No.1にならなくてもいい もともと特別な Only one
記録(オリコン)
※データは2003年発売の『世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)』基準
初動売上 | 63.0万枚 |
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累積売上 | 312.8万枚 |
最高順位 | 1位(通算7週、2003年3月17日~2003年3月31日付、2003年4月14日付、2004年1月12日~1月19日付) |
ちなみに騒動前の総売上は258.2万枚、チャートインは185週だった。
概要
SMAPの35枚目のシングル楽曲にしてグループ最大のヒット曲である。
ジャニーズ事務所所属アーティストの楽曲としても最大のヒット曲となっている。
オリコン集計でマキシシングルとして発売された楽曲としても歴代最大のヒット曲であり、200万枚を突破した最後のシングル曲でもある。
世代や性別を問わず、現在も広く定番の名曲として親しまれている。
作詞作曲は槇原敬之。
振り付けはKABA.ちゃんが担当。
この曲の大ヒットが99年の逮捕で転落した槇原敬之の完全復活に至る大きな転機ともなった。
元々は2002年に発売されたアルバム「Smap 015/drink Smap!」のトラック3に収録されたアルバムバージョン(なおアルバムバージョンでは大サビの部分が木村が歌っていたり、曲の出だしや終わり方が異なる)が2003年1月から3月に放送された草彅主演ドラマ「僕の生きる道」の主題歌として起用。その結果、ドラマ開始直後にシングルカットの要望が多数寄せられた事で2003年3月5日に本曲のシングル・ヴァージョンが発売された。
またシングル発売から13日後に「僕の生きる道」最終回エンディングにてシングル・ヴァージョンが起用された。(再放送分ではアルバムバージョンに差し替えられている。)
シングル・ヴァージョンや前述のアルバムバージョン以外にも「Smap 016 MIJ」のディスク2にオルガンアレンジ、ソフトバンクのCMに起用されたジャズやクラシックアレンジ、全編中国語で歌う世界上唯一的花(世界に一つだけの花 Chinese Version)と計6つのアレンジが公式で存在している。
ちなみにシングルバージョンは2003年以降に発売されたアルバムに未収録であったが、2011年に発売されたベストアルバム「SMAP AID」に収録された。(ちなみに上記の世界上唯一的花(世界に一つだけの花 Chinese Version)も同アルバムにボーナストラック扱いとして収録されている)
SMAP×SMAPの最終回にして5人揃って最後に歌った楽曲となった。
同グループの解散発表に伴いファンの間でCDの購買運動が続いたことにより、2016年12月についに総売上がサザンオールスターズの「TSUNAMI」を抜き、300万枚を突破。これにより歴代シングルCDとしても最高の売り上げを記録した。何の由縁か、サザンのシングルもSMAPと同じビクターエンタテインメントから発売されているため、歴代シングルCD売り上げはビクターのアーティストがワンツーフィニッシュを飾ったこととなる。
なお、桑田佳祐のライフワークである『ACT AGAINST AIDS』の企画『平成三十年度!第三回ひとり紅白歌合戦』(2018年)で、ザ・ドリフターズに扮したサザンの5人が集結した際にこの曲をカバーし、会場を大いに沸かせた。
ちなみに
花屋の店先に並んだ花は品種改良と選抜を重ねた一握りのエリートであるのでこの歌に騙されてはいけない。