「気合いが足りねぇんだよ、気合いが!」
プロフィール
※:ちなみに俳優で伯父の西岡徳馬はウルトラの父の声を演じている。従妹の西岡優妃(現・優妃。徳馬の次女)も女優。
概要
巽家の長男(第1子)で、ゴーゴーファイブになる前は首都消防局に勤務しており、レスキュー隊員として活動していた。
しかしある日、災魔一族の尖兵マグマゴレムの襲撃に遭い、10年ぶりに再会した父・巽モンドによって勝手に職を辞めさせられた。
その日から、救急戦隊の燃えるリーダー・ゴーレッドとなり、災魔が起こす悪魔の炎を鎮圧すべく奔走する。
二言目には「気合だ気合!」とよく叫ぶことから脳筋扱いもされがちだが、レスキューに関しては隊長をまかされるプロだけあり、現場で手に入る情報から周囲の状況を冷静に分析し、最良と思った方法を即座に実践する合理的思考も併せ持つ(第13話では家族の命がかかるなか、時間を冷静に判断し一度修理が終わったゴーゴーブレスを取りに戻る判断をとっている)。
10年前にモンドが行方をくらませ、妻(兄弟の母)の律子が8年前に夫を追いかけたきり戻って来ず、それ以降は弟妹のまとめ役として、家を守る責任が双肩にのしかかる。
その重圧は戦い以上にハードなようで、弟妹を心配するあまりに煙たがられることも時々あり、第13話では除け者にされてしまった挙げ句過去に弟たちが受けた横暴な面を話題にされた。
その内容は…。
- 休日に勝手に訓練を組まれる
- 作成中の機械の部品を踏んづけられた挙げ句、また作ってと軽く言われる(ナガレ)
- 将棋で王手かけたらスリッパで叩かれる(ダイモン)
- 運転を代わってもらえない(ショウ)
- 着替え中に入ってこられる(マツリ)
そんな彼が最終話で見せた涙は様々な意味で感慨深い。
また、大食漢でありショウとダイモンが買い置きしていたカップ麺を食べ尽くしたり、大量の料理を食べようとしていた。
矢沢永吉のファンであり、第6話では「夢の彼方」を歌っている。ちなみにこの回の演出を担当した長石多可男は矢沢の大ファンであり、それが大きく影響している。
ゴーレッドに変身してサイマと戦う際には、その熱い性格と兄弟への責任感からか、真っ先に突撃する特攻隊長でもある。その結果、いつもサイマ獣や幹部達に敵に激しく叩きのめされ、徹底的に身体を責めぬかれ、自身の思い上がりを痛めつけられる事で身体に分からされている。その後マトイが反省し、兄弟で協力して敵に打ち勝つ展開も多い。反面、その責任感からどんなに痛めつけられても1人で闘い抜き、兄弟の危機を救うこともある。
語録
- 「戦いは続いてんだよ。一度負けたからってなぁ…背負っちまったもん降ろせるかよ!」(第20話『不滅の救急魂』より)
- 「いいや、俺は死なない!…気合いが違うからな!!」(第20話『不滅の救急魂』より)
- 「資格なんて誰も持ってねぇ。責任…俺たちにあるのは責任だけだ!立ち上がって来い。そしたら俺たちはいくらでも支えてやる。」(第27話『イエロー戦線離脱』より)
関連イラスト
関連タグ
巽纏:漢字名。纏とは町火消の組のしるしであり、消火活動の目印であると同時に仲間たちの士気を鼓舞するものである。
星川学、小津蒔人:兄弟戦隊の長男(第一子)としての先輩と後輩(ただし蒔人のみ戦隊グリーンである)。