概要
巽モンドが所長を務める民間の研究施設で、彼とその一家の自宅も兼ねている。
具体的な所在地については言及されていないが、作中での描写から東京都内、臨海部に程近いエリアにあるものと推察される。
マトイたち五兄妹の日常生活の場として、また時には彼らによる災害救助の訓練の場として用いられており、リビングにはベイエリア55と直通のコンピューターも設置、そちらにいることの多いモンドとの通信に活用される。また、そのベイエリア55とは海底チューブで繋がっており、居住スペースの奥にはこのチューブ間を航行するシューターの乗り場が設けられている。
外観のロケ地には、かつて東京都江東区佐賀に所在していた「村林ビル」が使用されている。同ビルは1928年に竣工されたモダン建築の一つで、元々は乾鰯などの肥料を扱う村林商店の自社ビルとして使用されていたが、平成期に入ると本作も含めたドラマなどのロケ地として活用された。2017年に解体されたのち、正面玄関の扉など一部の遺構は、建物を代表する一部分として佐賀町会にて保存されている。
関連タグ
シャードック探偵社:巽一家が住む前の建物の名前