概要
1979年4月10日生まれ。奈良県奈良市出身。
小学生時代、1987年から堂本直宏(なおひろ)の芸名で子役として舞台・ドラマ・CMなどに出演していた。小学6年生の時、母親と姉が本人の知らない間に勝手にジャニーズ事務所に履歴書を送ったため、当時の社長であるジャニー喜多川氏に光GENJIのライブに招待された。そのライブ会場で、相方である堂本光一と出会い、事務所に入所することになった。
当初から同じ苗字であった光一と2人揃って活動することが多く1993年に光一と「Kinki Kids」を結成する。
Kinki Kids結成直後は、バラエティでの活躍が多かったが、1995年~1997年に主演した「金田一少年の事件簿」シリーズは高視聴率を記録し、役者としても本格的に活動。1997年7月21日に「硝子の少年」でCDデビューすると音楽活動も並行するようになった。(ちなみにこの時堂本剛自身は10代後半であったがその辺り(10代後半)の記憶が全くないとラジオ番組で言及するほど非常に多忙を極めていた)
1998年に堀越高等学校芸能コースを卒業。同級生にともさかりえ、水樹奈々、佐藤仁美、山口紗弥加らがいる。
2000年ライブ中に過呼吸を発症し、そこから過換気症候群とパニック障害も発症し闘病していることをwebサイトにて告白した(一時期、顔が浮腫んでいる時期もあったがこれは抗精神薬やステロイドの副作用が原因。20周年記念でスペシャルドラマとして復活した「ぼくらの勇気 未満都市」でも顔が若干浮腫んでいたが、これも当時服用していたステロイドの副作用によるもの)。
2002年にドラマ「夢のカリフォルニア」で主題歌を発売しソロデビューを果たした。3年後の2005年にENDLICHERI☆ENDLICHERI名義でジャニーズとは完全に切り離して活動を開始した。その後244ENDLI-x、剛紫、ENDRICHERIとアーティストネームを変えて音楽活動を行っている。(ちなみに当時のジャニーズとしては完全に事務所と切り離して活動を行うことは異例であった。が、活動は全て事務所に許可を得てやっているので今まで特に問題なく行えている。)またENDLICHERI☆ENDLICHERIの活動前後辺りから奇抜な髪型や服装をするようになった。(本人曰く自分の中でいいと思ったものを表現しているだけで広めようとする意識はなかった。)2006年に男性部門のベストジーニスト賞を受賞している(ちなみに同年の女性部門のベストジーニスト賞は当時堂本兄弟で共演した木村カエラだったりする)。
2017年に突発性難聴と診断。2017年はKinki KidsのCDデビュー20周年というアニバーサリーイヤーだった為、ライブや歌番組への出演も予定してたが回復していなかったので出演を辞退。ソロで出演予定だったSUMMER SONICなども出演を断念した。2018年に復帰後のソロライブにて、いまだに耳が痛む日があることを明かしたうえで、「その日にできる限りのことをするしかない」と、症状と向き合いながらも自分らしく創作活動をしていくと語っている。突発性難聴を発症して以来、音楽番組で歌う際は必ずヘッドホンをして歌うようになった(後輩の八乙女光も突発性難聴を発症してからはヘッドホンを付けながら歌っている)。
2017年に映画「銀魂」で高杉晋助を演じることになったが、映画の出演は2005年の「ファンタスティポ」以来12年ぶりとなったため、ファンを驚かせた(その間にも「33分探偵」、「プラトニック」、「天魔さんがゆく」など時々テレビドラマには出演していたが堂本自身が音楽活動に重きをおいていること、ドラマや映画の撮影に入ると拘束時間が長くなり、自分の時間が取れなくなるのであまりやりたくはないといった旨を発言している(これは上記の経験があったからではないかと思われる)。
2021年4月10日、自身の誕生日にインスタグラムを開設し、ダンス動画や書など様々なものを公開している。ちなみにインスタグラムを開設した第一声が『どうも、ジャニーズです』という、何ともユーモアの効いたものであった。
2024年1月11日にももいろクローバーZの百田夏菜子との結婚を発表。
光一にも報告したのだが、当の光一本人は連絡を受けた時は寝ていたらしく、「へ?冗談じゃなくて?」と寝ぼけながら聞き返してしまったことを後日述べている。
そして、3月いっぱいで事務所を退所し、独立する事を発表した。
3月で契約が切れる為、更新せずに退所する事を決めたらしい。インスタグラムに投稿していた画像も全て削除し、「#ファッションも心も着たい色を着れば良い」と言うメッセージと共に再出発する事となった。なお、独立後もKinKi Kidsは解散せず、これまで通り活動するとの事。
余談
2000年に単行本の企画の1つである健康診断にてAB型であることが判明。それ以前は何とB型と診断されていた。
『LOVELOVE愛してる』のトークコーナーで、自身が幼い時にヘルニアの手術で血液検査をしたときにB型と診断されたが、単行本の企画で改めて健康診断を行ったときにAB型と診断され、実家に電話をして両親の血液型を確認したが父親がO型、母親がB型と言われ、まさかの疑惑が浮上してしまい、「変な現実を受け止めないといけないのか?」と内心覚悟した。(本来O型とB型の間にはB型もしくはO型の人間が生まれるのでAB型の人間が生まれることはあり得ない。)
が、父親は父親で自身の血液型をO型だと思い込んでいて検査したら本来はA型だったようで一応は血が繋がっていることが証明された、と話していた(親子そろって誤診と思い込みで間違えるって余程の奇跡としかいいようがない)。
イラストレーターとしては自身のソロプロジェクトENDLICHERI☆ENDLICHERIのシンボルキャラクター、ソロアルバムのジャケットイラスト、ライブ、オフィシャルグッズ等をデザインしている。
2013年には「もし結婚して子どもができたら、奈良で子育てしたい」というインタビュー記事を見た奈良市の市長からの依頼で同市の母子健康手帳のデザインを無償で手掛けた。
また「KinKiKidsのブンブブーン」の企画でベネッセコーポレーションを訪れたことがきっかけで同社の雑誌「ひよこクラブ」にて「ぼくが親になる日まで」という連載を行いそれに先立って自身が描いた赤ちゃんのイラストが表紙を飾ったこともある。
主な出演作品
テレビドラマ
- 人間・失格~たとえば僕が死んだら~(大場誠 役)
- セカンド・チャンス(藤井渡 役)
- 金田一少年の事件簿シリーズ(金田一一 役)
- 誰かが誰かに恋してる(河本冬樹 役)
- 若葉のころ(相沢武司 役)
- ぼくらの勇気 未満都市(タケル 役)
- 青の時代(安積リュウ 役)
- 君といた未来のために~I’ll be back~(堀上篤志 役)
- to Heart~恋して死にたい~(時枝ユウジ 役)
- Summer Snow(篠田夏生 役)
- 向井荒太の動物日記~愛犬ロシナンテの災難~(向井荒太 役)
- ガッコの先生(桜木仙太郎 役)
- 夢のカリフォルニア(山崎終 役)
- 元カレ(柏葉東次 役)
- ホームドラマ!(井坂将吾 役)
- ラスト・プレゼント(神崎健児 役)
- 星に願いを~七畳間で生まれた450万の星~(大平貴之 役)
- 33分探偵シリーズ(鞍馬六郎 役)
- 天魔さんがゆく(法界天魔 役)
- プラトニック(青年 役)
- ぼくらの勇気 未満都市2017(タケル 役)