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覚醒剤

かくせいざい

広義には中枢神経を興奮させ覚醒作用をもたらす物質。狭義にはメタンフェタミン、及びその塩類やそれらを含有する違法薬物。
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※pixivにおいてはR-18Gイラストが多いため注意。

概要

規制対象としての薬物は、「覚せい剤」と一部をひらがなにして表記される。
アンフェタミン・メタンフェタミンを主成分とした合成薬物の総称で「シャブ」、「スピード」、スピードの頭文字である「S」(エス)、「アイス」などの俗称でも呼ばれる。英語圏では主に「メス(Meth)」と呼ばれる。
特に大粒の結晶は「岩コロ」、英語では「クリスタル」などと呼ばれる。
このような特に純度の高く透き通った結晶物のことを「雪ネタ」と呼び、、混ぜ物と比して数倍から数十倍以上の非常に高い値段で取引される。
(このためガンコロと称してカルキ抜き用のハイポを売りつける詐欺も多い)
戦後ヒロポンの中毒者が問題となったことから日本での規制が厳しくなり、1951年に覚せい剤取締法が施行された。

大雑把に言えば神経伝達物質であるドーパミンを分泌させ、快楽を司る脳の一部を刺激する物質である。
その作用の詳細は専門サイトなどを見て頂くとして、端的に言えば1度使っただけで脳内に薬物を求める回路が新たに作られてしまうのである。
そのため大変依存性が強く、また、使っていくたびに離脱症状が強く出るようになり、より量をふやして使いたくなったりしていくうちに、やめることがどんどん困難になる。
そのため覚醒剤常用者には、清水健太郎田代まさし赤坂晃のように、何度も逮捕される者も珍しくない。
運良く止めることに成功したと思っても、数年後にフラッシュバックが起こる場合もあり、一度手を出したら一生ものの戦いになるといっても過言ではない。
薬物を一度でも使用したことのある者は裏社会から目を付けられ、どこからともなく魔の手が忍び寄ってくることも、その原因の一つである。
また、薬物による逮捕は本来薬物から立ち直るためにされることなのであるが、世間からは懲罰的なイメージが強く、バッシングなどに耐えられなくなって再び薬物に手を出してしまうという負の連鎖もある。
ダイエットに良い」「性行為が気持ちよくなる」などの甘言にのせられ、軽い気持ちで使い始め中毒になってしまう者は多く、学生若者もよく狙われる。

さらに中毒が進むと精神症状が激しくなり統合失調症に似た幻聴幻覚も起き、精神科病院への入院が必要であり最悪廃人状態となる。

また、回し打ちによる肝炎AIDSなどの感染症、鼻から吸うなどの行為による粘膜の腫瘍、肺水腫など精神以外への悪影響も計り知れない。

MDMAやカフェインなどと混合した錠剤状のものも出回っており覚醒剤と知らずに手を出して中毒になる者も少なくない。(タイの「ヤーバー」など)
アンフェタミンは多くの向精神薬の原料であり、北米・欧州ではナルコレプシーやADHDの治療に用いられるため、処方されたアンフェタミンが横流しされ、高校や大学で最も頻繁に乱用される薬剤の1つとなっている。

そしてメタンフェタミンはこのアンフェタミンより遥かに強い興奮作用を持ち、プソイドエフェドリンという鼻づまり薬に含まれる化学物質から無水アンモニアとリチウムを用いて容易に精製できてしまう。
プソイドエフェドリンが一般薬として比較的容易に入手できてしまう北米では「キッチンドラッグ」と呼ばれるほど入手が簡単な薬物として知られており深刻な社会問題になっている。
貧困が麻薬汚染に直結しているアジア地域ではこの手の原料がいとも簡単に手に入ってしまうため、密造が絶えない。
日本でも当然このプソイドエフェドリンを含む薬剤は厳しく購買が規制されており、精製に使えるほどの大量購入はまず不可能である。
アメリカでも近年薬剤師の管理下で販売されることが多く、カリフォルニア州ではエフェドリン系薬剤に明確な購買制限を設けたが、例によってアジアからメキシコ経由のルートで大量の原料・精製物が密輸入されてしまっているため大した対策になっていない。

その市場規模は世界で数千億円とも言われ、コカインヘロイン大麻と並ぶ世界四大麻薬の一つである。
暴力団マフィアカルト宗教団体麻薬カルテルなどの犯罪組織、北朝鮮などの主要な資金源であり、麻薬の流通による経済的損失は計り知れず、世界各国が覚醒剤の取り締まりに躍起になっており、所持・販売・製造が即死刑になる国も珍しくない。

覚醒剤やめますか?それとも人間やめますか?

数ある薬物の中でも特に恐ろしいものであり、絶対に手を出してはいけない。



別記・表記ゆれ

覚せい剤 シャブ

関連タグ

ヒロポン
ちヒロポンモバマスにおける、依存性の強い課金コンテンツ)

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