概要
物語後半よりゴーゴーファイブが使用する速射レイザーガン。
後述の通り単体でも高い性能を有しているが、銃身をスライドさせて上部のカバーを展開し、そこに各種カプセルやブイモードブレスをセットすることで、機能をさらに拡張することができる。
元々はブイモードブレスの機能を分析していたナガレが、その過程でブレスの能力をより引き出すためのツールとして設計・開発したものである。
その点も含め、レスキューに対応した機能こそ備えてはいるものの、どちらかと言えばサイマ獣との戦闘に力点を置いた作りとなっており、また他のツールのようにレイザーグリップとの互換性を一切有していないなど、従来のモンドによって開発された装備群とは明らかに一線を画すものとなっている。
追加装備であるため、使用の際には必要に応じて左腰にホルスターごと現れるようになっている。また変身後だけでなく、変身前の生身の状態でも使用可能となっている。
形態
ノーマルモード
基本形態。ファイブレイザーの2倍の威力を持つプラズマ弾を発射可能で、主にファイブレイザーと併用されることが多い。
初使用の際には、それまで手の付けられない程の実力の持ち主であったサラマンデスにも有効打を与え、さらに巨大サイマ獣の触手をも銃撃で断ち切るといった高性能ぶりを発揮している。
レスキューモード
レスキュー活動に対応した形態。グリップ下部のカプセルを銃身にセットし、その中身を撃ち出す。
カプセルの中身は複数種存在するようで、作中では消火剤やレーザーロープ、冷却弾(フリーズショット)、ネット弾などが使用された。
ハイパーモード
最強形態。折りたたまれていた銃身を伸ばし、さらにブイモードブレスをセットすることで完成するもので、これを5人全員で一斉に放つ「ハイパーファイブ」は、ビッグブイバスターと並ぶ物語後半の必殺技として多用された。