概要
テレビ番組や漫画などで、元から目指していた作風や目標を大きく変えることである。学園ものからバトルものに変えるなど、ジャンルそのものが大きく変わってしまう事を指す事が多い(ジャンルを変えないまま雰囲気を変える事自体はよくある事であり、それも含めるとキリがなくなってしまう)。
大体は元の作風がウケなかった事によるテコ入れや、元々のコンセプトが組み込めない邪魔な要素と化してしまった大人の事情、はたまた単に作者が飽きてしまった等の理由で引き起こされる。
しかし作風を変えた結果、変える前のエピソードや成長がなかったことにされたり、元の作風が好きだった人からは反感を買ってしまったりして、ますます人気がなくなってしまう事もある。このため、「路線変更はファンへの裏切り」と捉えウケが悪くても路線変更するくらいならと放送短縮を選んだ作品もある。
路線変更した主な漫画
今では野球漫画の金字塔として知られている本作も当初は柔道を題材に扱っていた。
作者は最初から野球漫画を描きたかったのだが、当時、ライバル誌内で野球漫画を連載していたため、その兼ね合いで柔道マンガとしてスタートした(他のライバル誌内でも別の野球漫画を連載していたのだが)。
程なくしてその野球マンガが終わると、野球へと題材を変更。
無事、路線変更は成功し、続編含めて数十年続く大人気漫画となった。
当初は『ウルトラマン』のような特撮ヒーローもののパロディとして、人々にまったく頼りにされないダメヒーロー・キン肉マンの奮闘を描いたギャグ漫画であったが、「超人オリンピック」の設定が登場したのを機にプロレス風の格闘バトル漫画へと転向し、記録的なヒットを遂げる。
もっとも、それでも下ネタやくだらないギャグが乱れ飛ぶノリは最後まで変わらなかった。
ジャンプにおけるバトル路線変更で、最も有名な作品であろう。
当初は西遊記風の冒険漫画だったが、天下一武道会を経て格闘バトル漫画へとチェンジした作品である。
バトル漫画へシフトした理由は「人気がない」からテコ入れしたと思われがちだが、実際の人気は中堅ポジションをキープしていた。
最初は様々な闇のゲームで悪人を懲らしめる漫画だったが、その中で扱った(当時はまだ珍しかった)「トレーディングカードゲーム」が読者の大反響を呼んだ。その後しばらくしてから完全にカードゲーム路線にシフトした。本作が生んだ「遊戯王OCG」は、後にTCG界のトップに登り詰める事となる。
本作は路線変更というよりは、方向性のシフトと言った方が正しいのかもしれない。
連載初期は軍国主義をテーマにしたギャグマンガであったが、連載3ヶ月程という短い期間で超人的身体能力を有す塾生達による格闘バトル漫画に路線変更したが一部からは「え?この漫画は最後までずっとギャグマンガじゃないかって?」という疑念もある。
連載初期はターザンをパロディ化した一話完結でページ数7ページのショートギャグ漫画だったが、連載2年後にページ数を13~15ページに増やしタイトルを『新』に変更して作風も長編の格闘ものに路線変更された。
これだけならギャグ漫画からバトル物に路線変更した他のジャンプ作品と大差ないが、本作は格闘技路線が一段落した後に初期の一話完結ギャグ路線に戻し、一定期間がたつとまた格闘技路線に戻すという路線変更を連載終了まで繰り返したところに特徴がある。
連載初期は『A・Iが止まらない!』『ラブひな』の流れをくむ学園エロラブコメ漫画だったが、3巻からバトル編が描かれるようになり、10巻辺りから本格的にバトル漫画へと路線変更。作者曰く、この路線変更は「当初からの予定」だったとのことだが、途中でもラブコメを挟むことはあった。
連載当初はタイトルに反し主役一家が揃うことは殆どなく、ギャグのウケも悉く悪かった為、掲載順が最後のこともザラだった。
しかし定期的に挟まれるシリアス回の評価は当初から高かったこともあり、5巻に入るころから上記の点が次々と改善され、読者が望んでいた方向へと転換。同時に連載されているバトル漫画の設定や展開が複雑なこともあり、スッキリとしたバトルものとして中堅の位置を確立している。
路線変更した漫画としては珍しいバトル(スポーツ)路線からギャグ路線へ変更した漫画である。
初期は曲がりなりにもアイスホッケーをやっていたが、いつの間にやらアイスホッケーそっちのけで下ネタだらけのギャグ漫画になってしまった。
ついでに絵柄の変化も著しく、作中でもネタにするほどである。
当初は母兆親子による下ネタギャグ漫画だったが、やがて野蛮な人食い土人や白ハゲを中心とする風刺・自己啓発漫画へとシフトしていった。
当初は一話完結型のギャグコメディだったが、『黒曜編』を境に路線変更。少年漫画の王道であるバトル要素を取り入れ、主人公の心の成長を描いた成長物語になってから一気に人気を集めた。
テレビアニメは原作の『未来編』までで、『継承式編』および最終章『虹の呪い編』は映像化されていない。
路線変更したアニメ
当初は前作の反省を踏まえてコミカルな内容だったが、それが逆に旧来のファンから不評を買ってしまい、後半から従来までのシリアス展開へと回帰する形で路線変更した。
当初は放映当時に流行したいわゆる「リアルロボット路線」のストーリーだったが、23話で反乱軍は地球侵略を企むジャーク星人が組織するジャーク帝国に乗っ取られ、物語は地球対ジャーク帝国との戦いというオーソドックスなものに変貌した。
路線変更したバラエティ番組
元々はバラエティ番組だったのだが、東日本大震災による短期間の放送休止後は音楽番組となった。
しかし今まで視聴してきたファンから批判されただけでなく、挙げ句にはBPOからは「難問ばかりで視聴者が楽しめない」と審議されてしまったため、2013年度から親番組のアメリカ横断クイズを意識した内容となった。
元々訴えてやるようなトラブルをお笑い要素を取り入れながら話し合う番組だったが、いつのまにか法律要素がわずかになったトーク番組になった。
元々レギュラーたちがクイズをプレゼンする番組であり、番組の内容次第で点数が貰えた。
また、バナナマンといった本番組の企画への出演を機にブレイクした芸人もいた
しかしゴールデン進出後は視聴率が取れなくなってしまうものの、当時クイズブームだったためそれの影響されて知識芸能人たちがクイズに挑戦するプレッシャスタディーがスタート。そのうち戻すと言いながらも、それを放送したことで視聴率が上がったこともありクイズ番組へと方向性を変えていった。
(クイズ番組となってからはレギュラー陣は総入れ換えされ、さまぁ~ず、優香、アンタッチャブル山崎を除く出演者は事実上の降板となった)
当初は賛否両論あったものの、今の方が好きという意見も少なくない。
当初はリレー方式だったものの、2015年以降はサバイバル方式となっている。
元々は様々なVTRを見てその話が深イイ話だったかを判定し、全員一致で賞金等が貰えるというものだったが、2014年度から何故か賞金等が廃止されて有名人含む色んな人物への密着番組となった。おまけに話の数も激減した。
流石にこれも批判は少なくなかったが、結局番組終了までこの路線のままだった。
昭和のお父様が見ていたお色気番組。
当初はその様な要素は一切なく、真面目で硬派な番組だった。
しかし大橋巨泉の「遊びの要素を取り入れたら?」という鶴の一声でお色気番組として定着した。
その一方で硬派な話題もすることも少なくなかった。
吉本印天然素材の後番組ということもあり、当初はコント主体の番組として放送されていたものの、ゴールデン・全国進出してから「グルメチキンレース・ゴチになります」を主体とした番組となっていた。
当初は視聴者からの投稿されたダジャレを映像化した番組だったが、1コーナーに過ぎなかった「ボキャブラ発表会・ザ・ヒットパレード」を拡大する形で、芸人のネタ見せ番組となった。
トーク番組から始まり、一時期クイズ番組だったこともあったが、再びトーク番組に戻った。
当初はドラマの題材に選ばれることが多い職業の秘密にスポットを当てた番組だったのだが、後にコンビニやスーパーの商品、レストランの商品をジャッジする内容になっていた。
特撮における路線変更
当初は改造人間の孤独とショッカーの怪奇性を描くハードな内容だったが、主人公・本郷猛役の藤岡弘、の負傷離脱、交替して主人公を務める一文字隼人の登場を機に変身ポーズの導入、明快なアクションを前面に出したエンターテインメント路線に軸足を移したことでメガヒットを果たし、現在に至るまでのシリーズの礎を築いた。
ジャッカーのサイボーグ故の悲哀や犯罪組織クライムのリアルな犯罪描写などを売りにしていたが、子供受けが悪く、23話より前作のレギュラーだった宮内洋演じる番場壮吉/ビッグワンが登場し、コメディ寄りのエピソードが増えた。
ウルトラマン80に変身する主人公・矢的猛がUGM隊員にして中学校の理科教師でもあるという「ウルトラマン先生」の設定を最大の特徴としてスタートした本作だが、諸事情によりこの設定は1クールで姿を消し、中盤はもっぱらUGMを舞台とした従来通りのSF路線な作風となる。
さらに後半には児童との交流をメインとしたより低年齢層向けの作風にシフトし、最終クールにはもう一人のウルトラ戦士・ユリアンとの絡みを描くという具合に、何度も路線変更を重ねた。初期の教師編の早々の終了を惜しむファンも多く、本編終了から26年後に放映された『ウルトラマンメビウス』にてようやくこの要素が回収された。
放映時間の変更に伴い、後半は敵組織の交替、コミカル性の強いジンドグマの怪人や幹部、ジュニアライダー隊の登場など、より低年齢層にアピールする内容に路線変更された。前半のメインであった「拳法」の要素が無くなったわけでけはなく、また元来の「惑星開発用改造人間」の設定も最終回できちんと回収されている。
当初はミリタリー路線だったが、某事件によりコミカルな内容への変更が行われた。
歴代ライダー史上、最も目に見える形で路線変更が行われた作品。
番組後半からのスタッフ交代や桐矢京介の投入などが該当し、前半本来の作風を維持するための予算低迷や、それを賄う玩具も子供ウケが悪く売れなかった事が原因。
途中退場した檀黎斗と九条貴利矢の復活は当初無かったものの、視聴者の人気が高かったため復活することとなった。また当初ヒロインのポッピーピポパポは変身する予定はなかったものの、キャラ人気が高かったため変身する事となった。その判断は成功し、物語の面白さや深さをよち一層、引き立ててくれている。
上記と同じようにパンデミックをモロに受けてしまった作品。こちらは初期構想とテレビ本編の内容が全く違うというもの。当初は『主人公である神山飛羽真が修行の末に剣士として強くなり、様々な場所を旅していろいろな事件や人物と出会うロードムービー風な作品』だったとのこと。
EDもアイキャッチも当初は設定していなかったとのことで、本編の時間を短くして撮影部分を減らすための措置だった。
テレビドラマにおける路線変更
マザコン男、冬彦さんで有名なドラマ。当初はマザコン男に振り回される内容ではなく、現代版ロミオとジュリエットにする予定で、冬彦さんもマザコンの設定はなかった。しかし突如冬彦さんを演じた佐野史郎がアドリブで母親の指にキスをする演技を披露したためその設定が付けられた。マザコン設定が付けられたことにより、当初高くなかった視聴率は鰻上りとなり最終的には初期の2倍を記録した
エロ作品における路線変更
前述のような健全な作品における路線変更だけでなく、エロ漫画(同人・商業問わず)やエロゲそしてイラストやCG、動画に小説といった形式のアダルト要素を含む作品においても『純愛・イチャラブ・和姦』といったライト系から『陵辱・NTR(寝取り・寝取られ)・鬼畜』といったダーク系に主な創作物の作風を変えることも『路線変更』の一つである。(ある意味で悪堕ちや闇堕ちと言ってもいいかもしれないが……)
当然、概要に述べられている通りライト系の頃の作風が好きだったファンや読者から幻滅されるリスクを伴うため、余程の覚悟や事情がない限りはライト系→ダーク系の路線変更はお勧めしない。(ちなみに、ダーク系→ライト系に路線変更した作者・サークルはほとんどいない)
なお、エロゲがエロ要素無しで一般版が発売、DMMGAMES版(一般)とFANZAGAMES(R-18版)の2バージョンのソシャゲリリースといったケースは路線変更というよりはメディアミックスなどの方が近いだろうか。
(一方で、他社で一般版向けだった作品にエロ要素を入れてリリースされた事例も存在する。他社では何故かR-18版がなかったことにされて一般版だけリリースもある)
TYPE-MOONやKeyのように、路線変更ではなくエロゲと一般向け作品の二足の草鞋で商品展開するサークルも存在する。
エロ作品に関する路線変更の一例
現在活動中の同人作家及びエロ漫画家の一人。過去に発行されていたエロ漫画雑誌『ポプリクラブ』ではフツメン以上な容姿の男主人公とヒロインの純愛和姦というライト系な作品を執筆していたのだが、現在発行されているデジタルアダルトコミック『コミックグレープ』で掲載された主な作品は醜い容姿の男主人公とヒロインの性行為、それも凌辱や洗脳、調教にNTR等といった純愛好きが嫌悪するような要素を含んでいる、ダーク系な作風に路線変更した(ただしダーク系でもハッピーエンドで終わる作品が多い)。
芸能人の路線変更
芸能人が活躍の分野を移したり、キャラクターを変えたりすることも路線変更と呼ばれる。特にいわゆるアイドルと呼ばれる職業はある程度年齢に上限というものがあり、芸能界に残り続けようとするのであればどこかで路線変更するのが必須ともいえる。
「那珂ちゃんは絶対、路線変更しないんだから!」(那珂(艦隊これくしょん)のセリフから)
芸能界にはよくあることであり、成功例も失敗例も枚挙にいとまがないが、有名どころを以下に何人か例示する。
アクションスターを目指してデビューしたが鳴かず飛ばずで、斬られ役やスーツアクターなど顔のほとんど出ない仕事を続ける。しかし本来の性格とは違う「爽やか路線」でオーディションに挑戦すると、トレンディードラマの仕事が増えてブレイクに成功した。無名時代の悪戦苦闘ぶりを積極的に語っており、特に「10号誕生!仮面ライダー全員集合!!」でライダーマンの中の人を務めたことは自慢にしている。
ちなみに、路線変更をアドバイスしたのは事務所の先輩だった浅野ゆう子で、彼女もまたアイドル歌手・グラビアモデルから女優への路線変更を成功させた経験者である。
学園ドラマを皮切りにアイドル歌手としてデビューし、大人気となる。しかし突如バンド結成とロック歌手への転向を発表。これがうまくいかず、バンドが1年で事実上解散となると今度は女優に転身する。結婚・出産を経てからはママタレント・コメンテーターとしての仕事がメインとなり、短大で教鞭をとったり首相の諮問機関の民間議員に選ばれたりと多方面に活躍。Wikipediaに「一度路線変更に失敗したタレントとしては異例の復活」と出典付きで書かれた。
幼い頃からの目標は演歌歌手であり、のど自慢大会で注目を浴びスカウトされて芸能界入り。しかし演歌路線ではなかなか芽が出ず、所属先の事務所がつぶれるなど紆余曲折の末、アイドル声優となる。それでも夢をあきらめずインディーズで歌手活動をしていたのがレコード会社の目にとまり、(演歌ではなく)自ら作詞もするアニソン・ポップス歌手として紅白歌合戦に出るまでになった。
堀越高校の同級生に堂本剛がいるが、演歌志望の勉強熱心な女の子がアニメ界のスターになったギャップは衝撃的だったらしく、テレビで初共演した際「俺の知ってる近藤さんじゃない」という迷言が飛び出した。
甘いルックスから当初はイケメン俳優と称され、新撰組!の沖田総司といったマトモな美男子キャラを演じることが多かった。しかしDEATHNOTEの夜神月での怪演を評価されたのを機に個性派俳優に転向し、その後も実写版カイジ、実写版るろうに剣心でも怪演を披露し、「クズしか演じない俳優」と称されるようになった。
上記の藤原竜也同様に、当初は今のような癖のある役を演じることは無く、優しい役や正義感の強い役、父親役を演じることが多かった。
しかし「DOCTORS」に出演以降、「暗殺教室」や「真田丸」において悪役を怪演することが目立つ。ちょうど自身の離婚裁判が泥沼化した時期に「DOCTORS」の放映が重なり、結婚生活の破綻ぶりがワイドショーなどで盛んに報じられてダーティーなイメージがついたのだが、結果的にはそれを逆手にとって「優等生」ポジションから脱却してみせたといえる。
テレ東のドラマ「病院の治しかた」では、主人公の病院改革を支える元銀行マンという誠実な役どころだったが、「DOCTORS」と同じ「経営難の病院」が舞台のため、視聴者からは「いつか裏切るんじゃないかと不安」という声が上がったりも。
若い頃の彼は今とは想像が付かない程イケメンであり、青春映画やトレンディドラマの主演を務めたほどであり、演じる役も当時の見た目通りフレッシュな役ばかりだった。
しかし加齢による顔の変化やミナミの帝王をはじめとする活躍から強面なイメージが付くようになった。
ただし竹内氏はそんなイメージに対してコンプレックスを抱いており、それから脱却しようと「双子の弟」という設定でRIKI名義で歌手活動を開始した。
横浜銀蝿の弟分としてデビューし、「男の勲章」などで「不良」「ツッパリ」キャラをウリとしていたものの、超獣戦隊ライブマンでレッド役を演じてからはヒーローらしい爽やかなイメージを確立。ウルトラマンコスモスでは、ちょっと三枚目だが現場主義で部下に慕われる隊長役を好演した。
また中井正広のブラックバラエティをはじめ、「イベリコ兄貴」(これは『嶋氏が昔と比べてお腹が出てきた事』と『嶋氏がイベリコ豚のCMに出演していたこと』が由来とされている)と異名を持つほどグルメタレントとしての一面を持つ。
赤と青の全身タイツ姿で「ヌーブラヤッホー」というネタを披露していた女性のお笑いコンビ。
しかしヌーブラ会社からそのネタに対するクレームが殺到し、ヌーブラを外して「ノーブラヤッホー」というネタに変更された。
20代までは甘いボイスが特徴であり美形キャラを演じることが少なくなかったものの、30代以降は野太い声に変わったこから中年キャラを中心に演じるようになった。ジョジョの奇妙な冒険の空条承太郎をドラマCDとカプコン版格闘ゲームにおいてそれぞれ演じているものの、どちらも同じ声優が同じ役を演じているとは思えない声となっている。
「こりん星人」と自称する不思議ちゃんキャラだったのだが、結婚出産を機にママタレ及び主婦タレントとして活躍するようになった。前者のキャラは事務所の意向で演じていたらしく、後年本人は嫌だったと語っている。
デビュー当初は長髪・色白で澄んだ声の線が細いフォークシンガーだった。しかし自分の声はロック調の歌には合わないと思うようになった。そのために焼酎でうがいをして喉を潰したり肉体改造もしたりして、現在の単発・色黒のしゃがれた声のマッチョなロックシンガーへと変貌していった。
神秘的な歌声を持った清純派歌手としてデビューしたものの、そんなイメージを自身が嫌っていた事や多忙による休業や暴行事件に巻き込まれるといった不幸もあり、ヘビメタ歌手を思わせる過激でエキセントリックなパフォーマンスを行う歌手に変貌した。
インフルエンサーの路線変更
「人がバグってしまうような出来事」をテーマに、日の目を見ることが少ない仕事の裏側や、一般的に知られない奇病、実際に起こった歴史上の出来事や事件といった実話を題材としたフィクションなど、社会風刺を中心とした短編ストーリーが展開されてきたものの、現在は任侠ものをテーマとした漫画を投稿がメインとなっている
当初はYoutuberを紹介する投稿者だったものの、後に都市伝説系の動画が中心になった