。
世界は秘密裏に立ち上げていた巽防災研究所の存在を明かし、自らの子供達である5兄妹を救急戦隊「ゴーゴーファイブ」に任命。兄弟達は父の開発したアンチハザードスーツを着装、救急ロボやツールを駆使し、災魔一族に立ち向かうのだった。
登場人物
巽兄妹(ゴーゴーファイブ)
巽家長男。(元)消防庁レスキュー隊員。熱血兄貴タイプ。強引な性格で他の兄弟から煙たがられている。
巽家次男。(元)消防局化学消防班員。冷静な性格だが、横暴な兄・マトイには辟易している面も。
巽家三男。(元)消防局航空隊にてヘリコプターの操縦者。操縦スキルは神がかり的。
巽家四男。(元)警察官で階級は巡査。柔道の達人でもある。アシスト役に回ることが多くその事にコンプレックスを抱いている。
巽家長女で末っ子。(元)救急救命士。しっかり者。巽家の家事全般を一手に仕切っている。
ゴーゴーファイブの関係者
巽世界の妻で、5兄弟たちの母親、失踪した夫を探しに子どもたちを置いて旅だったが、異国の地で事故に会い8年間昏睡状態にあった。最終回直前に回復し記憶を取り戻して帰国、最終決戦を終えた5兄弟たちと奇跡の再開を果たすこととなる。なお昏睡状態中に、災魔一族の活動する異空間に囚われた5兄弟たちとテレパシー(のようなもの)で交信し5兄弟たちを救っている。実は最終回ギリギリ時点までは死亡していた設定なのではないかという疑惑がある。
首都消防局総監で巽家とは先祖代々のライバル。モンドとは腐れ縁。当初は民間組織で強大な戦力を持つゴーゴーファイブを危険視し、首都消防局に組み込もうとしたが後に和解し協力者となる。
災魔一族
- 大魔女グランディーヌ…CV:山田美穂
呼称表
が\に | マトイ | ナガレ | ショウ | ダイモン | マツリ | モンド |
---|---|---|---|---|---|---|
マトイ | 俺 | ナガレ | ショウ | ダイモン | マツリ | 父さん |
ナガレ | 兄さん | 俺(まれに僕) | ショウ | ダイモン | マツリ | 父さん |
ショウ | マトイ兄 | ナガレ兄 | 俺 | ダイモン | マツリ | 父さんたまに親父 |
ダイモン | マトイ兄さん | ナガレ兄さん | ショウ兄さん | 僕(まれに俺) | マツリ | 父さん |
マツリ | マトイお兄ちゃん | ナガレお兄ちゃん | ショウお兄ちゃん | ダイモンお兄ちゃん | 私 | 父さん |
モンド | マトイ | ナガレ | ショウ | ダイモン | マツリ | 私 |
武器
装備
アンチハザードスーツを装着しゴーゴーファイブになる為の変身ブレス。
5人の標準装備であるパワーバレルとレイザーグリップを合体させて完成するレーザー銃で、スティックモードにも変形する。レイザーグリップはマシンの操縦やレスキューツールのグリップとして使用される。主な技はスティックモードで敵に突撃するスティックボンバー、兄弟達とのコンビネーション技はブラザーシップアタックと呼ばれる。
ブラザーシップスマッシュ:4人が1人を敵に投げ飛ばして攻撃を行う戦術。締めがvモードパンチの場合はブイモードアタック、ゴーイエローがきりもみ回転してクロスチョップを放つ技は必殺弾丸一直線と呼ばれる。
鳥型のメカで体を構成する5つのパーツにレイザーグリップを取り付ける事でレスキューツールとして運用される。必殺砲形態ブレイカーモードに変形し、カラミティブレイカーでサイマ獣を撃破する。
クローアンカー | 30mまで伸びるクローアンカーでゴーレッドの装備。ライフバードの足に当たる。 |
---|---|
ビルドディスチャージャー | ゴーブルーが装備する消火器で消化ガスや水流を放つ(エネルギーは空気中から得られる)。ライフバードの体に当たる。 |
ウイングスプレッダー | ダイヤモンドをも切断するハサミでゴーグリーンの装備。ライフバードの翼に当たる。 |
ビークドリラー | ゴーイエローの装備である電気ドリルで、ライフバードの嘴に当たる。 |
テイルインジェクター | ゴーピンク専用の注射器。ライフバードの尾に当たる。 |
第18話登場した長槍でレイザーグリップをセットすることでブイマシンガンに変形する(威力はファイブレイザーの3倍)。またグリップ近くにはブイブーメランが備え付けられている。
必殺技はブイマシンガンのエネルギーを一点に集中して敵にぶつけるビッグブイバスター(カラミティブレイカーの10倍の威力がある)と、ブイランサーで敵をV字に切り裂くブイスラッシュ。
第22話で開発された強化ブレス。3つの番号キーの後にVキーを押すことで必殺技やロボの合体など様々な効果を発揮する。
第29話でナガレが開発した新装備。ノーマルモード、レスキューモード、ハイパーモードの3形態がある。
- レスキューロープ
5人が所持する多目的ロープで、救助から敵の捕縛まで使用用途は幅広い。当初は色が白かったが、途中から5人のパーソナルカラーに変わった。
パルスレーザーカノンを装備したバイク部分のファイヤーコマンダーとドリル戦車型のアタッカーポッドで構成される。アタッカーポッドもドリルからビームを放つことが出来、ファイヤーコマンダーから射出されるスピードを利用したアタッカークラッシュが必殺技。
最高速度 | 時速250km/時速400km(ファイヤーコマンダー側)、時速300km(アタッカーポッド側) |
---|---|
地中潜行速度 | 時速60km |
- 防災研究所専用車
5人が移動手段として使うミニバンで、レスキューツールが搭載されている。
設備
巨大ロボ
ロボの活躍
- ゴーライナー発進
そもそもがゴーゴーファイブの専用マシンの運搬メカである列車型メカ・ゴーライナーの発進からして唖然とさせられる映像から始まる。東京湾の海ほたるの隣に突如、人工島が浮上し、海ほたるへとかかっていた海上橋が真横へトラバース。人工島であるベイエリア55に接続される。そして、5両のゴーライナーが自動連結されて列車形態となり海上橋をわたってまずは首都高湾岸線を爆走、しかるのちにJRの鉄道路線へも乗り入れて、首都圏の交通網を縦横無尽に爆走すると言う映像が登場する。このため、メタ的には接合性をあえてとっていない東京名所案内的な楽しい画を重視しているとのことだが、ゴーライナーは舗装路も鉄道線路も自由自在に乗り換え可能な機能が搭載されていると推察される。
というか、被災地に列車で行くという発想はすごい。普通は劇中でもやっていたように空中から運んでいくべきだろう。
- ゴーライナーからグランドライナーへ合体変形
これがグランドライナーとなると更に凄い。ゴーライナー発進プロセスは同じだが、JR路線の直線ルートを利用して一気に加速、加速した先のレールが銀河鉄道999の発進シーンのごとく自動的にスロープ状にせり上がり、そこを通じて空中へと飛翔していく。そして、空中で再合体しグランドライナーとなると、副線路を利用して再び地上へと着地するのである。
直線路は相当な長さが必要と思われることからJR中央線が使われていると思われる。
- ライナーボーイ宇宙へ!
ゴーゴーファイブの第3番目のロボであるライナーボーイだが、秘密基地ベイエリア55の隣に新設されたマックスエリアから発進後、宇宙へ飛び上がる。近隣の東京首都圏であっても、一度大気圏外へと出て大気圏へと再突入しながら変形するというなんという無駄と思わせるシーンだが、宇宙空間へと出るのはライナーボーイが太陽光をエネルギーとしているためで、宇宙空間で短時間に一気に太陽光吸収を行う必要があるためである。
- さらにスペースゴーライナーへ
そして、最終メカであるビクトリーマーズの場合では、宇宙空間での活動や合体変形を意図していることから、運搬メカであるゴーライナーは、ライナーボーイが変形したスペースシャトル型メカ・マックスシャトルを先端に連結。ベイエリア55内で連結したまま垂直にされて宇宙へとゴーライナーごと打ち上げられてしまう。再突入はどうする気だ?
というか後の話で、別に宇宙にできなくてもビクトリーマーズに合体可能なことが明かされてしまっているが。あくまでゴーライナーが使えなくなった時の非常手段であり、本来は重力下での合体にはあまり向いていないのだろうか?
秘密基地
ゴーゴーファイブの科学技術系のスーパー戦隊としての側面を、ビジュアル的に盛り上げてくれたのが、各種マシンの発進プロセスの際に登場する秘密基地の巨大ガジェットの数々である。
スーパー戦隊は円谷のウルトラシリーズと比較しても予算が制限されているため、どうしても基地や背景となるメカ群の描写には限界が生じる。さらに、ゴーゴーファイブの頃はビデオ撮影でなくフィルム撮影であり光学合成で行われておりCGの普及も現在ほどでは無かったことを考えればスタッフ偉い! よく頑張った!
特筆すべき点として戦闘の舞台となる東京を中心とした首都圏の全体が発進プロセスの一部として組み込まれていると言うことが挙げられる。これにより、身近な大都市の中で、臨場感あふれる特撮映像が頻出することとなり、作品のスケール感をアップさせる一助となった。作中でも救急戦隊が日本政府や警視庁や消防庁などと連携している旨の描写が度々出てくる。
この作品の最大のネタでもあるオヤジが勝手に辞表を出しちゃった攻撃も、実は消防庁や警視庁の上層部では内々に了承済みであり、最終回の後では元の職場に無事復帰している描写が出てくるのでご安心を。その職場復帰シーンのあとのエンディングでは、奇跡の再開を果たした巽家のおかーちゃんが5人の子供たちにお弁当を作って、職場でそれを食べているシーンで終わっている。ある意味スゴいホッコリさせられる。
各話リスト
音楽
主題歌
オープニングテーマ
作詞:桑原永江/作曲・編曲:渡辺俊幸/歌:石原慎一/コーラス:EVE
- Rescue! Go Go Five
作詞:桑原永江/英作詞:T.CRANE/作曲・編曲:渡辺俊幸/歌・コーラスアレンジ・コーラス:Go Go MICKEY-T
※英語版で本編では44話に使用された。
エンディングテーマ
作詞:藤林聖子/作曲:風戸慎介/編曲:佐橋俊彦/歌:高山成孝
挿入歌
- Go! ファイブ Go! ファイト
- 作詞:藤林聖子/作曲・編曲:有澤孝紀/歌:石原慎一
- 走れゴーライナー! 救え99マシン!
- 作詞:桑原永江/作曲:渡辺俊幸/編曲:山本健司/歌:宮内タカユキ
- 緊急合体!ビクトリーロボ
- 作詞:桑原永江/作曲:渡辺俊幸/編曲:亀山耕一郎/歌:山形ユキオ
- タンゴ・サ・イマ
- 作詞:藤林聖子/作曲・編曲:佐橋俊彦/歌:ピエール(松野太紀)
- 救命唱歌 -巽防災研究所歌-
- 作詞:藤林聖子/作曲・編曲:佐橋俊彦/歌:GO2合唱団
- PSYMA 〜破壊の烙印〜
- 作詞:小林靖子/作曲:渡辺俊幸/編曲:石川恵樹/歌:坂井紀雄
- 勇気をなくせば
- 作詞:桑原永江/作曲・編曲:山本健司/歌:Go Go MICKEY-T
- 超巨大ロボ!!グランドライナー
- 作詞:桑原永江/作曲:渡辺俊幸/編曲:奥慶一/歌:石原慎一
- 進め!!防災たましい
- 作詞:北林あい/作曲・編曲:亀山耕一郎/歌:高山成孝
- ディーナス症候群(シンドローム)
- 作詞:藤林聖子/作曲・編曲:佐橋俊彦/歌:ディーナス(平沢草)
- FASTEST & GREATEST
- 作詞:桑原永江/作曲:渡辺俊幸/編曲:奥慶一/歌:石原慎一
- NEVER END!!
- 作詞:洲崎千恵子/作曲・編曲:奥慶一/歌:巽マツリ(坂口望二香)
- STOP THE WARS
- 作詞:金子みなと/作曲・編曲:外山和彦/歌:宮内タカユキ
- Go! Love Sick
- 作詞:藤林聖子/作曲・編曲:佐橋俊彦/歌:速瀬京子(宮村優子)
- 流星合体!!ビクトリーマーズ
- 作詞:桑原永江/作曲:渡辺俊幸/編曲:奥慶一/歌:石原慎一
- Chance or Death
- 作詞:藤林聖子/作曲・編曲:奥慶一/歌:T.Bros.(西岡竜一朗・谷口賢志・原田篤・柴田賢志・坂口望二香)
※ラップパートの詞は西岡が自ら志願して手掛けた。
- 5人(みんな)
- 作詞・作曲:マイク眞木/編曲:山口玉三郎/歌:巽モンド(マイク眞木)
余談
- 大震災との関連
3月11日に東北地方を中心に襲った地震による大規模な災害が起こった際、人民救助に貢献した自衛隊や消防隊、さらに被災者を応援する為に本作をテーマにしたイラストが数多く寄せられた。
- 兄弟戦隊
本作は90年代最後のスーパー戦隊シリーズであると同時に、90年放送の地球戦隊ファイブマン以来の兄弟戦隊であり、奇しくも90年代のスーパー戦隊シリーズは兄弟戦隊に始まり、兄弟戦隊で終わる事になった。
未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブが見られるチームとして最後の回だが、それぞれその後のスーパー戦隊シリーズに登場しているのが見られる。
ゴーゴーファイブ放送の5年後には警察のテーマである特捜戦隊デカレンジャーが放送され話題になる。
ちなみにゴーゴーファイブをご覧になった視聴者の中には東京消防庁や警視庁を始め消防士や警察官になった者もいれば中には両陛下や皇族方を警護する皇宮警察及び皇宮護衛官や宮内庁管轄の宮内庁病院の医師や職員になった者もいる。
関連イラスト
関連タグ
スーパー戦隊シリーズ 兄弟 レスキュー ゴーゴーファイブ 兄弟戦隊
人の命は地球の未来 救急戦隊ゴーゴーファイブ(楽曲) この星を_この街を
VSシリーズ:救急戦隊ゴーゴーファイブVSギンガマン 未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ
地球戦隊ファイブマン:初代兄弟戦隊。
魔法戦隊マジレンジャー:三代目兄弟戦隊。
百獣戦隊ガオレンジャー:vsスーパー戦隊でダイモンが登場。
海賊戦隊ゴーカイジャー:第23話でマツリが、最終話でショウが登場した。
特命戦隊ゴーバスターズ:本作以来13年ぶりに「ジャー」がつかなかった戦隊。
レスキューポリス トミカヒーロー:レスキューを題材とした特撮ヒーロー作品。
主なゲスト出演者
- 依田英助(第4話、数多くの戦隊怪人の声を担当した声優・俳優。)
- 鈴木泰明(第23話)
- 速水けんたろう(第28話)
- 石橋けい(第37話)
- 真木蔵人(第41話、巽モンド役のマイク真木の実子。)
- 石原慎一(第45話、オープニングテーマ『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の歌手。)
星獣戦隊ギンガマン←救急戦隊ゴーゴーファイブ→未来戦隊タイムレンジャー