作詞:松本隆
作曲・編曲:山下達郎
概要
1997年7月21日にファーストアルバム「A album」と同時発売。
クレジット通り山下達郎氏による提供で、Kinkiのイメージを優先しあえて時代に背いた古風な曲調で挑む賭けに出た意欲作である。
オリコンチャートでは初週で31万枚を売り上げ1位を獲得、3週連続1位を記録し売れに売れ178万枚を記録(その後マキシで再販されたのも合算され179万枚に増えた)、ジャニーズでは近藤真彦の「スニーカーぶる~す」以来17年ぶりのミリオンセラーを達成した。
1997年の年間シングルチャートでも2位を記録している(しかし1位のこの曲とは1997年だけで50万枚以上、最終的には100万枚以上の大差をつけられ大きく水をあけられた)。
KinKi Kidsのデビュー曲にして最大のヒット曲であり、長年ジャニーズのシングルではSMAPの「世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)」に次ぐ2位をキープしていたが、2020年にSixTONES vs SnowManの「Imitation Rain / D.D.」に抜かれた。
デビュー年は大人の事情で紅白歌合戦には出演できなかったが、20周年目になる2016年この曲で初出場している。
余談
- 売上枚数の割に初動が低いと思われがちだが、実はこの曲一般的にオリコン集計を理由に水曜日に出されるCDと違い月曜日の発売であり、オリコン集計期間最終日(7月20日)入荷になっている。つまり入荷日のたった一日だけで31万枚なのである。そのため、二週目の売り上げのほうが高くなっている。おそらくはなにわの日に合わせたものと考えられるが、ジャニーズも粋なことをするものである。
- さらに初日はカレンダー付きのアルバムとのセットのみでの販売だったため、「A album」の初週売り上げも「硝子の少年」と全く同じ数字になっているという珍現象が発生している。
関連動画
関連タグ
KAT-TUN:近藤真彦と共にデビュー曲でミリオンセラーを達成したジャニーズ。こちらもアルバム同時発売だったが、分けて販売された。
タッキー&翼:バックダンサーとして出演し、「バックの中のセンター」という扱いだった。