作詞:KinKi Kids / 作曲・編曲:山下達郎 / ストリングスアレンジ:室屋光一郎
概要
KinKi Kidsのデビュー25周年イヤー第2弾シングル。発売日は2022年7月27日。
「Amazing Love」は作曲をデビュー曲「硝子の少年」、「ジェットコースター・ロマンス」等を手掛けた山下が、そして作詞はKinKi Kidsが2人で担当。
これは山下から出来上がった曲のメロディを聞いたKinKiが2人で作詞することできないかと山下に持ち掛けたところ実現した。
カップリングは山下の妻である竹内まりやが作詞・作曲を担当した「Midnight Rain」を収録。こちらは切ない恋愛を歌ったラブバラード楽曲となっている。
CDについて
「初回盤A(CD+Blu-ray/DVD)」・「初回盤B(CD+Blu-ray/DVD)」・「通常盤(CDのみ)」・「ファンクラブ限定盤(CD+Blu-ray/DVD+GOODS)(KinKi Kidsファンクラブ会員限定でジャニーズショップオンラインストアにて2022年6月22日~7月3日までの期間・数量限定で販売)」の4種類。
楽曲について
曲調について山下は「デビュー25周年ということで明るく、東京ドーム(KinKiは東京ドームで単独アーティストによる最多の60回(楽曲制作当時)公演を行っており、自身でもリビングと語るなど特別な場所)でかかったらお客様がワーッとなる、幸せが溢れる明るい楽曲」をイメージしたとのこと。
作詞については光一、剛が交互に曲を聴き浮かんだワードを互いに打ち込んでいくという形式で約6時間かけて完成。「Magic time」というフレーズは光一の発案で「空の青と赤が混在する奇跡的な時間」。曲へのアプローチや方向性において2人の間にズレが無かったため、お互いが出したワードが自然と発展していったとのこと。
また、サビには2人のメンバーカラーでもある「赤(光一)」、「青(剛)」というワードが登場。こうして完成した歌詞を山下に送ったところ、山下がその歌詞を仮歌を歌ってくれたため、2人はそれを聴いてレコーディングに臨んだという。
ライブ演奏
同年開催されたコンサートツアー『24451〜君と僕の声〜』、『24451~The Story of Us~』(※)にて演奏。上記ツアーは基本的にアンコールがなかったため本編ラストナンバーになっている。
(※『The Story of Us』の大阪2日目のみ本編後に特別アンコールがあったためラストナンバーではない)
また、ツアータイトル『君と僕の声』の由来はこの曲の歌詞から引用したものである。
『君と僕の声』公演では歌詞にある「虹のライン」、「あの日 虹を描けたのは」というフレーズにちなみ、来場者にサイリウム(余談だが2人のメッセージ付きのミニうちわも)を提供。この楽曲ではジャニーズコンサートの定番であるペンライトではなくサイリウムを使用し「観客と虹のラインを描く」という演出が行われた。
しかし大阪1日目で提供されたのは「細いサイリウム1本」であったため、しかも楽曲が始まる前に衝撃等を与えてしまい発光してしまうというハプニングが続出。
これを受け来場するファンは「自前で100円ショップ等でサイリウムを用意」、「ペットボトルを持参してサイリウムを入れることにより衝撃を与えないように防御する」といった各自でサイリウム対策を取るようになった。
運営も大阪1日目の上記反省を踏まえ翌日2日目では「細いサイリウム3本」提供に増量(Twitterにて「サイリウム3本」がトレンド入りした)。
そして東京公演では「警棒のような太いサイリウム1本」と進化していく経緯を辿った。
下記の関連動画にその東京公演の映像があるが、そんな運営とファンの努力もあり歌詞の通り「しっかりとした虹のライン」を描いている。