想星のアクエリオン
そうせいのあくえりおん
合体の神話、新生━━━
アクエリオンシリーズの第四シリーズで、前作「アクエリオンロゴス」から約9〜10年ぶりの新作である。
フルタイトルは「想星のアクエリオン Myth of Emotions」。
2025年1月よりTOKYOMX、テレビ愛知、テレビ神奈川(tvk)、BS朝日他にて放送。
放送局は前作とほぼ同じあるが、本作の舞台が江ノ島であるためtvkも追加されている。
2023年3月にタイトルとアクエリオンシーゲル(機体名は当時未発表)のみが発表され、2024年10月に舞台が江ノ島であることが発表、翌月11月にメインキャラクターとPVが公開された。この時公開されたキャラクター達のデザインがこれまでのアクエリオンシリーズとは大きく異なりデフォルメが強く、カートゥーンの様なデザインになっている。一方で過去神話のシーンは絵画調のリアルな3DCGで描かれる。
「思い出して、翅(はね)があったころのことを」
1万2千年前の想いに応え、繋がったのは欠けたこころ。
太陽と月と火星が出会うとき、新たな合体の調べが流れる――!
湘南の海に浮かぶ小島、江の島。
美しくのどかなその浜辺に、〈私立江ノ島学園〉はある。
学園には、全国から優秀な子どもが集められ、最新の機器を使った英才教育が施されていた。
特殊強化クラスの生徒〈エレメント〉に選ばれたサッコ、リミヤ、トシは、感情の力で動く戦闘機〈ベクターマシン〉の操縦を命じられ、謎の侵略兵器〈神話獣〉との戦いを余儀なくされる。
戦いのさなか、不可思議なヴィジョンに導かれ、サッコは叫ぶ――。
「想星合体!GO、アクエリオン!」
繰り返される輪廻の果てに、現れた機械天翅アクエリオン。
宿命を背負った少年少女は、得体のしれない団体〈宇宙たまごの会〉や大人たちの思惑が交錯する中、この宇宙の真実と向き合っていくことになる……。
これは、おのれの感情と宇宙の存亡を賭けて紡がれる、壮大な愛の神話。
- イチキ・ハナ(CV:小原好美)
私立江ノ島学園
湘南・江の島の浜辺にある私立学校。全国から優秀な子どもが集め最新の機器を使った英才教育が施されているほか、特別クラスとしてアクエリオンパイロットとなるエレメントの育成も行っている。ここに通っている生徒は何らかの感情が欠落している者が多い。
大人たちが運営している謎の団体。
神話獣
宇宙から飛来してくる生体兵器。『創聖のアクエリオン』の神話獣との関係は不明。
今作の製作においては俳優に台本通りに演技してもらい、それをもとに担当声優がアフレコするという珍しい手法が使われている。
当初はこのままで製作していくつもりだったが、やはり絵コンテが欲しいというアニメーターの要望により、監督の⽷曽賢志が絵コンテを起こすこととなった。
Blu-rayのCMにおいて、12000円がネタにされている。ただし、CM内でも言及されている通り、消費税10%を加えると13200円なのだが。