概要
大阪府高槻市出身のシンガーソングライターで、主な愛称は「マッキー」。
所属事務所は個人事務所の株式会社ワーズアンドミュージック。
所属レーベルは
WEA MUSIC(ワーナーミュージック・ジャパン)(1990年 - 1992年、1993年 - 1995年、2000年 - 2003年)
River Way(ワーナー内に槇原が設立した自主レーベル)(1996年)
ソニー・ミュージックレコーズ(1997年 - 1998年)
SME Records(1998年 - 1999年)
東芝EMI(現ユニバーサルミュージック)(2004年 - 2006年)
J-more(エイベックス内のレーベル)(2007年 - 2009年)
Buppuレーベル(自主レーベル)(2010年 - )
経歴
YMOに憧れて楽曲制作を始め、高校在学中から作曲した曲を坂本龍一のラジオに送り好評価を受け、1990年にオーディションを経てメジャーデビュー。(ユニバーサルミュージック)
3枚目のシングル「どんなときも。」でブレイク、人気ミュージシャンとしてその後も「もう恋なんてしない」「冬がはじまるよ」などのヒット作を連発。その他、ドラマ主題歌の「Hall」などの名曲もある。
が、あまりにも売れすぎて桑田佳祐に憧れて浪人してまで入学した青山学院大学を中退せざるを得なくなってしまった。
オリジナル曲に関してはほぼ全曲の作詞・作曲・編曲を彼自身が行う。
楽曲制作については詞を先に作る「詞先」という方法を多用している。
初期は専らモテない男・失恋した男の秘めた女々しさを赤裸々に書いた曲が多かったが、後述の復帰後はメッセージ性の強い曲が多くなっている。
オリジナル楽曲の他にカヴァーにも積極的に挑戦しており、YMO・桑田佳祐・松任谷由実・小田和正・山下達郎・矢野顕子や宇多田ヒカル・フジファブリック・YUKIなど、キャリアを問わず気に入った歌手の曲を歌っている。カヴァー・アルバムも3枚、及びそれらの収録曲を厳選してまとめたベスト・アルバムを1枚発売している。
突然の逮捕
初犯だったこともあり、執行猶予判決が下ったものの約1年活動を自粛、2000年11月に復帰。その後SMAPに提供した「世界に一つだけの花」など、他の歌手やグループに提供した曲でもヒットを飛ばす。
上記の逮捕が原因で同棲相手が同性だった事が週刊誌などでスクープになりゲイである事がバレてしまった。そのため以後はゲイであることをカミングアウトしている。また1度目の逮捕後、起訴かつ裁判所で検察側が彼に対して厳しく非難するも一方で彼の名曲は罪は無く素晴らしいものだと異例の展開となり、その後裁判官が彼に判決後、説諭の言葉で裁判官になる前、数々の厳しい壁と挫折経験してた時に貴方の名曲を聴いて素晴らしい、私の恩人がこんな形になるとは私にとっても辛い事です。ぜひ立ち直って、私達に元気を下さいと述べられた。当時世間では賛否両論があったものの一方で彼の名曲によって救われたり、社会復帰を目指したりしてるようだ。
自曲の中でもそれを題材にした曲が存在する。
その後20年近くこれといった不祥事もなく、すっかり更生したかと思いきや、またも覚せい剤に手を出してしまい2020年2月13日に警視庁に逮捕され、薬物を止めることの困難さを世に知らしめることとなった。
この逮捕のきっかけは、一度目の逮捕の時に交際していて共に逮捕された、元オカマバー店員だった恋人の男性が覚せい剤で逮捕されたことによる。
この元彼が各報道機関の取材に応じて述べたところによると、一度目の公判で槇原が彼と別れることを一度は宣言したものの、判決後しばらくたって結局交際を再開し彼を個人事務所の社長として据え、数年の間公私とものパートナー状態だったといい、その最中に二人で覚せい剤に再び手を染めていたという。しかし2018年に槇原が新しい恋人の男性に乗り換え、金銭トラブルもあり社長を解任され、ヤケになった元彼が覚せい剤を使用して逮捕された。このことから芋づる式に捜査が及んだものと思われる。
また2度目の裁判で検察官は彼に対して厳しく非難、弁護側は起訴内容は認めるも執行猶予を求め、その後判決で裁判官は彼に対して非難するも執行猶予判決を下し、
説諭の言葉で猶予期間経過後も慎重に行動して下さいと述べられ、彼は「はい、ありがとうございました」と返事をして裁判所を後にし、その後判決は確定した。
2度の逮捕されても尚、彼を支持するファンは数多く存在しており、2021年の活動再開後も楽曲制作、コンサートツアーみならず、フェス等精力的に活動し、さらには2023年にはレギュラーラジオもスタートした。
関連タグ
世界に一つだけの花:2003年、SMAPに楽曲提供をした35枚目のシングル楽曲にしてグループ最大のヒット曲。99年の逮捕で転落した槇原敬之の完全復活に至る大きな転機になった。
あ、安部礼司:時折本人役などで出演